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成都~上海~関空移動(飛行機) [中国]

2010年6月1日(火)成都 大阪

5時40分起床。
7時前にチェックアウト。
何もチェックされることなく、すぐにチェックアウトできました。

バス停までは歩いて3分ほどです。
7時発の303路バスで空港へ。料金は10元。

この前は渋滞でえらい時間がかかりましたが、今日は朝も早いので30分くらいで着くかなと思っていましたが、20分で空港に到着。めっちゃ早かったです。

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今回の航空会社は上海航空です。
成都から上海を経由して関空行きです。

ネットで航空券は購入したのですが、料金は航空券が208€、税金と燃油サーチャージが49.4€、カード引き落とし手数料が0.14€でした。合計257.54€(約29,000円)です。最近の円高ユーロ安で得したかもです。

定刻になっても管制塔からのOKが出ずに待機です。
40分くらい待ってようやく離陸しました。

上海での乗り換えは3時間ありますので大丈夫でしょうが、乗り換え時間が短いときなら焦ります。

15分遅れで11時45分に上海に到着。

荷物をピックアップして、再度チェックインです。
引き続き、上海航空です。

機内預け荷物がX線で引っかかって、荷物チェック室にいけと言われました。
鍵を開けて中の荷物を調べられました。
洗濯洗剤や虫除けスプレーなどをこねくり回して見ていましたが、異常は発見できず、そのまま荷物はスルーしていきました。
今回の旅はX線によく引っかかります。中国のX線と相性が悪いのでしょうか。

手荷物検査はすんなりとパス。
ボディチェックはなしでした。
国内線では必ず入念なボディチェックしていたのに、国際線ではなしとゆうのもおかしな話です。それとも、国内線は中国人がほとんどで、国際線は中国人が少ないので、どうでもええとでも思っているのでしょうか。不思議です。

昼食は空港で中華料理と思っていたのですが、看板に書いてあるメニューを頼んだらないといわれたので、その店で食べるのはやめました。昔の中国の対応です。

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隣にあった韓国料理の店で石焼ビビンバを食べました。
食べてみると韓国の辛さは、辛さの中にも甘味があるなあとよく分かります。
四川料理も甘味が入っていれば、もっと食べられたと思うのですが。

上海空港はネットがつながります。
ブログアップしてニュースチェックしました。

元があまっていたので、お土産に鴨28元と牛肉20元の製品を買いました。関空で見つかったら取り上げですが・・・。それとメントス5元を購入。
あまった2.6元は寄付しました。

定刻より15分早く14時15分に出発。

機内食が出ました。
お寿司と冷やしうどんが出たのですが、お寿司はかさかさ、うどんはぼそぼそで、こんなにまずい機内食は久しぶりです。

上海からの便やから、無理して日本食にせんでもええと思うねんけど。無理するからまずいもんが出来ると思います。日本人にはいいですけど、外国人がこれを食べて日本食はまずいと思われるのも不本意です。

関空には17時25分到着。

入国審査がちょいと時間がかかって、機内預け荷物を取りにいったら、もうターンテーブルから下ろされていました。

検疫はフリーパスでした。
肉の製品を持っていたので調べられたらやばいかなと思っていましたが大丈夫でした。



中国人はもっと背が高いと思っていたのですが、平均身長は日本人と変わらないと思います。バレーボールやMBAなどに背の高い選手が多いですが、パイが大きいのでそうゆう選手を排出するのでしょう。日本の人口の10倍以上ですので、日本で1人そうゆう選手が出れば中国では10人出る計算になります。

中国では、偽札がかなり出回っているらしく、よくお札のチェックをしていました。
すかしを見るのは勿論ですが、中にはブラックライトをあてている人もいました。
そうすると、青い文字が浮かび上がるのには驚きました。
偽札を摑まされないようにするのは大変ですが、気をつけましょう。


中国は、もっと旅がしにくいかと思っていたのですが、ぼられたり、お釣りを誤魔化されたり、強引な客引きや嘘をつかれたりすることもなかったので、旅しやすかったです。

移動は飛行機ばかりで楽でしたしメジャーなところばかり行きましたし、ボロ宿もなかったので、バッパーの旅とゆうより普通の旅でした。


麗江~成都移動(飛行機) [中国]

2010年5月31日(月)麗江曇 成都曇

宿の外でネットしていたら、何回か写真を撮られました。
中国では外でネットしていると思われたのでしょうか。

中国のネットは遅いですし、接続に制限がかかります。
世界一周part3の構想を練るのに調べものをしようと思っても、世界一周関係のサイトは全くつながりませんでした。

中国人にとっては、海外旅行もまだ自由にいける状況ではない(?)ので、刺激を与えないように規制をかけているのかなと思います。

日本へのVISAも富裕層のみで、ようやく中間層にもVISAを発給するようになるとニュースでゆうてましたが、まだまだ自由に世界を旅するのは先の話かもしれません。

Part3の日程がきついのと足が痛いので、ラオス行きはやめて日本に戻ることにしました。

麗江からは国際便が出ていないので、どこかを経由しないといけないのですが、どこを経由しても接続がうまくいかず、安いルートをさがしたら、成都から日本に行くのが安かったので、成都に戻ることにしました。

