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オスロ観光part3 [ノルウェー]

2010年8月12日(水)曇後晴

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地下鉄に乗って、ムンク美術館へ。
開館前に着きましたが、沢山の人が入館を待っていました。ムンクは世界的に人気です。

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館内はフラッシュなしの写真撮影はOKです。
リトグラフの紹介もありました。もっと大きな美術館かと思っていたのですが、展示数は多くないです。

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地質学博物館です。
オスロ大学に付属する博物館のようです。

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入ってすぐのところに恐竜の標本がありました。

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植物の化石も綺麗な状態で展示してありました。

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その隣には、動物学博物館があります。

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動物たちが進化順に分かりやすく展示されています。
ここの目玉は恐竜の化石です。Idaと名付けられています。
作りもんちゃうかと思えるくらい見事な化石です。

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昼食は、敷地内のカフェで取りました。
ノルウェーにも、スモーブローがありました。エビのスモーブローにしました。59NOKです。味は、いまいちでした。コーヒーは20NOK。

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ヴィーゲラン公園です。
広々としていて気持ちのええ公園です。グスタブ・ヴィーゲランの彫刻が212点置かれています。

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その中でも一番の人気は、怒りんぼうの像です。
俺がモデルちゃうんとゆうくらい子供の頃の自分にそっくりで笑ってしまいました。

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モノリッテンです。
高さ17m、総重量260トンの花崗岩に老若男女121体の人間が刻まれています。見ようによっては気持ち悪くもありますが、ヴィンラーゲンは作品の解説を一切拒否しているので、どう解釈するかは見る人次第です。私は人生の縮図のように感じました。

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オスロ市立博物館です。
1790年に建てられた館を利用した博物館です。1200年代から現代までのオスロの歴史や文化を紹介しています。

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昔の冬のオスロでは、そりに荷物を積んで売り歩いていたようです。昔の冬の生活は厳しかったんやろなと想像します。

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ヴィーゲラン美術館です。
ヴィーゲラン公園の近くにあります。公園は大勢の人でしたが、こちらはほとんど訪れる人もなく、ひっそりとしていました。この建物は、オスロ市がヴィーゲランに提供したアトリエです。

館内は1階がアトリエ、2階が住居として使われていました。
現在は、1階と2階に作品が展示されています。3階にはヴィーゲランの遺体が安置されていますが、こちらは見学できません。

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男が女を投げ飛ばす像は公園にもありましたが、なかなか激しい作品が多い作家です。見ていて面白いです。


オスロ観光part2 [ノルウェー]

2010年8月11日(水)雨

またまた雨でーす。
でも、めげずに観光でーす。

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12番のトラムに乗って、アーケシュフース城へ。
1299年にホーコン5世マグヌソン王によって建てられましたが、1527年の火事で大部分が焼失。

建築が大好きなデンマーク王、クリスチャン4世が1600年代に改築し、1630年頃には城壁も造られました。

1308年から1716年の間には敵軍に9回も包囲されましたが、一度も城は明け渡されることはなく要塞としての役割を果たしました。1815年以降は、現在にいたるまで国の公式行事などに使用される軍事色のない城になり、王室に連なる人が亡くなると城内に埋葬されるようになりました。

城の中も見学できるようになっています。
入場料にオーディオガイド料も含まれていますが、日本語ガイドはなかったので、自力で見学しました。

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城と宮殿の間くらいのような感じの建物です。

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城壁内には、第2次世界大戦中ドイツ軍に占領されたときのレジスタンス運動に関する資料を展示しているノルウェー抵抗運動博物館もあります。

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言葉がよく分かりませんが、模型などを使った展示が上手いなと感心しました。ここにも北欧デザインのセンスが活かされているのかもしれません。

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城は高台にありますので、オスロフィヨルドが見えていました。
雨でなかったら、もっと綺麗なのでしょうが。

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現代美術館です。
かつてノルウェー銀行だった建物を譲り受け、1990年に開設されました。1950年から現代までのノルウェーおよび世界の現代美術が展示されています。

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アステロップ・フェーンリー美術館です。
1993年に開設された個人経営の美術館です。こちらも、ノルウェーおよび世界の現代美術が展示されています。開館前に行ったら、10数人並んで待っていましたので、人気のある美術館なのかもしれません。

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ノーベル平和センターです。
ノルウェーの独立100年を記念して2005年6月にオープンしました。建物は、1872年から1989年まで使われていたオスロ西駅です。

ノーベル平和賞の歴史や受賞者の功績に関する資料が展示されています。2階では、オバマ大統領の資料が沢山展示されていました。

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イプセン美術館です。
「人形の家」などの戯曲で知られるノルウェーの代表的劇作家です。イプセンの作品と生涯を解説する展示があります。

1895年から1906年に没するまで過ごしたアパートもありますが、こちらはガイドツアーのみでの見学となっています。

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写真やイラストを見たら、気難しそうなおじさんやなと思っていたら、近所の人からはへそ曲がりと言われていたそうです。

