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西安~成都移動(飛行機) [中国]

2010年5月22日(土)西安晴 成都晴

9時45分チェックアウト。
部屋に置いてあった水は有料でした。10元。
それやったら、外で買うたほうが安かったです。

来たときと同じバスで空港へ向かいます。料金は25元。

50分ほどで空港へ到着。
ターミナルが2つあるのですが、ドライバーに聞いて2番と分かりました。

早かったですが、カウンターが開いていたのでチェックインしました。
今回の航空会社は中国東方航空です。

チェックインしているときに、横に次の人がやってきて友達と思われました。
並ぶのは後ろに並ぶのですよと教えてあげたかったですが、そんな難しい中国語はしゃべれません。

チケットはネットで予約したのですが、eチケットのナンバー等を手書きで書いたので、いけるかどうか分かりませんでしたが、問題ありませんでした。これならネット予約でもええかもしれません。
ただ、カード決済が18元手数料を取られました。
航空券500元。空港税50元。燃油サーチャージが20元でした。

西安空港は大きな空港ですが椅子が少ないです。
座るところが全然なかったので、中に入ることに。

安全検査は、今回はすんなりとパスしましたが、ボディチェックが全身もみもみで念が入っていました。

西安空港は、ネットはつながりません。

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13時35分、定刻どおり出発しました。
機内食は何もなかったです。ペットボトルの水が出ただけです。

15時10分に成都に到着。

リムジンバスでダウンタウンに向かいます。
料金は10元。

30分くらいでダウンタウンに着きましたが、宿はダウンタウンの端にありますので、そこから宿までかなり遠いです。

タクシーで行こうと思ったのですが、こうゆうときに限ってタクシーがいません。

リクシャがいたので、値段を聞いてみたら30元。
高すぎてやめました。タクシーでも20元くらいのはずです。

電動自転車のおじさんが声を掛けてきて、20元とゆうてきました。
私は10元と値切ったら、間をとって15元とゆうので手をうちました。
闇の商売やし、15元でも高いと思うけど、これも経験と思って乗りました。

電動自転車は、日本のと違って見た目はバイクそのものです。
制限速度は20kmとなっていますが、誰も守っていません。

おじさんも30kmくらいで走っています。

電動自転車は自転車扱いですので、免許はいりませんしヘルメットもいりませんし、信号無視をしても怒られませんし、歩道も走ります。さらに車道を逆走しました。これは怖かったです。

歩道を歩いていて電動自転車が後ろからスピードを出してこられたら、音がほとんどしませんので、怖いです。街中では1台、1500元から2000元くらいで売っています。
1回の充電で三日ほど持つそうです。

おじさんは、宿の場所を知らんで適当に走っていたみたいで、このへんやと言われましたが、どこにも宿は見当たりませんし、住所が違います。

宿とちゃうとゆうて走らせて、その辺の人に聞いて、ようやく宿に着きました。
20元くれとゆうてきましたが、15元で充分です。

宿にいったら、部屋が空いていました。
ドミトリーで1泊30元です。

今回の宿は、Sim‘s Cozy Garden Hostelです。
中国名は老沈青年旅舎です。
青年旅舎となっていますが、ユースホステルではなく、ゲストハウスです。

シンガポール出身のシムさんと日本人のマキさん夫婦が経営する宿です。
宿泊者は日本人と西洋人がほとんどで、中国人は見当たりません。

荷を解いて、麗江行きの航空券を聞いてみたら、660元と空港税50元、サーチャージ20元、手数料30元と高いです。ネットなら、690元とカード18元です。

元があまりそうなので、ここで購入することにしました。
空港までのタクシー送迎も頼みました。60元です。

荷を解いて近所をぶらぶらとしましたが、何も見るものはないです。
食堂も探したのですが、適当なところがなくて、宿で食べることに、四川料理の回鍋肉15元とシイタケのオイスターソース炒め10元、ビール10元を注文。

回鍋肉が四川発祥の料理とは知らなかったです。
辛さランクは星2つです。

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日本の回鍋肉と違って、豚肉の脂身が多いです。
ほとんど辛くないです。
ここの宿は、日本人と西洋人が多いので辛さを控えているのかもしれません。

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シイタケのオイスター炒めです。
久しぶりにシイタケを食べました。

食事が終わって、部屋に戻ったら、私のベッド(7番)に誰かが荷物を置いています。

あとから西洋人がやってきて、キーを見せてもらったら、2番のベッドでした。
謝って移動してくれたので許します。


西安観光part4 [中国]

2010年5月21日(金)曇

まずは碑林博物館に向かいます。
30分くらい歩いて到着。入場料は45元。

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1950年創建の陝西省立の博物館です。
もとは孔子廟(文廟とも呼ばれます)だった所を博物館にしました。

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碑林博物館は、その名の通り碑林がメインとなっています。
多くの石碑が林立することから碑林とゆう名がつきました。

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職人さんが拓本を取っていました。
拓本の販売も行っています。

石刻芸術陳列室は、石像やレリーフが時代順に展示されています。

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唐の太宗の六頭軍馬のレリーフ昭陵六駿があります。
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左の2枚は複製品で、オリジナルはアメリカのペンシルべニア大学博物館にあります。

展示物は触るなと書いてありますが、中国人は触るどころか展示物に乗って写真を撮っています。

中国は物質的、金銭的には豊かになってきているのでしょうが、もっと精神的に大人にならへんと1流の人間とみなされへんと思うのですが。
5000年の叡智をいかされることを願っています。

