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ミュンヘン観光part2 [ドイツ]

2010年9月1日(水)曇一時晴

昨日は雨模様だったので上がらなかったのですが、今日は雨が降ってないのでペーター教会の塔に上ります。入場料は€1.5です。

塔の高さは92m、294段の階段を上っていきます。階段は落書きだらけです。中には、壁を彫ってまで落書きしているものもありました。マジックや壁を彫るもんを普段から持っているとゆうのも不思議に思います。

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曇っているせいもあるでしょうが、まあまあの眺めです。ヨーロッパを長く回っている人がゆうてましたが、飽きてくると。確かに文化が似ていますので、建築様式が似ている国が多いです。ですから自然と景色も似てきます。チェスキークルムロフを見てしまうと、あれ以上の景色はヨーロッパでは難しいかもしれません。

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遠くにオリンピック塔も見えています。
高さ約290m、ドイツ一の高さを誇ります。宿であったドイツ人に、ミュンヘンオリンピックの時は小学生で、よく覚えているよとゆうたら、わしゃ生まれてへんから知らんといわれました。その人は1976年生まれでした。年とってジジィになるわけです。

塔に上ってお腹もすいたところで昼食です。
今日はバウラーナー・イム・タールに行きます。ここはバウラーナービールの直営店です。

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ビールはもちろんバウラーナービールを注文。ダークビールにしました。€3.6です。

料理は、バイエルン名物のシュヴァイネハクセ(豚のスネ肉のロースト)とヴァイスヴルストにしました。

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シュヴァイネハクセは、量は多くないです。付け合せはジャガイモかなと思ったら、小麦を練ったような物です。ソースは香辛料が効いていて美味しいです。コリアンダーとか苦手な人はあかんかもです。こちらは€11.5です。

ヴァイスヴルストは、プレーツェルがついてきます。小食な人はこれだけで充分だと思います。

ビールをもう一杯。今度はラガーにしましたが、きたのはダークでした。私の英語が悪いのか向こうの耳が悪いのか分かりませんが、美味しいのでよしとします。

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西にはカールス門がありますが、東にはイーザル門があります。

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テアティーナー教会です。

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ガイドブックには、なんにも載っていなかったので、たいしたことない教会と思って中に入ったら、彫刻が見事です。

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ノイエ・ピナコテークです。
19~20世紀初めの作品が展示されています。

ゴッホの作品が4点ありました。ゴッホ好きの人にはお勧めの美術館です。

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BRANDHORST美術館です。
先日、フュッセンに行ったときのガイドさんが薦めてくれた美術館です。20世紀から近代の作品が展示されています。


ミュンヘン観光part1 [ドイツ]

2010年8月31日(火)曇時々雨

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フラウエン教会です。
二つ塔がありますが、北塔は99mで南塔は100mと高さが違います。北塔は修復中です。中は目を見張るほどの装飾はないです。

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新市庁舎です。
1867~1909年に建てられたネオ・ゴシック様式の建物です。

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新市庁舎にはドイツ最大の仕掛け時計グロッケンシュピールがあります。11時と12時(3月~10月は17時も)に約10分間、32体の人形が動き出します。人形は下から見ると小さく見えますが等身大の大きさがあります。内容は、1568年のバイエルン大公の結婚式を祝うものです。

これを眺めてから早めの昼食です。

ヴァイセス・ブロイハウスとゆうビア・レストランへ。
ここはシュナイダー・ヴァイスとゆう小麦ビールで有名なビール醸造所の直営ビア・レストランです。

そして、なぜ早く来たかとゆうと、ミュンヘン名物のヴァイスヴルスト(白ソーセージ)を食べるためです。ヴァイスヴルストはいたみやすいため、昔はできたての新鮮なものを午前中に食べる習慣がありました。

ここのレストランはいまだにそれを守っていて、ヴァイスヴルストは12時までの注文となっています。

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ビールはもちろんシュナイダー・ヴァイスです。
泡がうまそうです。味は少し甘味があって、苦味は少ないです。ちょっと変わった味ですが、美味しいです。500mlで€3.5です。

