沖縄 グスク巡り [日本]
2014年11月19日(水) 大阪晴 沖縄曇
去年果たせなかったグスク巡りをするために、1年ぶりに沖縄に行きます。
最初はツアーで九州へ紅葉を見にいこうと思っていたのですが、
人が集まらなくてキャンセルになって急遽沖縄に行くことにしました。
いつもながらピーチ(飛行機)を利用しての旅ですが、
間近になって予約したのでちょっと割高になって往復で13,910円でした。
定刻出発の定刻到着で、無事に那覇空港に到着。
気温は22℃。暑いです。
ゆいレールで県庁前駅に到着。
今回の宿は、まほろばです。
宿の予約も遅かったので、1,500円の部屋はなくて、1泊2,000円の部屋で予約しました。
チェックインをしたら、遅かったねと言われましたが、
14時半くらいに到着とゆうといて、14時40分くらいだったのですが、沖縄の人にしてはイラチです。
宿の人は、今日は寒いとゆうていたので、普段はもっと気温が高いのでしょうね。
再び、ゆいレールに乗って、おもろまち駅へ。
そこから歩いて沖縄県立博物館へ。
ゆいレール1日券を持っていたので、割り引いてもらって330円の入場料でした。
屋外には、シーシがいてました。
村落の出入り口に置いて魔除けとしていたものです。
ミルク神です。
豊年祭などの祭りに登場する来訪神です。
仏教の弥勒信仰と沖縄の古い信仰が混ざり合ってミルク神となったそうです。
サバニです。
沖縄を代表する伝統的な舟です。
歌の文句ではよく聞いていましたが、実物を見るのは初めてです。
線刻石板です。
沖縄島中部のグスクや拝所を中心とした場所から発見されていて、現在11点が存在しています。
沖縄のロゼッタストーンと呼ばれていますが、何に使ったのかは分かっていません。
思っていたより内容が充実していて、もっとゆっくりと見ていたかったのですが、
時間がなくて残念でした。
灯り点し頃となり、居酒屋の暖簾をくぐりました。
しちゅうまち(あおだい)刺身です。
沖縄で刺身を食べるのは初めてです。
味はまあまあです。
ハンダマのサラダです。
沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬と いわれ、増血、止血、貧血に効果があるとされています。
お酒は、やはり泡盛です。
忠孝の3年古酒にしました。
美味しいのですが、これが後々災いをもたらすとは思いもしませんでした。
島ダコの刺身です。
普通のタコとあんまり変わりません。
次々と料理を食べて、泡盛を飲んでと、気持ちよく酔っていたのですが、
ちょっと大きい瓶で頼んだのと、連日の睡眠不足がたたって、かなり酔っ払ってしまいました。
いろいろな人に多大な迷惑を掛けてしまいました。
大変申し訳ございませんでした。心からお詫び申し上げます。
2014年11月20日(木) 晴後曇
今日は、バイクをレンタルしてグスク巡りをする予定です。
ガンガンする頭を抱えて、なんとか起きてレンタルバイクショップへ。
レンタルしたバイクは、アドレスV125Sです。
1日借りて2,400円です。
半キャップヘルメットも借りて、こちらは200円でした。
途中、コンビニに寄って水を買うて、ガブガブと飲んで走りました。
昨日の酒が残っていて、飲酒検問受けたらアウトやったかもしれません。
先ずは、中城(なかぐすく)城跡を目指します。
ちなみに、グスクとは旧琉球王国領域に、多数存在する古琉球時代(グスク時代)の遺跡のことです。
一番有名なグスクは首里城でしょうね。
最盛期には300以上のグスクがあったそうです。
中城城跡に到着。
中城城は、14世紀後半に先中城按司(さちなかぐすくあじ)
が築城したと言われていますが詳細については判っていません。
2000年に日本で11件目の世界遺産として登録されています。
