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ストックホルム観光part3 [スウェーデン]

2010年8月4日(水)雨後曇

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歩いて市庁舎まで行きます。
スウェーデン建築家ラグナル・オストベリの設計で、1911~23年にかけて建てられました。ナショナルロマン様式、北欧中世風のデザインです。

市庁舎の見学は、ガイドツアーのみです。
日本語のガイドツアーはないので、英語のツアーにしました。
中国語はあります。やはり日本人は少ないのでしょう。他には日本人は誰もいませんでした。

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ブルーホールです。
赤レンガの壁面は小さな「敲仕上げ」(石の面を突いて細かい痕を残して柔らかい音響効果があります)になっています。

コンサートなどに使われていますが、毎年12月10日には、ノーベル賞受賞晩餐会が開かれます。

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市議会の議場です。
こじんまりとした議場ですが、壁の装飾などが綺麗です。

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黄金の間です。
1900万枚の金箔モザイクで飾られています。手の込んだことをするんですな。
ノーベル賞受賞パーティーの舞踏会広場として使われます。

朝から小雨でしたが、外に出たら本格的に降ってきました。
ほんま、よう降ります。

昼食は、中華バイキングにしました。
中華とゆうても、タイ料理もあり、お寿司もあります。

おいなりさんのあげさんの握りがあるのは、ご愛嬌です。
料金は95SEKです。飲み物も飲み放題です。

スウェーデン人は、バイキングの末裔のくせに小食です。
1皿しか食べへん人がほとんどです。それやったらバイキングやのうても、ええんちゃうんと心の中で突っ込んでおきました。

6皿食べてビールを3杯飲んだ私の方が、バイキングなみです。

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ヒョートリエット広場にある、ストックホルム・コンサートハウスです。ノーベル賞の授賞式が行われる場所でもあります。

地下鉄に乗って移動しようとホームで待っていたら、外に出てくれと言われました。事故でもあったんかなと思っていたら、blasting workのため列車が停まりホームに立入禁止と書いてありました。

爆破の作業って、昼間にするもんかと不思議に思いました。それとも爆弾でも仕掛けられたのかと心配もしましたが、詳細は分かりません。

仕方がないので歩きました。
歩くのは構わないのですが、サンダル履きなので足元がすべるし、傘の糸が切れて完全に開かへんし、さっぱわやです。

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国立美術館です。
16世紀から20世紀の絵画、彫刻、家具調度品、銀器などを展示するスウェーデン最大の美術館です。1866年に建てられたイタリア・ルネッサンス様式の建物です。

家具などは北欧デザインは有名ですが、デンマークもスウェーデンも世界的な画家は出ていません。そういったデザインと絵画の感性はまた別なのでしょうか。

デンマークもスウェーデンの画家も優しい絵が多いように感じました。

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セーデルマルム島です。
ガラム・スタンの南に位置します。ショッピング、グルメスポットして人気のあるエリアです。

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市立博物館です。
ストックホルムの歴史が展示されていました。あんまり見るべきものもなかったですが、ガラム・スタンやストックホルムの街並みが綺麗に見えていました。


ストックホルム観光part2 [スウェーデン]

2010年8月3日(火)曇

地下鉄とバスを乗り継いでユールゴーデン島にあるスカンセンへ。
10時開門となっていたのですが、10時前から開いていました。

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1891年にオープンした野外博物館です。
スウェーデンが急激な工業化によって古い伝統を失ってゆくのを嘆いた創設者のハッセリウスが、全国から約150棟の伝統的な建物を集めてオープンしました。
建物だけではなく、動物園と水族館もあります。

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スウェーデン南部の昔の農家です。

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ハッセリウスの生家も、ここに移されています。

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スカンセンは高台にありますので、ストックホルムの街並みが綺麗に見えます。

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北方民族博物館です。
北方後期ルネッサンス様式の建物です。スカンセン創設者のハッセリウスのアイデアで造られた博物館です。

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1階ホールには、スウェーデンを独立させたグスタフ・ヴァーサ王の樫の木の彫像があります。

織物、衣服、家具調度品、農耕具、陶器、住居が時代順に展示されています。
英語の説明があるものとないものがあります。興味を引いてもスウェーデン語だけの表示だとさっぱり分かりません。写真撮影は禁止です。

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ヴァーサ号博物館です。
行列が出来ていて20分ほど並びました。
現存する最古の完全船の戦艦ヴァーサ号を展示する博物館です。

