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リスボン観光part2 [ポルトガル]

2010年11月28日(日)晴後曇

夜中に雨が降っていましたが、朝には止んでいました。

明日は移動ですが、朝早いフライトで空港までの足がタクシーしかありません。流しのタクシーがいてるかどうか分かりませんので、宿でタクシーを呼んでもらおうと思ったのですが、宿のおばさんは英語が全くですし、私はポルトガル語が全くです。

おばさんはスペイン語が話せるのでスペイン語で聞いてきます。私のスペイン語はすっかり錆び付いていますが、なんとか意思は通じて、朝早くのチェックアウトと宿にタクシーを呼んでもらうよう頼みました。

フィゲイラ広場から15番の市電に乗ってベレン地区へ移動です。
何回か乗り降りするので1日券にします。メトロ駅の自動券売機でチャージします。運賃は€3.75です。

運転手の隣でおばさんが陣取っていましたが、行き交う市電にグーポースしていましたので常連なんでしょう。

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ジェロニモス修道院です。
16世紀にマヌエル1世がエンリケ航海王子の業績を称え、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して建造された修道院です。

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中庭です。
周りの回廊は55m四方あります。

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回廊の彫刻が見事です。

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ベレンの塔です。
テージョ河口にある、16世紀初めに建設された石造りの塔です。マヌエル1世によって、船の出入りを監視する塔として建てられました。

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まずまずの天気で、テージョ川の眺めが気持ちいいです。
日曜日とゆうこともあり、ヨットもたくさん出ていました。

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対岸には巨大なキリスト像、クリスト・レイがあります。
ブラジルはコルコバードのキリスト像に似ているなと思っていたら、こっちが本家でした。

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発見のモニュメントです。
1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して建てられたモニュメントです。高さは52mあり、エレベーター(有料)で上ることが出来ます。

レリーフはエンリケ航海王子を先頭に、大航海時代の第一線で活躍した人々が並んでいます。

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モニュメントの前の広場には世界地図があり、世界各地の発見年号が記されています。日本は豊後に漂着した1541年に発見されたと記されています。

再び市電に乗って移動です。

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国立古美術館です。
1884年に設立、17世紀の貴族の館を利用した建物です。12世紀のポルトガル建国から19世紀までの美術品を展示しています。

発見のモニュメント以外は、日曜・祝日は14時までは無料で見学できます。日本にもそんなところがあるのでしょうか。

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面白いデザインのカップです。

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バスと市電を乗り継いで移動です。
エストレーラ聖堂です。

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中は、それほど華美ではないです。落ち着いた雰囲気です。

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リスボンは坂道が多いです。坂とケーブルカーとテージョ川、リスボンらしい風景です。

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行く気もなかったのですが、乗り物の1日券で上れるし時間があったので行きました。サンタ・ジェスタのエレベーターです。エレベーター代と展望台入場で€2.9です。展望台だけなら€1.5です。

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展望台には上りませんでしたが、それでもええ眺めです。

気になっていたワイン立ち飲み屋に行ってみました。

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GINJINHAとゆうポートワインです。
小さなカップで1杯€1.1です。確かに甘いですが、嫌な甘さじゃないので美味しいです。


シントラ観光+ロカ岬 [ポルトガル]

2010年11月27日(土)曇

この宿に泊まっているのは私以外では一人だけみたいで、人事ながら経営は大丈夫なんやろかと、心配します。まあ、シーズンオフなんで、こんなもんかもしれません。

リスボンの西北西約20kmにあるシントラに行きます。
シントラ駅から列車に乗って移動です。

購入したカードに昨日チャージしておきました。
自動券売機でチャージできるのですが、英語表示が途中でポルトガル語になったりして苦労しましたが、なんとかチャージ出来ました。運賃は片道€1.75です。

日本同様、乗るときと降りるときに機械にカードを読みこまさないといけないので、ズルは難しいと思うのですが、行きも帰りも検札がありました。ポルトガル、なかなか厳しいです。他のヨーロッパ諸国とは違います。

約40分でシントラ駅に到着。
ここから403番のバスに乗り換えて、まずはロカ岬に行きます。

ロカ岬行きのバスは少ないのですが、15分後にバスがやってきますので、そんなに待たんで済みました。運賃は€3.6です。高い路線です。

バスは行先表示もアナウンスもありません。
運転手に聞いたら、目的地に着いたら教えてあげると言われて、親切なドライバーで助かりました。

約40分でロカ岬に到着。
ロカ岬は、ユーラシア大陸の最西端です。端っこ好きとしては嬉しいところです。バスを降りたのは私以外では、一人だけです。帰りのバスまで1時間ちょっとの観光です。