髭を剃っていたら、髭剃り器が動かなくなりました。
旅で物がつぶれるとゆうのが、まだ続いています。
旅の終わりのほうでよかったです。

宿の人が昨日から、子犬を飼っています。
名前を聞いたら、ニュウニュウです。
パンダの名前も同じ音の繰り返しが多いですが、動物の名前はそれが一般的なのでしょうか。

12時前にチェックアウト。
中国の宿の標準チャックアウトタイムは12時です。遅めなので便利です。

リムジンバス乗り場まで歩いて行きます。
途中、ローカル食堂で昼食。

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晶小龍湯包を注文。4元。
味はいまいちです。

リムジンバスで麗江空港へ。40分ほどで到着。
バスを降りるときに、子供が私を指差してなんかゆうてました。
この面では異様に見えるのでしょう。

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麗江空港です。

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新しい建物の工事をしていました。

今回の航空会社は中国東方航空です。
航空券が700元、空港税が50元、燃油サーチャージが20元。
カード引き落とし手数料が24元です。

麗江空港はネットがつながります。
出発まで3時間ありますが、ネットをしてたらすぐに時間が過ぎます。

麗江空港の待合室は電光掲示板がなく、ホワイトボードに手書きですので、いつボーディングが始まるのか分からないので、アナウンスをよく聞いておかないといけないです。

定刻の16時40分に出発。
機内食は、ハムバーガー(ハンバーガーではないです)が出ました。

18時5分、成都に到着。
28℃と少し暑いです。

前回同様、303路のリムジンバスで市内に向かいます。
料金は10元。

終着点から歩いて宿に向かいます。
5分くらいで到着。
今回のホテルは浜江賓館です。

ネットでホテルは予約したのですが、最初に予約したホテルは外国人お断りでキャンセルされました。外国人なのか日本人だけなのかは分かりませんが、結構中国人のみ予約受付とゆうホテルは多いです。
反日感情や、中国語をしゃべられへんから邪魔くさいのかもしれません。

キャンセルとなって他のホテルを紹介してくれて、先に予約したホテルより安かったのでよかったかもしれません。

チェックイン手続きで、デポジットが300元と言われました。
中国のホテルは、ほとんどデポジットがいるのですが、300元は高いです。

この先も中国を旅行するならいいのですが、もう日本に帰るばかりで元があまってしまいます。値切って200元でええと言われましたが、それでも高いです。100元にまけてくれとゆうのですが駄目と言われ、それなら米ドルで払うとゆうたのですが、それも駄目。

押し問答をしているうちに、フロントのお姉さんの話がおかしいなと思って、再度確認したら、お姉さんはトータル金額で話をしていて、私はデポジットのみの金額を話していました。お互いの英語力不足が原因ですが、デポジットは預かり金、保証金の意味で、これはお姉さんの英語力不足だと思いますが・・・。

すったもんだでトータル200元を払いました。
デポジットは、今までのホテルで100元くらいだったので、妥当なところです。
宿泊料金は、1泊155元です。朝食付き、ネットは利用不可です。

四川省人民政府の経営なので多少割安になっているようです。

荷物を部屋にいれて、食事です。
外に出て気がつきましたが、隣はソフィテルです。
このホテルは3つ星ホテルで、私にとっては料金も内容も高級ホテルですが、隣と比べると見劣りするのは致し方ないところです。

ホテルの周りには食堂は少ないです。
リムジンバス停の近くにローカル食堂があったので、そこに行きました。

四川料理の抄手にします。
海味抄手9元と回鍋肉炒飯7元とビール11元を注文。

抄手とはワンタンのことです。
雲呑は知っていましたが、どっからの地方が抄手とゆうのかは知らないです。

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味は、ワンタンです。
海味とゆうことで海鮮が入っています。
辛くないです。味は美味しいです。

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回鍋肉炒飯は以前も食べましたが、ここのは肉も入っています。
味は普通。量がめっちゃ多いです。しかも、たっぷりのスープ付き。
抄手があるから、スープスープでかぶっています。
スプーンをさしたのは私ではありません。
スプーンをさして持ってくるのが中国流(?)です。

中国のスープって、味が薄くて湯みたいんなんが多いのですが、ここ四川ですら味は薄いです。油っこい料理が多いから、中和しているのでしょうか。

またまた食べ過ぎて苦しいです。
腹ごなしに、ホテルの周りを散歩です。

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ホテルの前の通りです。

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ホテルから道を挟んで川になっています。
遊歩道があって散歩にはぴったりです。

ここのホテルも夜に謎の電話がかかってきました。
ハローとゆうたら無言で切れました。


麗江観光part4 [中国]

2010年5月30日(日)曇一時晴一時雨

今日は、白沙に行きます。

乗り合いタクシー乗り場までちょっと遠いので、近道と思っていったら山を越える道で、しんどいし道に迷うわで、1時間かかってしまいました。

白沙に行く人は少ないので、タクシーは満員にならんでも出発します。
20分ほどで白沙に到着。料金は3元。

白沙は麗江から北へ12kmのところにある昔ながらの家屋が多く残る村です。
現在の麗江の町を築いた豪族木氏の本拠地であり、かつて政治や文化の中心地でした。

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タクシーは村の中心地で降ろしてくれました。
小さいながら、四方街になります。

ここの通りには、おみやげ物屋や食堂などが並んでいます。

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昼食と思っていたのですが、ええ店が見つからへんので、屋台でこんにゃくを食べました。
こんにゃくを焼いて、醤油と唐辛子をかけて食べます。1つ1.5元。
おやつとゆうより、ビールのあてによさそうです。

白沙壁画を見にいこうと思って道を聞いたのですが、違っていました。
次に聞いた人も違っていました。

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小さな村なので一周するつもりで歩いたら、入口が分かりました。
白沙で観光するとゆうたら、ここしかありません。

白沙壁画は、木氏がナシ族、ペー族、チベット族、漢族の絵師に描かせたものです。
入場料は30元。

壁画は瑠璃殿と大宝積宮にあります。
瑠璃殿のものは状態もよくなく、壁画もええとは思わなかったです。

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大宝積宮のほうは保存状態もよく、内容も素晴らしいです。ただ、ところどころ落書きがしてあるのが残念です。

