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クイーンズタウン観光part2 [ニュージーランド]

2010年2月20日(土)クイーンズタウン晴

朝の散歩をしていたら、カモメのフン害にやられました。これまで他の人がやられているのは見ていましたが、自分が被害者になってしまいました。ディパックに、かすかな衝撃を感じたので見てみたら、見事にやられていました。

しゃあないなあとトイレに行って、ディパックを掃除して、再び散歩に戻りました。
すると、またかすかな衝撃が。同じところに、またやられました。むこうも狙っているわけではないでしょうが、同じところとはびっくりです。

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土日は、ワカティプ湖畔でマーケットが開かれています。

ワカティプ湖畔の屋台でブランチに、Fish&Chipsを注文。10$。
Fishは美味しいのですが、Chipsがへたのところが多くて、油を食べているようで美味しくなかったです。

今日は、アロータウンに行きます。
13時5分にバスはセントロから出発。料金は往復で16$。
エアポートやショッピングセンターなどに立ち寄りながら、バスは走っていきます。クイーンズタウンに戻るルートで、他のバスに乗り換え。結局、アロータウンには1時間ほどかかり14時過ぎに到着。

アロータウンは、クイーンズタウンから北東へ21kmのところにあるゴールドラッシュに彩られた町です。1862年にアロー川で金が発見されて人口が急速にふくれあがり、最盛期には7000人を超える人が住んでいたそうです。

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今は当時の雰囲気を残した建物が並んでいますが、のんびりとした町です。

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メインストリートにある、レイクス・ディストリクト博物館です。
中には、ゴールドラッシュ時の資料や、当時の生活の様子を垣間見ることが出来ます。

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当時の学校です。

町のはずれにチャイニーズ・ビレッジがあります。
ゴールドラッシュの時代には、安い労働力として数多くの中国人もこの地に入植してきました。最初は歓迎されていたのですが、次第に歓迎されなくなり、隔離されて部落に住まわされていたようです。

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当時の商店や住居が修復されています。

富を故郷に持ち帰ることを夢見てやってきた若者が多かったそうです。どれくらいの人が富を持ち帰ることが出来たのか分かりませんが、苦しい生活が想像されます。人間の金(お金)に関する欲望には限界がないのかと、感じたりします。

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アロー川です。いまは知らん顔して流れているだけです。

2時間ほど、町をぶらぶらしてからクイーンズタウンに戻ってきました。

ニュージーランド最後の夜なので豪勢に(ちゅうても屋台ですが)、マッスル(なんだか懐かしいひびきです)を注文。蒸し煮のマッスルが16個で10$。レモンとスイートチリ・ソースがついてきます。マッスルとはムール貝のことです。

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大粒で身がぷりぷりしていて美味しいです。

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夜景を見に、湖畔から丘のほうまで行きました。
なかなか風情がある夜景です。

1ヶ月近くのニュージーランドの旅が終わりましたが、ニュージーランドええとこです。振り返ってみても、いやな思い出とゆうのが思い浮かびません。まだまだ見たい、まだまだ居てたいところです。

ニュージーランド、ありがとう。


クイーンズタウン観光part1 [ニュージーランド]

2010年2月19日(金)クイーンズタウン晴

今日は、TSSアーンスロー号に乗りに行きます。

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TSSアーンスロー号は1912年に造られた二軸スクリューの蒸気船で、遠隔地に住む人々の交通手段や、荷物や家畜の輸送に使用されていました。全長51mで重量は330トン、石炭が燃料の客船としては南半球で唯一の存在です。現在は、遊覧船となっており、昔と変わらない速度11ノットでクイーンズタウン対岸のウォルター・ピークまで走っています。料金は48$。

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遊覧船に転用される時に、エンジン・ルームが上から見学できるように改造されました。
エンジン・ルームは、機会が力強く動いているのが迫力あります。

