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アウランガーバード~ムンバイー移動(飛行機) [インド]

2010年1月19日(火)晴

今日は移動日で、今回の移動は飛行機を3本乗り継いで、インド・アウランガーバード~ムンバイー~香港~オーストラリア・シドニーと2泊3日の長旅なので、ホテルでゴロゴロして体力温存です。

18時45分ホテルをチェックアウト。5分くらい部屋をチェックしてOKでした。
何をそんなに調べることがあるのか不思議です。爆弾でもしかけたと思われたのかな。

ホテル前のオートリクシャーでアウランガーバードの空港へ。
ムンバイーまでの飛行です。
10kmくらいの距離でしたが、信号待ちとかあって、30分くらい掛かりました。

そしていつもの如く、出発は20時25分の予定でしたが、1時間5分遅れて21時30分に出発。今回の航空会社はキングフィッシャー航空です。国内線なのに、またも厳しい手荷物検査です。ただし、外国人だけでした。それだけ身近にテロの脅威を感じているのでしょう。

50分の国内線の飛行ですが、しっかりと、ごはんとカレーの食事が出てきました。インドではご飯を出さんと文句でもでるのでしょうか。

そのせいではないでしょうが、飛行も遅れて21時15分の到着予定でしたが21時40分に到着しました。まだ飛行機が走っている時に、インド人がわらわらと降りようと出口に向かって行くのにはびっくりしました。さすがにCAに席に戻るように注意されていましたが、止めへんかったら勝手に扉開けて出ていくんちゃうかなと思いました。

到着してから、シャトルバスでターミナルへ移動ですが、ムンバイーの飛行場は広くて15分くらい掛かりました。なんもないとこを走ったりしていたので、どっかちゃうとこに向かっててるんとちゃうかと心配になりました。
途中、墜落したのか炎上した飛行機の残骸がそのままになっていたのには、ちょっとびっくりしました。今まで飛行場で、そんな光景を見たことがないです。最後の最後まで楽しませてくれるぜインド。

機内預け荷物を受け取って、国内線から国際線のターミナルにシャトルバスで移動ですが、夜遅いせいか、なかなかバスが来ないです。
こちらは一旦一般道路に出たのですが、ものすごい渋滞でノロノロ運転です。40分くらい掛かって、ようやく国際線の出発ターミナルに到着。
香港経由でシドニーまでのフライトです。
まずは、キャセイパシフィックで香港までです。リコンファームしてませんでしたが、問題なくチェックイン。チェックインの機械を使ってのチェックインでさすが進んでいます。
荷物はシドニーまでスルーとのことで楽です。

出国審査を終えたのが、日付が変わって1時くらいでした。
予定通りムンバイーに着いていたら7時間近くのトランジットだったのですが、ごたごたとして出発まで3時間になっていました。逆に言えば、インドで乗り継ぎするときは、6時間くらいは余裕をもっとかんと乗り遅れる可能性もあります。



アウランガーバード [インド]

2010年1月18日(月)晴

昨日の夕食はローカル食堂で、インドの主食粉もん揚げもん(英語メニューもなく、指差しで注文したので名前は分かりません)と超辛いスープ2杯と小さなパンを4つ食べ、ホテルでウイスキーを飲みましたが、お腹の調子はいいです。インドドクターありがとう。

海外長期旅行では、お腹を下すのは通過儀礼みたいなもんですが、今回は長かったので、細菌性のもんかと思って心配したのですが、大丈夫みたいです。
10日ほどもお酒を飲まなかったのは、14年振りですね。

しかし、今回の旅では物がよく壊れます。
まず携帯が壊れ、コンパスのチェーンが千切れ、ゴロゴロパックのファスナーが壊れ、ザックカバーが破れ、扇子の要が折れ、石のネックレスが割れ、ネパールで買うた目覚まし時計は1回も使わんうちに針がバラバラになり、昨日はライトが点かなくなりました。