そこから歩いて興慶宮公園へ行きます。
途中、お腹が減ったので屋台で麻醤涼皮を食べました。3元です。

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あげさんともやしと麺を鍋に入れて、タレを数種類かけてよくかき混ぜて作ってくれます。触感は、うどんに近いです。辛さがほどほどで美味しいです。
あげさんともやしも麺によく合っています。

お腹も落ち着いたところで、興慶宮公園の見学です。

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興慶宮公園は、唐代三大宮殿のひとつである興慶宮跡地に造られた公園です。
敷地面積は、約50万㎡です。

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阿倍仲麻呂紀念碑です。

716年、遣唐使に選ばれた阿倍仲麻呂は、翌年に海を越え入唐し、科挙にも合格しました。
唐の玄宗にその才を認められ、晁衡という中国名を賜り、政府の要職を歴任しました。
いったんは日本へ帰ろうとしたのですが、台風に見舞われてかなわず。
中国で53年間暮らし、逝去しました。

石碑には、望郷の念を詠った望郷詩、親友の李白が彼の死を悼み詠った哭晁衡詩などが刻まれています。

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ほかにも、玄宗皇帝と楊貴妃が遊んだ沈香亭も再建されています。

そこから歩いて青龍寺へ。

804年に入唐した多くの留学僧のひとりだった空海は、この地で恵果和尚に弟子入りし、密教の教義を学びました。帰国後、高野山に金剛峯寺を建立し、真言宗を開いています。

空海ゆかりの寺とゆうことで、空海記念碑や空海記念堂などが建てられ、日本から桜の木1000株が贈られ、春になると境内は桜の花でいっぱいになります。

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空海記念碑です。

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空海記念堂です。
帰りは、バスでセントロまで戻ってきました。料金は1元。

西安は大きな都市です。また旅行者も多いです。
そのせいか、物乞い、浮浪者が多いです。

物乞いも、ただ金をくれとゆうだけではなくて、寝たきりの老人を横にしての物乞いなど、ハードな物乞いが多いです。
かつては共産国やから、乞食はおれへんと豪語していたのは、遠い昔の話です。

夕食は、うまい餃子が食べたくて、昨日いった店に行きました。
牛肉蒸餃と羊肉灌湯包を注文。どちらも10元。

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餃子は皮の厚さも申し分なく美味しいですが、肉汁が入った包子のほうが美味しいです。

夜には、また謎の電話がかかってきました。
商売熱心なことです。なんの商売か分かれへんけど。


西安観光part3 [中国]

2010年5月20日(木)曇

バス乗り場まで15分ほど歩いていってバスに乗ります。

20分ほどバスに乗って、大雁塔で降りました。
料金は1.5元。

このバス停は大雁塔北広場の近くです。
屋台などを見ながら大雁塔の入口まで、ぶらぶらと歩いていきます。

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入口近くの大雁塔南広場です。

大雁塔(慈恩寺)は、唐の第3代皇帝高宗が648年に母である文徳皇后を供養するために建立した仏教寺院です。慈恩寺の名は「慈愛深い母の恩徳を追慕する」という意味で名付けられました。
入場料は50元です。

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院内に建つ四角7層、高さ64mの塔が大雁塔です。
楼閣式塔の建設です。

ここは西安観光では、よく訪れる場所です。
この日も日本人や西洋人の団体もいてました。

しかし旅のスタイルは全然違っていて、日本人ツアーは30分くらいで慌ただしく去っていきましたが、西洋人ツアーはのんびりと休憩や買い物を挟みながらのツアーです。
お国柄の違いとゆうてしまえばそれまでですし、どちらがいいとは言えませんが、西洋人が日本のツアーに参加したらびっくりすると思います。

大雁塔に登ろうと思ったら、門票と言われました。
えー、50元の中に入塔料入ってないのん。

ガイドブックでは、入場料25元、入塔料20元となっていたのですが、入場料は倍に入塔料は1.5倍になっていました。西安の観光はインフレです。

ここまで来て塔に登らんわけにもいきませんので、仕方なく払いました。

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塔は7階建てです。
最上階から見る景色はいいのですが、霞んでいるのかスモッグなのか分かりませんが、いまいちです。

慈恩寺の境内は広くて、2時間あまり見学しました。

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歩いて陝西省歴史博物館に向かいます。

入場料は無料なのですが、チケットをもらうのに並んでいます。
時間が、かかるなぁと思っていたら、氏名、性別、年齢層、パスポートナンバー(中国人はIDカード)の番号を記入しないといけないので時間がかかっていました。

中国人は、みんなIDカード(プラスチック製で免許証くらいの大きさ)を持っていて、こうゆうのを見たら共産主義の国やねんなぁと思います。

20分ほど待って、ようやくチケットをもらって入場です。
無料やねんからフリーパスで、ええんとちゃうんと思ってしまいます。

博物館は3つのブロックに分かれています。
先史時代から清の時代まで順番に展示されていて分かりやすいです。
フラッシュは禁止ですが写真撮影はOKです。

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入ってすぐのところに大きな獅子の像がありました。

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次は、大興善寺に行きます。
西安で最も古い仏教寺院のひとつです。

訪れる観光客は少ないですが、熱心な信者の人がお祈りする姿が見られました。

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大きなマニ車がありましたが、回りません。

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そこから歩いて南門に行きます。

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南門から明代城壁に登ります。
レンタサイクルで城壁を走ってみようと思っていました。