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蒸気が吹き出す暑い中で働いている人達の姿も間近で見られ、昔ながらに石炭を放り込む火夫の姿は興味深いです。

船首にはギャラリーがあって、船の歴史が紹介されています。
メイン・デッキでは、ピアノの生演奏もあり楽しく時間が過ごせます。

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湖の青と山の青と空の青が、とけあって綺麗です。

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カモメも餌をもらおうと思っているのか、並走して飛んでいます。

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クイーンズタウンからウォルター・ピークまでは11km、約45分で到着しました。
ウォルター・ピークで下船して、牧場見学やバーベキュー、乗馬も楽しむことができます。

私は船旅だけですので船に居残りして、そのままクイーンズタウンにとんぼ帰りです。
ほとんどの人が下船していきました。残ったのは十数人くらいです。

クイーンズタウンに戻って昼食です。
クイーンズタウンで人気のハンバーガーショップ、ファーグ・バーガーに食べに行きました。何が名物かとゆうと、そのでかさです。パテは、1枚約150gです。チーズバーガーを注文、10.5$。味は普通でした。

食後は、フランクトン・アーム・ウォークを散歩です。
片道6kmで、ワカティプ湖畔沿いの平坦な道です。

ワカティプ湖は、細長いSの字を描いたような氷河湖で、長さ77km、面積293平方km、最大水深378mです。不思議なことに、湖でありながら1日に何度も水位が変わります。最高20cm上下します。科学的には、気温と気圧の変化によるものとされていますが、マオリの伝説では、巨人に火をつけて退治したときに、巨人が脚をくねらせて土がえぐれ、その火が周囲の山の雪を溶かし湖になり、巨人の心臓だけが湖底に残り、その鼓動のため水位がするといわれています。

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小さなビーチがいくつかあって、泳いでいる人もいました。


ティアナウ~クイーンズタウン移動(バス) [ニュージーランド]

2010年2月18日(木)ティアナウ雨 クイーンズタウン雨のち曇

何回目か分かりませんが、また移動日の雨です。

今回利用のバス会社は、トップライン・ツアーズです。

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小型のバスで後ろに荷物車を引っ張っての移動です。料金は、ちょっと高めで38$です。
夜遅い便ですと安いのがあったのですが、時間がもったいないので早めのバスにしました。

10時に出発して、1回乗客が漏れそうになってバスを止めました。
12時15分、バスはクイーンズタウンに到着。
4日前にクイーンズタウンに着いたときは寒いと思いましたが、ティアナウから戻ったら暖かく感じます。

今回の宿は、前回と同じくリゾート・ロッジです。4人部屋のドミで、1泊27$です。
部屋も前回と同じNo.4でした。

クイーンズタウンに着いたときは、小雨が降っていたのですが、やんだので出かけることに。晴れていれば蒸気船に乗ってみようと思っていたのですが、雲っているので明日以降にします。

ワカティプ湖畔にある、アンダー・ウオーター・ワールドに行ってみました。

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ここは、ワカティプ湖の水面下に造られた施設で、自然のまま泳ぐ魚の姿が見られます。
ただ水中に建物があって、そこから湖の中を見るだけなのですが、湖面を泳ぐスズガモの姿を下から見ると可愛らしいです。

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スズガモは、ニュージーランド固有の鳥で、最高で水深8m、45秒間水の中に潜ることができます。潜っていくときは勇ましく潜っていくのですが、上がってくるときが苦しいのか首を縮めている姿が必死でユーモラスです。

どこにいくにも時間が中途半端だったので、先日もいったクイーンズタウン・ガーデンに行きました。雨上がりで緑と花が綺麗でした。

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ガーデンの中に鳥かごみたいなものがあって、なにかなと思って見にいったら、フリスビー・ゴルフの的でした。ゴルフのように、パー3とか決まっていて、カゴの中に入れるのを競います。一人で黙々とやっている人もいれば、大勢でわいわいとやっている人達もいます。ビーチでもフリスビーをしている人は結構いてますので、ニュージーランドでは、フリスビーが流行っているのかもしれません。