船体の引き揚げから復元の過程を追ったドキュメント映画をまず見ました。日本語の上映はないので、フランス語で英語字幕で見ました。

ヴァーサ号は、スウェーデンが強大な力を誇っていたグスタフ・アドルフ2世の治世に建造されました。ドイツ三十年戦争に参戦するため、1628年8月10日に王宮近くの埠頭から処女航海に出ましたが、突風に襲われ、まだストックホルム港内にいる間にあっけなく水深32mの海底に沈没してしまいました。沈没の原因はいまだに不明です。

333年間も海に沈んでいた船を引き揚げるのもすごい事やと思っていましたが、その後の復元の方がもっと根気がいって大変やったとゆうのが映画を見てよく分かりました。333年間も海の底にあったのに95%原型を留めていたとゆうのも驚きです。

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ヴァーサ号は全長62m、最大幅11.7m、高さ50m(マスト上部まで)、排水量1300トン、帆の面積1200㎡、乗組員437人。17世紀の軍艦としてはかなりの大きさでした。
間近に見ると迫力満点です。

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また、戦艦とはいえ、180に及ぶ彫刻が船全体に施されていて、船尾の部分は壮麗な木彫がすべて金色に塗られていました。木彫を見るだけでも、すごいなと思います。

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彩色が施された木彫も展示してあって、当時はすごい綺麗やったとゆうのが想像できます。

ヴァーサ号は世界的に有名な戦艦で観光の名所だそうですが、スウェーデンに来るまで全然知りませんでした。実物を目の前にしたら感動します。なんぼでも眺めていたい気持ちになります。

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シェップスホルメン島にある現代美術館です。
モダンアートの展示を中心に、ダリ・ピカソ・マチス等の作品もあります。特にマチスは充実しています。写真撮影もフラッシュを使わなければOKです。

今日の観光は島から島と離れていましたが、ストックホルム・カードで乗~りホーダイ♪なので、ばんばん乗りました。普段なら歩く距離でも乗るとゆうのが貧乏人根性丸出しですが・・・。

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ストックホルムの地下鉄の壁面は、コンペで選ばれた芸術家たちの壁画や彫刻で飾られています。地下鉄に乗る楽しみの一つです。


ストックホルム観光part1 [スウェーデン]

2010年8月2日(月)曇後雨

まずは歩いてインフォメーションセンターへ。

パンフレットをもらって、ストックホルム・カードを購入。
コペンハーゲン・カードと同様、美術館・博物館、公共交通無料等になるカードです。
72時間で625SEKです。

ICチップが入っていて、カードリーダーで読み込ませての利用になります。
コペンハーゲン・カードより上等かもです。

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ガラム・スタンです。
ストックホルムの旧市街になります。石畳の路と建物が綺麗です。

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大聖堂です。
ストックホルム最古の教会です。13世紀に建てられ、何度も改築、増築され、現在の大きさになったのは1480年代です。ゴシック様式から、王宮の建築様式に合わせてイタリア・バロック様式に改築されました。長い間国王、女王の戴冠式、結婚式などの儀式が行われた場所です。

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中にある「セント・ジョージと龍」の木彫りが見事です。

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王宮です。
13世紀中頃に建立されましたが、1697年の火災によりほぼ全焼。その後57年かけて再建され、1754年に完成しました。イタリア・バロック、フランス・ロココ様式の建築で、代々王室の居城として使われてきました。

王族の居室や宝物の間、王室に付属する博物館などが見学できます。
王宮内の部屋は、450kgのクリスタルガラスのシャンデリアなどがあり、すごいのですが、イギリス・デンマークと王室を続けて見ていたら、こんなもんかと最初の感動が薄れてきました。

王宮を出てきたら雨になっていました。
北欧、よく雨が降ります。けっこう強い降りなので、観光は大変です。
しかも車に水しぶきを浴びせられて最悪です。


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フィンランド教会です。こじんまりとした教会です。

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教会の裏庭に、アイアン・ボーイと呼ばれる市内で最も小さな像があります。
高さはわずか14cmです。愛らしい姿から人気があり、コインを置いていく人や頭をなでていく人が多いです。

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ドイツ教会です。改装中なのが残念です。
ハンザ同盟の商人たちによって1634~48年にかけて建てられました。何度も改装され、現在の形になったのは1887年です。

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中には、38の金メッキの天使の顔が飾られた、八角形の説教台があります。

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モーテン・トローツィグ・グレンです。
ガラム・スタンで最も狭い通りです。幅は約90cmです。
傘をさしてすれ違うのは無理です。

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ノーベル博物館です。
ノーベル賞100周年を記念して2001年にオープンしました。
館内では、ノーベル賞の歴史や歴代受賞者に関してのビデオや写真などがあります。
ノーベル賞を取りたい方には、参考になるかも?

