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アカバ観光 [ヨルダン]

2010年11月11日(木)晴

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イーラ遺跡です。入場料は無料です。
イスラム朝初期の都市の跡です。7~10世紀はアカバの最盛期で、アラブ人はアカバをイーラと呼んでいました。

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モスクの跡です。

アカバ要塞に入ろうとしたら、チケットは考古学博物館に売っていると言われて先に考古学博物館に行きます。

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考古学博物館です。
イーラ遺跡で発掘されたものなどが展示されています。入場料は1JDです。

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マイルストーンです。

考古学博物館は海辺に建っていて、見学が終わってから紅海を眺めていたら、グラスボートのお兄さんが声を掛けてきました。なんぼと聞くと、スペシャルプライスで1時間で25JDやと言います。安かったら乗ろうかなと思っていたのですが、高いので止めました。スペシャルちゃうかったら、なんぼなんでしょう。

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アカバ要塞です。
入口の上にある紋章は、第一次世界大戦中、イギリス・アラブ軍がトルコ軍を追放したあとに、ハシミテ王家によってかけられたものです。チケットは考古学博物館と共通です。

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入ってすぐのところです。
アラベスク模様が綺麗です。

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要塞の中です。

昼食は魚スークにある食堂へ。
メニューもなく、フィッシュとゆうたら通じました。

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港町なので魚定食にします。
魚は唐揚げになっています。ご飯はパサパサですが、魚は美味しいです。ナイフもフォークも箸もなくて、手づかみで食べます。スプーンだけありますので、ご飯はスプーンで食べます。料金は2JDです。

アカバは、めっちゃ暑いです。砂漠よりも暑いです。ここはダイビングや泳ぎにくる町です。


ワディ・ラム~アカバ移動(タクシー) [ヨルダン]

2010年11月10日(水)ワディ・ラム晴 アカバ晴

4時半起床。
まだ真っ暗けで、みんな寝ています。天気は回復していて朝日は見られそうです。

テントの裏山に上って、夜明けを待ちます。
5時過ぎから徐々に明るくなってきます。

東には山があって、それで朝日が隠れて見えなくなっています。
オーナーの話では6時を過ぎないと朝日は見えないそうです。

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ちょっと早すぎましたが、でも宵の明星が上ってくるのも見られて、楽しい時間です。6時ごろには、他のみんなも山に上ってきて朝日を待ちます。

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朝日が見える前に他のところが朝焼けに染まっていきます。

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6時31分、朝日が顔を出しました。
今日も元気で旅が出来るようにお祈りしました。

朝食を呼びかける声がしています。
朝食は6時半からとゆうてたので、ちょいと急いで山を下りました。

朝食はホブスと、ジャム類です。
ジャムは7種類くらいあります。甘いもんばっかりで、ちょっとです。アラブ人は、お酒を飲まないせいもあるでしょうが、甘いもん好きです。あと、タバコを吸う人も多いです。

ドライバーは、早く出発したいみたいでイライラしています。

7時半くらいに、ようやく出発です。
30分もかからずに、ラム村に戻ってきました。

私を含めて、ベルギー男性とブラジル女性がアカバ行きで、3人でタクシーをシェアして行きます。タクシー運賃は20JDです。3人で割れば一人頭7JD弱です。

ペトラの宿の人は、バスがあるとゆうてましたが、バスは6時半にラム村を出発します。それに乗ろうと思うと5時くらいには起きなあかんので、非現実的です。自分一人やったらいいですが、ツアーでは無理ですね。まあ、一人で20JD払うことを考えたら安いです。

1時間ほどで、アカバに到着。

ガイドブックに載っている、Petra Hotelに行ってみます。
部屋は空いていて、シングル、シャワー・トイレ付きで1泊7JDです。ガイドブックに載っている料金よりも安いです。

ブラジル姉さんも一緒に部屋を見たのですが、窓がないとか部屋が汚いとかが気に入らないようで、他のホテルへ行きました。私は、あくまで寝れればええと考えていますので、あんまり気になりません。

アカバは、ヨルダンが唯一海に接するところです。
その海とは紅海です。紅海はダイバー憧れの場所らしいです。

紅海とゆう名前は、ある種の藻類が異常繁殖し、死滅すると海水が赤褐色に変化することに由来しています。それって、赤潮に似たようなもんとちゃうん。海が赤かったら、あかんやんね。

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とゆうわけで、紅海を見にいきます。
泳いでいる人も多いです。水はぜんぜん冷たくないです。

アラブ女性は、海水浴に来ても真っ黒の衣装を着ていたり、服を着たまま海に入っていたりと、宗教上のこととはいえ大変やなと思います。

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水は透き通っていて、めっちゃ綺麗です。
海上にはグラスボートも出ています。