宿でシャワーを浴びたのですが、スイッチ式でタイマーになっていて、10分ほどで水になります。もう一度スイッチを押せばまたお湯が出るのですが、スイッチがシャワー室の外についているので難儀です。


ティアナウ観光part3 [ニュージーランド]

2010年2月17日(水)ティアナウ曇

朝食を済ませてから、散歩に出かけました。
天気予報の通り、天気が悪いです。
とりあえず、湖畔沿いをケプラー・トラックに向かって歩きます。

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1時間くらいで、ケプラー・トラックの入口に到着。

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湖畔沿いの道を進むか、川沿いの道を進むか、天気が悪いので、
影響のすくない川沿いの道を選択しました。

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森の中なので、天気が悪くてもあまり関係ないです。
キーウィ・ゾーンの看板も出ていましたが、キーウィに出会うことはありませんでした。

海外旅行に出ていて、ええことのひとつは花粉症がないことです。
日本にいてたら、2月のスギに始まってヒノキ、イネと6月の半ばくらいまで、目のかゆみ・くしゃみ・鼻水・鼻詰まりと苦しみます。それがないのが、すごく嬉しいです。

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道は平坦な道で歩きやすいですが、トランピング道でもありますので、出会う人達はみんな本格的な登山装備です。私のようにサンダルで歩いているもんは、おりませんでしたが、「山をなめるんじゃねえ!」と怒られることはなかったです。

景色は、ほとんど開けていませんが、川のせせらぎ、鳥の囀り、蝉の鳴き声をききながら、のんびりと散歩です。
1時間ほど歩いたところで、折り返して戻ってきました。

DOCビジターセンターによって天気予報をみたら、明日は天気が悪いです。


ティアナウ観光part2 [ニュージーランド]

2010年2月16日(火)ティアナウ曇のち晴

今日は、ニュージーランド観光の一番の定番ともいえるミルフォード・サウンドの観光です。

空は厚く雲に一面覆われています。しかも寒い。気温8℃。タートル・フリース・ウインドブレーカーを着て、マフラー手袋をしても寒いです。

バスは7時45分に宿の前に来てくれました。
小型バスで、乗客は16人です。これくらいの人数が、小回りが利いていいです。

旅行会社はトラックネットを利用しました。バス+クルーズのコースです。バックパッカー割引料金で130$。

ティアナウ湖では曇っていましたが、ミルフォード・ロードを進むうちに、うそのようにええ天気になってきました。
途中、何箇所か写真撮影のためにストップしながらミルフォード・サウンドを目指していきます。

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ミラー湖です。少し風がありましたが、綺麗に湖に山が映えています。

10時半にミルフォード・サウンドに到着。
新婚旅行でこようと思っていたのですが、予定がないので一人で来てしまいました。
クルーズ船は、リアル・ジャーニーズ社の船で乗り合いになります。

サウンドとは入江という意味です。氷河によって垂直に近い角度で削り取られた周囲の山々が、
1000m以上にわたり海に落ち込んでいます。

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大昔は、ここがすべて氷河で覆われていたなんて想像できないです。そして氷河によって削り取られて、この風景ができたなんて自然の力の強大さを感じます。

陽射しは暖かいのですが、風が冷たいです。真冬の格好でくるくらいで、ちょうどええと思います。

サンドフライとゆう虫に刺されると堪らないかゆさと聞いていたのですが、全然いてませんでした。そのときの気候や時間帯によるのかもしれません。

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フェアリー・フォールです。水量がかなり少ないです。ええ天気のマイナス面ですね。