入場料は400円です。
裏門から入っていきます。
ペリー探検隊一行がエジプト式と評した、精巧なアーチ型で出来ています。
美しい門です。
二の郭です。
城壁の石垣は二段になっていて内側に人が通れるような道が作られています。
これは「武者走り」と言われていて、身を隠しながら敵を見張ったり、
矢を射たりするためのものだそうです。
二つ目の門をくぐっていきます。
これも美しい門です。
一の郭です。
中城城の中で最も高い位置にあり面積も最も広い郭です。
正面に見える門は「一の郭」と「二の郭」の間を結ぶアーチ型の門です。
標高167mの高台にあるので、海が綺麗に見えます。
正門です。
正門は他の門に見られるようなアーチ型ではなく、2つの石門の間に櫓が乗った
「櫓門」といわれる形をしています。
綺麗なグスクで見応えがありました。
5分ほど走って、中村家住宅に到着。
中村家住宅は戦前の沖縄の住居建築の特色を全て備えている建物です。
当時の上層農家の生活を知る上にも、貴重な遺構であるということで、
国の重要文化財に指定されています。
入場料は500円です。
アサギ(離れ)です。
琉球王朝時代、首里王府の役人が、近くの中城問切(現在の北中城村と中城村)の番所(役所)へ地方巡視に来た際に、宿泊所として使われたといわれています
イチバンザ(客間)です。
涼しげで気持ち良さそうです。
お次は、勝連(かつれん)城跡を目指していたのですが、
道しるべに沿って走っていたら、海中道路に来てしまいました。
こちらも来たかったから、よかったのですが・・・。
海中道路は、勝連半島から平安座島を結ぶ4.7kmの道路です。
100km以上ですっ飛ばしている車もいてました。
ちゅら海です。
気持ちのえぇ景色です。
こんどこそ、勝連城後です。
11~12世紀の築城と考えられています。
立派なグスクです。ここも世界遺産です。
急な階段を上っていきます。
明日は筋肉痛やなぁと、お姉さん達がゆうてはりました。
石積みが綺麗です。
インカの石組みにも負けへんくらいです。
二の曲輪です。
殿舎跡だそうで、正面が約17m、奥行きが約14.5mあります。
殿舎跡の四隅に造られた、長方形の石灰岩による石積み。
どのような意味があったのかは、分かっていないそうです。
一の曲輪からの眺めです。
海が綺麗です。
作業服を着たお兄さんがたも、景色を眺めながら休憩してはりました。
ここから1時間くらい走りました。
大きな基地などを眺めながら、改めて沖縄は基地の島やと実感。
バイクで走っていると、Yナンバーの車をたまに見かけます。
Yナンバーは米軍所属の人が、日本国内で調達された私有車両だそうです。
沖縄県民の中には、「Yナンバーに気をつけろ」という言葉があるそうです。
事故にあっても、米軍関係者の場合、保障が受けられないことなどがあるからだそうで、
私も、近寄らないようにしていました。
座喜味(ざきみ)城跡です。
築城家として名高い護佐丸(ごさまる)が築いた城で、
沖縄で最も古いアーチ門を有していることで有名です。
ここも世界遺産です。
一つ目の門をくぐって中に入っていきます。
城壁と海と空の取り合わせが綺麗です。
一部の城壁は登れるようになっていて、城壁上からの眺めです。
二つの門と遠くに東シナ海が綺麗に見えます。
座喜味城跡は、夜間ライトアップされています。
夜のグスクも綺麗でしょうね。
残波岬灯台です。
隆起サンゴ礁の断崖なので、歩きにくいです。
中国人の観光客がメッチャ多くて、写真を撮りまくっていました。
残波岬公園の中に山羊がいてました。
すぐ近くにレストランがあるので、食用の山羊でしょうね。
残波大獅子です。
シーサーは、可愛らしいイメージですが、
こちらはどうゆう意味があるのか分かりませんが、迫力があります。