オスロの地下鉄は6路線あるのですが、一つの駅で6路線を兼ねている駅があり、そんな駅で1番の地下鉄を待っていました。

他の路線は来るのに、1番線がなかなかけえへんなと思って、案内板を確かめたら1番線はなくなっていました。閑散期ならともかく、こんなハイシーズンに路線がなくなるなんて信じられないっす。

バスで行けと書いてあったので、バスのある駅まで地下鉄で移動しましたが、バスの乗り場案内がなくて、バス停を探すのに苦労しました。

途中、1番線を工事しているのが見られましたので再開するのでしょうが、いつ再開するかは分かりません。

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ようやくバスに乗って、ホルメンコレン・ジャンプ台に着きました。
2011年にノルデッィク・ワールド・スキー・チャンピオンシップがあるので改修中です。

ジャンプ台のすぐ横には、スキー博物館があります。
昔のスキーの道具や、選手が使った道具などが展示されています。スキー好きなら興味をひくものが沢山あります。

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今のスキー道具はよく出来ていて、ある程度のテクニックがあれば、なんとか滑れますが、昔の道具を見ていたら、私ならとてもよう滑らんなあと思いました。

ジャンプ台には上れるのですが、この日は雨で上られませんでした。残念です。

再びバスで戻るのですが日本のバスと違い、行きと帰りのバスのルートが違うときがよくあります。ここの路線もそうで、帰りのバス停はかなり離れたところにありました。


オスロ観光part1 [ノルウェー]

2010年8月10日(火)曇

宿でオスロ・パスが売っていたので購入しました。他の国と同様、博物館や乗り物が無料になります。72時間用で430NOKです。

早速オスロ・パスを使ってバスでビィグドイ地区へ向かいます。
30分ほどで到着。ビィグドイ地区には博物館が多くあります。

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まずは、フラム号博物館です。
誰もいなくて一番乗りです。

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フラム号は、北極海流の研究のために造られた、全長39m、満載時で800トンの船です。フラム号は直訳すると「前進号」です。フラム号の中も見学できるようになっています。

船の底が丸く造ってあり、氷に押しつぶされることなく氷の上に浮き上がるようになっています。ノーベル平和賞を受賞したナンセンや南極点一番乗りを果たしたアムンゼンもフラム号に乗っていました。彼らの資料なども展示されています。

今でも南極の研究は大変でしょうが、当時はそれこそ命がけだったでしょう。アムンゼンは救助活動参加中に行方不明になり亡くなっています。

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コンチキ号博物館です。モアイもお出ましです。
以前イースター島へ行ったときに、コンチキ号のことを知り、オスロに行ったら見てみたいと思っていた博物館です。

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コンチキ号は、ポリネシア語で「太陽の息子」とゆう意味です。1947年文化人類学者トール・へイエルダールを含む6人の乗組員を乗せ、ペルーからイースター島まで8000kmを101日間かけて漂流しました。

インカ帝国以前のティワナク文化とポリネシアの石の文明との共通点を発見し、南米からポリネシアの文化の移動説を実証するためでした。よう、こんな筏で航海したもんやと実物を見て、さらに感心しました。

へイエルダールは1969年、パピルスの船ラー1号を作り、今度はピラミッドと中米の石の文明の共通点から、古代エジプトと南米への文化の移動説を証明するためでしたが、ハリケーンに襲われて沈没。

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翌年にはラー2世号を作り再度挑戦。8ヶ国から集まった8人の乗組員とともに、6100kmを57日間で漂流しました。その中には日本人のカメラマンも乗っていました。ラー2世号の帆に描かれているのは日の丸ではなく、ラー(RA)太陽です。

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ノルウェー海洋博物館です。
ノルウェーの海に関する資料を展示しています。別館もあるのですが、そちらは閉まっていました。

船の模型が数多く展示されていました。
模型を作っているところも見られました。

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船首に取り付けられていた飾りも展示されていました。

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バスで移動して、ヴァイキング船博物館です。
ここが一番人が多くて人気でした。

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1904年に発掘されたオーセバルク船です。
800年代から50年間使用された女王の船で、女王の死後遺体とともに埋葬されました。船の装飾も綺麗で、芸術的な船です。

ヴァイキングとゆうたら、海賊とゆうイメージしか持っていなかったのですが、優れた技術を持った航海士であり、またグリーンランドやアメリカ大陸を発見(コロンブスよりも5世紀も前に)した冒険家でもあったとゆうのを知り認識を新たにしました。

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ノルウェー民族博物館です。
他の北欧の国と同様、昔の建物を170以上集めた野外博物館です。

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ゴールとゆう村から1881年にオスロに移転された1200当時の木造教会(スターヴヒルケ)です。屋根にはヴァイキング時代の名残とも思われる魔よけの龍頭が空をにらんでいます。

ヴィグドイでの見学を終えてセントロに戻ってきました。

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歴史博物館です。
オスロ大学に所属する博物館です。ヴァイキング時代に使用された日常生活用品や戦いに使用されたシャツ、兜などが展示されています。