クルーズ船により、多少とるラインが違っていました。
このクルーズ船は、入江の入口の灯台の近くまでは行きませんでした。
灯台の辺りで折り返しです。

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スターリン・フォールです。
フィヨルドランド内でも屈指の水量を誇る落差155mの滝です。クルーズ船は、滝のねきまで行ってくれます。
用意よく合羽を持ってきている人もいましたが、こちらも水量が少なくて多少しぶきがかかるくらいです。

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ボーウェン・フォールです。高さ160mです。
入植当時のニュージーランド提督夫人の名前に因んで名づけられました。

2時間かけて、観光船ターミナルに戻ってきました。
ふたたび、バスに乗り込んで観光です。

ミルフォー・ロードを戻りながらの観光です。
今回のツアーでは、15箇所に止まりますとなっていました。
天気が悪くパスしたところもありましたが、ほぼ行きました。

行きは、クルーズの時間が決まっていますので2時間半でミルフォード・サウンドに着きましたが、
帰りはのんびりと行きます。
ドライバーも、時間を気にせずに一生懸命説明してくれています。

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ザ・キャムズです。
急流による浸食で曲線的に削られた奇岩の連なる珍しい景観です。

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ホーマー・トンネルです。
ダーラン山脈を貫く長さ1219mのトンネルです。難工事のトンネルで、18年間かけて1953年に開通しました。
15分ごとの交互通行になっています。

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トンネルを抜けたところに、ホーマー・アルパイン・ネイチャー・ウォークがあります。
バスを降りて、歩いての観光です。

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ガン湖です。
小さいながら綺麗な湖です。カヤックで釣りをしている人がいてました。

同室のドイツ人は、ミルフォード・ロードを車で走って、ミルフォード・サウンドのクルーズ船には乗らなかったけど楽しかったとゆうてましたが、ミルフォード・ロードだけでも、かなり楽しめます。

ティアナウに戻ったのは17時半でした。
10時間ちかいツアーになりました。

夕焼けを見にティアナウ湖へ、山が高いので綺麗には夕焼けは見られませんでした。

夜になるのを待って、星を見にいきました。天気は最高ですが、街の灯りがあるので満天の星空とはいきません。それでも都会では見られない綺麗な星空です。流れ星も見られました。


ティアナウ観光part1 [ニュージーランド]

2010年2月15日(月)晴

8時過ぎに起床。まだみんな寝ていました。みんなが起きてから朝食を摂りました。
今回の部屋は、部屋内にトイレ・シャワー・キッチンがあるのですが、これも良し悪しですね。みんなが寝ているときには、使いにくいです。

今日はティアナウ洞窟ツアーに行くのですが、出発まで時間がだいぶありましたのでティアナウ湖畔を散歩しましたが、タートルとジャケットだけでは寒いです。

出発の20分前に、集合場所に行きました。今回は、リアル・ジャーニーズ社のツアーを利用します。料金は63$。

オフィスで、予約券をボーディングパスと交換して乗船を待ちます。日本人も7人くらいいてました。

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14時に船はセントロの桟橋から出発。ほぼ満員と盛況です。

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船上からの風景が綺麗です。

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約30分で船は、キャバーン・ハウスに到着。

ここで洞窟内での注意事項などを聞いて、12人ずつに分かれて洞窟内に入っていきます。
待っている間は、ツチボタルの映像を見せてくれたり、無料のコーヒー・紅茶もありました。

人数が多かったので、7グループくらいに分かれました。カップルで来ている人が多いので、一人の私は最後のグループになりました。最初にいっても最後にいっても見る景色は同じですから、のんびり待ちます。

洞窟内に入ると、川の流れにびっくりしました。川が流れているのは聞いていましたが、こんなに水量が多いとは思いませんでした。この洞窟は1万2千年入り口ほど前に形成された洞窟で、地質学上はそれほど古いものではなく、鍾乳石や石筍の形成は始まったばかりで、見どころはないです。