ライトは遺跡の見学やアフリカのテント生活では必要になると思いますので、今日は買いもんです。

明日は移動日なので、最後のインド歩きです。
オールドバザールを目指して、ぼちぼち歩いていきます。
途中、綺麗なニューバザールがあり、アウランガーバードは裕福なんかなあと思いました。

オールドバザールも古い感じはなく、時計屋や服屋、家電ショップも多く、店構えは綺麗で、やっぱり裕福な感じがします。

肝心の買いもんですが、ライトを売っている店がなかなか見つかりません。
諦めて帰ろと思って道を間違えたのですが、そこでライトを発見。
数種類ありましたが、一番コンパクトなものを選択。単3が3本のものです。
もっとコンパクトなものがええのですが、贅沢はゆうてられません。
ライトが140Rs、思っていたより高かったです。予備単3が3本で5Rsでした。

10時にホテルを出て、2時間くらいで戻ってくるつもりだったのですが、道に迷ったせいで3時間くらいかかりました。

ライターを取り上げられたので、しばらく蚊取線香はいらんと思うけど、物価の安いインドでマッチを買うとこうと思って雑貨店へ。しかし、雑貨店にはマッチは置いていませんでした。売っている店を教えてもらって、屋台煙草屋で、マッチを購入。小さなマッチボックスで1Rsでした。


アウランガーバード観光 [インド]

2010年1月17日(日)晴

アウランガーバードは、エローラ・アジャンターの観光拠点として訪れる人が多く、それ以外はあまり観光する人がいないようです。

今日は、アウランガーバードから西へ13kmにあるダウラターバードに行くことに。
セントラル・バススタンドからローカル・バスに乗ろうと思って、どのバスと聞くと今日はバスはないと言われ、そんなわけないやろと思っていたら、30Rsで往復するとゆうので、おっちゃんについていきました。おっちゃんは、リクシャーワーラーでした。

しばらく走ると、リクシャーはガソリンスタンドへ。
200Rsガソリン代を払えとゆう。
そもそもバスが無いと嘘をゆうていたので降りるとゆうて、そのまま立ち去りました。
おっちゃんは100Rsでええからと粘りますが知らん顔です。

ダウラターバードはエローラの途中にあります。一度バスで走っているので、道は分かるので、ぼちぼと歩いていきました。2時間も歩いたら、たどりつくやろと思っていましたが、気温30℃のなか歩くのは、なかなかしんどいです。

そもそもインド人って、あんまり歩いて人を見かけないです。
ましてやジョギングなんて狂気の沙汰と思ってるんちゃうかな。
そやから、私が長距離を歩いていると不思議そうにジロジロと見ていく人が多いです。
でも、そんなことを気にせずに、ずんずんと進んでいきます。

20分くらい歩いたところで、バイクが止まって後ろに乗っていけとゆうてくれて、地獄に仏とはこのことかと思いました。
おっちゃんは、ダウラターバードの近くに住んでいて、荷物を運んでいる途中でした。
おっちゃんの家の近くまで乗せてもらって、ダウラターバードはもうすぐです。
おっちゃん、ほんまにありがとう。

親切なおっちゃんのおかげで、無事ダウラターバードに着き、入場料100Rsを払って、入場です。

ダウラターバードは、デカンの山をそっくり砦にしたもので、その大きさと美しさはインドの砦の中でも最高の部類に属するといわれています。

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山の上に砦が見えています。あそこまで登ります。

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入り口の門です。立派な門です。

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1435年に建てられた戦勝記念塔チャーンド・ミーナールです。高さ60m。
塔内へは入れないので眺めるだけです。

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少しだけ青いタイルが残っています。
建物全体を覆っていたときは、さぞ美しかったろうと思いを馳せます。

2時間くらいかけて、砦の頂上まで登りました。
外国人観光客は全然いなくて、インド人ばっかりです。
この日は、日曜日のせいか人だらけです。
とくに小学生の団体が多かったですが、日曜日も学校やってるんでしょうか。

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砦の頂上からの眺めです。
砦の大きさがよく分かります。チャーンド・ミーナールが、あんなに小さく見えています。

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頂上にある遺跡です。
人が多くて、まともに写真も撮れないです。

