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ウイーン観光part3 [オーストリア]

2010年9月13日(月)曇

離れたところを周るので、市内交通の24時間券を購入。料金は€5.7です。
Uバーンとバス、トラムが乗り放題です。

ヨーロッパは改札がありません。
たまに検札があるらしいですが、ただ乗りしている人もいるでしょうね。もし見つかれば€82の罰金です。

日本で同じような方式にしたら、どれくらいの人が正しい料金で乗るでしょうか。どこかの電鉄会社で採用してくれませんかね。

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ベルヴェデーレ宮殿です。
プリンツ・オイゲン公が、オスマン帝国軍を破った功績により受けた恩賞金で造られたバロック様式の夏の宮殿です。

上宮は1732年、下宮は1716年に竣工しました。
上宮は賓客を迎えるレセプション・ホールで、下宮はみずからの住まいです。

現在は、上宮は19~20世紀の絵画が展示されていて、下宮はオイゲン公の居室が公開されています。

上宮のみ見学します。入場料は€9.5です。クロークが€0.5です。

クリムトやシーレを中心に絵画が並んでいます。
クリムトの代表作「接吻」も、ここにあります。実物を見るのは初めてです。

シーレは28歳で亡くなっていますが、長く生きていたらどんな絵を描いていたのかと残念に思う画家です。

ゴッホの作品が1点ありました。

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ベルヴェデーレ宮殿は南北に長い土地に建っています。

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上宮と下宮の間は、幾何学模様が綺麗な庭園になっています。

Uバーンとトラムを利用して、街中の建物を見にいきます。

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国会議事堂です。

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屋根の上の飾りは、なんなんでしょうか。
招きイヌワシ?

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ブルク劇場です。
オーストリアは、数々の音楽家を生んだ国です。町を歩いていると、コンサートに行きませんかと、しょっちゅ声を掛けられます。

オペラは立ち見なら€2で見られるそうです。
クラシックやオペラ好きな人は、楽しいと思います。私は万年ロック小僧なもんで・・・。

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乗り物と散歩を繰り返しながら、ドナウ川にやってきました。
あんまり綺麗な川とは言えないです。

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川岸にはペインティングが沢山ありますが、どれもちょっと不気味な絵で、見ていてもあまり楽しくないです。なんか意味があるのでしょうか。

市立公園には、沢山の像があります。
音楽家の像が多いです。

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シューベルトの像です。

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ヨハン・シュトラウスの像です。

さすが音楽の都とゆう感じです。


ウイーン観光part2 [オーストリア]

2010年9月12日(日)曇後晴

Uバーン(地下鉄)に乗って、シェーンブルン駅まで行きます。料金は€1.8です。
駅名のとおり、シェーンブルン宮殿のあるところです。

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シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の栄華を象徴する宮殿です。
1692~93年に皇帝レオポルト1世によって、ベルサイユ宮殿をしのぐ離宮として第1案が作成されましたが実現せず。

1695~96年に第1案を縮小した第2案に基づいて起工。その後、計画を一部変更し、さらにマリア・テレジアのもと1744~49年に大修正を施して完成しました。

部屋の数は1441室あります。
グランドツアーでは、この内40室の部屋が見学できます。6歳のモーツァルトが初めて御前演奏をした部屋などが残されています。

オーディオガイドを使っての見学です。日本語ガイドがあります。

撮影は禁止になっています。
豪華さではべルサイユ宮殿に劣りますが、王宮でもそうでしたが、ここでも個人的側面が伺えて興味をひきます。もちろん豪華な部屋もあります。

50分ほどの見学です。

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庭園の見学です。有料のところもあります。
総面積約1.7k㎡。温室や動物園もあります。

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ネプチューンの泉です。
海の神ネプチューンに、アキレスの母テティスが息子の航海の無事を祈っている光景を彫ったもので、ギリシア神話をモチーフにしています。

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グロリエッテです。
戦没者を慰霊するために築かれた建物です。

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小高い丘の上にありますので、庭園と宮殿の眺めがいいです。

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庭園の中には日本庭園もあります。
枯山水です。音楽の都にちなんで、砂には五線譜が描かれています。柵がしてあって間近で見られないのが残念です。