ガイドブックでは30分で5元となっていたのですが、100分20元となっていました。
時間長いし高いし、やめました。西安の観光は世知辛くなっています。

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ぼちぼちと城壁を歩いて観光です。
しんどいですが、城壁の下を眺めながら観光できますので、体力のある方にはお勧めです。

南門から西門まで歩きました。
以前は西門からシルクロードを見られたのですが、見られなくなっていました。

城壁を降りてセントロへ戻ります。

セントロに戻って夕食です。
今日は包子を食べに行きます。

回坊風情街にある店で包子を食べます。
ローカル食堂で、英語はまったく通じません。

メニューもなくて、よく見たら収銀台がありましたので、そこで食券を買わなあかんと分かりました。

下手な中国語で注文したら、なんとか通じました。
中国語は英語と同じく発音およびイントネーションが難しいです。
全く通じないときもあります。聞き手が分かろうと思って聞いてくれたら通じるときもあります。その点は英語も同じですね。

牛肉灌湯包と三鮮(チキンとえび)灌湯包を注文しました。
両方とも10元です。

食券を持ってテーブルに座ったら、お姉さんが注文を確認して、料理を持ってきてくれます。

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蒸篭に入った包子がきました。
1人前10個入りです。

熱々をタレにつけて頂きます。

包子の中には肉汁が入っていて、美味しいです。
皮の厚さも申し分ないです。
猫舌の人には大変だと思いますが、熱々のうちに食べて下さい。

包子20個ですが、ペロッと食べてしまいました。

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外に出て、屋台で酸梅湯を注文。
カップに入ったものやペットボトルの物も売っています。

ここのは冷たくて、カップに入れてくれます。
1杯1元です。

酸味は弱いです。甘味も強くなくて、すっきりした飲み口です。

宿に戻ったら、ベッドにバラの花が置いてありました。
何の意味か分かりませんが。

その代わりとゆうては何ですが、使ったバスタオルとか放ったらかしです。
手抜きするけど、花を置いとくので堪忍ちゅうことですか。
花いらんから、ちゃんと仕事して欲しいです。

そのうち、また謎の電話が、邪魔くさいので無視しました。


西安観光part2 [中国]

2010年5月19日(水)晴

歩いて西安駅まで行きます。
40分ほどで西安駅に到着。

ここからバスで秦始皇兵馬俑博物館に行きます。
游5のバスなのですが、出発前のバスは満席でしたので、次のバスにしました。

8時20分にバスは西安駅を出発。
兵馬俑まで7元です。

約1時間で兵馬俑に到着。

チケットを購入して入口まで歩くのですが、結構遠いです。
バスを降りてすぐのところのトイレは有料でした。
そこ以外は無料のトイレになっています。

入口まで歩いている間にガイドが盛んに声をかけてきます。

さすがに観光客が多いです。
西洋人、中国人、日本人とさまざまです。

まずは、文物陳列庁から見学します。

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入口のところに巨大な兵馬俑と謎の人形が、なんなのでしょうか。
ここでは、出土した武器などの実物が間近で見られます。

いよいよ1号坑に行きます。
1号坑は公開されている坑のうちで最大です。

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東西230m、南北62m、総面積1万4200㎡あり、ドーム型で体育館のような建物です。
この中に、約2000体の武装した兵馬俑が38列に並んでいます。

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兵馬俑は東を向いて立っていて、入口から入るとみんなこっちを向いていて、すごい迫力です。感動です。

当時の秦の力は、すごかったんやなあと実感します。

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一人ひとりの兵士が、姿も顔も違っていて、ようできてるなあと二度感心します。
平均身長178cm、体重100kgから200kgです。

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1号坑の半分くらいは発掘され、完成した兵士が整然と並んでいますが、残りの半分はまだ発掘されていない状態で、修復を待つ兵馬俑が並んでいます。
首なしの兵馬俑もあって、ちょっと不気味な感じです。

ぐるっと一周半周って見学してから、次は2号坑へ向かいます。

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2号坑は、東西96m、南北84m、総面積6000㎡の坑道です。

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ここからは、1999年に色が残っている兵馬俑が発掘されたのですが、発掘されて空気に触れると色が退色してしまうそうです。

兵馬俑の発掘が進められていないのは、この色を保存する技術が確立するまで地中で保存しておこうとゆう考えがあるからだそうです。

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最後は3号坑です。
東西18m、南北22m、総面積520㎡と最も小さい坑です。

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ここは小さいですが、軍幕が置かれていたとゆう意味で、重要な位置づけにあるそうです。

2時間くらい見学しました。
ほんま、来てよかったです。

次は、秦始皇陵に。
歩いていこうと思っていたのですが、結構離れていたのでバスで行きます。料金は2元。

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中国最初の皇帝である秦の始皇帝の陵墓です。
入場料は40元。

秦の始皇帝は13歳で即位し、成人後、およそ10年とゆう短い期間で周囲の国々を制圧し、中国で始めての統一王朝である秦を建国しました。

天下を36に分けた郡県制と中央集権体制を確立したり、全国の法律、文字、度量衡を統一したりするなど、大きな功績を挙げ、以後の中国歴代王朝に多大な影響を及ぼしました。

しかし、過酷な法律や刑罰、阿房宮や陵墓の建築のための使役、焚書坑儒による思想の弾圧などに対する人民の不満も大きく、始皇帝の死後には大規模な反乱が起こり、統一王朝秦は3代15年で滅びました。

天才的な頭脳の持ち主だったのでしょうが、人の心をつかまれへんかったら政治家としてはあかんとゆうことでしょうね。

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陵墓は登ることが出来ます。
墓への入口は2箇所見つかっていますが、まだ中には入っていないそうです。

