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足立美術館・米子・松江 [日本]

2020年2月18日(火)雪後晴
以前から見たいと思っていた足立美術館の庭園の雪景色を見に行くことに。
1ヵ月以上前から、宿や列車等の予約をしました。
ところが今年は記録的な暖冬、半ば雪景色は諦めていたのですが、1週間前くらいの天気予報で雪マークが。雪乞いをしながら出発の日を待ちました。

出発当日、現地は雪の予報です。ヤッホー!
新幹線で岡山へ、岡山からは特急やくもに乗り換えです。
ところが雪の影響でやくもが2本運休になり、2時間後の便に変更。
道中も遅れて、安来駅への到着は2時間半遅れでした。降りすぎやっちゅうねん!

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15時前に、なんとか足立美術館にたどり着きました。4年半振りの訪問です。
到着が遅れて、だいぶ融けていましたが、美術館前の歓迎の庭にも雪が残っていました。

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枯山水庭も樹々の雪は融けていましたが、雪が残っていました。
記録的な暖冬でこの雪景色が見られるとは奇跡のようです。感激です。

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緑と白のコントラストが美しいです。

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池庭の額絵も・・・。

ゆっくりと景色を楽しみたかったのですが、到着が遅れたので思う存分とはいきませんでしたが、無事たどり着けて雪景色が見られて良かったです。新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が激減していて、足立美術館もガラガラでした。ゆっくりと観られたのはよかったのですが、早く収束して欲しいもんです。

米子に戻り1泊。
夜は山陰のカニと地酒に舌鼓を打ちました。
暖冬の影響か楽しみにしていた寒ブリは、ありませんでした。

2020年2月19日(水)晴後曇
ホテルをチェックアウトして、まずは米子の観光です。
米子は古くから城下町として栄え、明治から大正、昭和期には「山陰の商都」と呼ばれ、大いに繁栄してきました。観光としては、江戸時代から残り続ける町屋などの城下町町並みを散策するか、米子城跡に登るかが目玉だと思います。
とゆうわけで、米子城跡を目指します。

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天気はいいのですが、前日の雪が残っていて足元悪いなかでの登山です。
米子城は、標高約90mの湊山に築かれました。パンフレットでは15分で登れると書いてありました。後から分かりましたが、登城口は3ヵ所ありますが一番ハードな道を選んでいました。

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米子城は五重の大天守閣と四重の小天守閣を誇る山陰屈指の名城でしたが、今はその石垣をとどめるだけです。立派な石垣です。

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本丸跡からは360度のパノラマです。
雪も少し残っていて、よか眺めです。

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中海から日本海まで眺められ、絶景です。
最高に気持ちがいいです。少し雲がありました。雲がなければ、大山や遠く隠岐の島も見えるそうです。

松江に移動して昼食をすませて、松江城の観光です。

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堀尾吉晴の像が迎えてくれます。
私は歴史には、とんと疎いのですが、松江の将来性に着目して城地を松江に移しました。城普請の名人ですが自分は藩主になることなく、孫の忠晴を助け松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築きました。なかなかの傑物ですね。

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城山公園の南入口から入ると、すぐに見えてきます。
大手門跡付近です。立派な石垣と太鼓櫓です。

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いよいよ、ご対面~。国宝・松江城です。全国に現存する12天守の一つで、山陰では唯一の天守閣です。四重五階、地下一階の複合式望楼型の天守です。
黒を基調とした凛々しい城です。カッコよろしぃなぁ。

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松江城は慶長16年(1611)に堀尾吉晴が5年の歳月をかけて完成しましたが、創建年が、はっきりとしなかったのですが、祈祷札が見つかり創建年を裏付け、国宝認定のきっかけとなりました。今は、レプリカが展示されています。

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内部の木組みも美しいです。

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最上階の5階からの眺めです。
ちょっと雲が多かったですが、そこから光が差し込んで水面が輝いて綺麗です。

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国宝指定書です。
細かく指定内容が書かれているのですね。初めて目にしました。

雪に振り回されましたが、雪を愛でて雪と戯れることが出来た有意義な旅になりました。
旅は、やめられまへんなぁ~。次は、どこ行こ。

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