夏やったら、もっと多いでしょうが、この季節に来る人は少ないでしょう。
リスボンからのツアーも、ロカ岬に来るのは10月末までとなっています。

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少し陽が射して大西洋の青が綺麗です。

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そして岬には、ユーラシア大陸最西端の碑が建っています。

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近くには灯台もあります。

インフォメーションセンターがあって、そこではユーラシア大陸最西端到達証明証を発行してくれます。€5と€10の2パターンあります。

あんまり、ええデザインちゃうんで止めときました。証明証の写真撮影は禁止となっています。

「陸尽き、海はじまる」地といわれ、新世界を求め船を繰り出した人たちが、夢や希望に胸を膨らませた時代には輝ける地だったと、今は想像するだけです。

1時間ちょっとの観光では、ちょっと短く感じましたが、その次だと2時間半近くになりますので、ちょっと長すぎます。

バスでシントラに戻ります。

シントラに戻って、434番のバスに乗り換えてシントラの観光です。
シントラに戻ったら乗換えのバスが来ていて、すぐに乗り換えました。
周遊バスになっていて、行きは乗り降りが出来ます。帰りは1回のみの乗車になります。運賃は€4.6です。

まずは、ムーア城で降ります。
ムーア人が残した要塞です。入場料は€5です。

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自然の地形を生かした要塞です。

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アップダウンがかなりあり、歩いていて面白いです。

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周りの風景も、ええ眺めです。

次はペーナ宮殿に行きます。バスに乗ってもええのですが、120mですので歩いて行きます。

ペーナ宮殿はフェルディナン2世がドイツの建築家を呼んで、1850年に完成した宮殿です。入場料は€9です。後で気がつきましたが、共通チケットがあって両方で€12で見学できます。

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彩色がだいぶ剥げていますが、それでも美しいです。

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彫刻も手が込んでいて、ユニークです。

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タイルも凝ったタイルを使っています。

宮殿の中は豪華で見応えがあります。写真撮影は禁止です。

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遠くには大西洋が見えていて、周りの風景も楽しめます。

帰りは途中下車して、シントラの町を歩きます。

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ガイドブックに載っていないので、なんの建物か分かりませんが、綺麗な建物が多くて美しいです。もっと時間を取ってゆっくりと歩きたい町です。

周遊バスは以前は王宮に行ったようなのですが、王宮の見学が中止になったのか、ルートが変わったのか分かりませんが、見学できませんでした。

リスボンに戻って、目をつけていた食堂でポルトガル料理の夕食と思っていのですが、閉まっていました。


リスボン観光part1 [ポルトガル]

2010年11月26日(金)曇

ここの宿は朝食付きです。
トーストとコーヒー、フルーツの朝食です。

まずはインフォに行って、地図とパンフをもらいました。
無料の地図があるのは助かります。

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リスボン名物ともいえるケーブルカーです。
それを尻目に歩いて上ります。

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サン・ロケ教会です。
1584年にリスボンに到着した日本の天正遣欧少年使節団が1ヶ月ほど滞在した教会です。そう聞くと親しみが持てます。

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回廊の装飾が見事です。

メトロに乗って移動です。
チケットを買うのに、Viva Viagemとゆう紙のカードを購入しなくてはなりません。カード代は€0.5です。紙代の節約なのかもしれませんが、数日しかおらへん旅行者にとっては無駄な出費です。

それなら、プラスチック等のカードにしてデポジット制にして料金を返金して欲しいです。年間何万人の観光客がくるのか知りませんが、大きな収入源です。

レスタウラドーレス駅からプラサ・デ・エスパーニャ駅まで行きます。運賃は€0.85です。

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グルベンキアン美術館です。
リスボンで没したアルメニア人の石油王、グルべンキアンが遺したコレクションを展示する美術館です。入場料は€4です。

エジプト、ギリシアの古代美術から、イスラム美術、中国、日本の美術、ルネッサンス以降の絵画や彫刻など幅広く、膨大なコレクションです。半端ねえ金持ちです。

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美しい彫刻です。

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女性とトンボが一体になっています。面白い作品です。

帰りは、ぼちぼちと歩いて戻ります。

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エドゥアルド7世公園です。
遠くにはテージョ川が見えています。遊歩道は落ち葉だらけで晩秋の風景です。気温は7℃です。日本人が、日本より寒いやんとゆうてました。

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サン・ジョルジェ城です。
ユリウス・カエサルの時代に、ローマ人が要塞として建設したのを基に、西ゴート族、イスラム教徒、キリスト教徒の王など、数百年にわたって居住者が次々と入れ替わったとゆう歴史を持つ城です。

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丘の上にあるので、リスボンの町並みが綺麗に見えます。

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コルメシオ広場です。
テージョ河畔にある広場です。

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バイロ・アルト地区です。
ポルトガルの民謡ファドを聴かせるレストランが多い地区です。機会があれば聴きたいのですが、23時くらいからが本格的な公演で26時くらいまで続くそうで、朝早いので止めときます。