駅から宮殿のまでの間には宮殿の案内などがあります。

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マリア・テレジアの子供の頃です。
女帝といわれただけあって、子供のときから貫禄があります。16人の子供を生んだとゆうから、えらいお母さんでもあります。

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モーツァルトです。
たぶん6歳のときのものと思います。子供のときから、こうゆう髪型だったのですね。

歩いて移動です。

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王宮家具博物館です。

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王家の人たちが使った家具を中心に展示されています。

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中には雑然と置かれているものもあります。

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約50年前にエリーザベトを映画にした「シシィ」に関する展示もあります。

訪れる人は少ないですが、シシィに興味のある人にはお勧めです。

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今日も「ernte dank fest」が行われていました。

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ミュンヘンのバウラーナービールが主催ですので、たぶん麦の収穫祭みたいなもんやと思います。麦の穂をもらって持って帰っている人もいてました。

9月18日からは、ミュンヘンでオクトーバーフェストが開かれます。
こちらは世界最大のビール祭りです。その前哨みたいなもんかもしれません。

最近のヨーロッパでは日曜日も開いている店も増えてきましたが、スイス・オーストリアでは、ほとんどの店が閉まっています。

開いているのはマクドや少しのカフェだけです。
日曜日は、教会に行って家で家族と過ごすとゆうのが正しいヨーロッパ人のありかたなのでしょう。


ウイーン観光part1 [オーストリア]

2010年9月11日(土)晴後曇一時雨

ここの宿は朝食付きです。
トーストとコーヒーの簡単な朝食です。

ウイーンは涼しくて、みんな秋の装いです。中にはコートにマフラー姿の人も。でも私は、ガンバレ半袖、負けるな短パン姿です。

ウイーンでしたかったこと、その1。
美術史博物館に行くこと。
美術史博物館は、ハプスブルク家代々の皇帝によって収集された美術品を収蔵する美術館です。

ここには私の好きなフェルメールの作品「The Art of Painting」があります。
日本に来たときに見に行きましたが、もう一回見たいと思います。

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朝一で美術史博物館に行きました。
土曜日なので人が多いかなと思っていたのですが、20人くらいしかいませんでした。入場料は€12です。

いつも思うのですが、なんで欧米人はチケットを買うのが遅いのでしょう。いろいろと質問をしているようですが、何を聞いているのか不思議です。まさか値切っているわけでもないでしょうが。

人が少ないのでゆっくりじっくり見学できます。
好きな絵を見て時間を過ごす、なんて幸福なひと時でしょう。

フェルメールの作品は何度見ても素晴らしいです。じっくりと目に焼き付けました。
ブリューゲルの作品が充実していました。

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広々とした美術館で、ソファも多くて座り心地もよくて、疲れずに見学できます。

絵画のほかには、貨幣や彫刻もあります。

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エジプトの展示は展示室自体が美術品のようで、美しいです。
2本の柱はエジプトから運んで来たものです。

ウイーンでしたかったこと、その2。
ホテルザッハ内にあるカフェ・ザッハで、ザッハ・トルテを食べること。

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美術館の見学を終えてから、カフェ・ザッハに行きました。
土曜日なのでいっぱいかなと心配したのですが、席が空いているかどうか聞いたら、ちょっと考えてから通してくれました。あの間は、なんだったのでしょうか。

入口で日本人のおばさんが、ただのチョコケーキやから食べんでもええとゆうてました。確かにただのチョコケーキです。

ほとんどの観光客らしき客は、ザッハ・トルテを注文しています。
私もザッハ・トルテとエスプレッソを注文。ザッハ・トルテ€4.9、エスプレッソ€2.9です。ザッハ・トルテもっと高いかと思っていましたが、まあまあの値段です。円高ちゅうのもあるでしょうが。

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ザッハ・トルテの本家といわれています。甘いもん好きとしては見逃せないです。ザッハ・トルテは175年の歴史があります。