アカバは、イスラエルとの国境3kmに位置していて、イスラエルのエーラト港と相対しています。

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イスラエルの町が見えています。
フェリーでエジプトに行くことも出来ます。

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昼食は、ケバブにします。なんかサラダちょうだいって頼んだら、トマトと香草をレモンで和えたものが出てきました。

フルーツ・ジュースも頼んで、全部で6JDです。メニューの料金と合わへんねんけど、サービス料でも入っているのでしょうか。

メニューでは、ジュース1.5.ケバブ2.5、サラダ0.5となっていて全部で4.5なんですが・・・。まあ、お金が余りそうなので堪忍しときます。

アカバはレジャーの町で、観光するところは少ないです。

ネットショップで、ネットします。
1時間で1.5JDです。

酒屋があるので、酒飲みにはありがたい町です。


ワデイ・ラム・ツアー [ヨルダン]

2010年11月9日(火)ペトラ晴 ワディ・ラム晴後曇一時雨

ペトラの宿でワディ・ラムのツアーを申し込みました。料金は、50%ディスカウントで35JDです。

バスで宿から6時20分に出発です。
いくつかの宿を回ってからワディ・ラムに向かいます。バス料金は5JDです。

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8時前にワディ・ラムのビジターセンターに到着。
ここで自然保護区の入場料を払います。入場料は5JDです。

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再びバスに乗ってラム村へ行きます。
ラム村へは8時過ぎに到着。ツアーの出発は10時です。荷物は旅行会社のオフィスに預けていきますので、必要なものだけ持っていきます。

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4WDの荷台に椅子をつけて改造した車で砂漠を走ります。
ツアー客は6人です。ベルギー、ブラジル、スペイン(2人)からの旅人です。日本人は私と女性が一人です。

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ロレンスの泉です。
この崖の中腹に木が生えているところがあって、そこから水が湧き出しています。そこまで上りますが、けっこうハードな上りです。下から見上げるだけで、上っている人は少ないです。

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上りました。
水量は多くないですが、確かに水が湧き出しています。

いくつか水が湧き出している箇所があって、パイプで水槽に運んでいます。
全部の湧き水を集めると、かなりの水量で、砂漠にこれだけ水があるのが驚きです。

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ベドウィンは、ペットボトルで水を汲んでいましたので、飲むんでしょう。観光客は飲んだら、いっぺんにお腹をこわすと思います。

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砂丘に上りました。
大きな砂丘ではないので楽に上れます。

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アンフォーンのナバタイ人の絵です。
人やラクダが描かれています。

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音符のようなものも描かれています。

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ロレンスの家です。
ロレンスはイギリスの考古学者、軍人、作家で、映画「アラビアのロレンス」で有名な人物です。

ランチは、各自持ってきたものです。
ツアー案内では2時間となっていたのですが、1時間のランチタイムです。木陰に入ると涼しくて、昼寝にはちょうどいいのですが、ハエが多いです。

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ジャバル・ブルダです。
石の橋です。1時間くらいかければ上れるそうですが、今回は遠くから眺めるだけです。

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ウンム・フルース石橋です。
こちらは、簡単に上れます。

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15時前に、ベドウィン・メディテーション・キャンプに到着です。
今夜、宿泊するところです。電気はありませんが、水は出ますしトイレもあります。布団もあるので寝袋は必要ないです。シャワーは有料で利用可能です。

ランチを1時間で切り上げたので、行程が詰まっているんかなと思っていたら、ぜんぜんです。それとも、これでもベドウィンにとっては働きすぎなのかもしれません。

ベドウィンは、アラビア語でバドゥすなわち「町以外に住む人」の意味で、中東、北アフリカの砂漠に住むアラビア語を話す遊牧民の総称です。

しかし、時代の流れとともに生活様式も変わってきて、現在はほとんどのベドウィンがテントとは別に家を持っているそうです。ツーリスト相手で高収入を得て、車や豪邸を持っているベドウィンもけっこう多いそうです。もちろん携帯電話なんて当たり前です。

雲行きが怪しいなと思っていたら、なんと雨が降ってきました。15分くらいで止みましたが、砂漠で雨なんて信じられません。

後で聞いたら、同行しているスペイン人は3回目の砂漠ですが、過去2回も天気が悪かったとゆうてます。チョー雨男もいてるんですね。おかげで楽しみにしていた夕焼けは見られませんでした。

楽しいディナータイムです。

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ベドウィンのバーベキューです。
土の中に壷みたいなんを埋めて、その中に薪を入れて蓋をして、焼くとゆうより燻し蒸しです。具はチキン、玉葱、ジャガイモです。

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他に、シチューとライス、ホブスがあります。
バーベキューは蒸されているので、ほこほこです。シチューも美味しいです。

みんな何回かお替りをしています。
ちょうど私が最後になってシチューがなくなったのですが、隣のブラジル姉さんが、私が全部食べたみたいにゆうて責めます。かんにんしてーな。