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バイロ・アルト地区は旧市街になります。
でもそんなに古いとゆうほどには感じません。

ポルトガルは何があるのか全然知らなかったのですが、端っこ好きなのでヨーロッパの端っこは、いっとこかちゅう感じで来ました。

思っていた以上に、ええ感じの町です。
天気が曇りばっかりなのが玉に瑕ですが。雨が降らんだけでも、よしとしましょう。

リスボンは黒人が多くて、人だけ見てたらアフリカの国かなと思うくらいです。

宿は寒いのですが、よく見たら暖房もファンもないのですが、どうやって過ごすのでしょうか。ひたすら我慢かな。


マラケシュ~リスボン(ポルトガル)移動(飛行機) [ポルトガル]

2010年11月25日(木)マラケシュ曇 リスボン曇

6時50分チェックアウト。
出口には鍵がかかっていて、カチャカチャしていたら宿の人が起きてきて開けてくれました。

宿の通りを出たら、タクシーが止まっていて声をかけてきました。普段はこんな中までは入ってこれないのですが、朝早いのでこうやって空港に行く人を待っているのでしょう。

空港までなんぼとゆうと、アラビア語で答えるので分からないです。100DH見せたらOKとのことで、荷物代も込みやと確認してから乗りました。

15分くらいで空港に到着。
100DHでは高いくらいです。

今回の航空会社はイベリア航空です。
航空運賃は£133、税金と燃油サーチャージが£50.5です。

チェックインを済ませて、搭乗しようとしたら出国カードが必要やと言われました。近くにカードがありますが、入国カードをそのまま流用しています。

安全検査のときにボディ・チェックがありますが、今までで一番厳しくチェックされて、腹巻式の安全袋の中までチェックされたのは初めてです。お金を入れていたのですが、何ぼ持っていると聞かれて適当に答えておきました。

モロッコのお金が余っているのですが、免税店では使えません。ユーロのみの使用となっています。

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今回のフライトは、2回経由してリスボンに行きます。
まずは、カサブランカまで飛びます。

9時20分定刻どおり出発、35分のフライトでカサブランカに到着。

カサブランカ空港で2時間のトランジットです。
レストランで水とお菓子を購入。これで、だいたいモロッコのお金を使い果たしました。

今度はスペインのマドリッドまでのフライトです。11時55分定刻どおりに出発。定刻より10分早く、14時20分(モロッコとの時差はプラス1時間)に到着。トランジットの時間が1時間10分しかないので、早く着いたのは助かります。

飛行機を降りたところでパスポートチェックです。これも初めての経験です。怪しい人物が乗っているとの情報でもあったのでしょうか。

案内板でゲートを探したら、ゲートまで26分となっています。
26分とゆうのは標準時間でしょうから、すんなりといくかどうかは分かりません。マドリッド空港は広いので、ゲートまでの移動は時間がかかります。

まずは、パスポートコントロールです。
列に並んでいるときに一人係員が増えて列が分かれたのでラッキーでした。

次の関門は安全検査です。
ここは長蛇の列です。モロッコと違ってボディ・チェックはしませんので、わりと早く進んでいます。

イスラム圏では、水はフリーパスだったので、つい水をそのままX線に通したら没収されました。国によって扱いがちゃうとゆうのは不思議ですが、安全についての考え方はそれぞれとゆうことなんでしょう。

駆け足で歩いて、ゲートに着いたらすぐに搭乗が始まり、ギリギリセーフでした。
でも出発は30分遅れになりました。16時10分に出発。

到着も30分遅れで、16時20分(スペインとの時差はマイナス1時間)に到着。

機内預け荷物を受け取って空港の外にでたら、セントロ行きの市バスがちょうど止まっていて乗ろうとしたら、大きな荷物を持っている人は乗ったらあかんと言われました。

で、シャトルバスを待つことに、20分間隔で運行しています。運賃は€3.5です。

30分かかって、ロシオ広場に到着。
ここから宿まで歩いて3分くらいです。

ただ地図がないので、通り名を見ながら探します。
すぐに通りが見つかって宿も見つかりました。

今回の宿はPensao Bom Confortoです。
シングル、シャワー・トイレ共同で、1泊€22.5です。

フロントにパソコンが置いてあって無料で使えるのですが、日本語の表示ができません。オランダまでネットはお預けです。

荷を解いてから、ロシオ広場に行ってみます。気温は11℃ですが、そんなに寒くは感じません。

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店は、もうクリスマスの飾りつけをしています。

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ポルトガルらしく、ワインの立ち飲み屋があります。

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ヨーロッパらしい風景です。一ヵ月半イスラム圏を旅してきたので、新鮮に映ります。
聞こえる音も、アザーンではなくて、教会の鐘の音です。


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