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頂上からの眺めです。

陵墓の周りは、のんびりとした風景です。
陵墓の周りを歩いて周ってみましたが、特に見るものもなかったです。
ほとんどの人は電動車で周っていました。

歩いて周っていたら庭園があったのですが、放ったらかしで草がぼうぼうでした。
これで40元は高いです。

再びバスで移動して、華清池に向かいます。
料金は3元。

華清池は、玄宗と楊貴妃のロマンスくらいしか知らなかったのですが、すごく広くてざっと見るだけで2時間くらいかかりました。

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華清池は2700年余り前に発見された温泉と風景の美しさが有名な観光地です。
唐の天宝年間(742年~756年)に造られた華清宮は、池の大きさになり、宮殿内に置かれました。

当時の皇帝であった玄宗は、寒さをさけるためにほとんど毎年この地を訪れたといわれています。

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楊貴妃が、ここの温泉で美しい肌に磨きをかけたとも言われ、楊貴妃が使った海棠湯も見ることが出来ます。

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楊貴妃の像が建っています。
像の周りは水が流れているのですが、中国人は靴を濡らしてでも写真を撮りにいきます。
感心するのを通り越してあきれ果ててしまいます。

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今でも温泉が沸いていて、温泉に浸かることも出来ます。

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また、華清池は、1936年の西安事件では、国民党の蒋介石がここに滞在していたことでも知られています。蒋介石が滞在していた五間庁には当時の弾痕が残っています。

華清池から再びバスに乗って、西安市内に戻ります。
料金は6元。

いったん宿に戻ってきたら、即謎の訪問者が、怖いからドアは開けませんし、中国語しか話しませんので何者かさっぱり分かりません。

今日の夕食は、餃子宴です。

このあたりは米の収穫が望めないため、主食は小麦粉を使ったものがメインとなります。
小麦粉を使ったものとして餃子が西安の名物料理のひとつとなっています。

その餃子のフルコースともいえるのが餃子宴です。

徳発長とゆう店に行きました。
1階に入っていったのですが、餃子宴がなかなか通じません。

ガイドブックの写真を見せたら、餃子宴は2階だと言われました。

ガイドブックには60元からコースがあると書いてあったのですが、最低が100元でした。
さらに一人では前菜が少なくなって、より割高感がします。

一人旅の辛さですが仕方ありません。
コースは100、120、150、200、300元となっています。

奮発して真ん中の150元のコースにしました。(奮発してそれかいとゆうお叱りの声が聞こえそうですが・・・)
とりあえずビールも注文。20元。

前菜は、揚げピーナッツと豆腐の炒めたんです。

しばらく待って、餃子の登場です。
まずは、水餃子です。8個出てきました。

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人数が多いと順番に出てくるようですが、一人だと一気に13種類が出てきました。
金魚の形やれんこんの形などの餃子があって見た目綺麗です。
それと日本語で説明してくれる人がいるのは嬉しいのですが、その人は冬虫夏草やお酒やお菓子を売るのが目的で説明してきます。どの日本人にもつくのかどうかは分かりませんが、ゆっくり食べられません。

餃子の味ですが、皮が厚くて皮の味が勝ってしまって美味しくないです。
見た目は綺麗で面白いですが、話しの種に食べるのならいいですが、美味しいものと思ってくると失望すると思います。餃子は、もっと美味しくて安い店があると思います。

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餃子のスープが出てきました。
小さな餃子がたくさん入っています。
真珠餃子とゆうそうです。幸せを呼ぶ餃子です。
家庭では、こういったスープのなかに大きな餃子をいれて水餃子として食べるそうです。

水餃子はお替りが出来るとのことでお替りしました。
これで終わりと思っていたら、最後に野菜餃子が出てきました。8個です。

37個の餃子と真珠餃子で、お腹ぽんぽんです。
また太りそうです。

夜景を眺めてから宿に戻りました。

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鼓楼です。

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鐘楼です。

宿に戻ったら今度は謎の電話です。
こっちが英語で話すと黙ってきれました。
お前は何者じゃー!


西安観光part1 [中国]

2010年5月18日(火)晴時々曇

中国に来て、初めておてんとさんを拝みました。

まずは、鐘楼に行きます。
宿から歩いて5分もかかりません。
入場料は、鼓楼と合わせて40元です。

西安は西洋人の観光客が多いので、英語が通じるところも多いです。

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鐘楼の高さは36mで、石の土台の上に楼閣が建てられています。
屋根は3層になっていますが、実際は2階建てです。

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鐘楼に登ると4つの大通りが眺められます。
鐘の演奏がありますので、それに合わせていくのも一興です。

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鐘楼の西側には、鼓楼があります。
1380年に建てられました、高さは33m。

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楼閣の周囲には太鼓が並べられています。
それぞれ季節や天候を表す文字が書かれています。

鼓楼でも演奏が行われています。

昼食は鼓楼の北にある回坊風情街で食べます。
ここは回族の人が多く住んでいます。
回族はイスラム教徒なのでイスラム料理が食べられます。

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羊肉泡ムォは、羊肉の入ったスープの中に、春雨とパンなどを入れたイスラム料理です。
私は、最初から細かくなったパンが入った鉢をもらいましたが、丸のままのパンをもらって自分でパンをちぎっている人もいました。
料金は9元。10元渡したのにお釣りをくれませんでした。