帰りは、普通に乗り合いジープで帰ってきました。20Rsでした。
あんまり安いのは用心です。


アジャンター観光 [インド]

2010年1月16日(土)晴

アジャンターは、アウランガーバードから北東へ104kmと遠いので、ツアーバスを選択しました。料金350Rs。以前は300Rsで昼食つきでしたが、値上がりして昼食なしと内容は悪くなっていました。

ホテルから30分ほど歩いて集合場所へ。
予約をしていてシートNo.11だったのですが、後ろの一番悪い席に。11で一番後ろはないやろ。また日本人と思ってなめとるなと思っていたら、前に空席が出来たので前に移してもらえました。

8時30分の出発予定でしたが、インディアンタイムで8時45分に出発です。
出発したかと思うと、いきなりガソリンスタンドへ。出発する前に入れとけよと心の中で突っ込み。

途中、ガイドとツアー客以外の人を拾って、アジャンターを目指します。
ツアー客以外のバス代は、運転手と車掌の小遣いになるのでしょう。

バスは、そんなにオンボロではなく道もいいのですが、30~40kmくらいで、のんびりと走ります。ようやく郊外に出て50~60kmくらいにスピードアップです。もっと速く走って欲しいけど、運転手の性格か、そんなに飛ばさないです。

途中15分のブレイクタイムがありましたが、インディアンタイムで30分の休憩に。
3時間かけて、ようやくアジャンター到着です。
車内で入場料250Rsとアメニティ・チャージ8Rsとエコバス代7Rsを支払って、
バス駐車場から、エコバスに乗り換えます。
エコバスで10分くらい走って、そこから坂道を上がって、アジャンターの入り口です。

アジャンターの石窟寺院が開かれたのは、ふたつの時代に分けられます。
紀元前1世紀頃の前期窟(上座部仏教期)と、紀元5世紀の後期窟(大乗仏教期)です。
前期窟は、ワーグラー渓谷に並んで全部で30ある石窟のうち、真ん中あたりの5つの簡素な石窟群。内部には装飾もさしてなく、仏像という表現がなかった時代なので、ストゥーパを礼拝対象として刻み出しています。

アジャンターは途中で放棄され、1819年この地にトラ狩りに来たイギリス人、ジョン・スミスによって偶然発見されるまで、ひっそりと眠っていました。
川の名「ワーグラー」はヒンドゥー語で「トラの谷」の意味です。

第1窟からガイドが案内してくれますが、もちろん英語ですので、英語が分からない私は離団して、ガイドブックを頼りに一人で見学です。こうゆうとき悲しいなと、いつも思います。

アジャンター、エローラとも1983年にインドで初めて世界遺産に登録された石窟群で、インドを代表する観光地です。

壁画が描かれている壁は、ノミとカナヅチで表面を削ったあと、牛の糞、粘土、もみがらを混ぜたものを塗り、さらにその上に漆喰を塗って仕上げ、その上に絵を描いています。

第1窟は、アジャンターのなかでも見どころの一つです。
ヴァーカータカ帝国の皇帝ハリシェーナが開窟した、宮殿のような豪華な造りの石窟です。

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蓮華手菩薩です。
半眼でうつむく顔立ちは、法隆寺金堂に描かれた菩薩のルーツです。右手に優美さを象徴する蓮華を持ち、体を大きくS字にくねらせるインド固有の「三曲法」で表現されています。

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なんの場面なのか分かりませんが、美しい壁画が並んでいます。
5世紀中ごろの作ですが、よく綺麗に残っているものです。

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第9窟。
紀元前1世紀のもので、簡素なチャイティヤ窟です。
仏像表現のない時代に信仰の対象となったものです。

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第17窟。
壁画の状態がよく、第1窟と並んで見どころです。

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綺麗な壁画が残っています。天井の装飾も素晴らしいです。

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第19窟。
ストゥーパは仏像と一体化しています。
内部の彫刻も見事です。

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第24窟。
開窟途中で放棄されたものです。
石窟が掘り出されていく様子がよく分かります。