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そしてヴァイスヴルストがやってきました。
仔牛肉にパセリや香辛料を混ぜています。必ずゆでて食べます。1本€2.2です。

中身を皮から剥がして、ズューサー・ゼンフとゆうマスタードをつけて食べます。癖がなくて美味しいです。なんで皮を剥ぐのかは分かりません。皮も柔らかくて一緒に食べたほうが美味しいように思うのですが、郷に入れば郷に従えです。

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シュナイダー・ヴァイスをお替りです。シュナイダー・ヴァイスだけでも10種類くらいあります。アルコール度数8.2%とゆうのにしました。

ええこんころもちになったところで観光です。

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レジデンツです。
バイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の本宮殿です。14世紀後半から建造が始まって以来、度重なる拡張により内部は複雑な構造になっています。

レジデンツ博物館と宝物館を見学します。両方で€9です。

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王冠や置物や時計など、きんきらきんの物がこれでもかとゆうほど並んでいます。宝物館とゆうと小さな展示場が多いですが、ここはでかいです。

それから博物館の見学です。
こちらも部屋数が多いです。

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アンティクヴァリウムとゆうホールです。柱から天井までフレスコ壁画がすごいです。

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祖先画ギャラリーです。
ヴィッテルスバッハ家の人々の肖像画が121枚飾られています。こんなにようさん並べてあるのは初めて見ました。

17番のトラムに乗って移動です。

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ニンフェンブルク城です。
ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として、17世紀から19世紀半ばまで造営されました。戦争による破壊もまぬがれて「妖精の城」と呼ばれています。

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シュタイネルネ・ザールです。
ロココ様式の大広間です。壁画や天井画が見事です。

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美人画ギャラリーです。
ただの美人画ではありません。ルートヴィヒ1世が愛した36人の美女の肖像画です。英雄色を好むとはよく言ったものです。そんなに女性がおったら身がもたんと思っていたら、このうちの一人がスキャンダルを引き起こし退位に追い込まれることとなります。いわんこっちゃないです。


フュッセン観光 [ドイツ]

2010年8月30日(月)曇後雨

今日は、ミュンヘンからフュッセンに行って観光です。
フュッセンはドイツ・ロマンチック街道(豊中と違いまっせー)のフィナーレの町です。フュッセンの郊外にノイシュヴァンシュタイン城があります。

個人で行こうかと思っていたのですが、列車よりツアーのほうが安かったので、ツアーを利用します。ツアー料金は€35です。城の入場料は€9です。

ツアーは事前の申し込みではなくて、当日集合場所に行って申し込みます。ミュンヘン中央駅が集合場所です。

出発は10時半です。参加者は私を含めて5人です。
中央駅から列車で行くのかなと思っていたら、Sバーンに乗ります。2駅行ってからバスに乗り換えです。これでフュッセンまで行くのかなと思っていたら、ブーフローエで列車に乗り換えです。

ブーフローエからの列車は各駅で、こうゆう組み合わせをすることによって安く行けるのでしょう。ここまでのルートは、ちょっと個人では分かりにくいです。その分、時間はかかります。

フュッセンの駅からは、バスで移動。13時過ぎにホーエンシュヴァンガウの村に到着。ここで昼食です。

ホーエンシュヴァンガウ村からマリエン橋の前まで行くバスに乗りました。これは、ツアーとは別料金で€1.8。8分で到着。

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マリエン橋からノイシュヴァンシュタイン城を眺めます。ネオロマネスク様式の建築です。紅葉の頃が一番綺麗といわれていますが、確かに白い城は映えるでしょうね。

景色はいいのですが、この日はムッチャ寒くて秋を通り越して冬ちゃうかと思うような寒さです。気温10℃もないようです。周りを見ても短パンをはいているような痴れ者は私だけです。寒さには強い私もさすがに震え上がるくらいです。