パンの入った鉢を調理場の前に持っていって、番号札をもらって出来上がるのを待ちます。
30分ほど待って、ようやく出来上がりです。
おばさんが出来上がった針を持ってきて番号をゆうのですが、中国語が分からなくて同じテーブルの人が君のやでと教えてくれました。

付け合せは大蒜の漬け物です。
辛いのが好きな人は唐辛子もついています。
私は唐辛子を全部入れました。

パンがスープでふやけて、けっこうお腹がふくれます。
大蒜は中身だけ食べて皮は捨てていますが、これが結構難しいです。
皮も一緒に食べてしまいます。

味は、普通です。
スープは美味しいですが、もう少しパンを減らして野菜を沢山いれたら美味しいと思うのですが、これはこういった料理なのでしょう。

西安では、この通り以外でも沢山の店で羊肉泡ムォの看板が上がっています。

回坊風情街のすぐ近くに、清真大寺があります。
入場料は25元。

清真大寺は西安最大規模のモスク(イスラム寺院)です。
建築様式は中国風ですが、偶像がない、殿内に動物模様を使用しないなど、院内の一切の装飾はイスラムの教えに従っています。
モスクの装飾はいつ見ても綺麗なぁと思います。

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木牌坊です。
17世紀初頭に建造されたもので約9mの高さがあります。

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一番奥まで進むと礼拝大殿があります。
1000人以上の信者を収容できる建物です。
中には入れず、外からだけの見学です。

インフォメーションセンターが近くにあったので、ダウンタウンの地図をもらいました。

それから、大雁塔に行こうと思いガイドブックを見てバスに乗ったのですが、大雁塔とは逆の方角に行くので途中で降りました。

降りた近くに小雁塔がありましたので、そちらに行くことにしました。

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20分ほど歩いて小雁塔(薦福寺)に到着。
入場料は50元のところが、なぜか30元にディスカウントされていました。
しょうがんとうと呼びます。間違っても、こがんではありません。

入ろうと思ったらディパックを預けろと言われました。
ゆう通りに預けたのですが、中に入ったらみんなバッグ持ってるやん。
日本人に対する嫌がらせかと思ってしまいます。

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小雁塔の創建は707年。
軒と軒の間が狭い造りは蜜櫓式と呼ばれています。
当初は15層の塔でしたが、地震で上部の2層が壊れ、13層43mの塔になりました。
塔は最上階まで登れます。

敷地内には西安博物院があります。
10元払えば院内での写真撮影ができます。

そこから歩いて南門を眺めながら、骨董品市場などを通って宿へ戻りました。

成都行きの航空券を予約しようとホテルにある旅行会社に行ったのですが、今日の係りの人は英語がほとんど出来なくて、予約して下さいとゆうのですが通じません。でも英語は話せますと堂々とゆうのであきれ果てます。

昨日とは違う店で包子を注文。
蝦肉大包2個、酸菜包2個を注文。1個1.5元。
西安は観光都市なのでちょいと高めです。

ここの宿は何回も間違い電話が掛かってきたり、間違い訪問があったりと訳分からん宿です。なんかのセールスなのかもしれません。


桂林~西安移動(飛行機) [中国]

2010年5月17日(月)桂林曇 西安雨

11時半にチェックアウト。
歩いてバス乗り場まで行きました。

来たときと同じバスで桂林空港まで行きます。
料金は20元。

40分ほどで空港に到着。

今回の航空会社は金鹿航空です。
チェックインカウンターは総合カウンターで一つしかありません。
そんなに並んでいなかったので、スムーズにチェックインしました。

安全検査では、バッグの中に何が映っているのか分かりませんが、4回もX線検査を通されました。結局何も発見できず、そのまま通してもらいました。何もひっかかるようなもん入れてませんので機械の故障と違いますか。

桂林空港はネットは利用できませんでした。

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空港の風景も桂林らしいです。

飛行機の到着が遅れて、出発も15分遅れになり15時35分出発です。
飛行機はビジネスクラスがなくて、すべてエコノミーです。
一番前の席でした。

1時間45分のフライトで17時20分、西安空港に到着しました。
西安は雨です。

桂林もずっと曇ったり雨でしたが、桂林のガイドに聞いたら去年は晴れていたとゆうし、西安は晴れてるよと言われたのですが、この天気です。

もっと南の地方では大雨で被害が出ていますし、このあたりもその影響かと思います。

ダウンタウンまで、リムジンバスで向かいます。
料金は25元。

1時間くらいでダウンタウンに到着。
歩いて宿に向かいます。

途中、大きな交差点がありアンダーパスになっています。
エスカレーターはあるのですが、止まったままです。
アモイでも街のエスカレーターは止まったままでした。
何か理由があるのでしょうか。

今回の宿は西安五一飯店です。
ネットで予約したのですが、サイトからFAXで予約が入っていました。
1泊138元です。
安くはないですが、ダウンタウンの真ん中にあって便利なので、ここに決めました。

この宿は1946年に建てられ、市内で最初に外国人が利用できる「渉外賓館」として選ばれたホテルです。
部屋のドアは傾いていて開け閉めが大変です。設備は古いですが、歴史を感じながら泊まることができます。

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このホテルの1階は、食べ物屋さんになっています。

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イカ焼き2串で5元です。
甘辛いタレは日本と同じですが、唐辛子をつけるのが西安式です。

包子(肉まん)を食べようとしたのですが、中国語がうまく発音できなくて困っていたら、横にいた女性が助けてくれて注文してくれました。1つ1.5元です。

謝謝とゆうたら、スペイン語で、どういたしましてと言われました。
スペイン人に見えたのでしょうか。

宿は、無線LANがつながりますが電波が弱くすぐに切れてしまいます。


桂林観光part3 [中国]