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写真撮影禁止なので、看板を写真に撮りました。

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あとは、みどころは古い村です。
メインストリートを外れたら、昔ながらの民家が建っています。
麗江の街も、世界遺産に登録される前は、こんな雰囲気やったんやろなあと思います。

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山も近くに見えて綺麗です。

2時間くらいぶらぶらしてから、乗り合いタクシーで麗江に戻ります。
タクシーが止まっていて、私が乗ったらすぐに出発しました。
定員7人のところ、4人で出発です。
とりあえず、半分以上やったら儲かるんかな。

麗江に着いて、乗り合いタクシーの乗降場所は、金甲農貿市場の前です。
市場は、どこの国でも活気があって好きです。

市場をぶらぶらと歩いてみました。
DVDが1枚4元で売っています。たぶん闇コピーでしょう。

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肉や野菜、魚も売っています。
野菜も細分化して売っていて、シイタケとキノコだけを売っている店もありました。

包子が売っていたので、鮮肉包(肉まん)を2つ購入。
1つ、8角(0.8元)と今までで一番安いです。1角おまけしてくれました。
市場は庶民の味方です。

食堂もあって、こうゆうところで食べたら安くてうまいんでしょうが、メニューがないので中国語がしゃべられへんと、ちょっと難しいです。

市場から歩いて、麗江古城まで30分で着きました。
朝は近道のつもりで倍の時間がかかっていました。

古城から麗江市博物館まで歩いて行きます。
ガイドブックでは、入場料30元となっていましたが無料でした。

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麗江市博物館は、ナシ族の起源や特徴、彼らの文化、特に伝統的祭儀とトンパ文字に関する展示が多いです。

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トンパ文字は、トンパ教の経典に使われているナシ族固有の象形文字です。
現在も使用されており、ユニークな形が見ていて楽しいです。

しかし、現在ではトンパ文字を充分読み書きできる老東巴と呼ばれる人は10人もいないそうです。いつまでも継承していって欲しいです。

黒龍潭の公園を通って麗江古城に戻ります。
この前きたときと違う道を通っていたのですが、麗江市民で抗日で無くなった人の紀念碑がありました。こうゆうところでも反日意識が育まれていくんかなあ。

今回の旅で、あからさまな反日の態度には出会いませんでしたが、日本人と分かるとバカにした笑いをする人はいてました。国が反日感情を植えつけるような方針ですので、なかなか友好関係を築くのは難しいです。

今の日本で、どっか好きなところがある人は、そんな感情は少ないように思いました。
たとえば、日本人は勤勉で尊敬できるとか、日本のアニメが好きとかゆう人は知日、親日に近いと思います。

夕食は古城外のローカル食堂に行きます。
入るなり店のおばさんは、そこ(壁)に書いてあるもんしかでけへんで、とゆうてるようでした。

地三鮮16元と青椒肉ス18元とビール10元を注文。
食堂では99%くらいは、ビールを先に持ってくるのですが、ここは料理が来てからビールを出してくれました。酒飲みの気持ちをよう分かってくれていて、それだけでも花◎です。

おばさんは愛想は悪いですが、けっして怒っているわけではないですし、不親切なこともないです。中国の食堂は、だいたいお皿とか茶碗、湯呑みがセットでパックされたものを使っているのですが、おばさんはわざわざそのパックを破ってお皿とか並べてくれました。
べたべたした愛想はしないのが中国流で、なれれば気持ちのええもんです。

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地三鮮は桂林でも見かけましたので、四川料理ではないと思います。
ジャガイモと茄子とピーマンを炒めた料理です。
美味しくてビールによく合います。
日本に帰ったら一度作ってみようと思います。

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青椒肉スは四川料理です。
日本の青椒肉スは辛くないですが、こちらの青椒肉スは唐辛子がたっぷり入っていて星二つくらいの辛さです。

地三鮮が辛くないので交互に食べれば大丈夫です。

ここのビールは麗江にしては、珍しくよく冷えていて、ついお替りしてしまいました。
おばさんが、よく飲むなあとゆうようなことをゆうてたみたいです。

中国の人はよく食べるので、必ず白ごはんを食べるみたいです。
ですから、白ごはんは必ずすすめられます。
てっゆうか、お茶碗に入れてもってきて食べるかと言われたら断れません。
ご飯は2元でした。これくらいが普通です。

こちらも調子にのって食べてしまって、ちょっと食べすぎでお腹が苦しいです。

腹ごなしに散歩です。
電波塔のほうまで登ってみました。

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麗江古城は西方面のええビューポイントがないのでが、このあたりはまあまあでした。
ただ曇っていたので夕日は見えませんでした。

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山を下りてきて、黄昏時の古城もええもんです。


麗江観光part3 [中国]

2010年5月29日(土)曇時々雨

今日は、玉龍雪山風景名勝区に行きます。
玉龍雪山風景名勝区は、麗江から北へ約15kmにある玉龍雪山を中心とした景勝地です。

バス停に向かっていたら、屋台のおばさんに声をかけられて思わず買ってしまいました。
油条包みクレープ漬け物入りです。5元。やっぱり高いです。

7路のバス停に行ったら、宿の人がゆうてたとおりミニバスが止まっていました。
7路のバスは定刻はなく、満員になれば出発するタイプのバスです。

まだ、半分くらいしく乗客は集まっていなかったです。
そうしたら、乗り合いタクシーに移っていって、行ってしまいました。

再び客待ちで客がやってきて、今度は私も乗り合いタクシーに乗り換えろと言われて、乗り換えて出発です。

これって、客の横流しとちゃうんかな。
タクシーは儲かってええでしょうが、バスの売り上げはどうでもええんでしょうか。
それとも、団体客はバス、個人客はタクシーとゆう営業方針でしょうか。
いずれにしても、中国らしいです。
乗客は6人です。