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第26窟。
チャイティヤ窟です。ストゥーパは更に美しく、彫刻も繊細です。
インド最大の涅槃象も横臥しています。
大変美しい石窟ですが、未完成で放棄されてしまいました。

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アジャンターの全体図です。
エローラほど広くないので2~3時間あれば、見学できます。

この日は、お遍路さんのような団代と小学生の団体がたくさんいたので、一緒になるとゆっくり見学できませんでした。特に、お遍路さんのような団代はお祈りをするので、お祈りが終わるまで待たなあきませんので、時間がかかります。信仰の場所なので、観光客が二の次なのは致し方ないところです。

エローラの石窟は、荘厳で人間の力を感じさせてくれましたが、アジャンターは繊細で華麗、人間の技術を感じさせてくれました。


ツアーバスの出発時間が15時でしたので、14時半くらいにエコバスに乗ろうと思ったら次のバスに乗れと言われました。同じツアーの人は乗っているのに、日本人差別か。なんとか粘って乗せてもらいました。日本人いじめに合うと苦労します。

出発時間を少しオーバーしたので、謝まらなあかんなあと思ってバスに戻ると誰もいませんでした。外国人観光客までインディアンタイムです。
バスは結局、35分遅れで出発しました。

帰りは、飛ばしてくれて2時間ちょっとでアウランガーバードに戻ってきました。


エローラ観光 [インド]

2010年1月15日(金)晴

昨日、宿代を5泊分払おうとゆうたのですが、明日でええと言われたんですが、今朝部屋に電話が掛かってきて、早く部屋代を払えとゆう。ごたごたするのが嫌やから昨日のうちに払うとゆうたのに、ええといいながら催促するとはどうゆうこっちゃ。文句をゆうても知らん顔です。最後の最後までインドです。

気を取り直して、エローラ観光へ。
エローラは、アウランガーバードから遠くないので、ローカル・バスで行くことにしました。セントラル・バススタンドから出発です。料金は、23Rs。
道はインドにしては、ええ道で、バスもパワフルで約40分くらいで到着。
今回も降り場が分からず、周りの人に教えてもらいました。ありがとう。
降りたのは私一人だけでした。ローカル・バスで観光に来る人は少ないのかもしれません。

入場料250Rsを払い入場。
すぐ目の前は第16窟ですが、順番に見ていこうと思い、第1窟へ。

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第4窟は未完成ですが、綺麗な彫刻が残っています。

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第10窟は、ほかの石窟と異なり、ストゥーパ(仏塔)を祀るために造られた唯一のチャイティヤ窟です。ストゥーパの正面には足を開いて座った仏像が彫られています。

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エローラの全体像です。
こうしてみると山を削って彫ったのが、よく分かります。

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第14窟です。
ここも細かく綺麗な彫刻が残っています。


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エローラの目玉ともいえる第16窟(カイラーサナータ寺院)です。
塔門(ゴープラム)です。
入り口の彫刻から圧倒されます。

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スタンバです。高さ17m。

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ラーマーヤナの彫刻です。
実に細かく繊細な彫刻です。

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本殿です。大きさが分かりにくいですが、高さ33mです。
階段状に層をなし頂部にドーム状の冠石をもつ南インド様式です。

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前殿の中です。
柱の彫刻が繊細で素晴らしいです。

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カイラーサナータ寺院を後ろの山から眺めた全体像です。
岩山を奥行81m、幅47m、高さ33mにわたって切り開いて造ったものです。
756年に着工し100年以上かけて完成した寺院です。
掘り出された岩の量は20万トンに達すると考えられています。

当時のインド人の平均寿命は30歳前後、何代にも渡ってノミをふるい続けたと考えただけでも気の遠くなるような作業です。
人間の智恵と力の偉大さを感じて感激します。


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第21窟です。
ここの彫刻はヒンドゥー石窟群の中でも、もっとも優れたものと言われています。

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第32窟です。
29窟から離れていて、歩いて15分くらいかかりました。
21窟の前にはリクシャーが控えていて、そこから30窟までリクシャーを利用している人も多かったです。