帰りは国道58号を南下して那覇に戻ってきましたが、聞きしに勝る混雑具合でした。
地元のライダーは車の間を縫うように走っていました。
最初は、ゆっくりと走っていたのですが、私も真似して同じように走りました。
イラチなんで、車では走りたくない道ですね。
無事、那覇に到着。
ガソリンは満タン返しです。
借りていたヘルメットのツバが折れてしまったのですが、堪忍してくれました。
昨日から迷惑をかけてばっかりです。申し訳ございませんでした。
昨夜に懲りず、今夜も赤ちょうちんに誘われて、沖縄おでん屋さんへ。
沖縄おでんは石垣島ではまって、また食べてみたいと思っていました。
チマグ(豚足)・ゆば・ロールキャベツ・ウインナー・ホタテです。
沖縄のおでんで、チマグは初めて食べましたが、トロトロでめっちゃ美味しいです。
飲み物は、もちろん泡盛です。
沖縄おでんは、カツオと豚ダシで作るそうです。
関西おでんよりは味は濃いですが、美味しいです。
この店は2,000円で飲み食べ放題です。
ビールと酎ハイは制限がありますが、泡盛は飲み放題です。
おでん以外にも、刺身や色々なおかずがあります。
定番のテビチ(スネ肉)、しいたけ、魚豆腐、葉野菜、たまごです。
沖縄のコンビニおでんでも、テビチは必ずあります。
ここのおでんは美味しいのですが、ぬるい!!!
こんなにぬるくては、ダチョウ倶楽部のネタも出来ません。
唯一、それが残念でした。
2014年11月21日(金)晴
7時半にチェックアウトしました。
宿で荷物を預かってもらおうと思っていたのですが、宿の人が出かけてました。
のんびりしたもんです。
路線バスに乗って、泡盛工場見学の予約をしている豊見城市の忠孝蔵へ。
40分ほどバスに揺られて到着。
くぅーすの杜 忠孝蔵です。
親子三代で泡盛造りに精を出しています。
パネルの前で、まずはDVDを10分ほど見ます。
その後は、お姉さんが案内してくれます。
黒麹菌です。
泡盛は伝統的に黒麹菌を使っているのが大きな特徴です。
そして、黒麹菌を使って酒造りを行っているのは、世界的に見ても珍しいのです。
蒸し器と地釜常圧蒸留機です。
沖縄本島では唯一の地釜蒸留による蒸留が行われています。
醪の仕込みが行われています。
10日ほど立ったところです。
土にもこだわっていて、土造りから自社で行っており、
2種類の土をブレンドして、焼成に適した土を作り出しています。
古酒熟成用の甕は、漏れがあってはいけないので固く焼き締めを行う必要があります。
上薬(うわぐすり)を使えば漏れ防止になりますが、熟成は進みにくくなります。
だから焼締めにこだわります。
どれだけ焼締められるのか、よく分かります。
表面の窯変による模様の変化は薪の窯によるものです。
炎の跡が、ひとつひとつ違います。
自分の古酒造り用に求める人も多いそうで、甕に入れて熟成を待ちます。
めっちゃ楽しみでしょうね。
世界平和を願って、
甕に泡盛を注ぐミスユニバース達です。
その甕です。
みんなのメッセージが書かれています。
ベッピンさんが入れた泡盛は、さらに美味しくなっているかもです。
工場見学の後は、お楽しみ試飲タイムです。
ブレンドした泡盛など、珍しいものもありました。
新しい泡盛造りに挑戦している蔵は応援したくなります。
応援するには泡盛を飲みましょう。
とゆうわけで、泡盛を買いました。
再び、バスにのって那覇市内へと戻ってきました。
昼食は沖縄での名物、ステーキに。
オーストラリア産サーロインステーキ、300gにしました。
単品で2,350円です。
グラスワインが700円でした。
肉は安いですが、お酒は高いです。
お肉は柔らかくて、めっちゃ美味しかったです。
これなら1パウンドでもペロリといけそうです。