途中、乗客の二人が運転手の足元と後の荷物置き場に隠れました。
ほどなく、入場ゲートに到着して、ここで入場料80元を支払いました。

隠れた二人は、この入場料逃れのために隠れたのでした。
さすが中国人、頭がいいです。

35分ほどで、ビジターセンターに到着しました。
タクシーやから料金高いんちゃうんと思っていましたが、バスと同じで10元でした。
ここからは、シャトルバスに乗り換えです。

玉龍雪山のロープウェイに乗ろうと思っていたのですが、今日は運休と言われました。4680mの展望台なので寒いやろうと、タートルネック、フリース、マフラー、手袋と準備万全でやってきたのですが、あららです。氷河が見られると一番の楽しみにしていたのですが、自然相手では仕方ないです。

ロープウェイで登れるところは、あとは二つです。
雲杉坪と氂牛坪です。

氂牛坪は観光客があまり行かなくて、天気が悪いと景色がいまいちなようで、雲杉坪に行くことにしました。

雲杉坪のロープウェイ往復で55元とシャトルバス20元です。

チケットを買うたら、別の窓口にいって受付をしないといけません。
バスのナンバーを書いてくれましたが、シャトルバスは乗り降り自由なので意味ないやんと心の中で突っ込んでおきました。

シャトルバスで、雲杉坪まで行って、そこからロープウェイで頂上まで登ります。
乗り場は標高2952m、降り場は標高3209mです。

気温は13℃。
少し寒いですが、ウインドブレーカーで充分です。

中国人は寒がりの人が多く、防寒コートをレンタルしている人も多かったです。

3000mを超えると高山病になる人も出てきます。
酸素スプレーを手にしている人も、ちらほらいてました。

私は、アンデスで6500mまで登りましたが、高山病にはならず、酸欠には強いようです。
金欠にはよくなりますが・・・。

ロープウェイの終点から、雲杉坪の草原まで少し距離があります。
私は森の中を歩きました。15分くらいで到着です。
しんどい人は、電動カートもあります。往復で20元。

雲杉坪は、総面積1k㎡の草原です。
草原の周囲には遊歩道があり、散歩できるようになっています。

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山に雲がかかっていて景色がもうひとつですが、草原の緑が綺麗です。

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のんびりと草を食むヤクが、雲南省らしい風景です。

ここで、道を尋ねられたり、写真撮影を頼まれたりと3回声を掛けられましたが、声をかけやすい顔なんでしょうか。髭面で中国人には見えないと思うのですが。

ぐるっと草原を一周してから、ロープウェイで下りてきました。
この近くに、白水河とゆうところがあるので歩いて行きます。

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山から流れ出た水が、ここでは棚田のようになっています。

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ヤクに乗って写真撮影が出来るので観光客が多いです。
ヤクの写真撮影は50元です。
中国人の給与はいくらくらいなのか知りませんが、50元も気前よく払うのですから裕福やなあと思います。

再び、ロープウェイ乗り場に戻って、シャトルバスに乗りました。
麗江に帰ろうと思っていたのですが、ビジターセンターまで行かずに途中で降ろされました。

その近くに湖があったので、ちょいと散歩です。
天気がよければもっと綺麗でしょうが、水がエメラルドグリーンでそれなりに綺麗です。

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鏡潭湖です。
風が吹いていたので鏡のようにはなりませんでした。

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こちらは、藍月湖です。

散歩も終わって、再度バスに乗ります。
今度は、ビジターセンターまで行きました。

7路のバスで麗江に戻るのですが、バス停がありませんので、係りの人に聞いて乗り場を教えてもらいました。
乗り合いタクシーが通るのですが、満員で乗れません。

反対車線を走っていた乗り合いタクシーが麗江行くとゆうので乗りました。

客は私だけで、満員になるまで30分客待ちしました。
ようやく満員になって出発です。

途中、二人の人がタクシーを待っていて、満員ですが乗せました。
長い時間客待ちしたので、取り返そうと思っているのかもしれません。
40分ほどで麗江に到着。料金は10元。

夕食は納西料理を食べに行きます。

納西烤魚と納西烤肉にしました。
烤烤と変な注文ですが、食べる機会を逃したらあかんから、食べたいものから食べていきます。ビールは10元です。中国の東の地方では、ビールは大瓶が出てきていたのですが、成都では中瓶になり、麗江では小瓶です。地方とビール瓶の大きさ、なにか関係があるのでしょうか。

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納西烤魚は、普通の焼き魚です。
それに唐辛子がついているだけです。10元です。

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納西烤肉は、ベーコンと香菜と唐辛子を炒めています。
辛いです。星一つくらいかな。28元と高いです。

夕食後、今まで歩いてへんところを散歩です。

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路地が違えば、趣も違います。
この辺りの風景は好きです。

夜になり、麗江古城の夜景を見に行きます。

夜のほうが人通りが多いです。
今日は土曜日なのでよけいでしょう。

飲食店では、民族衣装を着た人がディスコ調の曲を大音量かけて踊りを見せたりしていますが、古城には合わへんと思ってしまいます。

ロックンロールで踊るのは大好きですが、ここにそうゆう店があっても行きたいとは思わないです。考えが古いと言われそうですが、流行れば何でもええとは思わないです。

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まあ、これも中国と思ってぶらぶらと夜景を楽しみながら散歩しました。

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高台からの古城の眺めです。

新しいカメラで夜景を取るのは手持ちでは、ほとんどぶれてしまってうまく取れないです。
カメラによって、得意分野と不得意分野があります。
夜景とパノラマは前のカメラのほうが上です。