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マリエン橋から城を目指して、ぶらぶら歩きます。ホーエンシュヴァンガウ城が遠めに見えます。ルートヴィヒ2世が弟オットーと幸せな子供時代を過ごした城です。

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滝を見に寄り道です。見えている橋は先ほど行ったマリエン橋です。

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城の入口に到着です。

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城に到着しましたが入場時間が指定されているので、それまで城の前で待ちます。遠めの城も綺麗ですが、近くで見ても綺麗です。

指定時間の14時50分になって入場です。バーコードを読み込ませての入場ですのでインチキはできません。

城に入ってからオーディオガイドを受け取ります。入場料に込みです。日本語もあります。

オーディオガイドを受け取ってから団体で見学です。人数制限していますが、それでもかなりの団体です。

ノイシュヴァンシュタイン城は、バイエルン国王ルートヴィヒ2世が、17年の歳月と巨額の費用をつぎ込んで自己の夢を実現させようと、精魂込めて造った城です。中世風の城ですが、築城は1869~86年です。

ルートヴィヒ2世は、妃をめとらず戦争に負けたことなどもあり、孤独で精神に異常をきたしました。狂気に満ちた運命で、最後はシュタルンベルク湖で謎の死をとげます。

城の中は一切撮影禁止です。
豪華とゆうより、ルートヴィヒ2世の性格を反映するように繊細な感じを受けました。頭のええ人やったんやなとゆう印象も持ちました。

城は未完成のままになっています。そのせいもあり見学時間は30分と短いです。外から見たら大きな城ですので、ええもう終わりとゆう感じです。

帰りは歩いてホーエンシュヴァンガウ村に戻りました。
再び、バスと列車の乗り継ぎでミュンヘンに戻ります。城を出たころから雨が降ってきて、さらに寒いです。

3時間ほどかけてミュンヘンに戻ってきました。ツアーより個人で行っている人のほうが多かったですが、料金的にはどうなんでしょうか。ツアーはついていったらええだけですので、楽やなぁと思いました。


ベルリン~ミュンヘン移動(飛行機) [ドイツ]

2010年8月29日(日)ベルリン雨 ミュンヘン曇

6時55分起床。
宿の1階(私の部屋は4階)のレストランが朝6時までガンガン音楽を鳴らしていてよく眠れませんでした。よう近所の人が文句をゆうてけえへんもんです。それとも誰も住んでないのかもしれません。

7時半チェックアウト。

Sバーンで空港まで行きます。料金は€2.8です。中央駅でエアポート・エクスプレスに乗り換え。列車を待っていたら、これは空港行きかと聞かれたのでイエスと答えたのですが、信用してなくて駅員に聞きに行ってました。それやったら最初から俺に聞くなよ。

ベンチに座って待っていたのですが、列車はずいぶん離れたところに停まって、慌てて走ってギリギリセーフでした。

シェーネフェルト空港駅には9時過ぎに到着。
駅から空港まで400mほど歩かないといけないです。しかも途中屋根のないところがあって濡れてしまいました。もうひとつのテーゲ空港を廃止にしてこちらの空港がメインになるそうですが、このあたりもっと改善するんでしょうか。

空港に行く途中、お姉さんが列車の古切符を集めていました。換金する方法でもあるのでしょうか。

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ベルリンは町中でも空港でも熊がいっぱいいてます。そういえばベルリン映画祭の最優秀作品賞は金熊賞でした。ベルリンと熊、なんか関係があるのでしょう。

今回の航空会社は、Germanwingsです。セルフチェックインを使用して、すぐにチェックインは完了。安全検査がえらい厳しくて、腕時計や万歩計まで外させられ、PCはケースから出さされました。これまで、そんなん言われたことないので、ちょっとビックリです。

ミュンヘンまでの移動ですが、列車でと考えていたのですが、列車より飛行機のほうが安かったので飛行機にしました。運賃は€105.45、機内預け荷物1個で€9.52です。