失敗もあった沖縄グスク巡りでしたが、歴史と食と泡盛と堪能できた旅でした。
去年果たせなかったグスク巡りをするために、1年ぶりに沖縄に行きます。
最初はツアーで九州へ紅葉を見にいこうと思っていたのですが、
人が集まらなくてキャンセルになって急遽沖縄に行くことにしました。
いつもながらピーチ(飛行機)を利用しての旅ですが、
間近になって予約したのでちょっと割高になって往復で13,910円でした。
定刻出発の定刻到着で、無事に那覇空港に到着。
気温は22℃。暑いです。
ゆいレールで県庁前駅に到着。
今回の宿は、まほろばです。
宿の予約も遅かったので、1,500円の部屋はなくて、1泊2,000円の部屋で予約しました。
チェックインをしたら、遅かったねと言われましたが、
14時半くらいに到着とゆうといて、14時40分くらいだったのですが、沖縄の人にしてはイラチです。
宿の人は、今日は寒いとゆうていたので、普段はもっと気温が高いのでしょうね。
再び、ゆいレールに乗って、おもろまち駅へ。
そこから歩いて沖縄県立博物館へ。
ゆいレール1日券を持っていたので、割り引いてもらって330円の入場料でした。
屋外には、シーシがいてました。
村落の出入り口に置いて魔除けとしていたものです。
ミルク神です。
豊年祭などの祭りに登場する来訪神です。
仏教の弥勒信仰と沖縄の古い信仰が混ざり合ってミルク神となったそうです。
サバニです。
沖縄を代表する伝統的な舟です。
歌の文句ではよく聞いていましたが、実物を見るのは初めてです。
線刻石板です。
沖縄島中部のグスクや拝所を中心とした場所から発見されていて、現在11点が存在しています。
沖縄のロゼッタストーンと呼ばれていますが、何に使ったのかは分かっていません。
思っていたより内容が充実していて、もっとゆっくりと見ていたかったのですが、
時間がなくて残念でした。
灯り点し頃となり、居酒屋の暖簾をくぐりました。
しちゅうまち(あおだい)刺身です。
沖縄で刺身を食べるのは初めてです。
味はまあまあです。
ハンダマのサラダです。
沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬と いわれ、増血、止血、貧血に効果があるとされています。
お酒は、やはり泡盛です。
忠孝の3年古酒にしました。
美味しいのですが、これが後々災いをもたらすとは思いもしませんでした。
島ダコの刺身です。
普通のタコとあんまり変わりません。
次々と料理を食べて、泡盛を飲んでと、気持ちよく酔っていたのですが、
ちょっと大きい瓶で頼んだのと、連日の睡眠不足がたたって、かなり酔っ払ってしまいました。
いろいろな人に多大な迷惑を掛けてしまいました。
大変申し訳ございませんでした。心からお詫び申し上げます。
2014年11月20日(木) 晴後曇
今日は、バイクをレンタルしてグスク巡りをする予定です。
ガンガンする頭を抱えて、なんとか起きてレンタルバイクショップへ。
レンタルしたバイクは、アドレスV125Sです。
1日借りて2,400円です。
半キャップヘルメットも借りて、こちらは200円でした。
途中、コンビニに寄って水を買うて、ガブガブと飲んで走りました。
昨日の酒が残っていて、飲酒検問受けたらアウトやったかもしれません。
先ずは、中城(なかぐすく)城跡を目指します。
ちなみに、グスクとは旧琉球王国領域に、多数存在する古琉球時代(グスク時代)の遺跡のことです。
一番有名なグスクは首里城でしょうね。
最盛期には300以上のグスクがあったそうです。
中城城跡に到着。
中城城は、14世紀後半に先中城按司(さちなかぐすくあじ)
が築城したと言われていますが詳細については判っていません。
2000年に日本で11件目の世界遺産として登録されています。
入場料は400円です。