麗江観光part2 [中国]

2010年5月28日(金)曇

今日は、束河古鎮に行きます。
束河古鎮に行くには、乗り合いタクシーで行くのが便利です。
タクシー乗り場は、宿から歩いて15分くらいです。

乗り合いタクシーは、7人が定員です。
満員になるまでは出発しません。

束河古鎮に行く人は多いので、ほどなく満員になり出発です。
麗江からは北西に4kmほどですので、10分くらいで到着です。
料金は2元。

束河古鎮の入口ではなくて、中心部で降ろしてくれました。
ガイドブックでは入場料50元となっていましたが、無料でした。

束河古鎮はナシ族の古い村で、1997年麗江古城とともに世界遺産に登録されました。
また、張芸謀監督、高倉健主演の「単騎、千里を走る」はこの村を中心に撮影されたことでも有名(私は知りませんでした)です。

束河古鎮は観光化されているところもありますが、麗江古城よりは観光客も少なく、のんびりと歩けます。ただ、車が走っているので気をつけないといけません。

束河古鎮は、トイレは有料となっています。
0.5元から1元でした。

四方街まで歩いてすぐでした。

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四方街の西には、青龍橋があります。
青龍河にかかる石橋で、明の時代に建築されたものです。
長さは25m、幅は4.5mで、麗江地方では最も大きな石橋です。

四方街の北に向かって歩きます。

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畑も多いです。

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北の方には、九鼎龍潭があります。
清流が湧き出ている泉です。
水は透明で、魚が泳いでいるのがよく見えます。

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一番北まで行って中和路を通って南へ。
この辺りは観光客も少ないです。

中和路には、麗江地方を支配していた木氏のかつての住居だった大覚宮と茶馬古道博物館があります。入場料は無料。

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茶馬古道博物館の入口です。

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大覚宮です。

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明代後期の建築物で、中の壁には仏教画が描かれています。
現存するのは6つで、この壁画の特徴は、チベット仏教の影響が見られないことです。
本物は写真撮影禁止ですが、複製があってこちらは写真が撮れます。

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四方街の南に龍花触水があります。

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この辺りは飲食店が多いです。
水路ではビールを冷やしていました。
あんまり水は冷たくないですが、全然冷やさんよりはましでしょう。
束河古鎮は、なぜか犬が多いです。

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屋台で土豆(ジャガイモ)の揚げたんを買い食いしながら散策です。
唐辛子がかかっているのが、麗江風です。
味は普通のジャガイモです。2元。

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最後に入口の南門にやってきました。

ここからも乗り合いタクシーは出ています。
麗江に戻ってきて、古城のほうへ歩いて戻ります。
バスですとバス停3つです。

七星路を通って戻ります。
この通りは屋台が多く出ています。

まだ時間が早かったので、古城の南のほうへ行きます。

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南のほうは、観光客も少なくてのんびり歩けます。
あいにくの雨で歩きにくいですが。

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南門を眺めてから北へ戻ります。

宿の近くのところに夕食に行きました。
韮菜炒粉皮にしたのですが、表の看板には15元となっていたのですが、中のメニューでは25元です。大理ビール10元を注文。

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韮菜炒粉皮は、韮菜(ニラ)と粉皮(ワンタンみたいなん)しか入っていません。
油濃くて味はいまいちで、量も少ない。
量が足りないのでご飯も注文。
なんとご飯は2元です。こんな高いご飯は初めてです。


麗江観光part1 [中国]

2010年5月27日(木)曇後雨

昨日も少しぶらぶらしましたが、今日も麗江古城の散策です。

まずは、古昌宮に行きます。
宿の前から、坂を登って行きます。

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古昌宮は閉まっていましたが、少し高いところにあるので、ここからの眺めが素晴らしいです。朝日のビューポイントともなっています。

メインの通りは人通りが多いですが、裏通りに入ると人は少ないです。
でも、裏通りはあんまり綺麗じゃないです。

お腹が減ったので、中国人の定番朝ごはん、油条(小麦粉揚げ)と豆乳です。
油条2元、豆乳1元です。

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油状は揚げたてで、おいしいです。

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橋も石で出来ています。大石橋です。

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三眼井は、3つの階段状の水槽を持ち、一番上は飲用として使われ、そこからあふれた水を貯めた2つ目の水槽は野菜や食品を洗うのに使い、一番下の水槽は洗濯に使用します。

日本でも昔は井戸端会議とゆうものがありましたが、ここでは今でも行われています。

古城の約1km北に黒龍潭景区があります。
歩いて行きます。

公園があって、入場料は無料なのですが、麗江古城維持費の領収書が必要です。
私はまだ維持費を払っていなかったので、ここで払いました。80元です。

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公園には池があり、池の水が玉のように碧いので玉泉公園とも呼ばれています。

池の周りにいろいろな建物があります。

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桜閣得月楼です。
彫刻が綺麗です。

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五鳳楼です。
1601年(明の万暦29年)創建です。

ここから象山に登れるので登ろうと思ったら、4人以上でないと登ったらあかんと言われました。そんなに高い山ではないのですが、そんなに危険なのでしょうか。

公園を出て、古城に戻ります。

途中で昼食です。
土鳥米線を食べます。

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土鳥は地鶏みたいなもんやと思います。
米線はビーフンです。