夜になると天気が回復しました。
ベドウィンのオーナーと岩の上に寝ころんで、星を眺めます。オーナー曰く、ここが私のオフィスやと。

静寂の闇の中、満点の星明りです。ときたま、流れ星が流れます。
オーナーの言葉で、生活が変わっても、ベドウィンの魂は変われへんとゆうてるように感じました。

でも、こんな砂漠の中で携帯電話が通じるのには、ちょっと驚きました。見た限りでは、アンテナなんてなかったです。


ペトラ観光part2 [ヨルダン]

2010年11月8日(月)晴

今日は8時の送迎車でペトラまで送ってもらいました。
ペトラは、今日も快晴です。

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昨日も見ましたが、エル・ハズネです。
エル・ハズネは微妙な光の違いによって、1日に50色ものバラ色を見せると言われています。

エル・ハズネの前で、ぼっーとして色が変化していくのを楽しみました。

エル・ハズネを上から見るポイントがあるのですが、どこから上って行ったらいいのか分かりません。ツーリスト・ポリスに聞いても知らんと言われました。

1時間くらいかけて上ったとゆう話しも直接聞いていますし、ガイドブックにもポイントが書いてありますし、観光ポスターでも上から眺めているポスターがあります。

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ローマ円形劇場の手前にある階段を20分ほど上っていったところに、犠牲祭壇があります。

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近くにはオベリスクも建っています。

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山を下っていくと、ライオン・モニュメントがあります。
犠牲祭壇に降った雨を下の庭墓の横にあるダムへと流す樋になっています。ライオンの頭の上を流れ落ちた水は、顔を伝って前足へ流れていきます。古の人の遊び心を感じます。

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庭墓です。
墓の前にスペースがあるので、この名前がついています。

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ローマ兵の墓です。
軍人の像が飾られていますので、ローマ兵の墓とゆう名前になりました。

フブサ山に登ってみます。

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途中で、こんなマークがありましたが、意味は分かりません。

フブサ山から、ひょっとしたらエル・ハズネが見えるかと思って必死のパッチで上って、ジジィパワーを発揮して、フリークライミング並みに崖もよじ上ってみましたが、道なき道で迷子になりそうで諦めました。

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それでも、上から眺めるペトラは絶景です。
ペトラ(岩)ちゅうのが、よく分かります。

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ウナイシュの墓です。
このあたりの墓は、道が連続していなくて、上ったり下りたりでしんどいです。ジジィパワーも品切れです。

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再び、エル・ハズネです。
14時くらいです。朝とは違った雰囲気です。

遺跡を見ると、いつも古代人の智恵と技術と力に驚嘆し感銘を受けます。
エル・ハズネを上から見られなかったのは、ちょっと心残りですが、堪能できました。

2日にかけて見学しましたが、見どころを絞って朝から夕方まで(6時から18時までの営業です)回れば1日で見られます。ロバタクシーを利用すれば時間の短縮も可能ですし。


ペトラ観光part1 [ヨルダン]

2010年11月7日(日)晴

ここの宿は、朝は7時と8時にペトラ遺跡の入口まで送ってくれて、夕方は16時と17時にペトラ遺跡に迎えに来てくれます。送迎は無料です。

朝7時に、ペトラ遺跡まで送ってもらいました。
砂漠は朝晩の温度差が大きくて、朝は寒いです。

まずは、チケットの購入です。
チケットの購入のときに、パスポートを要求されました。チケットに名前を入れて、不正使用防止を図っているようです。

ペトラ遺跡の入場料は1日券が50JD、2日券が55JD、3日券が60JDです。
今年の1月に1日券が21JDから33JDになって、今月からまた値上げして50JDになりました。2日券を購入しました。

誰が、こういった料金を決めるのか知りませんが、観光客をなめているとしか思えないような値上げの仕方は、ヨルダンのイメージを悪くするだけやと思います。

物価は高いし、人はこすっからいし、食べ物は美味しくないし、ビールも美味しくない、暴利を貪るような入場料・・・ええとこないやんヨルダン。あんじょう頼んまっせ。

ペトラは広くて暑くて、歩くのんはしんどいです。遺跡内には、馬やラクダ、ロバのタクシーがありますが、乗っている人は非常に少ないです。入場料で毟り取られているから、財布の紐が堅くなっているとゆうのは、穿った見方でしょうか。

ペトラは2000年以上前から、アラビア半島からやってきた遊牧民のナバタイ人やベドウィンによって栄えた中継都市です。

ペトラとは岩の意味で、ホムル山の山麓付近に位置する岩山を利用して出来た都市です。

メインゲートを通って、シークと呼ばれる細い道を歩いていきます。
シークとは狭い岩の裂け目のことで、崖の高さは60~100mあります。こういった造りが難攻不落の要塞として重要な役割を果たしていました。太っている人は通れません(うそです)。