洞窟内は、8~12℃くらいと聞いていましたが、風がないので寒く感じませんでした。
ティアナウ湖畔のほうが寒かったです。

少し進むと、洞窟内で最も高いカテドラル(地下聖堂)にたどり着きました。約20mの高さがあります。

さらに進むと、轟音を立てて滝が流れ落ちています。洞窟の中で、こんな滝が流れているなんて不思議な光景です。

ダムが造ってあって、そこから先はボートに乗っていきます。
鼻をつままれても分からない真っ暗闇の中、ボートは進んでいきます。天井には幻想的なツチボタルの青い光が。

一番奥まで進むと天井が低く、手の届きそうなところに無数のツチボタルが光っています。ツチボタルの灯りでボートの輪郭が分かるくらいの明るさです。

洞窟の奥では、しばらくボートはとどまって、しばしツチボタルの世界に浸ります。
大昔から、そこに生きているツチボタルに、ちょっとお邪魔させてもらって、ありがとう。素晴らしい光景をありがとうと、お礼をゆうて、別れました。

全員の見学が終わって、船が来るまでキャバーン・ハウス等で時間待ちです。
洞窟の入り口で記念撮影があり、気に入れば記念写真を購入することも出来ます。

帰路も30分かけて、セントロの桟橋に16時15分に到着です。

ツチボタル洞窟は伝説上の場所として知られているだけだったのですが、水流渦巻く洞窟(テ・アナアウ)のことを語り継ぐマオリ人の民話のほかに、初期ヨーロッパ人開拓者も口々に地下洞窟の存在を伝えました。

しかし、時と共に洞窟の所在は歴史上から忘れ去られていきました。ティアナウで観光業を営んでいたローソン・バローズ氏はこれらの言い伝えに興味を覚え、3年かけて伝説の泉を探し続けた結果、1948年にティアナウ湖畔の丘陵地から湧き出る泉を発見しました。冷たい冷泉へ潜り、岩に囲まれた入口をなんとか通り抜け、暗い洞窟にたどり着いた彼が見たものは、頭上に何千、何万ものツチボタルの光でした。
バローズ氏に感謝。

ツチボタルは、ワイトモでも見ましたが、ワイトモは鍾乳石とかも見ごたえがありますし、マオリのガイドも魅力的でした。ティアナウは、洞窟自体が、すごいなと思いました。ツチボタルの鑑賞は、ティアナウのほうが間近に見られるので感動的と思いました。


クイーンズタウン~ティアナウ移動(バス) [ニュージーランド]

2010年2月14日(日)クイーンズタウン曇 ティアナウ曇

6時半に外に出たら、かなり寒いです。気温9℃。
バスの出発は7時5分です。いつもは15分くらい前にバスが到着して、搭乗手続きをするのに、なかなかバスが来ません。乗車場所が違うんかなと心配になってきたところ、7時5分にバスが来ました。朝早いからとゆうて、ギリギリにくるとはキーウィですね。

今回のバスは、Awesomeです。料金は28$。
バスは、ミルフォード・サウンド行きで、ティアナウを経由していきます。
ほとんどの乗客は、ミルフォード・サウンドまで行くようです。

私も最初はティアナウとゆう地名も知らなくて、クイーンズタウンからミルフォード・サウンドに行くつもりだったのですが、友達からティアナウを薦められてやってきました。

9時半過ぎにティアナウ到着。今回のニュージーランドの旅では、最南端です。さすがに寒いです。タートルネックとジャケットを引っ張り出して着ました。

ティアナウ湖は面積342k㎡と南島で最大、ニュージーランドでもタウポ湖に次いで第2位の大きさです。Te Anauとは、マオリ語の「テ・アナ・アウTe Ana-au」に由来し、「雨のように水がほとばしる洞窟」、すなわち地底に地下水が流れるティアナウ洞窟を指すといわれています。また、湖を見つけた昔のマオリの女性の名前だとする説もあります。