ベトナムのフォーにも似ていますが、スープはそれより濃いです。
小を注文。5元です。このあたりは、物価が安いです。

麺をゆがいて、葱と鳥を乗せてスープをかけて出来上がりです。
塩、砂糖、酢、醤油、唐辛子、からし菜、香菜が置いてあって好みで入れられるのも嬉しいです。

味は、とても美味しいです。
ただ中国では、鳥は骨付きのまま料理するので、食べにくいです。

古城に戻って獅子山公園に行きます。入場料は15元。
公園内には5層の楼閣、万古楼があります。

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万古楼は高さ33mで、古城内では一番高い場所です。

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楼閣からの眺めはええはずですが、あいにくの雨でいまいちです。
しかも土砂降りです。
それでも、古城の広さとかが分かって楽しめました。

獅子山公園の東側は木府になっていて、直接入場できます。
入場料は60元。

木府は、元、明、清の3つの王朝に22代470年にわたって麗江エリアの統治を委ねられた木氏が暮らした館です。正式には土司木氏衙署といいます。

木氏は白沙を中心に勢力を築いたナシ族の豪族ですが、この館を見たら当時の富と権力の大きさが想像できます。

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萬巻楼です。
曲阜の孔廟を参考にして建てられた書庫です。

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忠義坊です。
4本の石柱で造られた牌坊で木府の入口にあたります。

獅子山のほうから入ると、奥から入口に向かっての見学になりますので分かりにくいです。
入口側から見学した方がええと思います。

雨が降ると石畳はつるつると滑って歩きにくいです。


成都~麗江移動(飛行機) [中国]

2010年5月26日(水)成都雨 麗江晴

8時20分チェックアウト。

宿で空港までのタクシーを手配してもらいました。
料金は、60元で高速代込みです。
贅沢ですが、雨やし、よかったです。

8時半に宿を出発。
宿の人に空港までどれくらいで着くか聞いたら30分くらいとゆうので余裕をもって8時半の出発にしたのですが、えらい渋滞です。

ドライバーが中国人にしては慎重な運転をする人で、シートベルトはしてるし、抜かせとは言わへんけど、抜かされるなと言いたい。遅いし車間距離を開けるので、抜かされ放題、割り込まれ放題です。

1時間かかって空港に到着。
チェックインカウンターが混んでなかったのでよかったです。混んでたら危ないところです。今回の航空会社は北京首都航空です。中国にはいったいいくつの航空会社があるのでしょうか。

四川空港は、ネットはつながりません。

定時より10分早く10時20分に出発。
中国の飛行機は定刻より早く出ることが多いです。

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11時35分、麗江空港に到着。
周りは山に囲まれています。
麗江の標高は2410mです。

リムジンバスで市内へ移動です。料金は15元。

バスターミナルから麗江古城まで2kmくらいです。
歩いていったのですが、道が段差が多くてゴロゴロバッグを引っ張りにくいです。

麗江古城内にあるユースホステルに行こうと思っていたのですが、古城内で客引きのお姉さんに声を掛けられて、料金を聞いたらシングルで1泊60元、ホットシャワー、インターネット付きといわれて、ユースより安いので見にいってから決めることに。

麗江古城内は石畳で、またゴロゴロが引っ張りにくいです。
宿は階段を登っていくので、さらに大変です。

宿について、古城が眺められる部屋は100元です。高いので却下。
60元の部屋も広くて綺麗なので、ここに決めました。

宿の名前は、納西庭院客房です。
ナシ族の家を改造した宿だと思います。
他にも同じような宿が沢山あります。

荷を解いてから、ぶらぶらと近所を歩いてみました。

麗江を始めて知ったのは、テレビの番組でした。
細く入組んだ石畳の路地、清らかな水が流れている水路、明清代の古い木造建築が残っている街並みが綺麗で、いつか行ってみたいと思っていました。

1997年に世界遺産に登録されて13年です。
古い町並みは残っているのですが、すっかり観光地化されて商業化が進み、なんか作りもんみたいでテーマパークのような感じもします。
世界遺産の功罪だと思います。

それまでは、たぶん観光客も来なかったのが、一気に観光客がやってくるようになって、観光客相手に商売したらもうかると分かれば、変わってしまって当たり前です。

現実は現実として受け止めて、昔の面影を楽しみます。

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四方街は、麗江古城の中心地です。

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四方街で、民族舞踏をやっていました。

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古城水車です。
古城の北の入口の方にあります。

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石畳と屋根瓦が綺麗です。

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水と提灯と花の色の取り合わせが、ええ感じです。
学校帰りの子供たちが遊んでいました。

夕食は、古城内にあるレストランで食べました。

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餃子宴にしましたが、同じ餃子が40個も出てきて、30個食べたところでギブアップしました。種類が違えば食べられますが、同じもんでは飽きてしまいます。
餃子30元とビールが13元と、観光地料金で高いです。

古城の地図をとりあえず購入。6元とこれも高い。

宿でネットしようと思ったのですが、部屋ではつながりません。
聞いてみたら、宿の外に出たらつながるとのことです。

確かに宿の外でつながりましたが、それやったらインターネットが使える宿とゆうたらあかんのんちゃうんと心の中で突っ込みました。
雨の日や寒いときは難儀ですよ。


三星堆博物館観光 [中国]