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その細い隙間から、徐々に遺跡が見えてきます。

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そして広い場所に出て、目の前にエル・ハズネが聳えています。
エル・ハズネは、崖を削り、彫り抜いた神殿風正面を持つ霊廟で、幅約30m、高さ約43mです。紀元前1世紀から後2世紀のものです。映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台となったことでも有名です。

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ファサード通りです。
建物の上部には階段状の模様が彫られていますが、ナバタイ人は死者の魂がこの階段を伝って天国へと昇っていくと信じていました。

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ローマ円形劇場です。
2~3世紀のもので、5000人以上が収容できます。

ローマ円形劇場の右側には、王家の墓と呼ばれる岩窟墓群があります。

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宮殿の墓です。
1~2世紀のもので、3階建てのローマ帝政期宮殿建築を模倣していて、コリント式の柱を使っています。

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柱廊通りです。
この通りを囲むように遺跡がぎょうさん残されていたのですが、551年の大地震でほとんどが崩壊してしまいました。

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柱廊の最後には凱旋門があります。

ペトラには子供の物売りが、ぎょうさんいてます。
学校には行ってるんやろかと、ちょっと心配になります。お土産は買わへんけど、あめちゃんをあげたら、もっとくれとしつこいです。

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トゥルクマニヤの墓です。
遺跡のゲートから出るので、道を間違うたんかなと思いましたが、聞いてみたらおうてました。ここまで見学に来る人は少ないです。

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この墓には象形文字の碑文が刻まれていますが、その文字がナバタイ文字の中で一番美しいと言われています。

どんどんと遺跡の奥に進んでいきます。

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ライオン・トリクリニウムです。
こちらも岩窟墓です。

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柱のところにラインが彫られています。

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エド・ディルです。
エド・ディルは幅約50m、高さ約45mとエル・ハズネよりも大きいです。1世紀中頃に建てられたナバタイ人の神殿です。ディルとゆうのは修道院を表していて、以前はこのあたりに修道士が住んでいたことから、この名前が付けられています。

エド・ディルの先にはビューポイントがいくつかあります。
一番奥にあるビューポイントは、その名も「世界の果て」です。

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確かに果てとゆう感じです。
この先は、人はおらへんのんちゃうかと思ってしまいます。何箇所かのビューポイントから眺めましたが、ここの景色が一番好きです。

入口は狭い岩の裂け目で、一番奥が崖です。
遺跡入口から、ここまで4時間半かかりました。

帰りは違う道をぶらぶら歩いてみます。

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セクスティウス・フロレンティヌスの墓です。

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このあたりは岩の模様が綺麗で見ていて楽しいです。


アンマン~ワディ・ムーサ移動(バス) [ヨルダン]

2010年11月6日(土)アンマン晴 ワディ・ムーサ晴

昨夜は、ここの旅行会社から2泊3日のツアーに行っていた日本人が帰ってきましたが、値段のわりにホテルはボロで水シャワーしか出なくて、食事もスーパーで買ってきたものを公園で食べたりと、内容がひどかったと立腹しています。

話しと違うとゆうので返金の交渉をしていました。
支払った料金を聞いたら3日で400JDだったそうです。この宿に来ているときに、ぼったくりみたいやから止めといたほうがええでと忠告して、旅慣れているようだったので大丈夫やと思っていたのですが・・・。

旅行会社のオーナーは私に通訳に入れとゆうて同席させられましたが、ろくに英語をしゃべられへんのに困ったもんです。

高い料金を払うのなら細かく内容を確認して、安いツアーなら、こんなもんやと割り切ってとゆうところですね。

中東のように正規の料金がない国では、旅行会社は高く売ろうとしますし、利用するほうは安く利用したいと考えるので、値段交渉は難しいところです。相場が分からへんところにもってきて、日本人は交渉下手ときているので、トラブルが発生しやすいです。

今回は旅行会社もある程度非を認めたので、一部返金に応じていましたが、そううまくいかへん場合もあるので要注意です。

5時45分チェックアウト。
歩いてJettバスのオフィスへ。すでに10人以上の人が待っています。

バスは6時半の出発です。
指定席制でシートNo.1で、ドライバーの後ろです。バスに乗ったら、他の乗客が乗っていたので席が間違っているよとゆうて、どいてもらいました。

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定刻より少し遅れて、バスは出発。
途中1回、トイレ休憩です。日本人の団体客も休憩に来ていました。

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バスは、デザート・ハイウェイをひた走っていきます。道はかなり傷んでいて乗り心地は悪いです。

約3時間半でワディ・ムーサのムジャンマに到着。
バスを降りるときに、バスの出発は16時やでとドライバーがゆうてます。そうか、日帰りでペトラ遺跡の観光をする人もいてるんやと合点しました。