予定より15分遅れて10時55分出発。
飛行機に乗るのに歩いて飛行機まで行くタイプで、雨の中を歩いていってかなり濡れました。通路を歩いて飛行機に乗り込むタイプが一番楽です。

11時55分、ミュンヘン空港に到着。

Sバーンでセントロに移動するのですが、行き先の地名がなかなか出てきません。どこいくんやと聞いてくれた人がいて、セントロとゆうとチャチャッとボタンを押してくれたのですが1日券で高い券です。ひょっとして電鉄会社の回し者か。再度自分でシングルチケットを購入しました。料金は€9.6です。

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40分ほどでミュンヘン中央駅に着きました。

歩いて数分のところに宿があります。
今回の宿は、Easy Palace Station Hotelです。ドミで1泊€19.9です。

部屋に行ったら一人先客がいてたのですが、昼間からカーテンを閉めて真っ暗にして、ずっと電話をしています。私が帰ってきたときも、電話をしていました。ときどき、聞かれたらやばい話をするようで部屋を出て行きます。

人のことは言えませんが、へんな人です。やばい商売でもしているのでしょうか。

まずは、チューリヒ行きの列車のチケットを取らないといけないです。中央駅まで行ってみたら、窓口は行列です。ドイツは自動販売機で購入できますので、そちらで購入しました。チケットがあってよかったです。料金は€49です。

国際線より国内線のほうが高いとゆうのも不思議です。もちろん、ベルリン~ミュンヘンの方が距離は長いですが、チューリヒの倍以上するのはおかしなもんです。

駅にインフォメーションセンターがあります。行ってみましたが、地図は有料です。他に資料もあまりありません。ドイツは観光客には優しくないです。

一息ついたところで観光です。

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カールス門です。

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オベリスクがありました。

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モダン・ピナコテークです。
20世紀の絵画を中心に、グラフィックから家具、パソコンなどの電化製品、建築関係の模型や写真と多岐にわたり展示されています。入場料は日曜日は€1に割引です。

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1928年生のBMWのバイクです。
やたらエンジンがでかいです。

アイボも展示されていて懐かしく感じました。
建築関係では奈良の平城京が紹介されていました。

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アルテ・ピナコテークです。こちらも入場料€1です。
ヴィッテルスバッハ家が集めた15~18世紀のヨーロッパ絵画が並んでいます。

あらゆる芸術作品は、万人の目に触れなければならないとゆうルートヴィヒ1世の命により、1836年に設立されました。

特別会員にしか見せない展示が4分の1ありました。割引料金なので文句は言いませんが、そやなかったら小言の一つでもくれてやるところです。ドイツ語しゃべられへんから相手には分からんやろうけど・・・。


ベルリン観光part3 [ドイツ]

2010年8月28日(土)曇一時雨

Sバーンに乗ってオスト駅まで行きます。
駅から少し歩いたところにイーストサイドギャラリーがあります。ベルリンに来てこれを見ない手はないです。

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約1.3kmがオープンギャラリーとなっていて、ドイツ内外の画家が描いた壁画部分の壁が保存されています。

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ブレジネフとホーネッカーの「兄弟のキス」です。
これが一番有名な壁画だと思います。団体観光客のバスはこの前で停まっていました。

日本をモチーフにした壁画もありました。
日本の悪口がぎょうさん落書きされていました。悲しいですが、日本は嫌われていますね。

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ユダヤ博物館です。
斬新な建物は、ダニエル・リベスキントの設計です。1998年に竣工しました。

ユダヤの2000年の歴史が展示されています。
ヘッドホンをつけて鏡の前に行くと音声が聞こえるとゆうような、ちょっと変わった展示の仕方が興味を引きます。

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壁博物館です。入場料は€12.5。
1961年8月13日のベルリン封鎖当時の市内の様子や、東側から逃れてきたときのいろいろなルートや手段がパネルや写真で展示されています。

