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成都観光part1 [中国]

2010年5月23日(日)晴

成都の観光地は、ダウンタウンから距離が離れていて点在しています。
ですから、どこに宿を取っても移動は乗り物が必要になります。

当然、貧乏人の足はバスです。
中国のバスは、路線のルートが表示されていますし、バス停の名前も大きく出ていますので分かりやすいです。中国語は聞き取りにくいですが、車内アナウンスもあります。

まずは、1番のバスで武候祠博物館に行きます。
バス停は宿から歩いて10分ほどのところです。

ほどなくバスがやってきて乗ったのですが、超満員です。
中に入れず、ドライバーの横に立っていました。
朝からどこにいくのでしょうか。
8、90歳くらいのおばあさんが沢山乗っていました。
どこかにお参りに行くのかもしれません。

30分くらいで、バスは武候祠博物館に到着。料金は2元。

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武候祠博物館は、蜀の丞相諸葛亮(字を孔明といいます。181~234年)の祠堂です。
そう、成都は三国志時代に活躍した劉備と諸葛亮ゆかりの地なのです。
日本でも三国志のファンは多いと思いますが、一見の価値ありです。

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入って少し進むと、劉備殿があります。
堂々とした像です。

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その奥には、諸葛亮殿が建っています。
軍師らしく、かしこそうな諸葛亮の像があります。

私は、三国志は漫画でしか読んだことがないのですが、登場人物の中では諸葛亮が一番好きなので、ここに来られてよかったです。

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張飛の像は迫力があります。

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関羽の像は、おだやかな顔をしています。
厳しい顔をした像もありました。

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三義廟は、劉備、張飛、関羽の3人が桃園での結義を記念して創られたお寺です。
お参りしている人も多かったです。

他にも蜀漢英雄50人の塑像や三国志ゆかりの史料が展示されています。
史料の中には、横山光輝の漫画も展示してありました。

武候祠博物館の見学を終え外に出たら、すぐ近くに錦里があります。

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錦里は、清の時代の町並みを再現しています。

四川名物の小吃の店も沢山あります。
昼食に小吃店で、坦坦麺6元と鐘水餃7元を食べました。

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鐘水餃は、水餃子にラー油を絡めて食べます。
辛味の中に甘味もありますので、食べやすくて美味しいです。

ここからバスで杜甫草堂に移動です。料金は2元。

詩聖として名高い唐の詩人杜甫は、安禄山の乱によって759年、成都に避難することになりました。翌年からは、成都の西郊外、浣花渓の畔に庵を建てました。

その後、杜甫は4年あまり成都に住み、240編以上の詩を作り、その生涯で最も充実した時期をここで過ごしたともいわれています。

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その住居が杜甫草堂です。

杜甫は名前と国破れて山河ありの一節くらいしか知りませんでしたが、詩人としてだけでなく人としても尊敬される人物でした。

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杜甫の庵を再現しています。
質素な住まいです。

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草堂の文字があります。
毛沢東がこの文字を見ている写真があり、観光客はこの前で毛沢東のポーズを真似て記念写真を撮っていました。

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杜甫の銅像です。

ここから歩いて、青羊宮へ向かいます。
バス停2つ分なので遠くないですが、暑いです。

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青羊宮は全国的にも著名な道観(道教寺院)です。
熱心な信者の姿が見られました。

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八卦亭です。

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中に青羊像があります。
1角の羊は独角獣とも呼ばれる12種の動物の化身で、耳はネズミ、鼻は牛、爪は虎、口はウサギ、角は龍、尾は蛇、顔は馬、ひげは羊、首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は豚となっています。不思議な像です。
みんなが触るのでつるつるです。

この隣に文化公園がありますが、とくに見るものはなかったです。

それからバスに乗って、天府広場へ。

成都は、天府の国と呼ばれてきた肥沃な四川盆地の中心地であり、町の歴史は古く、2500年前にはすでに城壁で囲まれた大規模な町が造られました。

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天府広場は、特に見るものはない広場です。
現在、四川の地下鉄工事中です。

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天府広場に向かって毛沢東の像が建っています。

ここから歩いて陳麻婆豆腐店へ、1階は改装中で、2階で営業していました。
麻婆豆腐の元祖といわれる店です。
もともと「陳ばあさん」が作った豆腐料理なので、陳麻婆豆腐となったそうです。

麻婆豆腐の大20元と牛肉の山椒がかかったん28元とビール10元を注文。

麻婆豆腐はすぐにやってきました。
ビールの注文を忘れているので再度注文。あんまり冷えてないです。

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麻婆豆腐、見るからに辛そうです。
山椒がこれでもかとゆうくらいかかっています。

一口食べました。辛いとゆうよりは、山椒でひりひりと痺れます。
最初はそうでもないのですが、だんだんと痺れてきます。
辛味を強くして、山椒を抑えたら美味しいと思うのですが。

辛さとゆう点では、アモイで食べた星三つの料理のほうがよっぽど辛いです。

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牛肉も肉が見えへんくらい山椒がかかっていて、山椒の味が勝ちすぎています。

これが本場の四川料理なのでしょう。
ええ経験にはなりました。ツアーとかでは、この味は味わえませんから。


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