上にのっているチョコには、HOTEL SACHER WIENと書かれています。
味はチョコが濃厚です。ホイップクリームと一緒に食べると美味しいです。

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エスプレッソの苦味によく合います。飛び上がるほど美味しいとゆうほどでもないですが、老舗カフェの雰囲気と一緒に楽しむと、ええ感じです。

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分離派会館(セセッシオ)です。
19世紀末、新しい芸術の波を起こそうとした芸術家たちが築いた建物です。屋根にあるのは、月桂樹の葉をモチーフにした透かし彫りが施されている球体で、金色のキャベツと呼ばれています。

地下のベートーヴェンフリースには、歓びの歌をテーマにしたクリムトの壁画があります。撮影は禁止です。他にも作品があるのかなと思っていたのですが、現代アートが1点あるのみです。

クリムト好きなかた以外は、ちょっと勿体ないかと思います。入場料€8.5と安くないですから。

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ケルントナー通りをぶらぶらと歩きます。
土曜日なので、いろいろな大道芸なども沢山出ています。この通りは歩行者天国です。ウイーンは綺麗な街ですが、馬車が多いのでかなり臭います。

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シュテファン寺院です。
12世紀に着工し、300年の年月をかけて建設されたオーストリア最大のゴシック教会です。尖塔の高さは137mで世界3位の高さです。

寺院は4箇所の見学場所に分かれています。全部見ると€17以上します。
ここでもチケット売り場で、長い質問をしていて、ちっとも前に進みません。見学するんやめようかなと思います。

北塔の上り口に行ってみたら、そこでチケットが購入できたので、上ります。入場料は€4.5です。

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上がってみて初めて分かりましたが、屋根が綺麗です。

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まずまずの景色です。
教会が多いのと、高層ビルも多くて、ウイーンは大都会やとゆうのが分かります。

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鐘楼もあります。
普段はガラス越に見るようですが、なぜか戸を開けてくれて直に見ることが出来ました。ラッキーです。

ここの宿はネットが無料で使えるのですが、なぜかつながりません。チューリヒでも最初つながりませんでした。

IPアドレスを自動ではなくて手動で入力して、再度自動にしたらつながりました。私の乏しいPCの知識では、なかなか難しい問題です。


チューリヒ~ウイーン(オーストリア)移動(飛行機) [オーストリア]

2010年9月10日(金)チューリヒ曇 ウイーン曇

夜中に歌声で目が覚めました。注意してやろうと思って気がつきました。ここは日本やなかったんやと。

歌声はえんえんと続いていますが、誰も注意する様子もありません。ヨーロッパでは夜中に歌を歌ってもええんや。今度いっぺん試してみようかな。

また、その歌声が下手くそで聞くに堪えないです。地獄のような時間が何十分間続いたか分かりませんが、恐るべしヨーロッパの個人主義です。

そんなわけで寝不足です。
6時10分チェックアウト。

チューリヒ中央駅からIRで一駅です。料金はCHF6.2と高いです。
6時39分に出発して10分でチューリヒ空港駅に到着。

今回の航空会社はNIKIです。航空運賃が€102.95、空港税と燃油サーチャージで€29です。移動距離が長いので飛行機にしましたが、列車のほうが安いです。時間短縮のため、贅沢します。

セルフチェックインがあったので手続きしたのですが、ボーディングパスが出てきませんでした。

チェックインカウンターは開いていなくて団体客がずらっと並んでいました。仕方なく最後尾に並びましたが、係りのお姉さんがウイーン行きかと聞いてきて、他のカウンターで対応してくれました。

さっきのセルフは有効やったみたいで、チェックインはお済みですねと言われました。それやったら発券までしてくれたらええのにね。発券してもらって荷物を預けて完了です。他のカウンターでチェックインできたのでラッキーでした。

チューリヒ空港はネットは有料です。

飛行機の到着が遅れたので、出発が15分遅れて9時15分に出発です。格安航空なので機内食はないと思っていてサンドイッチを断ったら無料でした。失敗しました。お腹すいてたのに。

