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ペトラ観光part1 [ヨルダン]

2010年11月7日(日)晴

ここの宿は、朝は7時と8時にペトラ遺跡の入口まで送ってくれて、夕方は16時と17時にペトラ遺跡に迎えに来てくれます。送迎は無料です。

朝7時に、ペトラ遺跡まで送ってもらいました。
砂漠は朝晩の温度差が大きくて、朝は寒いです。

まずは、チケットの購入です。
チケットの購入のときに、パスポートを要求されました。チケットに名前を入れて、不正使用防止を図っているようです。

ペトラ遺跡の入場料は1日券が50JD、2日券が55JD、3日券が60JDです。
今年の1月に1日券が21JDから33JDになって、今月からまた値上げして50JDになりました。2日券を購入しました。

誰が、こういった料金を決めるのか知りませんが、観光客をなめているとしか思えないような値上げの仕方は、ヨルダンのイメージを悪くするだけやと思います。

物価は高いし、人はこすっからいし、食べ物は美味しくないし、ビールも美味しくない、暴利を貪るような入場料・・・ええとこないやんヨルダン。あんじょう頼んまっせ。

ペトラは広くて暑くて、歩くのんはしんどいです。遺跡内には、馬やラクダ、ロバのタクシーがありますが、乗っている人は非常に少ないです。入場料で毟り取られているから、財布の紐が堅くなっているとゆうのは、穿った見方でしょうか。

ペトラは2000年以上前から、アラビア半島からやってきた遊牧民のナバタイ人やベドウィンによって栄えた中継都市です。

ペトラとは岩の意味で、ホムル山の山麓付近に位置する岩山を利用して出来た都市です。

メインゲートを通って、シークと呼ばれる細い道を歩いていきます。
シークとは狭い岩の裂け目のことで、崖の高さは60~100mあります。こういった造りが難攻不落の要塞として重要な役割を果たしていました。太っている人は通れません(うそです)。

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その細い隙間から、徐々に遺跡が見えてきます。

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そして広い場所に出て、目の前にエル・ハズネが聳えています。
エル・ハズネは、崖を削り、彫り抜いた神殿風正面を持つ霊廟で、幅約30m、高さ約43mです。紀元前1世紀から後2世紀のものです。映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台となったことでも有名です。

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ファサード通りです。
建物の上部には階段状の模様が彫られていますが、ナバタイ人は死者の魂がこの階段を伝って天国へと昇っていくと信じていました。

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ローマ円形劇場です。
2~3世紀のもので、5000人以上が収容できます。

ローマ円形劇場の右側には、王家の墓と呼ばれる岩窟墓群があります。

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宮殿の墓です。
1~2世紀のもので、3階建てのローマ帝政期宮殿建築を模倣していて、コリント式の柱を使っています。

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柱廊通りです。
この通りを囲むように遺跡がぎょうさん残されていたのですが、551年の大地震でほとんどが崩壊してしまいました。

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柱廊の最後には凱旋門があります。

ペトラには子供の物売りが、ぎょうさんいてます。
学校には行ってるんやろかと、ちょっと心配になります。お土産は買わへんけど、あめちゃんをあげたら、もっとくれとしつこいです。

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トゥルクマニヤの墓です。
遺跡のゲートから出るので、道を間違うたんかなと思いましたが、聞いてみたらおうてました。ここまで見学に来る人は少ないです。

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この墓には象形文字の碑文が刻まれていますが、その文字がナバタイ文字の中で一番美しいと言われています。

どんどんと遺跡の奥に進んでいきます。

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ライオン・トリクリニウムです。
こちらも岩窟墓です。

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柱のところにラインが彫られています。

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エド・ディルです。
エド・ディルは幅約50m、高さ約45mとエル・ハズネよりも大きいです。1世紀中頃に建てられたナバタイ人の神殿です。ディルとゆうのは修道院を表していて、以前はこのあたりに修道士が住んでいたことから、この名前が付けられています。

エド・ディルの先にはビューポイントがいくつかあります。
一番奥にあるビューポイントは、その名も「世界の果て」です。

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確かに果てとゆう感じです。
この先は、人はおらへんのんちゃうかと思ってしまいます。何箇所かのビューポイントから眺めましたが、ここの景色が一番好きです。

入口は狭い岩の裂け目で、一番奥が崖です。
遺跡入口から、ここまで4時間半かかりました。

帰りは違う道をぶらぶら歩いてみます。

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セクスティウス・フロレンティヌスの墓です。

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このあたりは岩の模様が綺麗で見ていて楽しいです。


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