また実際に利用された車や気球なども展示されています。
写真には、かなり詳しい説明が書いてあるので、それを読むので全然前に進みません。もうちょっと見やすく展示してくれたらなと思います。小さな博物館ですが、かなりの人です。

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壁博物館のすぐそばにあった国境検問所チェック・ポイント・チャーリーです。今は観光客が記念撮影をする平和な場所になっています。

博物館の周りにも写真でいろいろな展示がされています。
壁が崩壊してから20年になります。崩壊したとき生まれた子供が大人です。その年に生まれた子供は崩壊っ子とか壁っ子などと呼ばれているのでしょうか。

今日は寒くて、コートにマフラー姿の人もいてました。壁博物館では暖房が入っていました。もう秋も近いのかもしれません。

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アレキサンダープラッツ広場です。
旧東ベルリンの中心だったところです。土曜日なので屋台がたくさん出ていました。

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その近くには世界時計があります。

ドイツ料理を食べたいと思っていたのですが、なかなか適当な店が見つかりません。ドイツ料理はボリュームがあって健康に悪いのでドイツ人にも人気がないのかも知れません。

世界時計の近くにガイドブックに載っているレストランがあるので行ってみます。

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ツア・レツテン・インスタンツです。
1621年創業、ベルリン最古のレストランです。店の前まで来て記念写真だけ撮っていく人も多いです。

メニューはドイツ語しか書いてないのでちんぷんかんぷんです。
ベルリン名物のアイスバインにしました。€13.5です。

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骨付きの豚の足を煮込んだ料理です。
少し癖があります。沖縄の豚足が苦手な人は止めといたほうがいいです。ビールはベルリンの地ビールにしました。

アイスバインは、まずまずです。量が半端なく多いです。そら、こんなに毎日食べたら健康に悪いっちゅうねん。おなか、ぱんぱんです。

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ニコライ教会です。
1230年建造のベルリン最古の教会です。内部は市立博物館になっています。

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エフライム宮殿です。
ロココ様式の館が復元されて、内部は美術館になっています。

陶器などが中心に展示されています。説明で分からない言葉があったので電子辞書で調べていたのですが、それが怪しい行動に見えたようで、係員が私の後をずっとついてきます。持ち場が終わると、その次の係員に耳打ちしてその人がまたついてきます。気ィ悪いっちゅうねん。

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新ナショナルギャラリーです。
1968年に建てられたガラス張りのモダンな設計です。近代から現代の絵画作品が展示されています。ムンクの作品もありました。


ベルリン観光part2 [ドイツ]

2010年8月27日(金)雨後曇

今日も天気予報通りで雨です。
少し遠いところまで行く予定なので列車で移動します。

Uバーン(地下鉄)、Sバーン(近郊電車)、バス、トラム共通の1日券を購入しました。€6.1です。

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森鴎外記念館です。入場料は€3です。
森鴎外がベルリン留学中(1884~88年)に滞在していた下宿が、フンボルト大学付属の森鴎外記念館となっています。

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鴎外の部屋です。
天井、床、窓は鴎外の住んでいた当時のままです。机の上には鴎外のデスマスクがあります。

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文化フォーラムです。
複数の美術館と芸術図書館からなる複合文化施設です。この中に絵画館があります。

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絵画館の中です。
この周りに展示室があります。13~18世紀のヨーロッパ絵画が並んでいます。フェルメールの作品も1点あります。フェルメールは作品数が40点未満といわれ、なかなかお目にかかれない画家です。

戦勝記念塔ジーゲスゾイレを見にいったのですが、改装中で見られませんでした。残念です。映画「ベルリン・天使の詩」のなかで、シンボル的な存在となっていたところです。

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カイザー・ヴィルヘルム記念教会です。
19世紀末に建てられたネオロマネスク様式の教会ですが、1943年の空襲で破壊されました。戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして修復せずに、崩れたままの姿で保存されています。

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中は破損していますが、素晴らしい壁画が残っています。

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隣には八角形の建物で新しい教会があります。
内部の青いステンドグラスが綺麗です。