1時間10分のフライトでウイーン空港に到着。

空港にインフォメーションセンターがあるそうですが、到着したターミナルにはなくて別のターミナルにあるのかもしれません。

空港から市内へはシティ・エアポート・トレインを利用。料金は€10です。バスのほうが安いですが、駅でブダペスト行きのチケットを買わなあかんので列車にしました。

15分ほどでウイーン・ミッテ駅に到着。
ミッテ駅は改装中でチケット売り場が分かりにくかったです。

ブダペストまでネットで調べていたのより安かったですが、時間は長いです。料金は€22.5です。

そこから歩いて宿へ。

13時に宿に着いたのですが、誰もいなくて扉が閉まっています。先に女性2人組が待っていましたが、ベルを鳴らしても誰も出てこないと嘆いています。

何回かベルを鳴らしてやっと係りの人が出て、チェックインは14時やからそれまで待てと言われました。私だけなら諦めたでしょうが、女性2人が交渉して10分待ってチェックインしてくれました。ありがとうです。

今回の宿はLabyrinth Hostelです。ドミで1泊$17.66です。なんでか知らんけどドル建てですが、請求はユーロでした。ドルのほうが得なんですが、まあええでしょう。

メッチャ狭い部屋で荷物の置き場もないくらいです。
潜水艦と呼んでいた、美容師修行時代の下宿を思い出しました。

とりあえずインフォメーションに行きます。
セントロにもインフォはありましたが、地図もないし資料も少なかったです。

オーストリアは公用語はドイツ語です。
こうしてヨーロッパを旅してみると、ドイツの影響が昔も今も強いなと感じます。

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王宮のミヒャエラー門です。
ハプスブルク家が650年にわたって住まいとした広大な王宮です。

シシィ・チケットでシェーンブルン宮殿にも入れますので、そちらを購入しました。料金は€22.5です。

オーディオガイドは日本語もありましたので借りて見学です。
見学は銀器コレクションから始まり、シシィ博物館、皇帝の部屋と3つに分かれています。

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綺麗な食器が並んでいます。
オーディオガイドでゆわれなどを聞きながら見ると面白いです。

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ナプキンのたたみ方も独特です。
たたみ方は、口伝えで伝えていったそうです。今でもこのたたみ方は、国賓などを招いたさいに使われています。

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年代とともに食器の形や絵柄も変わっていきます。

シシィ博物館は撮影禁止です。
シシィはフランツ・ヨーゼフ1世の妃エリーザベトの愛称です。

絶世の美女でヨーゼフ1世にも愛され、エリーザベトも愛していたのですが、自由がないのが堪らなく嫌でした。

お金があっても愛があっても、不自由で幸せだったとは言いがたいかもしれません。

皇帝の部屋の見学です。
こちらも撮影禁止です。

今まで見た王宮と違い、ヨーゼフ皇帝の執務室には妻や子供の肖像画や写真が飾られていたりして、皇帝の人柄が偲ばれるような展示になっています。

エリーザベト皇后のサロンや居間や、化粧や体操の部屋も見られます。エリーザベトは身長172cm、体重45kg、ウエスト51cmと信じられないくらいスリムです。

体操の部屋を見たら、吊り輪まであって、その努力の一端が伺えます。美に対する執念はすごいものがあったようです。

豪華さだけでなく、そういった個人的側面が見られるのは興味深くて楽しいです。
3つ周ったら2時間くらいかかりました。

夕食はガイドブックに載っている店に行ったら予約で超満員でした。
宿の近くに店で夕食です。

オーストリアの物価はスイスの半分以下です。
普通の物価ですが、スイスが高すぎたので安く感じます。

オーストリア名物のヴィーナー・シュニッツェルを注文。€8.3です。
イタリア起源のカツレツです。

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ハム・チーズと書いてあるのにしたのですが、カツの中にハムとチーズをはさんで揚げています。シンプルにカツだけのほうが美味しいと思います。

ミラノとクラクフでも、ヴィーナー・シュニッツェルを食べましたが、ミラノが一番薄く、次がクラクフ、ウイーンのヴィーナー・シュニッツェルは、普通のトンカツの厚さです。

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ビールは、ハウスビールを飲んでからお替りで、ミュンヘンで飲んだバウラーナービールにしました。€3.3とミュンヘンより若干安いです。


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