2010年5月16日(日)曇

バスで蘆笛岩に向かいます。
日曜日で便が少ないのか30分近く待ってようやくバスが来ました。

バスは降りるのが難しいですが、蘆笛岩の看板が出ていたのですぐ分かりました。

蘆笛岩は桂林最大の鍾乳洞です。
長さは500m、最も高いところで18mあります。
入場料は90元と高くてびっくり。
ガイドブックには60元となっていて一気に1.5倍です。

混雑しないように入場制限で5分ほど待たされてから入場です。

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ライティングが派手で、中国らしいです。

要所には、記念撮影のスポットがあって、お立ち台を作ってあります。
中国人の写真好きには、ほんま感心します。

大きなドーム状のところでは、音と光のショーもやっていました。

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ここの水晶宮はライティングもあるのでしょうが、幻想的で綺麗です。

移動もバスでと考えたのですが、いつくるやもしれず歩いて移動することに。

1時間ほど歩いて畳彩山に到着です。
高さ223mと高くないですが、360度景色が見られるので有名です。
カゴに乗って登ることもできます。

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畳彩山の入口です。
畳彩山の文字が彫られています。

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入口から入った洞窟には、磨崖仏が彫られています。

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寝ている仏もあります。
みんなが触るのでつるつるです。

階段はそんなにしんどくないですが、滑りやすいので靴のほうがいいです。

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もやっていて景色はもうひとつです。
晴れていればぐるりと桂林の街並みを眺められるのでお勧めです。

下りてきてから歩いて市内中心部に戻ります。
日曜日とゆうことで歩行者が多いです。

昼食とゆうよりおやつの時間帯ですが、ふたたび米粉です。
昨日とは違う店へ。

収銀台で注文するのは一緒ですが、トッピングが収銀台の横にあるので注文しやすかったです。一応、単語を勉強してきましたが、その必要もなかったです。

麺2両で3元。トッピングは卵と湯葉で3元です。
他店よりちょっと高めです。

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店の中はこんな風になっています。
注文して麺をもらって薬味を入れてスープを入れる。
讃岐うどんのセルフサービルと似たようなものです。

麺を受け取って、収銀台のおばさんがトッピングを入れてくれました。

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ここは、酸豆角はありませんでした。
大根の漬け物と葱と唐辛子を入れました。
あまり入れると辛さがかってしまうので注意です。

まずは、よくかき混ぜて頂きます。
うまい!昨日のより断然美味しいです。

うどんやラーメンもそうですが、米粉もタレ(スープ)が命です。
ここのタレはコクがあって癖になる味です。

米粉のタレは基本的には、トンコツ、牛骨、羅漢果と各種調味料を煮詰めてつくりますが、各店門外秘伝のタレのレシピを持っているといわれます。

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半分、卤菜粉で食べてからスープを入れて湯粉にして頂きました。
こちらは、スープを入れてまろやかな味になります。

地元の人も、半分はスープを入れて食べたり、麺を全部食べてからスープを入れて飲んだりしています。

桂林米粉なかなか奥が深いです。

夜は、両江四湖内とクルーズのツアーに行きます。
今回利用する旅行会社はAra Chinaです。
一人参加で一番安いところを選びました。料金は300元です。
いつもゆうてますが、一人旅は不経済です。

ガイドが早く来てくれたので、タクシー代が浮きました。
船着き場まで、ゆっくり歩いて20分ほどです。

このナイトクルーズは日本人の団体が多かったです。
何組もの団体が来ていました。

私が乗った船は韓国人の団体と、後は個人参加です。
19時25分にクルーズはスタートしました。

両江とは漓江と桃花江で、四湖は杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖です。
木龍湖は、埋め立てられていたのですが、桂林をかつての姿に戻そうとゆうことで再び湖となった人造湖です。

四つの湖は濁っていたそうですが、河とつなげることによって綺麗になったそうです。

出発地は、杉湖です。

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日月塔です。
金銀にライトアップされています。
二つの塔は地下でつながっています。

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世界各地の有名な橋を模した19の橋がライトアップされていて綺麗です。

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ガラスで出来た橋です。

船は木龍湖まで行って引き返します。
木龍湖ではチワン族の唄と踊りが遠めから眺められます。

1時間ほどで船着き場に戻ってきました。
ここでガイドとは別れて散策します。

船着き場の近くが歩行者天国になっています。
客引きが多くて、のんびりと散策とゆう雰囲気ではないです。

そこを抜けると中心広場に出て、屋台通りに出られます。

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屋台通りは珍しくもないですが、屋台が建っているのがメインストリートです。
夜になると半分の車線が屋台街になるのには、びっくりです。


漓江下り観光 [中国]

2010年5月15日(土)曇後雨

今日は桂林観光のハイライトとも言える漓江下りに行きます。
ツアーを利用して行きます。

ツアー会社は、桂林市中国旅行社を利用します。
一人参加ですと、一人料金で高くなるところがほとんどですが、ここはアップ料金ではなかったので、よかったです。料金は515元。

8時15分にロビーで待ち合わせです。
ドライバーの秦さんがやってきて出発しようと思ったら、ガイドの黄さんから電話がかかってきて、観光船の出発時間が延びたので9時20分にホテルを出発と言われました。
昨日の増水で出発が延びたのかな、自然相手のことですので仕方ないです。

気を取り直して9時20分にホテルを出て、他のお客さんがいてるホテルに向かいます。
私以外は、日本人カップルが1組だけです。
桂林に3日間のツアーで来ているそうです。

