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コペンハーゲン観光part3 [デンマーク]

2010年7月31日(土)晴後曇

今日も少し離れたところの観光ですので、自転車で行こうと思います。
コペンハーゲンには無料のレンタル自転車があります。素晴らしいシステムです。

レンタル自転車は人気で、なかなか見つからないのですが、今日は運よく見つけたと思ったら故障していました。残念。仕方なく歩いて観光です。

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先日も行ったクリスチャンボー城の地下の見学です。
建設当時の城の姿をとどめるアブサロン大主教時代の城跡があります。

クリスチャンボー城は2回も大火災にあっています。火事はほんま怖いです。

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アメリハウエン公園を通ってカステレット要塞へ行きます。
朝のうちはええ天気で自転車やったら、もっと気持ちがええと思たら、ちょっと悔しいです。

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カステレット要塞は。コペンハーゲン港の入口を防御する目的で、1662年に建設されました。ヨーロッパ各地に見られる星の形をした要塞です。現在は大部分が破壊され公園になっています。

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公園のそばには、シェラン島の由来を物語るゲフィオンの泉があります。
4頭の雄牛とそれを御する女神の像は、なかなか迫力があります。

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自由博物館です。
第2次世界大戦下のデンマークは、北方への侵略攻勢をかけていたドイツ軍に対し、必死の抵抗運動を展開していました。そんな血塗られた歴史の一断面を記録するデンマーク抵抗運動史(1940~45年)の博物館です。

見学していたおばさんが、頭を振りながら嘆いていたのが印象的でした。

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デンマーク工芸博物館です。
デンマークデザインを中心に、家具や日用品など生活に関するさまざまなグッズの展示があります。

大胆なデザインの椅子などは、家具とゆうよりモダンアートの作品を見ているようです。
19世紀のヨーロッパ各地の家具や、中国・日本の日用品などの展示もあります。

デンマークのデザインと比べたら、日本のデザインはいたって地味に見えます。まるで目的が違うものかと思ってしまいます。現在デザインは、だいぶ変わっているでしょうが。

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アメリエンボー宮殿では、正午に衛兵の交替式があります。
すごい人やったので、交替に向かう衛兵だけ見学しました。

昼食は、ニューハウンの景色を眺めながら摂ります。この日は土曜日とあいまって、ものすごい人です。席が空いているレストランを見つけるだけでも一苦労です。

デンマーク名物のスモーブローにしました。
スモーブローは、オープンサンドイッチのことです。

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具はいろいろあります。ローストビーフをチョイス。69DKKです。
パンが見えませんが下に隠れています。ナイフとフォークをつかって食べます。
おしゃれな盛り付けで美味しいです。量は少ないです。

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飲み物はスナップスとビールです。
スナップスは、じゃがいもの蒸留酒です。アルコール度数は40度以上です。
隣り合わせた地元の夫婦がスナップスの銘柄を教えてくれたので、それにしました。

スナップスとビールを交互に飲むのがデンマーク流です。
スナップス30DKK、ビール57DKKです。スナップスは度数は高いですが、甘くて飲みやすく美味しいです。量は少ししか入っていません。

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ラウンド・タワーです。
1642年、クリスチャン4世によって、天文観測所として建てられました。天文観測所としてはヨーロッパ最古のもので、1861年まではコペンハーゲン大学の研究に利用されていました。

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高さは34.8m。屋上が展望台になっています。
コペンハーゲンの街並みが綺麗です。

デンマークは物価が高いですが、ネット料金も高いです。1時間で50DKKです。
マクドで無料Wifiが使えるので、マクドで食事しながらネットしました。

北欧は税金は重いです。付加価値税(消費税)は25%です。他の税金も重いらしいです。
その代わり老後の心配はないといわれています。

確かに町で物乞いを見かけません。どこの国に行っても物乞いはいましたが、初めていない国を見ました。やはり社会保障がしっかりしているからでしょうか。


コペンハーゲン観光part2 [デンマーク]

2010年7月30日(金)雨後曇

昨日からの雨が、まだ雨が止みません。
コペンハーゲン、こんなに雨が降るとは思いませんでした。

ちょっと離れたところの観光なので自転車で行こうと思っていたのですが、歩いて行きます。

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アメリエンボー宮殿です。
18世紀末に当時のアメリエンボー城が炎上したため、4人の貴族のマンションを宮殿としたものです。

宮殿は大きく4つの建物に分かれています。そのうちのひとつであるクリスチャン8世宮殿が宝物展示室として一般公開されています。

雨なので濡れないところでの観光と、みんな考えることは一緒で宮殿についたら長蛇の列です。雨のうえ風が強いので傘をさしていても濡れます。しかも、めっちゃ寒いです。30分並んで、ようやく中に入れました。

中はすごく豪華とゆうことはないですが、壁画がそれぞれ凝っていて見ていて楽しいです。

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ローゼンボー離宮です。
クリスチャン4世によって建てられたオランダ・ルネッサンス様式の建物です。
1605年から工事が始まり1634年に完成しました。