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リッダーホルム教会です。
13世紀半ばに、フランシスコ会修道院として建てられたのが始まりです。大聖堂と並んで古い教会です。

17世紀初め、グスタフ・アドルフ2世により歴代国王、女王永眠の場所となりました。

雨の日は、美術館で過ごすのが一番と思いきや、今日は月曜日でほとんどの美術館が休みです。

で、開いている博物館に行くことに。

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歴史博物館です。
古代人の白骨から、土器の破片など、約1万1000年前からの遺物が時間を追って展示されています。

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変わった形の焼き物が面白いです。

併設してゴールドルームには、金や銀を使って作られた装飾品や、食器などが展示されています。特別展としてバイキングの展示がされていました。

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武器博物館です。
ヴァイキングの時代から20世紀にいたる、スウェーデンの軍隊や武器の歴史を紹介しています。すべての武器を楽器にとゆう歌がありますが、そうなって欲しいと願って見学しました。

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各時代における戦いの様子が、実物大模型や効果音を用いて再現されています。これが、よく出来ていてリアルでした。死んだ兵隊などは気持ち悪いくらいでした。


コペンハーゲン~ストックホルム(スウェーデン)移動(飛行機) [スウェーデン]

2010年8月1日(日)コペンハーゲン曇 ストックホルム曇

10時前にチェックアウトしました。
コペンハーゲン・カードで空港まで国鉄で移動。
今回の航空会社はNorwegianです。料金は航空券が£56.1、機内預け荷物1個£6です。

早く着きましたが、チェックイン・カウンターは開いていました。
チェックインはセルフ・チェックインのみです。eチケットNo.ではなく予約番号での受付です。予約番号を入力するだけで簡単にチェックイン完了です。
あとはカウンターに荷物を預けるだけです。

パスポート・コントロールはありませんでした。
ジェンゲン協定に加盟している国々では、国内移動扱いとなるからだと思います。

ジェンゲン協定とゆうのを知らなくて、こっちに来てからガイドブックを読んで知りました。移動は楽なのですが、6ヶ月間で90日間の滞在制限があります。今回、90日を上回ることはないと思いますが、滞在日数をチェックせなあきません。ヨーロッパを長く周遊する方は要注意です。えっ、そんなことは知ってるってですか。しっつれいしました。

バカンス・シーズンで旅慣れない人が多く旅していますので、セキュリティ・チェックでめっちゃ時間のかかる人がいてたりします。液体類は100ml以下で透明な袋に入れなあかんなんて、最初は分かるわけないですからね。

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コペンハーゲン空港はネットは有料です。
ちなみに、ここの空港は搭乗案内などのアナウンスが一切ない空港です。
その分、気をつけておかないと置いてけぼりにされてしまいます。

デンマークからノルウェーに行こうと思っていたのですが、オスロの宿が混みこみでルート変更しました。

飛行機は定時より少し遅れて14時35分出発、ストックホルムには15時40分に到着。
宿の受付が17時45分で閉まってしまうので間に合うかどうかギリギリのところです。

空港から市内へはバスを利用。
何社かバスがあるようですが、swebusを利用しました。往復で200SEK。
1SEK(クローナ)¬=12円くらいです。

バスは30分ほどでシティ・ターミナルに到着。
ここから宿までは500mもないです。

空港でバスがすぐ来たので、17時過ぎに宿に着きました。
今回の宿はCityhostel Central Stationです。
1泊250SEKです。4泊します。シーツとバスタオルのレンタルが65SEKです。

めっちゃ綺麗な宿です。
宿の入口も部屋の入口も暗証番号を入力して入ります。
ネットも無料で使えるので助かります。

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少し時間があったので宿の周りをぶらぶらしました。
日曜日のせいかバカンスシーズンのせいか、人がほとんどいてません。

今回の宿はキッチンがあります。コンロはないので調理はできませんが、宿の近くにcoopがあったので簡単なもので自炊することにしました。

スウェーデンではアルコールを購入できるのが、政府直営のリカーショップ、システム・ボラシェットのみとなっています。3.5%以下のアルコールはスーパーでも購入できます。確かに3.5%以下のものしか置いていませんでした。

海外からの輸入ビールも3.5%になっていて、スウェーデン用に作っているのでしょう。
なんで、こんなシステムになっているのかは、よく分かりません。


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