なんでアンマンを6時半とゆう、早い時間に出るのかなと思っていたのですが、そうゆう訳です。どっちかといえば、日帰り観光の人のほうが多いです。

ワディ・ムーサは、ペトラ観光の拠点となる町です。ペトラにも、もちろんホテルはありますが、高級ホテルですので、ワディ・ムーサに宿をとります。ワディは、アラビア語で河谷を意味し、サハラやアラビアの乾燥地域の間欠河谷をいいます。

ガイドブックに載っている宿に行こうと歩き出したら、その宿の送迎車が声を掛けてきて、渡りに船と乗せてもらいました。

今回の宿はValentine Innです。
宿泊料は、やはり倍に値上がっています。シングル、トイレ・シャワー・冷蔵庫付きで1泊20JDです。冷蔵庫付きは、ありがたいです。

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宿の屋上からの眺めです。
あの山のあたりが、ペトラ遺跡かな。

ペトラ遺跡は、ずっと憧れていたところで、見やんと死なれへんちゅうところです。いよいよ、ここまでやって来たかと思うと感慨深く、私の世界一周の旅も大詰めやなと感じます。


昼食はシュワルマに。ワディ・ムーサには屋台がありません。
座っての食事です。そのぶん高いのか1.5JDと、アンマンの3倍の料金です。

他の物も、2~3倍はしています。アンマンでも高いなと思っていたのに、観光地料金で悲鳴が上がります。

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町をうろうろとしてみましたが、モスクの他は見事なほど何もありません。
ここは、ペトラ遺跡だけで生きている町なのでしょう。

中途半端に見学に行ってもしゃあないので、今日は宿でのんびりします。

ここの宿のシャワーはホットシャワーではないです。限りなく水に近いシャワーです。まあそれでも、アンマンよりはましです。

ビールでも飲んで、だらだらしようと思っていましたが、どこにも売っていませんでした。

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ペトラに沈む夕日が綺麗です。


死海観光 [ヨルダン]

2010年11月5日(金)晴

死海は公共交通では行きにくいところです。
宿の旅行会社のトランスポートを聞いたら40JDです。

町中のタクシーは25JDやとゆうと、そうゆうタクシーは危険やと言います。ああ言えばこうゆう、ほんま懲りない旅行会社です。

宿の電話を借りてタクシーに連絡しようと思うのですが、宿の電話からでは携帯電話には掛けられません。

困っていると、掃除係りのお姉さんが自分の携帯でタクシーに掛けてくれました。ありがとう。宿は気に入りませんが、ええ人もいてます。

10時にホテルの前に来てもらうように頼みました。

10時少し前に下りていったら、もうタクシーは待っていました。時間にもきっちりしたタクシーです。

タクシーをチャーターしての旅は初めてで、お大尽になった気分です。

途中、簡単なガイドをしながらタクシーは走って行きます。ドライバーはシートベルトはしていますし、曲がるときや追い越しのときはウインカーを点けます。模範運転のドライバーです。

死海は地球上で最も低い海抜マイナス410mにあります。アンマンが標高700mですので1110m下っていきますので、途中から、ずっと下り坂になります。

パスポートのチェックポイントがありますが、フリーパスでした。

1時間弱で、アンマン・ビーチに到着。
公共のビーチになっています。トイレ・シャワーのみのところと、プールやレストランもあるところがあります。

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どっちにしようか考えていたのですが、ドライバーはさっさとプール付きの方に行きます。料金は値上がっていて15JDです。ヨルダン人は10JDです。外国人との価格差は少ないほうです。

ロッカーがあり、料金1.5JDでデポジット3.5JDです。
宿の旅行会社がゆうとった、どこをとって危険やとゆうのでしょうか。全く持って分かりません。早速、水着に着替えてビーチへ。

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アンマン・ビーチです。

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みんなプカプカしていますが、さすがに頭は重くて浮かびませんので、頭を擡げとかなあかんので、傍で見るよりしんどいです。

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対岸はイスラエルです。

死海は最長部約80km、最大幅18km、面積約1020k㎡、最大水深426mです。崖下、湖底から湧き出る温泉およびヨルダン川からの流入水の塩分が凝縮されるため、海水の約4~6倍の塩分(20~25%)と、海水の約100倍の臭素とを含み、生物は生息できません。

平泳ぎで泳いでみようと思いましたが、浮きすぎてキックが出来ないです。水中で立ったままの状態を保つのも、足が浮き上がろうとして難しいです。

海から上がると身体がぬるぬるしています。

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死海の泥はミネラルをたっぷりと含んでいますので、美容にええそうです。クレオパトラも試したそうです。海の中は表面は砂ですが、ちょっと掘れば泥が出てきます。

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真っ黒な泥パックもあります。

塩分が高いので傷があると、かなり沁みます。海水は辛いとゆうより苦いです。

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泳ぐことが出来ないので、プールで泳ぎます。
陽射しは強いとはいえ、水は冷たいです。泳いでいる人は、ほとんどいないです。