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シャルロッテンブルク宮殿です。
初代プロイセン国王フリードリヒ1世の妃ゾフィー・シャルロットの夏の別荘です。入場料は本殿のみで€10です。

オーディオ・ガイドはと聞かれて日本語はないのでいらないと言いましたが、あとで日本語もあるのが分かりました。借りておけばよかったです。

いくつもの部屋があり、美術品がたくさん並んでいます。特に陶器の間には、中国の陶磁器が壁面にぎっしりと飾られていて見事です。

この宮殿の近くに美術館が3つあります。

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ベルクグリュン美術館です。
パリの画商として、ピカソとも友好のあったユダヤ系ドイツ人のベルクグリュンのコレクションをもとにした美術館です。

この日はピカソ展が開催されていて、訪れる人も多かったです。

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その東側には、シャルフ・ゲルステンベルク・コレクションがあります。
マックス・エルンスト、クレー、ダリなど、シュールレアリズムの作品が並んでいます。

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まだ時間があったので、ブレーハン美術館ものぞいてみました。
家具や陶器などが並んでいます。


ベルリン観光part1 [ドイツ]

2010年8月26日(木)雨

天気予報では、ずっと雨マークがついていましたが予報どおり朝から雨です。

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ベルリン大聖堂です。入場料€5。
ドームの高さは114mです。ホーエンツォレルン王家の墓所があります。

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中の装飾も華やかです。

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ベルガモン博物館です。
人気の博物館で混むと聞いていたので朝イチで来たのですが、すでに行列です。雨の中、並ぶのは大変です。

入口から建物の中に入って、チケットを購入する行列だと分かりました。すでにチケットを持っている人は出口から入ってきて見学にいきます。

私はミュージアム・パスを持っているので並ぶ必要なかったのです。ど厚かましく出口から入ったらよかったです。

30分ほど時間を無駄にしてしまいましたが、見学です。

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入ってすぐのところに、ゼウスの大祭壇があります。
古代ギリシアのベルガモン(現トルコ、ベルガマ)で発掘されました。

高さ9.66mと、その大きさに圧倒され、美しさに感動します。

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ミレトスの市場門です。
こちらも古代ギリシアの都市です。

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イシュタール門です。
古代バビロニアの門です。青い色が鮮やかです。

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その門から続く行列通りです。
紀元前560年頃の建物です。

スケールの大きさに驚きますが、全体像の模型も展示されて分かりやすくなっています。
他にも、シリア、アッシリアなど興味深い展示がたくさんあります。

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旧ナショナルギャラリーです。
ドイツ絵画を中心にフランス印象画の作品も展示されています。

シュプレー川の中州にこれらの博物館が建っています。
あと3つ博物館があり、博物館の島と呼ばれていて世界遺産に登録されいます。

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新博物館です。
ここもミュージアムパスで入場できるのですが、チケットを購入しなくてはなりません。短いけど行列です。チケットは時間指定になっていて、時間まで待たなければいけません。今回の旅では待つことが多くて我慢大会のようです。

ベルガモン博物館は昼ごろに朝の10倍くらいの行列になっていて3時間くらい待たないといけないかもしれません。あの行列なら私は諦めます。

新博物館は、エジプトの展示がメインです。
中でもベルリンの至宝といわれる「王妃ネフェルティティの胸像」は人気です。

新博物館は2009年に再建された博物館で新しくて綺麗なのですが、展示の仕方が四方から見られるケース式のものや、こった造りのケースが多くて、あっちこっちへといかなあかんので見にくいです。

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旧博物館です。
19世紀の建築家シンケルの代表作です。古代ギリシア、ローマの作品が充実しています。

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ハンブルク駅現代美術館です。
名前の通り駅を再建して美術館にしています。

ベルリン国立博物館群はSMBといわれ、毎週木曜日の閉館4時間前からの入場は無料となります。ここは、その制度を利用しての入場です。

宿ではネットが無料で使えます。
スイスの宿の状況を調べたら、すでにバッパー宿が満員になっていました。これを逃したらスイスのルートが取りにくいので慌てて高いけど開いている宿を予約しました。