2010年5月25日(火)雨

今日は広沙市にある三星堆博物館に行きます。
広沙市は、成都から約50km北にあります。

路線バスで、昭覚寺バスターミナルに行きます。
ここで広沙行きの中距離バスに乗り換えです。料金は15元。

乗り場が分からなかったので聞きもって乗りました。

高速道路を走りますので速いです。
広沙のバスターミナルについて、さらにバスの乗り換えです。

広沙のバスはバス停がありません。
地元の人はどこにバスが止まるか分かっているのでしょうが、よその人間には分からないです。

1時間45分かけて、ようやく三星堆博物館に着きました。
1997年に出来た博物館です。入場料は80元です。

三星堆で1986年に祭祀跡が二つ発見されました。
新石器時代末期から夏末商初(日本では殷末周初)にかけての遺跡で、古蜀国の都であると結論付けられました。

出土した青銅器や金製品はどれもほかに類を見ない形をしていて、独自の文化を持っていたことを証明しました。

成都にくるまで、そんな文化があったことも知りませんでした。
遺跡好きとしては、是非行かねばと思ってやってきました。

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第一展示室から見学していきます。

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まずは、銅神獣が出迎えてくれます。

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青銅製の銅神樹です。

お腹が減ったので昼食に。
博物館内のレストランで食べます。

メニューを見てもよく分かりません。
木耳(きくらげ)が好きなので、それの入ったのん18元と、虎皮とゆうのが面白そうで、それを注文13元。ビールは12元。

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木耳と豚肉と緑の野菜の炒めものです。唐辛子も入っていますが星一つくらいの辛さです。

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虎皮はピーマンでした。ピーマンオンリーの炒めものです。全く辛くないです。
どちらも味はまあまあです。

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それから第二展示室の見学です。

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青銅戴冠縦目面具です。
飛び出した目が特徴的で面白いです。

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こちらは青銅縦目面具で、戴冠していません。
大きな耳も特徴です。

こうやって見ると、昨日の見学した金沙の面具と共通点があります。
両者の関係は分かりませんが、何らかのつながりがあったのは間違いないでしょう。

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青銅大立人像です。
このポーズもなにか意味があるのでしょうね。

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青銅跪座人像です。
小さな像ですが、目と耳の特徴は同じです。

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外に出たら祭祀台があって、謎のポーズの像が建っていました。

博物館を出て同じルートで戻るのですが、偶然にも来たときと同じドライバーでした。
ドライバーも私を覚えていてくれました。

バスターミナルに着いて、成都行きのバスに乗り換えですが、料金が12.5元と来るときよりも安いのは、なんででしょう。

またまたバスを乗り換えて、成都へ戻りました。

雨がかなり強くなってきていて、バス停の近くで夕食にします。

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四川料理の肥腸粉にします。大で6元。
腸粉は、さつま芋で作った麺です。

辛そうなスープですが星一つくらいです。
ホルモンが入っていて癖があります。
味は、いまいちです。

ここの宿は、シムさんもマキさんも、もともとはバックパッカーだったので、バックパッカーの立場に立った宿になっています。

ドミトリーでもプライバシーが守られるように、ベッドの周りにカーテンがあります。
ベッドにはフックがあり、バスタオルがかけられるバーもあります。
コンセントの口もいろいろと揃えてあって、日本のコンセントもそのまま使えたりと、細かな気配りが気持ちいい宿です。


成都観光part2 [中国]

2010年5月24日(月)晴

昨日の四川料理がたたって、お腹が痛いです。
辛すぎる料理はやめておきましょう。

さらに隣に寝ている女性が風邪をひいていて、その風邪をもらったようで喉が痛くて、くしゃみが出ます。ひどならんように祈ります。

まずは、金沙遺址博物館に行きます。

宿の近くのバス停から502番のバスで行くのですが、ルートに金沙遺址の名前がありません。仕方なく、近くのバス停で降りることに。料金は2元。

金沙車とゆうバス停で降りて、そこから30分くらい歩いてようやく到着です。
金沙遺址のバス停はありましたが、2つのルートしか走っていませんでした。

ガイドブックでは、11路線のバスが走っているはずなのですが・・・。
入ってみてその訳が分かりました。ガラガラです。

人気がなく乗客が少ないので路線を減らされたのだと思います。
その分、ゆっくりと観光できましたが。入場料は80元です。

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金沙遺址博物館は、2001年に発掘された古代四川文明(古蜀文明)の遺跡です。
遺跡からは、現在成都市のシンボルになっている金の太陽神鳥も出土しました。

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遺跡は発掘時のまま保存されています。
どこから何が発掘されたと書いてあって分かりやすいです。

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青銅製の人物像です。
何か意味があるポーズなのでしょうか。

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金のマスクです。
目が特徴的です。

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金の太陽神鳥です。
展示物は回転しているので写真が撮りにくいです。
これが成都市のシンボルになっています。

次のバスルートのところまで20分ほど歩きました。
昨日は同じルート内での観光なので楽でしたが、今日はそれぞれルートが違うので乗継が大変です。

バスに乗って、永陵博物館に到着と思いきや、間違って一つ手前で降りてしまいました。
1停留所分歩いて到着です。

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永陵は1942年に発見されました。
王建(847~918年)は五代十国時代に、成都を中心とした地方を治めた前蜀(907~925年)を建国した皇帝です。その王建の墓です。入場料は20元。

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永陵までの道にある像です。
なんだか情けない顔です。

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直径80m、高さ15mの陵墓の中には、全長約23mの墓室があり、その中央に立派な石棺が置かれています。
石棺の側面には楽隊や踊り子が掘り込まれていて、見ごたえがあります。
写真撮影は禁止です。

またまた歩いて次のバスルートへ。

成都は30度くらいと暑く、歩いていると喉が渇いてきます。
成都は、コンビニが沢山あってジュースも冷たいのんを置いていて、中国語が分からなくても買い物できます。コンビニが便利店とゆうのが納得できます。

文殊院の近くのバス停で降りました。
16時を回っていて、早足で歩いていきました。
とゆうのも文殊院の観光が17時までとなっているからです。

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中国のお寺は大きいところが多くて、全体を見ていると1時間くらいでは終わりません。
ここも境内は広くて駆け足で見て周りました。

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食事時間の合図にこれを叩くそうです。
お腹のところがはげています。

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こちらは、食堂です。
禁話の紙が貼ってあります。

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千仏和平塔です。
熱心にお祈りしている人が多かったです。