宿まで10分ほど歩いていきました。
今回の宿は、ティアナウ・レイクフロント・バックパッカーズです。
ドミで1泊29$。チェックインは14時とのことで、セントロへ。
セントロとゆうても、400mもないほどで歩いてもしれています。

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セントロのところにタカヘの像がありました。

セントロから宿の前を通りすぎて、マスの観察所に行きました。入場料2$コインを料金箱に入れて、回転ゲートを押して入るのですが、手前から回転ゲートを押したら45度しかゲートは回転せずに入り損ねました。再度、2$コインを入れて入場です。

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もっと大きな水槽を想像していたのですが、小さな水槽に4種類くらいのマスが20匹くらい泳いでいるだけで、5分も見ていたら飽きました。これで2$は高いなあ。

その向かいに、DOC(ニュージーランド自然保護省)ビジターセンターがあったので寄ってみました。日帰りトランピングをしようと思っていたのですが、日帰りといえど本格装備をしていかなければならず、Gパンや綿パンでは駄目となっていました。本格装備を持っていないのでトランピングは諦めました。

トランピングがあかんかったら、ハイキングコースはないかと思って資料を見ていたのですが、湖畔ルートくらいしかないですね。
明日明後日は、まあまあの天気で、明々後日は天気が悪いようなので思案のしどころです。

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そこから、ティアナウ湖を眺めてからティアナウ・ワイルドライフ・センターへ。
ここは傷ついた鳥や、絶滅危惧種の鳥が人口飼育されています。

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セントロで見たタカへも本物がいました。
タカヘはクイナの仲間で飛べない鳥です。

宿の部屋は、2段ベッドが2台と1段ベッドが1台と変則の部屋です。
同室は白人男性ばかりです。ドイツ、フランス、フィンランド。
みんな1ヶ月ほど休みが取れてうらやましい限りです。

先日のニュースで、「住みやすい国ランキング」の2010年版が発表されていましたが、医療制度の充実ぶりや休暇の取りやすさなどが評価されてフランスがトップで、オーストラリア、スイス、ドイツ、ニュージーランド、ルクセンブルク、米国、ベルギー、カナダ、イタリアがトップ10でした。

このランキングは月刊誌インターナショナル・リビングがまとめたもので、世界194カ国について生活費、経済、インフラ、治安などのインデックスを作成して生活の質を比較したものです。日本は「生活費」「経済」などの項目で評価が低く、36位でした。あと、休暇の取りにくさも入るんちゃうかな。欧米並みに、1ヶ月のバカンスなんて夢の夢でしょうね。

今日はバレンタインデーですが、チョコレートはどこにも売っていませんでした。
やはり日本だけなんでしょね、あんなに大騒ぎしているのは。


レイク・テカポ~クイーンズタウン移動(バス) [ニュージーランド]

2010年2月13日(土)レイク・テカポ晴 クイーンズタウン晴

昨夜は風の音がすごかったです。おまけに隣のお姉さんのいびきと歯軋りで、眠りが浅かったです。天気は晴れていて、雨は大丈夫です。

10時チャックアウトですので、その少し前にチェックアウトしました。
バスの出発時間まで3時間くらいあります。

天気がよかったので、湖畔で湖を眺めたりしながら時間を潰しました。
12時過ぎにバスが到着し、荷物を預けて、また湖畔でのんびりしました。

今回のバスは、ニューマン・コーチラインズです。料金は32$。
クライストチャーチから来るバスと、クイーンズタウンから来るバスとレイク・テカポで同時に止まって、ドライバーは交替して自分の町に帰ります。

出発は、いつものように遅れてくる人がおって10分遅れで12時50分に発車しました。
しかし、ああゆう人はインドとか旅行にいったら、すぐにおいてけぼりにされるでしょうね。でも、ああゆう人はインドとかには旅行にいかないのでしょう。

道中、世界最初のバンジーサイト、カワラウ・ブリッジを通りました。
その後、珍しくおみやげ物屋さんに寄りました。
日本人の団体客でいっぱいでした。ニュージーランドは日本人の観光客がすごく多いです。