死海で浮かんだり、泥パックしたり、プールで泳いだりとしていると、あっとゆう間に時間が過ぎていきます。

2時間ほど遊んで、タクシードライバーと待ち合わせです。
時間になっても、けえへんなと思っていたら、私が聞きもらしたようでレストランで待っていたそうです。ごめんね。

アンマンに戻ってきました。
アブダリ広場では、大規模な屋台が出て洋服や靴やおもっちゃなど、いろんなものが売っています。

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品物は山積み状態ですので、かき回して自分が欲しいものを探さなあきません。まさに掘り出し物状態です。

部屋で休憩していたら、宿の人がきてシャワー室の修繕やと言います。職人が入ってきて、穴をモルタルで埋めています。

それはいいのですが、足場に部屋にある机を使います。机の上には私の荷物が、いろいろと置いてあるのに勝手に荷物を片付け始めます。一言断れよ。また自分で片付けるから、触らんといて欲しいです。

左官職人やったら、脚立くらい自分で持ってこいよな。

モルタル打ちが終わって、机は足跡だらけ、シャワー室は落としたモルタルだらけです。5分したら掃除するからとゆうて去っていきました。

1時間ほど外出して帰ってきたら、案の定掃除してへんで、放ったらかしのままです。ゆうばっかりです。最後の最後まで、ええ加減な宿です。


アンマン観光 [ヨルダン]

2010年11月4日(木)晴

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キング・アブドゥッラー・モスクに行きます。
見学時間が短くなっているのに、チケットオフィスの人が誰もいません。待っていても戻ってきません。お土産屋の人が行ってもええよとゆうてくれたので行ったら、チケットを買うように言われました。そこでチケットを購入。2JDです。

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3000人が一度に礼拝できるヨルダン最大級のモスクです。
中の装飾は、普通です。コーランなどを展示した博物館もあります。

ダウンタウンに行って昼食です。
昼食はシュワルマ(ケバブ)に。ヨルダンのシュワルマは、肉とピクルスだけの、いたってシンプルなシュワルマです。料金は0.5JDです。

ダウンタウンから歩いてアンマン城に向かいます。
道が分からなくなって、女子高生が道を教えてくれましたが、かぶっている帽子を放り投げてみろとか言われてからかわれました。

ジジィにとって、女子高生の扱いが難しいのは日本でもアラブでも一緒やなと感じました。

アンマン城は、ジャバル・アル・カラアとゆう山頂のにあり、三方が崖、残りも細い尾根とゆう絶好の地形から、古くから人が暮らし、要塞とされてきました。入場料は2JDです。

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入って少し進むと、ヘラクレス神殿があります。
マルクス・アウレリウス・アントニヌスの命で造られたとされています。

昨日行ったアブー・ダルウィッシュ・モスクが見えています。向こうの丘のほうが、だいぶん高いです。

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ウマイヤド朝のモニュメントです。

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中の装飾も綺麗です。

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ヨルダン考古学博物館です。アンマン城内にあります。

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今まで見たことのないようなユニークな展示物がぎょうさんあって、見応えがあります。

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アブダリに戻って、ヨルダン国立美術館です。
イスラム圏を中心に60ヶ国900人約2000点の現代作品を所蔵しています。入場料は5JDです。

イスラム圏以外からもインド、韓国の作品もありました。
イスラムの影響が強い作品もありますし、他の国とは違った作品も多いです。

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美術館は、公園を挟んで2箇所に分かれています。
公園にもオブジェが並んでいます。

ヨルダンもそうですが、レバノン・シリアと自動車修理工場がめっちゃ多いです。町中には、事故車かと思うような車も走っています。とことん壊れるまで乗るので、修理工場が多いのでしょう。


マダバ観光 [ヨルダン]

2010年11月3日(水)晴

6時過ぎに出かけようと思ったら宿の扉は閉まっています。もう一人出かける人がいてたので、寝ているフロントを気兼ねなく起こせました。

マダバ行きのバスは、8時まではダウンタウンの西端から出るとガイドブックに書いてあったので、行ってみました。

もう変わっていて、マダバ行きのバスはありませんでした。マダバ行きたいととゆうと、ステーションまで乗せてくれるとゆうのでステーションまで行きました。

そこで、マダバ行きのバスに乗り換えです。
このバスは満員にならんでも定刻の出発です。先のバスが0.3JDで後のバスが0.45JDです。この路線は値上げしていないようです。