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門前町は文殊坊といって、古い町並みを再現しています。
のんびり散歩と思ったのですが、ほとんど人がいなくて、なんか気をつかいます。

そこから歩いて宿へ戻ります。
途中、ローカル食堂で夕食です。

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回鍋肉炒飯を注文。6元です。
ほとんど肉は入っていません。この値段でそれをゆうたら贅沢ですね。
味は辛くないです。酸味が強いです。久しぶりの米で美味しかったです。


成都観光part1 [中国]

2010年5月23日(日)晴

成都の観光地は、ダウンタウンから距離が離れていて点在しています。
ですから、どこに宿を取っても移動は乗り物が必要になります。

当然、貧乏人の足はバスです。
中国のバスは、路線のルートが表示されていますし、バス停の名前も大きく出ていますので分かりやすいです。中国語は聞き取りにくいですが、車内アナウンスもあります。

まずは、1番のバスで武候祠博物館に行きます。
バス停は宿から歩いて10分ほどのところです。

ほどなくバスがやってきて乗ったのですが、超満員です。
中に入れず、ドライバーの横に立っていました。
朝からどこにいくのでしょうか。
8、90歳くらいのおばあさんが沢山乗っていました。
どこかにお参りに行くのかもしれません。

30分くらいで、バスは武候祠博物館に到着。料金は2元。

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武候祠博物館は、蜀の丞相諸葛亮(字を孔明といいます。181~234年)の祠堂です。
そう、成都は三国志時代に活躍した劉備と諸葛亮ゆかりの地なのです。
日本でも三国志のファンは多いと思いますが、一見の価値ありです。

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入って少し進むと、劉備殿があります。
堂々とした像です。

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その奥には、諸葛亮殿が建っています。
軍師らしく、かしこそうな諸葛亮の像があります。

私は、三国志は漫画でしか読んだことがないのですが、登場人物の中では諸葛亮が一番好きなので、ここに来られてよかったです。

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張飛の像は迫力があります。

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関羽の像は、おだやかな顔をしています。
厳しい顔をした像もありました。

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三義廟は、劉備、張飛、関羽の3人が桃園での結義を記念して創られたお寺です。
お参りしている人も多かったです。

他にも蜀漢英雄50人の塑像や三国志ゆかりの史料が展示されています。
史料の中には、横山光輝の漫画も展示してありました。

武候祠博物館の見学を終え外に出たら、すぐ近くに錦里があります。

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錦里は、清の時代の町並みを再現しています。

四川名物の小吃の店も沢山あります。
昼食に小吃店で、坦坦麺6元と鐘水餃7元を食べました。

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鐘水餃は、水餃子にラー油を絡めて食べます。
辛味の中に甘味もありますので、食べやすくて美味しいです。

ここからバスで杜甫草堂に移動です。料金は2元。

詩聖として名高い唐の詩人杜甫は、安禄山の乱によって759年、成都に避難することになりました。翌年からは、成都の西郊外、浣花渓の畔に庵を建てました。

その後、杜甫は4年あまり成都に住み、240編以上の詩を作り、その生涯で最も充実した時期をここで過ごしたともいわれています。

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その住居が杜甫草堂です。

杜甫は名前と国破れて山河ありの一節くらいしか知りませんでしたが、詩人としてだけでなく人としても尊敬される人物でした。

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杜甫の庵を再現しています。
質素な住まいです。

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草堂の文字があります。
毛沢東がこの文字を見ている写真があり、観光客はこの前で毛沢東のポーズを真似て記念写真を撮っていました。

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杜甫の銅像です。

ここから歩いて、青羊宮へ向かいます。
バス停2つ分なので遠くないですが、暑いです。

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青羊宮は全国的にも著名な道観(道教寺院)です。
熱心な信者の姿が見られました。

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八卦亭です。

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中に青羊像があります。
1角の羊は独角獣とも呼ばれる12種の動物の化身で、耳はネズミ、鼻は牛、爪は虎、口はウサギ、角は龍、尾は蛇、顔は馬、ひげは羊、首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は豚となっています。不思議な像です。
みんなが触るのでつるつるです。

この隣に文化公園がありますが、とくに見るものはなかったです。

それからバスに乗って、天府広場へ。

成都は、天府の国と呼ばれてきた肥沃な四川盆地の中心地であり、町の歴史は古く、2500年前にはすでに城壁で囲まれた大規模な町が造られました。

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天府広場は、特に見るものはない広場です。
現在、四川の地下鉄工事中です。

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天府広場に向かって毛沢東の像が建っています。

ここから歩いて陳麻婆豆腐店へ、1階は改装中で、2階で営業していました。
麻婆豆腐の元祖といわれる店です。
もともと「陳ばあさん」が作った豆腐料理なので、陳麻婆豆腐となったそうです。

麻婆豆腐の大20元と牛肉の山椒がかかったん28元とビール10元を注文。

麻婆豆腐はすぐにやってきました。
ビールの注文を忘れているので再度注文。あんまり冷えてないです。

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麻婆豆腐、見るからに辛そうです。
山椒がこれでもかとゆうくらいかかっています。

一口食べました。辛いとゆうよりは、山椒でひりひりと痺れます。
最初はそうでもないのですが、だんだんと痺れてきます。
辛味を強くして、山椒を抑えたら美味しいと思うのですが。

辛さとゆう点では、アモイで食べた星三つの料理のほうがよっぽど辛いです。

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牛肉も肉が見えへんくらい山椒がかかっていて、山椒の味が勝ちすぎています。

これが本場の四川料理なのでしょう。
ええ経験にはなりました。ツアーとかでは、この味は味わえませんから。


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