他の日程もスイス内の分は予約しようと思ったらエラーがでます。もう一度やっても、またエラーです。おかしいなと思ってメールチェックしたら2件予約が取れていました。ガーンです。1件分はキャンセル依頼しましたが、予約サイトによればデポジット分は返金しないとなっていましたが、向こうのエラーなのにおかしな話です。

しかし宿の予約をして、鉄道チケットが取れなかったら悲惨ですが、どうなることやら。


ワルシャワ~ベルリン(ドイツ)移動(列車) [ドイツ]

2010年8月25日(水)ワルシャワ晴 ベルリン雲

トラムに乗ってワルシャワ中央駅まで移動。ちょっと早く着きすぎました。45分前くらいで、ようやくプラットフォームが分かりました。

今回は2等です。座席指定はしてあります。座席指定については国によって事情が違うのかも分かりません。

日本のようにどこに何号車が停まるか分かりません。列車が着く少し前にアナウンスがあってみんな移動するのですが、ポーランド語での案内しかなく分からない私は列車がついてからダッシュです。

3分ほどしか停車しないので、けっこう焦ります。どうにか指定号車を見つけて自分の席につけました。

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コンパートメント車両です。座席の大きさは1等と同じなのですが、向かい同士の座席の間隔が狭いです。お互いの膝が触れ合うくらいです。6人掛けの座席に2人だけです。

日本のように開放式で同じ向きになった座席のほうがええと思います。

列車は少し遅れて6時37分に出発です。

気持ちよく寝ていたら9時ごろに警察に起こされました。パスポートを見せろと言われましたが、国境ではありませんし、何かの捜査なのかもしれません。パスポートを見ながら手帳に何か記入していました。

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定刻より10分ほどの遅れで12時25分ベルリン中央駅に到着。

駅のATMでお金を下ろすのを忘れて、宿までにどっかあるやろうと思っていたら、なかったです。仕方なく繁華街のほうに行ったのですが、なかなか見つからなかったです。ドイツ人はあまりATMを利用しないのかな。

今回の宿はbaxpax Mitte Hostel Berlinです。ドミで5、6人部屋と聞いていたのですが8人部屋でした。1泊€16でシーツ代€2.5です。部屋とロッカーのキーのデポジットが各€10必要です。

昼食がまだだったので、屋台でカリーヴルスト・ミット・ポンメスを注文。€3です。

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ベルリン生まれの食べ物です。焼きソーセージにケチャップとカレーパウダーがかけられています。ポンメス(ポテト)にもカレーパウダーをかけています。味は普通です。ビールのあてによさそうです。

今日は風が強くて時折小雨が降っていて寒いです。

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ブランデンブルク門です。
1788~91年にプロイセン王国の凱旋門として、アテネの神殿の門を手本にして建てられました。ドイツ古典主義建築の傑作といわれています。

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門の上には勝利の女神と4頭立ての馬車カドリガがあります。

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ドイツ連邦議会議事堂(帝国議会議事堂)です。
1884~94年に建てられましたが、1933年に炎上。東西ドイツ統一後、8年をかけて大改装し、屋上にあるガラス張りの中央ドームの中が見学できになっています。

かなりの行列でしたが、眠たくて他に行く気もせず、並びました。1時間あまり並んでようやく入場。入場料は無料です。リフトで屋上のドームへ。ここでオーディオ・ガイドを借りることも出来ます。これも無料です。

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ドームの中のスロープを上がっていきます。綺麗に見えますが、かなりガラスが汚れていて景色はいまいちです。

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ドームの屋上です。はしたなく寝転んでいる女性がいました。

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ドームの下のところでは、外に出ることが出来ます。ここからの眺めのほうが綺麗です。風景は大都会らしい風景です。1時間以上も待って見るほどのもんではないと思います。

