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ワデイ・ラム・ツアー [ヨルダン]

2010年11月9日(火)ペトラ晴 ワディ・ラム晴後曇一時雨

ペトラの宿でワディ・ラムのツアーを申し込みました。料金は、50%ディスカウントで35JDです。

バスで宿から6時20分に出発です。
いくつかの宿を回ってからワディ・ラムに向かいます。バス料金は5JDです。

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8時前にワディ・ラムのビジターセンターに到着。
ここで自然保護区の入場料を払います。入場料は5JDです。

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再びバスに乗ってラム村へ行きます。
ラム村へは8時過ぎに到着。ツアーの出発は10時です。荷物は旅行会社のオフィスに預けていきますので、必要なものだけ持っていきます。

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4WDの荷台に椅子をつけて改造した車で砂漠を走ります。
ツアー客は6人です。ベルギー、ブラジル、スペイン(2人)からの旅人です。日本人は私と女性が一人です。

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ロレンスの泉です。
この崖の中腹に木が生えているところがあって、そこから水が湧き出しています。そこまで上りますが、けっこうハードな上りです。下から見上げるだけで、上っている人は少ないです。

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上りました。
水量は多くないですが、確かに水が湧き出しています。

いくつか水が湧き出している箇所があって、パイプで水槽に運んでいます。
全部の湧き水を集めると、かなりの水量で、砂漠にこれだけ水があるのが驚きです。

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ベドウィンは、ペットボトルで水を汲んでいましたので、飲むんでしょう。観光客は飲んだら、いっぺんにお腹をこわすと思います。

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砂丘に上りました。
大きな砂丘ではないので楽に上れます。

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アンフォーンのナバタイ人の絵です。
人やラクダが描かれています。

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音符のようなものも描かれています。

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ロレンスの家です。
ロレンスはイギリスの考古学者、軍人、作家で、映画「アラビアのロレンス」で有名な人物です。

ランチは、各自持ってきたものです。
ツアー案内では2時間となっていたのですが、1時間のランチタイムです。木陰に入ると涼しくて、昼寝にはちょうどいいのですが、ハエが多いです。

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ジャバル・ブルダです。
石の橋です。1時間くらいかければ上れるそうですが、今回は遠くから眺めるだけです。

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ウンム・フルース石橋です。
こちらは、簡単に上れます。

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15時前に、ベドウィン・メディテーション・キャンプに到着です。
今夜、宿泊するところです。電気はありませんが、水は出ますしトイレもあります。布団もあるので寝袋は必要ないです。シャワーは有料で利用可能です。

ランチを1時間で切り上げたので、行程が詰まっているんかなと思っていたら、ぜんぜんです。それとも、これでもベドウィンにとっては働きすぎなのかもしれません。

ベドウィンは、アラビア語でバドゥすなわち「町以外に住む人」の意味で、中東、北アフリカの砂漠に住むアラビア語を話す遊牧民の総称です。

しかし、時代の流れとともに生活様式も変わってきて、現在はほとんどのベドウィンがテントとは別に家を持っているそうです。ツーリスト相手で高収入を得て、車や豪邸を持っているベドウィンもけっこう多いそうです。もちろん携帯電話なんて当たり前です。

雲行きが怪しいなと思っていたら、なんと雨が降ってきました。15分くらいで止みましたが、砂漠で雨なんて信じられません。

後で聞いたら、同行しているスペイン人は3回目の砂漠ですが、過去2回も天気が悪かったとゆうてます。チョー雨男もいてるんですね。おかげで楽しみにしていた夕焼けは見られませんでした。

楽しいディナータイムです。

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ベドウィンのバーベキューです。
土の中に壷みたいなんを埋めて、その中に薪を入れて蓋をして、焼くとゆうより燻し蒸しです。具はチキン、玉葱、ジャガイモです。

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他に、シチューとライス、ホブスがあります。
バーベキューは蒸されているので、ほこほこです。シチューも美味しいです。

みんな何回かお替りをしています。
ちょうど私が最後になってシチューがなくなったのですが、隣のブラジル姉さんが、私が全部食べたみたいにゆうて責めます。かんにんしてーな。

夜になると天気が回復しました。
ベドウィンのオーナーと岩の上に寝ころんで、星を眺めます。オーナー曰く、ここが私のオフィスやと。

静寂の闇の中、満点の星明りです。ときたま、流れ星が流れます。
オーナーの言葉で、生活が変わっても、ベドウィンの魂は変われへんとゆうてるように感じました。

でも、こんな砂漠の中で携帯電話が通じるのには、ちょっと驚きました。見た限りでは、アンテナなんてなかったです。


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