古い建物で歴史を感じます。
調度品など豪華なものが並んでいます。

地下室は王室の宝物館として利用されています。

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クリスチャン4世王と5世王の戴冠式に用いられた王冠があります。
クリスチャン4世の王冠は、絶対君主制の前のもので頭部が開いていて、クリスチャン5世の王冠は、国内を統一したという意味で、頭部がひとつにまとまっているのが面白いです。

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昼食は、コペンハーゲン名物のホットドッグにしました。
カリカリの揚げ玉のようなものが美味しいです。25DKKです。

ホットドッグのバリエーションも多彩で、パンの真ん中に穴が開いていてそこにソーセージを入れるものや、パンとソーセージが別々になっているものなどあります。

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フレデリスク教会です。
都市建設者のニコライ・アイトプにより設計された教会です。
高価なノルウェー産の大理石を使用したため費用がかかり、当時のデンマーク首相が建築を中止させ、その後1世紀を経て1894年にようやく完成しました。

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大理石がふんだんに使われたロマネスク・バロック様式の教会を地元の人は「大理石の教会」と呼んで親しんでいます。

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国立美術館です。
17世紀、オランダから後期ルネッサンスの文化が入ってきたことにより、デンマークでは王室をはじめ、有力貴族たちが競ってオランダ絵画を買い集めました。19世紀になって、王室によるコレクションを一般に公開しようという機運が高まり、1889~1896年にかけて建物が建築されました。

レンブラントやマチスの作品が、印象に残りました。

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初日に外観だけ見たコペンハーゲン市庁舎の中を見に行きました。
中も落ち着いた雰囲気で、ええ感じです。

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ホールの脇の部屋には、イェンス・オルセンの天文時計があります。
100年に1000分の1秒しか誤差が生じない時計です。入場料10DKK。

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運河沿いを散歩です。
古い歴史のある建物があるかと思えば、近代的なデザインの建物(王立図書館です。ブラック・ダイヤモンドと呼ばれています)もあります。


コペンハーゲン観光part1 [デンマーク]

2010年7月29日(木)曇後雨

まずはインフォメーション・センターに行って、コペンハーゲン・カードを購入しました。
コペンハーゲン・カードは65の美術館や博物館が無料になり、バス・列車・地下鉄が無料になるカードです。24時間と72時間の2種類があります。24時間は229DKK、72時間は459DKKです。72時間のんを購入。

使用開始は購入したところで、いつからと聞いてくれて記入してくれます。

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国立博物館です。
建物は18世紀、後のフレデリック5世王となるフレデリック皇太子とルイーズ皇太子妃のために建てられたものです。

展示はデンマークに関するものが多いです。他にも各国の展示があります。

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「太陽の車」と呼ばれる黄金の日輪を運ぶ車は、紀元前1200年頃の青銅器時代のもので、デンマークの歴史上最大の発掘品と言われているものです。素晴らしい細工品です。

コペンハーゲンのシンボルといえば、人魚の像です。世界3大がっかりとの悪口も言われますが。コペンハーゲンに来たら見ないてはないです。

と思っていたら、1913年に、彫刻家エドワード・エッセンによって作られてから一度も海外に出たことのない人魚の像が上海万博に行っていて留守です。そのかわりに、レプリカがチボリ公園内にありますので見にいきました。

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大きさは80cmです。
写真で見ると大きさが分からなくて大きい物を想像して、実物を見たら思っていたより小さいのでがっかりとゆう人が多いようです。私は可愛らしくて、ええと思います。

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チボリ公園は1843年にオープンした歴史のある遊園地です。ウォルト・ディズニーも参考にしたと言われています。宝塚もかな。

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ニュー・カールスベア美術館です。
1888年、デンマークを代表するビール会社カールスベア社(カールスバーグ)の創業者の息子カール・ヤコブセンにより開設された美術館です。

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エジプト、メソポタミア、ローマ、ギリシアの石棺や彫刻などが多いです。

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クリスチャンボー城です。
1167年にアブサロン大主教によって建設されたコペンハーゲン発祥の地です。城は建設以来、5度にわたって破壊、再建されました。現在のネオバロック様式の建物は1928年に完成したものです。

かつては王宮として使用されていたクリスチャンボー城ですが、現在は国会議事堂や女王の謁見の間として利用されています。

中は、写真撮影禁止です。タペストリーに凝ったものがあって見応えがありました。

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国会議事堂です。正面玄関の上部に4体の彫刻があります。
「四痛」とゆう彫刻です。歯が痛い、耳が痛い、頭が痛い、胃が痛いと嘆く4体の彫刻は、元気で働くようにとゆう国会議員への警告だそうです。

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トールヴァルセン彫刻美術館です。
デンマークの黄金時代(ゴールデン・エイジ)と呼ばれた1800年代後半の文化の開花を、童話作家のアンデルセン、哲学者のキルケゴールとともに担ったのが、ベルテル・トールヴァルセンです。

