広島 磯江毅展 [日本]
2015年5月22日(金)晴
4月に富山へ行ったときに水墨美術館で、広島で磯江毅の展覧会が開催されているのを知り、急遽広島行きを決めました。
新大阪から広島まで新幹線で行くのですが、こだまなら2時間半で4080円、のぞみなら1時間半で6140円です。早さを取るか安さを取るかですが、急ぐ旅でもないので、こだまでお酒を飲みながら車窓からの風景を眺め本でも読んで、のんびり行くことに。
広島に着いてJRで新白島まで行き、アストラムラインとゆう鉄道に乗り換えて、不動院前で下車。
原爆のせいもあり、広島には木造の古い歴史的な建物が殆ど無いのが現状ですが、その中で500年以上前に立てられた建物が残る場所があります。それが、ここ不動院です。
駅を降りて数分で不動院です。
不動院の前身は14世紀中頃、足利尊氏・義直兄弟が国ごとに建立した安国寺であると言われています。16世紀中頃、武田氏の滅亡後、寺院は一時傾きましたが、その後、毛利輝元の使僧を務めた安国寺恵瓊(えけい)が住職となってから、堂塔は再建整備させ、寺勢は盛んとなりました。
楼門です。
1594年の建築で重要文化財です。こちらは、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に従軍した安国寺恵瓊が朝鮮から材木を持ってきて建てたそうです。
金堂です。
山口の守護・戦国大名大内氏が建てた物を、毛利氏が大内氏を滅ぼしたため、安国寺恵瓊がここに移築したものと言われています。なお、現存の唐様仏殿の中では最大とか。1540年築で広島市内唯一の国宝です。
鐘楼堂です。
1433年の建築で重要文化財です。
国宝や重文があるのに、ほとんど知られてないくて(私もまったく知りませんでした)、私以外では一人しかいませんでした。もっと多くの人に見て欲しいもんです。
アストラムラインで移動して、広島城へ。
入口は2ヶ所ありますが、二の丸から入りました。
太鼓楼です。
広島護国神社です。広島城址の中にあります。
正月3ケ日の初詣は60万人を数え、中国地方でも有数の神社となっているほか、広島東洋カープが毎年必勝祈願のために参拝するそうです。
そのせいかどうかは分かりませんが、昇鯉の像がありました。
カープは今年は苦戦していますが、頑張って欲しいもんです。
天守閣が見えてきました。
天守閣は有料になっていて、入場料は360円です。
広島城は、豊臣秀吉の五大老の一人として知られる毛利輝元が築いた典型的な平城です。江戸時代には、福島氏、次いで浅野氏が居城していました。築城以来の天守閣は昭和6(1931)年に国宝に指定されましたが原爆によって倒壊し、昭和33(1958)年に外観復元されました。平成元(1989)年には築城400年を機に内部改装を行ない、現在は武家文化をテーマとした歴史資料館となっています。
写真は殆どNGですが、一部撮影可になっています。
武家の座敷です。
こちらは、商家の食事をするところです。
箱膳を置いてあるのが商家らしいです。
天守閣の最上層、第5層まで上ってきました。
なかなか、ええ眺めです。
この日は初夏の陽気ですが、風がここちええです。
広島城は、2日目に来ようかなと思っていたのですが、明日は天気が悪いみたいで、この日に来てよかったです。
もう一ヶ所いこうと思っていたのですが、けっこう見所が多くて、この日は宿へ。
サウナニュージャパンに1泊です。
いわゆるカプセルホテルで、ポイント使って1850円也です。
汗を流してサッパリしたところで、街中へ。
宿は繁華街にあるので、飲み屋はいっぱいあります。
魚の美味しそうな店にしました。
広島名物のアナゴの湯霜造りと、この日のお薦めの魚でオコゼ造り。
アナゴは造りで出す店もありますが、癖があるので湯霜造りにしています。
お酒は、広島以外のお酒も置いていますが、地元のもんを食べて地元のお酒を飲むのが私の旅の流儀で、広島の地酒、瑞冠にしました。この店は、徳利・グラス大・グラス小と選べるのが嬉しいです。
アボカドと音戸ちりめんのサラダです。
カリカリのちりめんが美味しいです。
いろいろと創作料理もあって、楽しいです。
燗酒に切り替えて、竹鶴です。