1時間くらいでマダバに到着。
早く着きすぎてしまいました。

しかしマダバの朝は早い、開いている店がたくさんあります。

ジャケットをなくしたので古着を見ていたら、ええのんがあって値段を聞いたら3JDと古着にしては高いですが、まあ納得の値段で買いました。

とりあえずインフォに行こうと思うのですが、少し道に迷いました。
買い物して迷っているうちに、ええ時間になりました。

インフォから町歩きのスタートです。

マダバは、ビザンチン時代に市内に多くの教会が建てられ、内部にはモザイクが施されました。

マダバの西にあるネポ山では、モーゼが率いてきた民に「あれが約束の地だ」という言葉でパレスチナに向かうよう促し、自身は山上からそれを見守ったとされています。

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アーキオロジカル・パークです。
各地のモザイクが展示されています。入場料は2JDです。

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アーキオロジカル・パークの中に、聖処女教会があります。
マダバで最初に発見されたモザイクで、当時は民家から見つかりましたが、後に聖処女教会で使われていたことが分かりました。聖処女教会は6世紀に建てられました。

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聖ジョージ教会です。入場料は1JDです。
ギリシア正教の教会です。

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床に6世紀のパレスチナの地図がモザイクで描かれています。
地図はところどころ欠けていますが、ナイル川や死海、エルサレムの市街地などが描かれていて、この地図に使われているタイルは200万ピース以上と推測されています。

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エルサレムの市街地です。
聖墳墓教会が大きく描かれています。

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ヨルダン川を下った魚が死海に入って、あわてて逃げるところなど、ユーモラスな場面も描かれています。

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パレスチナの地図ばっかりに目がいってしまいますが、教会のモザイクや絵画も、なかなかのものです。

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ラテン修道院です。
石積建築が綺麗です。2000年には前のローマ法王、ヨハネ・パウロ2世も訪れています。この辺りまで来ると観光客は来なくて、誰もいません。

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ステンドグラスも、シンプルながら趣があります。

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12使徒教会です。
アーキオロジカル・パークと共通チケットになっていますが、係員が誰もいません。

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床一面にモザイクが残っています。
開けっ放しのせいか、砂ぼこりが激しくてモザイクが雲っています。

帰りのバスは直行便で、料金は0.65JDです。
ダウンタウンの西端を通るので、途中下車しました。朝、最初に乗ったのと同じところです。

時間が早いので、辺りをぼちぼちと散歩します。

小学校の下校時間と重なって、カメラを見ると写真を撮ってくれと群がってきます。ヨルダンの大人は、こすっからしい人が多いですが、子供は無邪気で可愛いです。

なんてゆうて安心していると、カメラを持って友達や私を撮りまくって遊んでいます。でも、それも楽しい一時です。

アンマンのダウンタウンのアシュラフィーエの丘を上っていきます。かなりきつい登り坂です。

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坂の上には、アブー・ダルウィッシュ・モスクがあります。
移住してきたコーカサス人によって1961年に造られたモスクです。イスラム教徒以外は入場不可です。

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丘の上にありますので、アンマン市内が一望に眺められます。

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遠くにはヨルダン国旗が翻っています。
横60m縦30mの巨大な旗です、高さ(旗竿の長さ)126.8mは当時世界一で、ギネスブックに申請しましたが、旗竿は記録の対象外として却下されました。

食料の買出しで、宿の北の丘をうろうろしていたら、やっと酒屋を見つけました。私の旅のモットーは、地元の料理を食べる、地元の酒を飲むことですので、ヨルダンのビールを探してみたらありました。早速、購入です。1本2.5JDです。買う人が少ないからか、高いです。

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じゃじゃーん、その名もペトラビールです。
アルコール分10%と高いです。味は、美味しくもなく不味くもなくといったところです。この会社で働く人はイスラム教徒以外の人なのでしょうか。興味はつきないです。


ジェラシュ観光 [ヨルダン]

2010年11月2日(火) 晴

バス乗り場を宿の人に聞こうと思ったら誰もいません。
詳しい情報をそのつど教えてあげるちゅうたんは、どこの誰でしょう。

ええ加減な宿は相手にでけへんので、町の人にバス乗り場を聞いてみました。宿の前あたりで乗れるようです。タクシーの相場も教えてもらいました。宿の人よりよっぽど頼りになります。

しかし、バスがやってきません。
ムジャンマまで4kmくらいなので、とりあえず歩いていきます。

タクシーが声を掛けてきますが、5JDとふっかけてきます。相場は2JDです。
ほんま、ヨルダンはぼったくりが多いです。

中にメータータクシーがあったので、それならと思って乗りました。

タクシーに乗っている間じゅう、ジェラシュに行くんやったらタクシーが得やでと、しつこくゆうてきます。往復で15JDで、どうやとゆうてきます。

バスなら往復で2JDやとゆうと、いやバスは値上げして片道3JDやとゆうし、バスは朝やから便がないとゆうし、バスを降りてから遺跡まで遠いのでタクシーをジェラシュで使わなあかんといいます。