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コペルニクスの彫刻です。

コペンハーゲンは、美術館や博物館が多くて見どころも多いのですが、開館時間が短い。遅いところでは12時に開き、早いところでは16時に閉まります。

日が長くサマータイムも実施しているのに、17時にはもうほとんど見にいけるところがないです。せっかく日が長いのにもったいないです。それとも、17時以降は、飲み食いしてお金を使えとゆうデンマークの陰謀でしょうか。

イギリスでも高いと思っていた飲食代は、デンマークではさらに高いです。日本の3倍くらいの感覚です。宿はキッチンがないので自炊もできません。


ロンドン~コペンハーゲン(デンマーク)移動(飛行機) [デンマーク]

2010年7月28日(水)ロンドン晴 コペンハーゲン晴のち曇

寝ていたら突然のハッピーバースデー騒ぎで目が覚めました。ハッピーバースデーはええけど、夜中の3時ですよ。ええ加減にせえっちゅうねん。Oh my god!を口癖のようにゆうてたけど、こっちが「オーマイガー!!!」と言いたいわ。

今日は朝早いフライトで4時には起きるつもりでしたから、寝過ごさんように起こしてくれたと思って、そのまま起きました。

4時半にチェックアウトして地下鉄駅に行ったら閉まっていました。空港行きの列車の時間は調べていたのですが、地下鉄の時間をチェックするのを忘れていました。5時半が始発になっています。

バスは走っていますが、どれがビクトリア駅行きか分かりません。地図は頭に入っているので歩いて行こうと決めて、必死のパッチで歩きました。40分くらいでビクトリア駅に到着。なんとかガトウィック・エキスプレスに間に合いました。料金は£16.9。バスは安いですが、1時間半ほどかかりますので列車にしました。

イギリスの空港といえば、日本からはヒースロー空港にしか着きませんが、ガトウィック空港も大きな空港で、利用客数は世界ベスト10に入っているそうです。しかも滑走路は1本だけと、よう事故が起こらへんもんやと感心します。

30分ほどでガトウィック空港に到着。
今回の航空会社はeasyJetです。チェックインの窓口は長蛇の列です。いわゆる格安航空会社なので従業員の数が少ないのかもしれません。機内預け荷物は一つ£18取られました。めっちゃ高いです。余裕をもって2時間前に着いていたのに並ぶのに50分かかり、時間が少なくなりました。

並んでいるときに割り込もうとする人がおったので注意したら、ぶつぶつと文句をゆうてました。その腹いせかカートを何度も足に当ててくるので、カートを蹴ったらやっと大人しくなりました。日本人は大人しいと思って、なめてかかってくる人が多いので困ります。

機内食は、もちろんないでしょうから、残ったポンドで朝食と思っていたのですが、空港内も混んでいて、朝食を頼んで出てくるまで20分くらいかかり、飲み込むように食べて味も分かったもんじゃありません。

ボーディング・パスに座席番号が書いていなくて聞いたら自由席とのこと。飛行機で自由席とゆうのは初めてです。まだまだ知らんことがあるもんです。

予定より30分遅れて8時半に出発。コペンハーゲンには11時20分(イギリスとの時差は+1時間)に到着。

イギリスでのパスポートチェックはありませんでした。デンマークでは、パスポートチェックはありましたが、黙ってスタンプを押すだけです。

空港からデンマーク中央駅までは、国鉄で移動。料金は34.5DKK。
1DKK(クローネ)=16.2円くらいです。列車、高いです。

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10分ほどで、デンマーク中央駅に到着。

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宿まで歩きましたが、歩道は狭くて歩きにくいです。逆に自転車専用道路は広くて走りやすそうです。デンマークは自転車大国のようです。

今回の宿はDanhostel Copenhagen Downtownです。
ドミトリー10人部屋で1泊185DKK。4泊します。シーツ代が60DKKかかりました。寝袋の使用はあかんと言われました。今回はへんな同室者に当たりませんように。

14時までチェックインできませんでした。チェックインしてから、ぷらぷらと街歩きへ。

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コペンハーゲン市庁舎です。
1905年に完成した6代目にあたる建物です。中世デンマーク様式とイタリアのルネッサンス様式を取り入れています。塔の高さは105.6mで、コペンハーゲン1の高さです。てゆうか、それより高い建物は建てたらあかんそうです。そうやって美しい街並みを造り上げたとゆうのは感心します。

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ストロイエとゆう歩行者天国を歩いてみました。
平日やのに人が多いなと思っていたら、もうバカンスシーズンなので多いのでしょう。ヨーロッパの中でも北欧はバカンスが長いようです。5週間くらい休みがあるそうで、うらやましい限りです。そんだけ休みがあったら、仕事を辞めんですんだかもです。

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ニューハウンです。コペンハーゲンを象徴する景観です。
運河に沿ってカラフルな木造家屋が並んでいます。かつては、長い航海を終えた船乗りたちが羽根を伸ばす居酒屋外として賑わいを見せていました。今はレストランが並んでいます。

運河クルーズの船もありますが、日本語ガイドはありません。それだけ日本人観光観光客が少ないのでしょう。今日は、一人も日本人と出会いませんでした。


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