徳利の上に蓋をのせてあるのが、面白いです。冷めへんようにするためかなぁ。
マッサンこと竹鶴政孝の実家の酒蔵が造っているお酒です。
広島名物の夜鳴き貝造りと、この日のお薦めで青ギザミ造りです。
青ギザミって、初めて聞きましたが、あとで調べたらベラでした。
ベラは食べたことがありますが、造りは初めてでした。
広島、魚もお酒も美味しかったです。
2015年5月23日(土)曇
この旅のメイン、「磯江毅展」へ。
広島県立美術館で開催されています。
混んでたら嫌なので、朝一番で行きました。
開館前に着きましたが、数人の人が待っていました。
日曜美術館で初めて磯江毅のことを知って、ずっと見てみたいと思っていました。
あるがままを理想化せず描写しようとするリアリズム絵画。
マンチャとゆうスペイン独特の深い陰影表現を学びつつ、中世に生まれた“ヴァニタス(人生の虚しさを表す寓意画)”強く惹かれた磯江は、万物が逃れることのできない“死”とゆう運命を「自らの問題」として描き続けました。
独特な作品達に時間が経つのを忘れて没頭しました。
1時間もすると人がかなり増えてきて、朝一で来て正解でした。
お土産にポストカードを買おうと思ったのですが、欲しいものは全て売り切れていました。
残念。
1泊2日の短い旅でしたが、磯江毅の作品に触れて濃密な至福の時を過ごすことが出来た有意義な旅となりました。
帰りも、こだまに乗って、のんびりと帰ってきました。
4月に富山へ行ったときに水墨美術館で、広島で磯江毅の展覧会が開催されているのを知り、急遽広島行きを決めました。
新大阪から広島まで新幹線で行くのですが、こだまなら2時間半で4080円、のぞみなら1時間半で6140円です。早さを取るか安さを取るかですが、急ぐ旅でもないので、こだまでお酒を飲みながら車窓からの風景を眺め本でも読んで、のんびり行くことに。
広島に着いてJRで新白島まで行き、アストラムラインとゆう鉄道に乗り換えて、不動院前で下車。
原爆のせいもあり、広島には木造の古い歴史的な建物が殆ど無いのが現状ですが、その中で500年以上前に立てられた建物が残る場所があります。それが、ここ不動院です。
駅を降りて数分で不動院です。
不動院の前身は14世紀中頃、足利尊氏・義直兄弟が国ごとに建立した安国寺であると言われています。16世紀中頃、武田氏の滅亡後、寺院は一時傾きましたが、その後、毛利輝元の使僧を務めた安国寺恵瓊(えけい)が住職となってから、堂塔は再建整備させ、寺勢は盛んとなりました。
楼門です。
1594年の建築で重要文化財です。こちらは、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に従軍した安国寺恵瓊が朝鮮から材木を持ってきて建てたそうです。
金堂です。
山口の守護・戦国大名大内氏が建てた物を、毛利氏が大内氏を滅ぼしたため、安国寺恵瓊がここに移築したものと言われています。なお、現存の唐様仏殿の中では最大とか。1540年築で広島市内唯一の国宝です。
鐘楼堂です。
1433年の建築で重要文化財です。
国宝や重文があるのに、ほとんど知られてないくて(私もまったく知りませんでした)、私以外では一人しかいませんでした。もっと多くの人に見て欲しいもんです。
アストラムラインで移動して、広島城へ。
入口は2ヶ所ありますが、二の丸から入りました。
太鼓楼です。
広島護国神社です。広島城址の中にあります。
正月3ケ日の初詣は60万人を数え、中国地方でも有数の神社となっているほか、広島東洋カープが毎年必勝祈願のために参拝するそうです。
そのせいかどうかは分かりませんが、昇鯉の像がありました。
カープは今年は苦戦していますが、頑張って欲しいもんです。
天守閣が見えてきました。
天守閣は有料になっていて、入場料は360円です。
広島城は、豊臣秀吉の五大老の一人として知られる毛利輝元が築いた典型的な平城です。江戸時代には、福島氏、次いで浅野氏が居城していました。築城以来の天守閣は昭和6(1931)年に国宝に指定されましたが原爆によって倒壊し、昭和33(1958)年に外観復元されました。平成元(1989)年には築城400年を機に内部改装を行ない、現在は武家文化をテーマとした歴史資料館となっています。