そこから車で30分くらいで竹江船着場に到着です。

中国人が乗る船と外国人が乗る船は違うそうです。
中国人船のほうが安いです。
中国人になりすませば、中国人船にのることもできるようです。

香港や台湾の観光客は、船が綺麗から外国人船に乗る人が多いそうです。

天気は曇っていて、漓江の水は茶色です。
観光時期としては、ええ時期とは言えないです。

それでも、目の前に広がる山水画のような風景を見ていたら、感動します。

ガイドが風景を説明してくれますが、船内アナウンスでも説明がありますので、安くあげたい人はガイドなしで船券だけ購入すれば安いと思います。

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蝙蝠山です。
中国語で「蝙蝠」の音が「偏福(福が偏って来る)」に通じるため、幸運の象徴とされています。

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天気が悪いときの特典です。
天気がいいと滝は見られません。

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冠岩です。
この中は鍾乳洞になっています。ここを見学するツアーもあります。
今回は外から見るだけです。

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最も桂林らしいといえる楊堤風光です。

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雲がかかっていて、山水画らしい風景です。

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九馬画山です。
岩肌と木々の緑が織り成す色の濃淡が、九頭の馬に見えるそうですが、全部を見つけるのは至難の業です。

ここまで観光して昼食です。
昼食はバイキングです。
ビールがコップ1杯サービスでついてきます。

食事中に見学ポイントがやってきて、いったん食事をおいて見にいきます。
なかなか忙しいです。

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黄布倒影です。
人民元の20元札の裏面の絵の題材になったところです。

ここを過ぎたら、あとはそんなに見どころはないです。
食事をゆっくりとって、めいめい過ごします。

船は3時間ほどで、陽朔船着場に到着。
船を下りて、少し歩くと西街です。

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ここは、以前から西洋人が多く滞在していたことから洋人街とも呼ばれています。
英語の看板やメニューが並んでいます。
店員の英語も達者です。

30分ほど自由時間をもらって散策です。

ここから、車に乗って高田郷に移動です。
サイクリングで観光している人が、すごく多いです。

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小漓江です。
ここは筏に乗っての観光ができます。

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また移動して、月亮山です。
山の中腹に大きな丸い穴があいていて、見る位置によって見方が変わるのが面白いです。

1時間ほどの短い陽朔観光でしたが、雰囲気は味わえました。

それから、桂林に戻ってゴム工場の見学に行ったのですが、見学ではなくて寝具の説明と販売でした。

シンガポールでも寝具の説明販売がありましたが、説明を聞いているときは、なるほどと思いますが、どんな寝具がええのか分かりません。

カップルは象山公園に行き、そこで別れて私は宿まで送ってもらいました。

夕食は、桂林名物の米粉(ビーフン)を食べに行きます。
収銀台(食券売り場)で注文するのですが、中国語ができないので難儀しました。

卤菜粉(汁なしビーフン)とゆうて、米粉の量は2両と、ここまではよかったのですが、あとなんたらかんたら聞かれたけど分からんかったので、断りました。
あとで分かりましたが、トッピングなににするか聞いていたようです。料金は2.5元。

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たれをかけて、薄切り肉と揚げピーナッツが入っています。
葱や酸豆角(サヤインゲンの漬け物)、唐辛子等は自分の好みで入れます。

これをよくかき混ぜて食べます。
麺は日本のビーフンのように細くないです。
うどんとスパゲッティの間くらいの太さです。
たれと漬け物等の辛味と麺がよくあっていて美味しいです。

米粉は、ほかにも炒粉、三鮮粉、湯粉、酸辣粉、牛ナン粉(牛アキレス腱)、馬肉米粉など
いろいろな食べ方があります。


桂林観光part2 [中国]

2010年5月14日(金)曇

フロントで朝食券をくれとゆうても、バウチャーが通じないです。
人のことは言えませんが、中国人も知らない英単語が多いです。
ちょうど前の人が朝食券をもらっていたので、それとゆうてもらいました。

中国人は朝からよく食べます。
おかゆを4杯くらい食べている人もいます。

ミルクと書いてあったので飲んでみたら豆乳です。
しかも暖かいのには、ちょっとびっくりです。

今日も桂林市内の観光です。
まずは、独秀峰に行きます。宿から1時間ほど歩いて到着。

独秀峰は、靖江王の居城である靖江王府にあります。
入場料は、見学する箇所により違います。
私は博物館の見学のないチケットを購入。70元でした。

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靖江王府の額がかかる正門、承運門です。

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夫婦樹です。
エンジュとガジュマルの樹が絡まっています。

独秀峰の中で、上海から観光にきていた周さん(中国人)が何か質問してきまた。
中国語分かりませんとゆうと、周さんは日本との合弁会社で働いていて日本語が話せるので、話しをしながら独秀峰に登りました。

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頂上からの眺めは、ええ景色です。
漓江は、昨日より水量が多いです。

周さんに聞いたら、桂林は梅雨だそうです。
雨が多いのも仕方ないです。
なかなか、ええ時期に観光するとゆうのも難しいもんです。

夕食を一緒に食べる約束をして周さんとは、いったん別れました。

ここから2kmほど歩いて、七星公園に行きます。

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途中、漓江にかかる橋を渡ったのですが、川が溢れて道にまで水が流れ出していました。
上流でかなりの雨が降ったのでしょう。