中央駅のインフォメーションに行きましたが、無料の地図はなく、その他の資料も少ないです。インフォメーションはブランデンブルク門のところにもありますが、そちらはさらに資料が少ないです。

資料はなかったのですが、ミュージアム・パスを聞いてみたら、3日券がありましたので購入。€19です。乗り物と共通になったベルリン・カードは資料を置いていたのですが、そっちの販売に力を入れているのかもしれません。


フランクフルト観光part3 [ドイツ]

2010年7月19日(月)晴

今日はフランクフルト郊外の観光です。

フランクフルト中央駅からSバーンに乗ってバート・ホンブルクまで行きます。20分くらいで到着です。料金は€3.8。

ここからバスに乗り換えなのですが、2時間に1本しかバスがなく1時間ほど待ちました。
土日のほうがバスの便は多いです。

バスは、ザールブルクまで20分ほどで到着です。
料金は€1.6。

世界遺産にも登録されているリーメスとは、1世紀頃にゲルマン民族の侵攻から防衛するためにローマ皇帝が築いた城のことです。当時は北はコプレンツ付近から南はレーゲンスブルク付近まで約600kmにも及ぶ長大なものでした。

ここには、ザールブルク城砦が遺跡として復元されています。

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ザールブルク城砦の入口です。

城内はそれほど広くないです。
もっと眼を見張るような物があるかと思っていたのですが、これといったものはなかったです。この日は、小学生の団体が見学に来ていてやかましかったです。

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城内の遺跡です。

ローマ遺跡好きな人以外は、あまり興味を引かないと思います。交通の便も悪いので、あんまりお勧めしません。

1時間もかからずに見学を終えて、あとは城砦の周囲を散歩しました。

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城砦の外にリーメスの石碑がありました。


フランクフルト観光part2 [ドイツ]

2010年7月18日(日)晴のち曇

今日は歩いてフランクフルト市内観光です。

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先ずは、シュテーデル美術館に行きました。
フランクフルトの銀行家、シュテーデルの寄付によって設立された美術館です。

フェルメールの作品があると聞いてやってきたのですが、特別展をしていた為、常設展示はありませんでした。初めて聞いた画家ですが、ドイツでは人気があるらしく、かなりの人出で賑わっていました。

美術館で鑑賞してから、ちょっと早いけど昼食にします。

フランクフルトの名物、りんご酒を飲みに行きました。
料理は、これもフランクフルトの名物リップヒェンにしました。

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りんご酒は、さわやかな酸味があって美味しいです。€1.6です。
りんご酒は大衆的なお酒なので、高級レストランやホテルのバーなどではおいてないです。

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リップヒェンは、豚のあばら肉です。調理法はグリルかボイルか選べるようになっていました。グリルをチョイスしました。つけ合わせは、ザウアークラウトとマッシュポテトです。€8.9です。

豚のあばら肉はまあまあです。かなりボリュームがあります。
ザウアークラウトは酸っぱくて、りんご酒には合いません。

お腹もいっぱいになったところで、次はユダヤ博物館に行きました。
小銭で入場料を払ったら文句を言われました。€4。

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フランクフルトで財を築き、世界的な大財閥となったロスチャイルド家の邸宅を改造した博物館です。ユダヤ関係の博物館は入場検査が厳しいですが、ここもそうでした。

中世から現代に至るフランクフルトのユダヤ人社会の歴史と生活を展示してあるのですが、ドイツ語表示ばかりで、よく分かりませんでした。

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そこから歩いて、フランクフルトの大聖堂に行きました。
高さは95m、1415年に建築が始まり、1877年に完成しました。

ケルンに比べたら小さいですが、立派な大聖堂です。
中に飾ってある絵画が、よかったです。

今日は日曜日で、ショッピングモールはほとんどの店が休みです。
会社も休みですが、店が休みなのでいつ買い物をするのでしょうか。
土曜日に買い物して、日曜日は安息日なんでしょうか。
いつも不思議に思います。


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