帰りは楽をしようと思ったのですが、そんなときに限ってリクシャーがいませんでした。

第1から第34窟までのうち、半分も見ていないのですが4時間くらいかかりました。
ゆっくりと見たい人は早めに出かけるのをお勧めします。

帰りもローカル・バスで帰ろうと思っていたのですが、乗り合いジープが通りかかり、値段を聞いたら400Rsといわれ、話しにならへんと思うと250Rsに値下げ。
それでも高いのでバスを待つとゆうと、なんとバスと同運賃でええとゆうので、乗りました。もともと思い切りふっかけていたのでしょうが、ラッキーでした。

ジープは3人がけの座席に5人座って、定員の2倍近く乗っています。運転手の背中の方まで客が乗っていて、運転しにくいやろなあと思うのですが、慣れたもんです。
後から、高速代やとかガソリン代やとかゆえへんかと心配しましたが、無事にホテルへ帰れました。


アウランガーバード [インド]

2010年1月14日(木)

とゆうわけで、6時着の予定が2時間半遅れて、8時半にアウランガーバードへ到着。
ムンバイーから東へ350kmのバスの旅でした。
バスを降りて、リクシャーでガイドブックに載っている宿へ頼むが、いつもの如く高い宿、コミッションがもらえる宿へ連れていこうとする。だいぶ慣れたので、しかりつけて目的のカールティーキーへ。リクシャー40Rs。

部屋はシングルはなく、ダブルでエコノミータイプ(シャワーがなく蛇口だけ)にしました。1泊350Rs。ガイドブックには、シングルと書いてあったのですが、無いといわれたらしゃあないです。一人旅は、宿代が高くつきます。

フロントの人が、英語がほとんど通じないので、話しが通らなくて苦労しました。
ムンバイーに戻る昼行きのバスチケットあるかと聞くのですが、通じない。
でも、英語分かるかと聞くと、うんとゆう。ぜんぜん分かってへんのに、うそをついてもしゃあないと思うねんけどなあ。英語分からんとゆうのが、恥ずかしいんかな。

ホテルの案内看板には、バスブッキングと書いてあったのですが、結局、旅行会社に行けと言われました。看板はずしたほうが、ええんとちゃう。

一息入れてから、旅行会社を目指して歩くも見当たらず、アウランガーバードの駅まで来てしまいました。ここまで来たら、MTDC(マハーラーシュトラ州観光開発公団)で申し込みをしました。MTDCやったら、ふっかけることもないでしょうから。クラッシック・トラベル・サービスとゆうところが代行していました。

明後日のアジャンターのツアー350Rsと、ムンバイー行きのエアチケットを頼みました。エアーは、夜の便があったので、それをチョイス。3635Rs。
ムンバイー行きの昼行バスがあったらええねんけど、ないとの事で夜行バスはしんどいので、楽を取りました。
ムンバイーから香港からシドニーまで長旅ですから。


ムンバイー~アウランガーバード移動(夜行バス) [インド]

2010年1月13日(水)晴

お腹の調子はよくなったり、悪くなったりで安定せず、取り合えずチェックアウトを延ばしてもらいました。カードで払おうと思ったら、外にいってキャッシュをもってこいみたいなことをゆうてました。カード払いは邪魔くさいんかなあ。

覚悟を決めて、病院にいこうと、ホテルの前でタクシーにボンベイ・ホスピタルとゆうても知らんといわれ、他のタクシーにあたると、近くやから歩いていけと乗車拒否されました。まさか、インドで乗車拒否に合うとは、しかも病人やぞ。仕方なく道を尋ねたずね、30分歩いてボンベイ・ホスピタルへ。ぜんぜん近ないやんか。

病院に入ろうと思ったら、警官に止められました。英語が通じないので、ジェスチャーでお腹が痛いとゆうたら、通してくれました。

日本の様な受付がなく、聞きもって個室に入っていって、症状とかをたどたどしく説明。
その人がドクターと思っていたら違って、1時間後にドクターが来るから、また来なさいと言われいったん退散。