裏門から入っていきます。
ペリー探検隊一行がエジプト式と評した、精巧なアーチ型で出来ています。
美しい門です。
二の郭です。
城壁の石垣は二段になっていて内側に人が通れるような道が作られています。
これは「武者走り」と言われていて、身を隠しながら敵を見張ったり、
矢を射たりするためのものだそうです。
二つ目の門をくぐっていきます。
これも美しい門です。
一の郭です。
中城城の中で最も高い位置にあり面積も最も広い郭です。
正面に見える門は「一の郭」と「二の郭」の間を結ぶアーチ型の門です。
標高167mの高台にあるので、海が綺麗に見えます。
正門です。
正門は他の門に見られるようなアーチ型ではなく、2つの石門の間に櫓が乗った
「櫓門」といわれる形をしています。
綺麗なグスクで見応えがありました。
5分ほど走って、中村家住宅に到着。
中村家住宅は戦前の沖縄の住居建築の特色を全て備えている建物です。
当時の上層農家の生活を知る上にも、貴重な遺構であるということで、
国の重要文化財に指定されています。
入場料は500円です。
アサギ(離れ)です。
琉球王朝時代、首里王府の役人が、近くの中城問切(現在の北中城村と中城村)の番所(役所)へ地方巡視に来た際に、宿泊所として使われたといわれています
イチバンザ(客間)です。
涼しげで気持ち良さそうです。
お次は、勝連(かつれん)城跡を目指していたのですが、
道しるべに沿って走っていたら、海中道路に来てしまいました。
こちらも来たかったから、よかったのですが・・・。
海中道路は、勝連半島から平安座島を結ぶ4.7kmの道路です。
100km以上ですっ飛ばしている車もいてました。
ちゅら海です。
気持ちのえぇ景色です。
こんどこそ、勝連城後です。
11~12世紀の築城と考えられています。
立派なグスクです。ここも世界遺産です。
急な階段を上っていきます。
明日は筋肉痛やなぁと、お姉さん達がゆうてはりました。
石積みが綺麗です。
インカの石組みにも負けへんくらいです。
二の曲輪です。
殿舎跡だそうで、正面が約17m、奥行きが約14.5mあります。
殿舎跡の四隅に造られた、長方形の石灰岩による石積み。
どのような意味があったのかは、分かっていないそうです。
一の曲輪からの眺めです。
海が綺麗です。
作業服を着たお兄さんがたも、景色を眺めながら休憩してはりました。
ここから1時間くらい走りました。
大きな基地などを眺めながら、改めて沖縄は基地の島やと実感。
バイクで走っていると、Yナンバーの車をたまに見かけます。
Yナンバーは米軍所属の人が、日本国内で調達された私有車両だそうです。
沖縄県民の中には、「Yナンバーに気をつけろ」という言葉があるそうです。
事故にあっても、米軍関係者の場合、保障が受けられないことなどがあるからだそうで、
私も、近寄らないようにしていました。
座喜味(ざきみ)城跡です。
築城家として名高い護佐丸(ごさまる)が築いた城で、
沖縄で最も古いアーチ門を有していることで有名です。
ここも世界遺産です。
一つ目の門をくぐって中に入っていきます。
城壁と海と空の取り合わせが綺麗です。
一部の城壁は登れるようになっていて、城壁上からの眺めです。
二つの門と遠くに東シナ海が綺麗に見えます。
座喜味城跡は、夜間ライトアップされています。
夜のグスクも綺麗でしょうね。
残波岬灯台です。
隆起サンゴ礁の断崖なので、歩きにくいです。
中国人の観光客がメッチャ多くて、写真を撮りまくっていました。
残波岬公園の中に山羊がいてました。
すぐ近くにレストランがあるので、食用の山羊でしょうね。
残波大獅子です。
シーサーは、可愛らしいイメージですが、
こちらはどうゆう意味があるのか分かりませんが、迫力があります。