16時40分、クイーンズタウン到着です。結構寒いです。ティアナウまで一気に行きたかったのですが、バスがこの日はもうなくて、クイーンズタウンで1泊です。
地図がよく分からずに、ちょっと迷いながら宿に到着です。

今回の宿は、リゾート・ロッジです。
4人部屋のドミで、1泊27$です。ネットで予約したときに、クレジットカードの番号を聞かれたのですが、カード払いにはなっていなくて、セキュリティのために聞いたとのことです。現金で支払いました。

荷物を部屋に入れて、ベッドを見てびっくり。2段ベッドなんですが、異様に上と下の間隔が狭いです。50cmちょっとくらいしかありません。何回も頭を打ちました。

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夕食には早かったので、街をぶらぶらしました。
クイーンズタウンは、いかにもリゾートの街といった雰囲気です。

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iサイトで情報収集して、ワカティプ湖まで行きました。
浜辺で水切りをしている人達がいて、のんびりした風景です。

ぐるっと、街を1周して名物ハンバーガー屋をのぞいていたら、ワイトモとロトルアで一緒になった人達と会いました。向こうもびっくりした様子で握手を交わしました。北島から南島へ、だいたい同じようなルートを取るとはいえ何度も会うと他人のような気がしなくなります。

ワインを購入してから、ステーキ・ハウスへ。

ビーフイーター・ステーキハウスに行きました。
牛ランプステーキ350gをミディアムレアで頼みました。

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メニューの裏に、部位の名前が書いてあるのが面白いです。
メインには、サラダバーがついてきます。

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ステーキは柔らかくてジューシーで、すごく美味しいです。
これやったら、500gでも軽く食べられます。
サラダも美味しくて、お替りしました。

ステーキ27$、サービス料3$、ワイン持込料5$、〆て35$でした。

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腹ごなしに、クイーンズタウン・ガーデンにちょっと散歩しに行きました。
また、ロトルアで一緒になった人達に会いました。


テカポ観光part2 [ニュージーランド]

2010年2月12日(金)晴のち曇

同室の人が一人チェックアウトしたのですが、その後に入る中国人の女性が、宿の主人に早くベッドメイクせえと指図していました。早く部屋に入りたいんは分かるけど、宿にもものの順序ちゅうもんがあるのに。主人は大人しい人で、文句を言いつつもベッドメイクしていました。中国人は、ほんま自己中の人が多いです。

今日は、テカポ湖の東側にあるコウワンズ・ヒルにハイキングに行きます。

テカポ川にかかる橋のところからスタートです。
1泊しかしない人がほとんどですから、この辺りまで足を延ばす人はいなくて、誰もいません。丘といっても低い丘ですので楽に歩けます。

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丘の上からの眺めです。
今日は、まずまずの天気です。サザンアルプスには少し雲がかかっています。

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丘を下って森を抜けて、テカポ湖までやってきました。
パインズ・ビーチです。ビーチとゆうても、泳げるわけでもなく何もないです。

ビーチで昼食をとり、セントロに戻りました。

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教会の手前からの眺めも、違った角度で綺麗です。
やっぱり、ここはテカポ湖しかないですね。

まだ時間があったので、テカポ川からジョージ・スコット湖まで歩いてみようと行ってみたのですが、誰も歩いていないので草がぼうぼうになっていて、諦めました。

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テカポ川の眺めです。
川は、ブルーとゆうより、グリーンに近い色です。

今日は、28℃と暑くて、歩いていてもしんどいです。
ちょっと早めに宿に戻りました。

明日の天気が雨とゆう予報が気になります。
夕方から曇ってきて、天気予報が当たっているのかもしれません。
今日も星空は期待できないですね。
テカポはニュージーランドで一番の晴天率なのですが、これでNo.1ですか。