写真は殆どNGですが、一部撮影可になっています。
武家の座敷です。
こちらは、商家の食事をするところです。
箱膳を置いてあるのが商家らしいです。
天守閣の最上層、第5層まで上ってきました。
なかなか、ええ眺めです。
この日は初夏の陽気ですが、風がここちええです。
広島城は、2日目に来ようかなと思っていたのですが、明日は天気が悪いみたいで、この日に来てよかったです。
もう一ヶ所いこうと思っていたのですが、けっこう見所が多くて、この日は宿へ。
サウナニュージャパンに1泊です。
いわゆるカプセルホテルで、ポイント使って1850円也です。
汗を流してサッパリしたところで、街中へ。
宿は繁華街にあるので、飲み屋はいっぱいあります。
魚の美味しそうな店にしました。
広島名物のアナゴの湯霜造りと、この日のお薦めの魚でオコゼ造り。
アナゴは造りで出す店もありますが、癖があるので湯霜造りにしています。
お酒は、広島以外のお酒も置いていますが、地元のもんを食べて地元のお酒を飲むのが私の旅の流儀で、広島の地酒、瑞冠にしました。この店は、徳利・グラス大・グラス小と選べるのが嬉しいです。
アボカドと音戸ちりめんのサラダです。
カリカリのちりめんが美味しいです。
いろいろと創作料理もあって、楽しいです。
燗酒に切り替えて、竹鶴です。
徳利の上に蓋をのせてあるのが、面白いです。冷めへんようにするためかなぁ。
マッサンこと竹鶴政孝の実家の酒蔵が造っているお酒です。
広島名物の夜鳴き貝造りと、この日のお薦めで青ギザミ造りです。
青ギザミって、初めて聞きましたが、あとで調べたらベラでした。
ベラは食べたことがありますが、造りは初めてでした。
広島、魚もお酒も美味しかったです。
2015年5月23日(土)曇
この旅のメイン、「磯江毅展」へ。
広島県立美術館で開催されています。
混んでたら嫌なので、朝一番で行きました。
開館前に着きましたが、数人の人が待っていました。
日曜美術館で初めて磯江毅のことを知って、ずっと見てみたいと思っていました。
あるがままを理想化せず描写しようとするリアリズム絵画。
マンチャとゆうスペイン独特の深い陰影表現を学びつつ、中世に生まれた“ヴァニタス(人生の虚しさを表す寓意画)”強く惹かれた磯江は、万物が逃れることのできない“死”とゆう運命を「自らの問題」として描き続けました。
独特な作品達に時間が経つのを忘れて没頭しました。
1時間もすると人がかなり増えてきて、朝一で来て正解でした。
お土産にポストカードを買おうと思ったのですが、欲しいものは全て売り切れていました。
残念。
1泊2日の短い旅でしたが、磯江毅の作品に触れて濃密な至福の時を過ごすことが出来た有意義な旅となりました。
帰りも、こだまに乗って、のんびりと帰ってきました。
2015-05-26 11:52
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初めまして。突然のご連絡を失礼致します。
私、HUNTERS株式会社の永田と申します。
すてきなグルメ写真がありましたので、ご連絡いたしました。
この度、グルメブロガーさんをご紹介するグルメ情報サイト
「umashi」を公開することとなりました。
貴ブログは、数あるグルメブログの中でも記事の内容が心に残るものでした。
ぜひ当サイトに掲載させて頂きたいのですが、いかがでしょうか?
(記事の内容をそのまま掲載し、ブログへのリンクを貼らせていただきます。)
まだテスト段階ですが、
http://umashi.jp/
こちらのサイトでございます。
掲載を了承して下さるならば、お手数ですが
こちらのコメント欄か、私のブログのコメント欄にご返信していただけると幸いです。
またお知り合いのグルメブロガー様で掲載しても大丈夫という方がいらっしゃいましたら是非ご紹介下さい。
貴ブログの発展を心よりお祈りしております。
HUNTERS株式会社 永田
mail:info@hunters.co.jp
【長文失礼致します。】
by umashi2015 (2015-06-30 21:36)