800床以上ある大病院ですが待合もなく、外で時間を潰して再び病院へ。

30分ほど待たされて、ようやく医者と対面。
診察室に行くと、ベッドの上にゴミが置いてありました。

問診とお腹をちょっと触って、深刻なことはないとのことで一安心。
診察台1000Rs。思っていたより安かったし、診断書の方が高くつきそうなので、保険請求は止めました。
メモ書きの処方箋を書いてもらって、飲み方の説明を聞いてから、薬局へ。
日本同様、薬局は病院の外でした。

処方箋を出して薬をもらうも、量を間違っていたので訂正して薬をもらいました。
薬は飲み薬2種類と、水に粉末を溶かして飲むのが1種類でした。
〆て169Rs。

少し安心したせいか、帰りは足もちょっぴり軽く感じました。

ホテルに戻りさっそく、飲み薬2種類を飲み、粉末を水に溶かして飲みました。ポカリスエットをもっと甘くした味でした。

外国で医者にかかったのは初めてです。
このブルースを楽しみたいと思います。

ホテルで休憩してから、アウランガーバードへ移動です。
ピックアップ場所に行って15分ほど待たされて、おっちゃんに付いていけと言われ、タクシーで連れて行ってくれるのかと思ったら、歩いてバス乗り場まで案内しただけ。
それやったら、最初にバス乗り場を教えてくれたら自分でいけるやん。10分ほど歩いただけで20Rsとは、インド式とはいえあくどいと思います。

バスは、人間よりも荷物を運ぶのが優先されているようで、荷物の積み込みに時間がかかり、21時出発予定が40分遅れて21時40分にようやく出発。
バスは、座席は前後はゆったりしていて、リクライニングも140℃くらい倒れるので楽です。バスが出発すると同時に、映画が始まりました。それはええねんけど、音が割れるくらいの大音量。インド人の鼓膜は強いです。私は、耳が痛くなり耳栓をしましたが、それでもうるさいです。

24時に映画が終わり、ようやく寝られると思ったら、隣のおっちゃんのすごいイビキ。しかも、図体がでかいので圧迫されるうえに、口臭がきつい。うるさい、でかい、くさいの三重苦で、浅い睡眠でした。そして、うとうととしたかと思うと、バスは止まっていて、荷物を降ろすドカドカとゆう音で目が覚めるの繰り返し。長いところでは、1時間以上かけて荷物を降ろしていました。

最初はエアコンを付けていたのですが、夜中になると寒くて(車内温度17℃)、暖房が欲しいくらいです。こんなに寒いとは思ってなかったので、薄いウインドブレーカーしか手荷物にしていなくて寒かったです。


ムンバイー観光 [インド]

2010年1月12日(火)晴

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ホテルから南へ歩いて、インド門まで行きました。
道中は、コロニアル建築の建物が並び建築好きの人にはたまらないと思います。

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30分ほど歩いてインド門へ。
もっと立派な門を想像していたので、ちょっとがっかり。

英国王(インド皇帝)ジョージ5世夫妻の来印を記念して、1911年に建立。
建築はグジャラート様式で素材は玄武岩です。

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インドの門の前には、世界有数のホテル、タージ・マハル・ホテルが堂々と建っています。
インド最大の富豪といわれたジャムシェードジー・ターターが建てたホテルです。

あるホテルに友人と夕食に出かけましたが、ヨーロッパ人専用ですと断られたのがきっかけになって、1903年に完成しました。シンガポールのラッフルズ・ホテルと並び、「アジアの星」と称えられました。

インド門の近くから、エレファンタ島行きのフェリーに乗り込みました。料金は往復で120Rs。
エレファンタ島はムンバイー湾に浮かぶ小島です。ムンバイー湾は穏やかで、フェリーもゆっくりと進みますので、ほとんど揺れません。気温は33℃でしかも湿度が高いですが、船風が気持ちいいです。ムンバイーから約1時間かけて到着。

