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インド~ネパール国境越え [国境越え]

2009年12月30日(水)晴

7時にピックアップのオートリクシャーが迎えに来てくれて、集合場所のツーリストバンガローまで送ってもらいました。途中で、チップとゆうてきましたが、断りました。前払いで125Rsも払っているのに、なんでさらにチップを払わなあかんねんと思いました。

リクシャーを降ろされたところで待っていれば、バスがやってくるとゆうてましたが、なんとも辺鄙なところで、チップをあげへんかったから変なところで降ろされたんとちゃうやろかと、ちょっと心配になりました。

10分ほど待っていたら、旅行会社の人が来て、オフィスに行けとゆうのでオフィスまで行きました。
客は私と京都の大学生の2人だけで、人数が少ないからツアー・バスではなく、ローカル・バスで行ってくれとの事。ローカル・バスやったら、料金がかなり安いはずやけど、その分の返金はなし。
さすが、インド。
おっきい事も気にしな~い。キョーレツー!

今回は、PAUL TRAVELLSとゆうところに申し込んだのですが、
他に朝食付きとシングル・ルーム1泊つきのバス・ツアーで700Rs+リクシャー125Rsで申し込みました。

7時に集合して朝食を食べて8時半に出発とゆう段取りだったのですが、いきなりのつまずき。朝食の案内もないので聞いてみたら、ゴニョゴニョとごまかす始末。何回も、朝食はと聞くと、チャーイとサンドイッチとビスケットを出すとゆうたので待っていました。出発の5分前になって、ようやく朝食に行こうとゆうて、近くのチャーイ屋へ。そこで、お猪口ぐらいの大きさのグラスに入ったチャーイとビスケット2枚で、さあ食べなさいと。サンドイッチは、どうなんってねんと聞くと、そんなことはゆうてへんと、4つの耳で間違いなく聞いたのに、知らんの一点張り。
これやったら、7時に集合せんでも、出発の5分前で充分やないかいと、心の中で突っ込みを入れました。
インド人恐るべし。人数が多かったら、サンドイッチを出していたのかもしれません。つい、いつもの調子でゆうてもうたんでしょう。

朝食を済ませ、バススタンドまで連れていってもらいました。
ローカル・バスですから、ボロボロのバスです。

8時半に出発して途中なんども一般客を拾って、ゆっくりと国境の街スノウリを目指して走っていきます。
大学生君は個人旅行ばっかりで、インドが23カ国目だとゆうてましたが、こんなにトラブルの多い国は初めてやとゆうてましたが、同感です。

でも、これがインドの魅力なのかもしれません。
いまどき、こんな国は少ないと思います。
しゃあないなぁと言いながら、また来たくなるのかもしれません。

途中から雨が降ってきましたが、このバスにはワイパーがないのに気がつきました。視界が悪い中のドライブで、恐かったです。窓は完全に閉まらず隙間風が冷たく、雨漏りもしていました。

ヴァーラーナスィーから国境の街スノウリまで318km、13時間半かけて22:00、ようやく国境に到着です。因みにローカル・バスの料金は199Rsでした。
夜の陸路での国境越えは初めてで、イミグレは開いてるんやろかと心配してしまいました。
少し歩いて、インドのイミグレーションまで行ったら、ろうそく一本をともして開いていました。

出国カードに記入して、係官に渡しました。
係官のおっちゃんは、ペンもライトも持っていなくて、私のペンとライトを貸してあげました。無事、インドの出国手続きは完了です。税関審査はなし、出国税も、なしでした。
インドルピーは、国外持ち出し禁止なので、インドルピーを持っているかと聞かれましたが、持ってないと言えばOKでした。

続いて、ネパールのイミグレに行こうと思ったら、ネパールの国境警備兵に、イミグレはもう閉まっているから、このまま通ってネパール側のホテルに行って、明日の朝6時にイミグレが開くから、手続きに行ったええと言われました。こんなとき、日本のパスポートは、ありがたいです。すんなりと通してもらえない国もたくさんあると思います。その分、日本のパスポートが狙われる理由でもあるのですが。
そこから200mほど歩いて、ツアーに入っているMAMTAホテルに向かいました。

ホテルに着いて、ようやくホットしたとたんに停電です。ネパールは停電が多いと聞いていましたが、いきなりの洗礼です。明日のバスの時間を確認し、時計の修正をしました。インドとネパールの時差は、ネパールが15分進んでいます。ネパールと日本の時差は3時間15分です。


そして予想した通り、シングル・ルームではなく、ダブル・ルームになっていました。
日本人二人だけやから、ダブルでええやろちゅうゆうもんでしょう。
毛布もなかったので、毛布をくれとゆうたら1枚しか持ってこなくて、男同士で抱き合って寝ろちゅうんかい。もう1枚とゆうたら、しぶしぶ持ってきました。

暗いし寒いし(部屋内で13℃)、こんな中コールド・シャワーを浴びる根性もないので、そのままダブルベッドで二人寂しく床に着きました。あまりに寒くて寝袋に入って寝ました。


インド~ネパール国境越え(続き)

ホテルの人が、5時45分に起こしてあげると言っていたのですが、誰もこず。自分達で起きました。
ところで、アラーム用に持ってきていた携帯が充電できなくなって(充電器が悪いのか、本体が悪いのか不明)、寝坊したらあかんので、目覚まし時計を買おうと思っています。インドでは見つからなかったので、ネパールで探そうと思います。

イミグレに行こうと思ったら、宿の門が施錠されていて、マネージャーを探して起こして、ようやく外へ。

歩いてネパールのイミグレまで行きました。
すると、パスポートを見て、インドの出国日が昨日になっているのに、なんで昨日けえへんかってんと言われ、警備兵がイミグレ閉まっているからとゆうたからやと言ったのですが、もう一度インドのイミグレに行って手続きをし直してこいと言われました。人のゆう事を信じたこっちも悪いのですが、警備兵が警備兵がとしつこくゆうたら、なんとかその場で手続きしてくれました。親切な係官でよかったです。

ほんま、人の言葉を信じない事、自分の目だけを信じる事、これを忘れたら痛い目に会います。

入国カードとVISA申請書に記入して提出。
VISAは、有効日数によって料金が違ってきます。
今回は、最短の15日VISAを取りました。
支払いは、US$で25$でした。
税関審査はなし、入国税もなしでした。

これで、入国審査は終了です。
もう、バスの出発時間がせまっていたので、急ぎ足で宿に戻りました。
リクシャーが声を掛けてきますがノーとゆうと、あっさりと引き下がります。
インドとはちゃうなぁと感心しました。


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