30分ほどで七星公園に到着。
ここも見る箇所により料金が違います。

公園の見学だけにして、入場料35元です。

入口からすぐのところに花橋があります。
何か意味があるのでしょう。ガイドがみんなここで歌を歌っていました。

遅い昼食を公園の中のレストランで摂りました。

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尼姑麺です。大で8元。
尼姑麺は桂林の月牙岩の尼僧が発明したといわれている精進料理です。
スープはもやし、フクロタケ、シイタケ、タケノコなどを長時間煮込み作られます。
味は、あんまり美味しくなかったです。

公園の中には駱駝山があります。
登れるようになっていますが、足が痛いのでやめました。

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見る位置によって、ラクダのように見えます。
ここは記念写真の撮影スポットです。

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その場所の裏にまわると一瘤ラクダになります。
でも、こちらは誰も見にきていません。

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栖霞禅寺です。
本堂には誰もいなかったのですが、他のところでお祈りしていました。

18時に周さんと待ち合わせて食事です。

中心広場近くの店に行きました。
注文は周さんに任せました。

トマトと卵の炒めもの、魚の蒸したもの、豆腐のピリ辛、大根のピリ辛を注文。

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魚は土鍋で玉葱や大蒜などと蒸しています。
漓江で取れた川魚ですが、泥臭さは全然なく上手に料理しています。
味も複雑な味のスープと淡白な白身がよくマッチしていて美味しいです。
写真は湯気で曇ってしまいました。

お酒は桂花陳酒の5年もので、アルコール度数は15%。
かなり甘口のお酒です。寝かせてあるのでコクがあります。
周さんは、あまりお酒は強くなく、ビールよりもこういった甘口のお酒のほうが好きだそうです。

料金は全部で290元でした。
普段は入ることのないような高級そうな店でしたので、結構な値段です。
一人で入ることもないですので、ええ思い出にはなりました。

明日は漓江の水が引いてくれたらええのですが・・・。


桂林観光part1 [中国]

2010年5月13日(木)曇時々雨

ここの宿は朝食つきです。
油条とゆう、小麦粉を揚げたものがあって食べてみました。
想像通りの味でした。揚げパンよりも軽いです。

ジュースも置いてあったのですが、冷えていないです。
中国はビールもぬるいのが出てきたりして、飲み物を冷やすとゆう習慣がないようです。

今日は桂林市内の観光をする予定ですが、昨日バスを降りるときに左足が痛くなって、ひねったのかなと思っていたのですが、朝になっても痛くて、曲げても痛いですし伸ばしても痛いです。

ネットで調べたら、症状からしたら肉離れのようです。肉離れってなったことがないので確かなことは分かりませんが。ジジイパワーどころか、まさにジジイそのものです。
私の旅のスタイルは基本歩くことなので、足の故障は致命的です。困ったもんです。

その前に次の目的地、西安行きの航空券を予約しに行きました。
航空券が予約できるところは山ほどあるのですが、一番大きなところに行きました。

調べてもらったら、1090元もするではあーりませんか。
あまりに高いので少し考えますとゆうて、いったん出てきました。

とりあえず観光を先にします。

象山公園に行きました。入場料は40元。
象山公園は漓江と桃花江の合流地点にある公園です。

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公園内には桂林三花酒の博物館もあります。
まずは博物館から見学しました。

博物館内には販売も行なっていますが、市内で買うより高かったです。

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博物館の近くには、三花酒の貯蔵庫があります。
ちょうど象鼻山のお腹くらいにあたります。

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それから象鼻山に登りました。
そんなに高くない山ですが、頂上から見る漓江の眺めは、なかなかええもんです。

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山中には普賢塔がありました。

山を下って、象鼻山が見えるところに移動です。

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象鼻山に穴が開いていて、その形は象が漓江に鼻を入れて水を飲んでいるように見えます。
ここは記念写真スポットになっています。

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近くに鷲の彫像があるのですが、記念撮影を撮るおばさんたちがその像に群がっていて、写真を撮らせないようにしているのかなと思ってしまいます。
でも誰も文句をゆうていないので我慢です。
鷲を撮りたかったからお金を払えとゆうことでしょう。

それから足の調子もあるので無理をせんと、いったん宿に戻りました。

航空券があまりに高いので、バスの時間をネットで調べてみたのですが分かりませんでした。たぶん24時間以上かかると思います。

それからネットで安い航空券がないか調べて見ましたが同じ金額しかなかったです。
それより高いところもありましたので、旅行会社はええ方やと思います。

それで再度、旅行会社に行って航空券を購入しました。
手数料が90元で、合計1180元です。

ちょっと早いけどお腹が減ってきたので夕食にしようかなと思ったのですが、店の人はみんな遊んでいるので悪いなと思ってやめました。

夕食は宿の近くのローカル食堂へ。

炒田螺15元と五香豆腐炒肉12元とビール9元を注文したのですが、店のおじさんがご飯も食べろとゆうてきて、いらんとゆうてるのに堪忍してくれなくて、それがこのあたりの食べ方ならしゃあないなぁとご飯も注文しました。ご飯は1元です。

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桂林名物の炒田螺です。
田螺と唐辛子を炒めています。爪楊枝で食べます。爪楊枝で身を取るのが面倒です。
味は辛くはないです。泥臭さもなく、まあまあの味です。

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五香豆腐炒肉は、柔らかい豆腐ではなくてアゲのような豆腐です。
こちらも辛くはないです。美味しかったです。

ビールを飲み終わってご飯を食べたら、案の定食べすぎです。

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桂林の夜景を見ながら、ぶらぶらと歩いて宿へ戻りました。


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