フェリーを降りると長い桟橋があります。汽車に乗っている人もいましたが、私は歩いて行きました。入島税5Rsを払って入島です。

そこから少し階段が続きます。椅子式のかごもあります。
5分ほどで、エレファンタ・ケイブの入り口に到着。入場料250Rs。

エレファンタ島は、ガーラープリー島と言われていたのですが、16世紀にポルトガル人が上陸し、巨大な石彫りの象を発見しエレファンタ島と呼ばれるようになったそうです。
1987年に世界遺産登録。

石窟は6~8世紀の作とされ、すべてシヴァ神を祀っています。
まずは、第1窟より見学。

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綺麗な彫刻が綺麗に残っています。
シヴァの三面上半身像は、おだやかな表情をしています。

第2から第4窟までも見ましたが、ほとんどポルトガル人に破壊されています。
最後までいったら、有刺鉄線の向こうから店を出して商売しているおっちゃんがいました。
さすがインド人は、たくましいです。

1時間もかからずに見学を終え、再びフェリーに乗ってムンバイーへ。

ガイドブックには、ムンバイー観光最大の見どころと書いてありましたが、第1窟だけではねー。375Rsと3時間もかけて見にいく価値はないと思います。


ムンバイー [インド]

2010年1月11日(月)晴

夜は部屋内24℃で、ちょうどええくらいでエアコンなしで寝ました。
日本の夏でも、エアコンなしで過ごしていますので、これくらいの暑さなら楽勝です。
そやから、エアコンなしの部屋を探したかったのですが・・・ぶつぶつ。

とりあえず次の目的地のアウランガーバード行きのバスを予約しようと、ホテルのフロントに聞いたら、チケットあるで言われ頼んだら、夜行バスしかないとのこと。夜行はしんどいから、ちょっと考えるとゆうて保留。

バスがあかんかったら、列車やと思いCTS駅へ。
外国人チケットブースの場所が分からず、案内係りに聞いて行ってみると、4人ほど並んでいましたので、その後ろへ。

1人目のおっちゃんが、何をもめているのか分からへんけど、発券するのに20分以上かかっていました。その次の人も遅々として進まず。私の番が来るまで1時間以上はかかりそうな様子で、諦めました。

それならばと、他の旅行会社を探すも、なかなか見つからない。
ムンバイーはインド随一の経済都市らしく、ほんまに客引きが全然いてなくて、逆に探したいくらいです。

なんとか旅行会社を見つけ尋ねたら、やはり昼行バスはないとのこと。
値段を聞いたらホテルで聞いたバスより300Rsも安かったので、JAI GANESH TRAVELSで夜行バスを頼みました。吹っかけることもなく、写真つきでバスの様子も見せてくれました。寝台バスでA/C付きとのこと、なんとか寝ていけたらいいです。350Rsでした。

町を歩いていると、サラリーマン姿の人がほとんどです。
そのせいか他の町に比べて、俯いて歩いている人や表情が暗い人が多いです。サラリーマンは、世界中どこの国でも疲れている人が多いからでしょうね。
それと、ハゲの人がちらほらといてます。今までほとんど見なかったのですが、経済が発達するとハゲが増えるとゆう私の学説?を裏付けるようです。

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CTS駅は、ムンバイーのコロニアル建築を代表する遺産で、2004年に世界遺産にも登録されています。

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荘厳なヴィクトリア・ゴシック様式の外観は、駅とは思えません。
設計したのはイギリス人のF.Wスティーブンスで、10年かけて1887年に完成。
時はヴィクトリア女王の治世だったので、ヴィクトリア・ターミナス駅と名づけられました。
インド植民地時代の名称を改称していく流れのなかで、1998年にチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅と改称されました。



インドの食事とお酒 [インド]

インドの食事といえば、代表はやはりカレーですが、日本のカレーとは違ってサラっとしています。

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デリーの食堂で食べた、ベジ・カレー(野菜カレー)。これは豆が入っていました。
主食は、インドのパンで、チャパーティーです。日本では、ナーンが有名ですが。ナーンよりもチャパーティーの方が、よく食べます。安いとゆうのもあるでしょうけど。
付け合せは、生の大根でした。これで35Rsでした。
屋台で食べたら、カレーの量は少ないですが5Rs、チャパーティー2枚で5Rsでした。
地元の人は、自前のチャパーティーを持ってきて、カレーだけ注文していました。