後で分かりましたが、バスは片道1JDですし、朝でも便はちゃんとありましたし、バスを降りて遺跡はすぐですし、ぜんぶ嘘やんか。ほんま、こすっからしいぞ、ヨルダン人。

シリアがフレンドリーやったんで、おんなじような感じかなと思っていたので意外です。

タクシー料金は1.3JDと、だいたい思っていた通りでした。乗るならメータータクシーに限りますね。見分け方がないのが残念です。

バスは満員になるまで出発しません。
料金は片道1JDですが、これも以前よりは倍近く上がっています。ここ1年半で、なんでもかんでも(旅行者にとって)2~3倍くらいになっていると覚悟したほうが、よさそうです。

しかし、すさまじい物価上昇です。

30分ちょっとで、ジェラシュに到着。
終点やと思っていて、ジェラシュやでと他の乗客に教えてもらって、慌てて降りたらジャケットをバスに忘れてしまいました。

後でムジャンマで聞いてみましたが、遺失物係りなんてものはなくて、バスは個人経営みたいですし、あきらめます。

ジェラシュ遺跡は、ローマ人がアラブに造ったローマ都市の中でも最も華麗で、かつ壮大な遺跡の一つです。

3世紀の初め頃に繁栄の絶頂期を迎え、人口は2万5000人にものぼりました。7世紀にはペルシャ軍が襲来、8世紀には地震で建物の多くが崩壊、12世紀に十字軍が短期間駐留して以降、19世紀にドイツ人旅行者に再発見されるまで、歴史の闇に埋没していました。

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バスを降りると、この凱旋門が目に入ります。
129年に時の皇帝ハドリアヌスが訪れたのを記念して建てられました。

凱旋門を見ながら西に行くとチケット売り場があります。入場料は8JDです。ここは値上げしていませんでした。

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南門です。
ここが遺跡のメインゲートになります。チケットのチェックがあります。

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南劇場です。
3000人を収容する劇場です。舞台は北側を向いています。これは、太陽の光の影響を少なくするためです。

今日はピーカンで照り返しが眩しいです。

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フォルムです。
イオニア式の列柱に囲まれた広場です。市場か宗教的儀式に使われていたと考えられています。

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アゴラです。
ジェラシュ遺跡は列柱が多く残っていて、綺麗です。

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列柱通りです。
空の青さと相まって壮観な眺めです。

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ニンファエウムです。
191年に建てられたものです。半神半人の妖精ニンフに捧げられたものです。

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アルテミス神殿です。
12本の列柱があったのですが、1本は崩れています。

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柱の彫刻が綺麗に残っています。

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聖コスマス・ダミアヌス教会の床に残っているモザイク画です。553年に作られたものです。

アンマンのムジャマン・シャマーリーに戻ってきました。
帰りはバスで戻ろうと思うのですが、1番のバスが見当たりません。

他に寄るところもあるので歩いて戻ります。

途中、バス会社のオフィスに寄って、ペトラ行きのバスチケットを購入しました。料金は8JDで、値上げしていました。

途中で、タクシードライバーに声を掛けられて、死海行きの値段を聞いたら、往復して待ち時間込みで25JDと良心的な値段をゆうてきたので、もし死海にタクシーで行くなら、このおじさんにしようと思います。ぼれへん人もおるんやと思ったら、ほっとします。

モスクに寄ってみましたが、見学時間が終わっていました。
以前よりも見学時間が短くなっていて、14時で終了です。また今度です。

冬時間になったので、見学時間が短くなっているところも多くて、15時で終わりとゆうところも多いです。冬は旅行者にとっては、行動時間が短いです。

大きなスーパーに買い物に行きましたが、アルコール類は置いていませんでした。アンマンはアルコールが手に入りにくいです。

ジュースでもと思ったら、冷やしていない店が多いです。シャワーは冷えているのにね。

夕食は、アラブ料理にします。
食べてみたかったマンサフがあったので、それを注文。

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マンサフです。
マンサフは、羊肉をヨーグルトで煮込み、ご飯とパン、ナッツをともに盛り合わせたものです。出てくるときは、パンで羊肉とご飯を覆っています。

付け合せは、ピクルスです。
きゅうり、大根、かぶ、ニンジンです。

羊肉はくせもなく、柔らかくて美味しいです。
スープは、もろにヨーグルトの味です。具は入っていません。

ご飯が、やたら多くてお腹がいっぱいです。アラブ人は大食漢です。
飲み物は水を注文して、全部で5.3JDでした。アラブ飯、高いです。

宿に戻ったらまた、ツアーはタクシーはと、しつこいです。
昨日、いらんちゅうて断ったのに、お前はニワトリかと心の中で突っ込んでおきましたが、顔を見るたんびにゆうてくるので、ええ加減うっとうしいです。

情報もくれへんのに、自分の要求だけはゆうてくるっちゅうのは、あかんよ。


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