ニュージーランドの国名の元となった、マオリ語のAotearoa=細長く白雲のたなびく国とゆうのを実感します。ニジーランドに来て16日になりますが、1日中すっきりと晴れていた日は、ありませんでした。それだけ雲が多いとゆうことですね。


テカポ観光part1 [ニュージーランド]

2010年2月11日(木)曇のち晴

部屋の移動をするのに、チェックアウトタイムが10時なので、9時くらいに部屋を出たのですが、次の部屋の人がまだチェックアウトしていなくて部屋に入れません。
ボケっと待っとってもしゃあないんで、荷物を預かってもらって出かけました。

宿の人が薦めてくれた、ハイキングコースのうち、2つを組み合わせて歩きます。

ハイキングコースの入り口まで20分ほど歩いて、マウント・ジョンに登ります。
テカポ湖の西に位置する標高1043mの山です。テカポ湖が標高710mですので、登るのは333mとたいしたことないです。整備されていて歩きやすい道です。ジジィパワーを発揮するまでもなく、30分ほどで山頂に到着。

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山頂には、世界最南端のマウント・ジョン天文台があります。
アストロ・カフェもあります。

実は、しんどい思いをしなくてもアストロ・カフェまでは車で来られますので、歩くのが難しいひとは、車で来てその周辺を散歩するのもいいかもしれません。

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山頂からの眺めです。曇っているので景色がいまひとつですが、曇っている風景もこの瞬間にしかないものやと思えば貴重に思えてきます。

セントロから見ていたら分かりませんでしたが、テカポ湖は南北30kmと大きな湖なのです。山頂から眺めると、その大きさが実感できます。

下りは、別のルートを通ってテカポ湖の近くまで下っていきます。
こちらのルートは視界が開けていて湖の景色が楽しめます。

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しかも天気が晴れてきて、テカポ湖のターコイズブルーの色合いが素晴らしいです。
エメラルドグリーンの湖は何度か見たことがありますが、こんな色合いの湖は初めて見ました。氷河から溶け出した水に岩石の粒子が混ざりこむことによって、こんな色合いになるそうです。

ベンチに座って風景に見入っています。
周りには誰も人はいなくて、風の音しか聞こえません。
旅に出てよかったな、生かされていてよかったなと、感動できる瞬間です。

ここで、「ニュージーランド・クイズの時間」の時間です。
ニュージーランドの北島と南島では、湖の形が違いますが何故でしょうか。

正解は、北島では火山の噴火によって出来た湖が多く円形になります。
南島では、氷河の侵食によって出来た湖が多く複雑な形をしています。

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2時間ほどかけて、麓まで降りてきて湖とサザンアルプスとの取り合わせが、また素晴らしいです。

セントロまで戻ってきて、昨日見にいった教会にもう一度いってみました。

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教会自体が風景の一部として溶け込んでいます。

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教会の中からの景色も、テカポ湖とサザンアルプスが、まるで一幅の絵のように見えます。

まだ時間があったので、ジョージ・スコット湖のほうへ足を延ばしてみましたが、こちらは見るべきものもなかったです。

宿に戻って、荷物を部屋に入れました。
今度の部屋は4ベッドの部屋ですが、狭い。ダブルの部屋に無理やり4つのベッドを入れた感じです。そやからコンセントも2つしかありません。これやったら昨日のドミの方が広いし、コンセントも1人1個ありましたので、よかったです。使い勝手が悪くなって値段が高いとは、勿体ない話しです。ただ、ネットがつながるようになったのだけは、よかったです。1時間で5$。

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夕食を食べてから、テカポ湖の夕焼けを見に。
西の山が高いので、綺麗な夕焼けは見られませんでした。

その後、宿の上の丘に上がって、星が出るのを待っていましたが、雲が多くてほとんど見えませんでした。また暗くなるのが遅い、22時を回っても、まだ西の空は薄明るいです。


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