古代エジプトやアフリカなど他の国の物も展示されています。大学に所属する博物館の関係か、セミナーの人たちが来ていて、一般客は入れないところがありました。

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国立美術館です。
ノルウェーの画家を中心に展示されています。ノルウェーを代表する画家、ムンクの代表作「叫び」もあります。

ムンクもそうですが、ノルウェーの画家の絵は重く暗い絵が多いように感じました。テーマのせいもあるのでしょうが、北欧の他の国とは違うように思いました。

国民性も、他の国よりも譲らない(たとえば道など)とか、車の運転が荒っぽい人が結構いてたりと、悪いとまでは言いませんが、いらちが多いのかもしれません。でも、そうゆうところが世界的な画家を生み出している要素の一つかもしれません。

その分、治安も悪い雰囲気がしています。
夜歩けないほどではないですが、気をつけて歩かなあかんと感じます。


ヘルシンキ~オスロ(ノルウェー)移動(飛行機) [ノルウェー]

2010年8月9日(月)ヘルシンキ曇 オスロ曇

6時20分チェックアウト。
昨夜はものすごい雷雨で、フロントの前は水浸しになっていました。

今回の航空会社は、norwegianです。料金は€98.1と機内預け荷物1個で€8です。
前回、めっちゃ混んでいたので早目に空港に行きました。前回ほどではないですが、やっぱり混んでいました。

しかもチェックインカウンターの一番端っこです。これが、格安航空の扱いかもしれません。セルフチェックインもないので、余計に時間がかかります。

20分ほどで、チェックインは完了しました。
手荷物検査でⅩ線に引っかかりました。よく引っかかるのですが、なにがあかんのでしょうか。再度やればOKとなるのですが、よく分かりません。

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ヘルシンキ空港は、ムーミンの故郷らしくムーミンショップがありました。

空港ではネットが無料で使えましたが、遅いし何度も接続が切れました。
それでも、無料で使えるのはありがたいことです。

飛行機は少し遅れて9時40分に出発。
オスロには10時に到着(フィンランドとの時差はマイナス1時間です)。

空港から市内へは、SASエアポート・バスを利用。往復で240NOKです。
1NOK¬=15.5円くらいです。

40分ほどで、バスターミナルに到着。
歩いて宿まで行ったのですが、道を間違えてしまって1時間くらい歩きました。

今回の宿は、Anker Hostelです。
ドミトリーの8人部屋で、1泊200NOKです。4泊します。シーツ代が50NOK。チェックインは15時からです。荷物を預かってもらって、スーパーで昼食の買出し。サンドイッチ40.8NOK、コーラ500mlで25NOKです。軽く食べただけで1000円を超えます。ひぇ~です。

気を取り直して観光です。

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オスロ大聖堂です。
1697年に創設されたノルウェー国教ルーテル派の総本山です。
19世紀の大改修工事を経て、現在の姿となりました。

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ステンドグラスが綺麗です。
ヴィーゲラン公園で有名なグスタヴ・ヴィーゲランの弟エマヌエルの作品です。

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王宮です。
1822年に着工されましたが、資金不足のために一時工事は中断し、その後1848年にようやく完成しました。

王宮の中は、夏期のみガイドツアーで見学できます。
英語のガイドツアーは1日3回しかなく、この日はもう終わっていたので、ノルウェー語のガイドツアーに参加しました。空きがあれば参加できますが、事前にチケットを持っている人が優先です。私は、待っていて最後に空きがあったので入れてもらえました。料金は95NOKです。

ツアー人数は30人あまりです。平均年齢80歳になろうかとゆう団体がいてはって、その年になっても旅をしているのは、素晴らしいと思います。

英語もあんまり分かりませんが、ノルウェー語はまったく分かりません。
分かったのは、ネルソン・マンデラとピアノだけでした。ネルソン・マンデラが泊まったらしい部屋と、ピアノ演奏がされる部屋とゆうのだけ分かりました。中は写真撮影禁止です。

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王宮の周りは衛兵が守っています。

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オスロ市庁舎です。
オスロ市創立900年を記念して建てられたのが現在の市庁舎です。全国の建築家から作品を募集し、ふたりの案を採用して1931年に着工され第2次世界大戦中は中断されましたが、オスロ市の基礎が作られてから、ちょうど900年後の1950年に完成しました。

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中に入ると、すぐに大きな油絵が目に入ります。
ヨーロッパ最大ともいわれる油絵で、24×12.6mあります。

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2階にあるムンクの間です。
中には入れませんが、遠めからムンクの「人生」が見られます。この絵は当初ドイツのドレスデンにあったのですが、ヒトラーに毛嫌いされてドイツから返還されました。

ノーベル平和賞の授賞式は、毎年12月10日にここで行われます。

ノルウェーは、自転車小国です。自転車道がないので歩道を走るときもあり、街歩きはしにくいです。


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