帰りは国道58号を南下して那覇に戻ってきましたが、聞きしに勝る混雑具合でした。
地元のライダーは車の間を縫うように走っていました。
最初は、ゆっくりと走っていたのですが、私も真似して同じように走りました。
イラチなんで、車では走りたくない道ですね。
無事、那覇に到着。
ガソリンは満タン返しです。
借りていたヘルメットのツバが折れてしまったのですが、堪忍してくれました。
昨日から迷惑をかけてばっかりです。申し訳ございませんでした。
昨夜に懲りず、今夜も赤ちょうちんに誘われて、沖縄おでん屋さんへ。
沖縄おでんは石垣島ではまって、また食べてみたいと思っていました。
チマグ(豚足)・ゆば・ロールキャベツ・ウインナー・ホタテです。
沖縄のおでんで、チマグは初めて食べましたが、トロトロでめっちゃ美味しいです。
飲み物は、もちろん泡盛です。
沖縄おでんは、カツオと豚ダシで作るそうです。
関西おでんよりは味は濃いですが、美味しいです。
この店は2,000円で飲み食べ放題です。
ビールと酎ハイは制限がありますが、泡盛は飲み放題です。
おでん以外にも、刺身や色々なおかずがあります。
定番のテビチ(スネ肉)、しいたけ、魚豆腐、葉野菜、たまごです。
沖縄のコンビニおでんでも、テビチは必ずあります。
ここのおでんは美味しいのですが、ぬるい!!!
こんなにぬるくては、ダチョウ倶楽部のネタも出来ません。
唯一、それが残念でした。
2014年11月21日(金)晴
7時半にチェックアウトしました。
宿で荷物を預かってもらおうと思っていたのですが、宿の人が出かけてました。
のんびりしたもんです。
路線バスに乗って、泡盛工場見学の予約をしている豊見城市の忠孝蔵へ。
40分ほどバスに揺られて到着。
くぅーすの杜 忠孝蔵です。
親子三代で泡盛造りに精を出しています。
パネルの前で、まずはDVDを10分ほど見ます。
その後は、お姉さんが案内してくれます。
黒麹菌です。
泡盛は伝統的に黒麹菌を使っているのが大きな特徴です。
そして、黒麹菌を使って酒造りを行っているのは、世界的に見ても珍しいのです。
蒸し器と地釜常圧蒸留機です。
沖縄本島では唯一の地釜蒸留による蒸留が行われています。
醪の仕込みが行われています。
10日ほど立ったところです。
土にもこだわっていて、土造りから自社で行っており、
2種類の土をブレンドして、焼成に適した土を作り出しています。
古酒熟成用の甕は、漏れがあってはいけないので固く焼き締めを行う必要があります。
上薬(うわぐすり)を使えば漏れ防止になりますが、熟成は進みにくくなります。
だから焼締めにこだわります。
どれだけ焼締められるのか、よく分かります。
表面の窯変による模様の変化は薪の窯によるものです。
炎の跡が、ひとつひとつ違います。
自分の古酒造り用に求める人も多いそうで、甕に入れて熟成を待ちます。
めっちゃ楽しみでしょうね。
世界平和を願って、
甕に泡盛を注ぐミスユニバース達です。
その甕です。
みんなのメッセージが書かれています。
ベッピンさんが入れた泡盛は、さらに美味しくなっているかもです。
工場見学の後は、お楽しみ試飲タイムです。
ブレンドした泡盛など、珍しいものもありました。
新しい泡盛造りに挑戦している蔵は応援したくなります。
応援するには泡盛を飲みましょう。
とゆうわけで、泡盛を買いました。
再び、バスにのって那覇市内へと戻ってきました。
昼食は沖縄での名物、ステーキに。
オーストラリア産サーロインステーキ、300gにしました。
単品で2,350円です。
グラスワインが700円でした。
肉は安いですが、お酒は高いです。
お肉は柔らかくて、めっちゃ美味しかったです。
これなら1パウンドでもペロリといけそうです。
失敗もあった沖縄グスク巡りでしたが、歴史と食と泡盛と堪能できた旅でした。