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デリーの、ちょっとましなレストランで食べたデラックス・ベジ・ターリーです。
ターリーThaliとは、大皿の意味です。インドの定食にあたります。
奥に3種類のカレーと、主食はお米、左下はダヒー(ヨーグルト)で、右下が生野菜です。
100Rsでした。

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デリーで食べた、南インドのべジ・ターリーです。
カレーが4種類と、左がアチャール(漬物)、右が野菜、左にダヒー、右がヨーグルト、手前がスイーツです。
真ん中のものは、プーリーです。プーリーは、小麦粉を練って油で揚げています。
左上はパパルといって、パリッとした薄焼きせんべいのようなものです。
これに主食のお米がつきます。
117Rsでした。
カレーは南インドの方が、サラッとしていてスパイシーなものが多いです。
私は、南インドのカレーの方が好きです。

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アーグラーで食べた、南インド料理のマサーラー・ドーサーです。
クレープのように薄く焼いたもので、中にはジャガイモのカレー煮が入っています。
カレー2種類と、ダヒーがついています。
屋台で30Rsでした。

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ヴァーラーナスィーで食べた、チーズ・プラーオです。
香辛料が入った炊き込みごはんです。
べたっとしていて、香辛料も効いていなくて、
もうふたつくらいでした。
レストランで、65Rsと税サービス9Rsでした。

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イドリーです。
米の粉で作った蒸しパンです。味は蒸しパンそのものです。
レストランで、12Rsでした。

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パコーラーです。
インド風の天ぷらです。
カリフラワーや玉葱などの野菜を、マサーラー味のついた衣で揚げています。
味は、日本の天ぷらほど繊細な味ではありませんが、美味しいです。
レストランで35Rsでした。
ビールによく合いそうです。


そのビールですが、安食堂ではまず置いていないです。
理由は2つ。
まず、ヒンドゥー教は、飲酒を好まないとゆうことと、
お酒の販売許可のライセンス料が高いとゆうことです。
ですから、安食堂ではまず置いていません。


一度だけデリーで、ビールの置いてあるレストランへ行きました。

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キングフィッシャー・ビール・ライトです。
100Rsでした。
味は、軽いですがインド料理には合っています。暑いときも、のど越しが軽いので美味しいと思います。
ただし、ビールを置いているレストランは、食事は高いですし、VAT(付加価値税12%)やサービス料が掛かってきますので、高くつきます。


酒屋は、探すのに苦労するほど少ないです。

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カジュラーホーでは、小さな村だったので、すぐに見つかりました。
キングフィッシャーのストロングです。
アルコール分10%と高めです。
苦味と甘味が強く、黒ビールにも近い味です。
じっくり飲むにはいいと思います。
酒屋で90Rsでした。

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インド国産のウイスキー、ロイヤル・チャレンジです。
デリーのレストランで飲んだら、シングル50Rs+TAXでした。
味は、いまいちです。
アーグラーの酒屋で720mlボトルで、560Rsでした。


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インドめし、スパイシーなものが好きな人は、好きになると思います。
どこでもそうですが、美味しい店もあれば、そうでない店もあります。
一番外れがないのは、人だかりのしている屋台です。
安くて美味くなかったら屋台は、はやりませんから。
カレーの屋台ですが、デリー以外で見かけないのが淋しいです。


インドめし、好きで、インドに来てから太ったと思います。
インドは、大阪以上に粉もん天国です。
お米は、南インドでは主食ですが、北インドでは小麦粉が主食です。
あと、ジャガイモもよく食べます。
また揚げ物も多いです。
小麦粉を揚げたり、ジャガイモを揚げたりしたものが、屋台でよく売っています。
炭水化物と油で、かなりの高カロリーです。
これでは、太るのが当たり前ですね。
ちょっと気を付けたいと思います。

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