カルタゴ観光 [チュニジア]
2010年11月14日(日)晴
昨夜もコンサートがあって、また寝不足です。
ここの宿はシャワーの使用時間とか規則が厳しいのですが、そういえば宿によく書いてある何時以降は静かにしましょうとゆうのは、なかったです。そりゃそうです、宿が一番騒いでいるのですから・・・。
宿泊客は数名しかいないようですが、そりゃこんなことしてたら客もこなくなります。ミーティング・ルームや廊下は物置と化していますし、チェックアウトしたベッドのシーツは取り替えないし、宿としての経営を放棄しているとしか思えないような状態です。あー夜が怖いです。
TGM(郊外電車)に乗って移動です。
チュニス・マリン駅から乗車です。
カルタージュ・サランボ駅まで、運賃はD0.68です。
20分ほどでサランボ駅に到着。
ここからは、歩いての観光です。
トフェに到着。
オープン時間より早く着いてしまったのですが、入れてもらえました。
チケットは、カルタゴ地区の遺跡の共通券になっていて8箇所入場できます。料金はD9です。有効期限は1日ですので、頑張って歩きます。写真撮影代はD1です。
殺風景なところですが、ローマ以前のカルタゴの面影を残す数少ない遺跡です。ポエニ時代には墓場と火の神といわれているバール・ハモン(フェニキアの古代宗教神)と、天と豊穣の女神タニト神(カルタゴの守護神)とゆうふたつの最高神が祀られていました。いわば聖域だった場所です。
当時カルタゴでは幼児を殺し神に捧げるとゆう、いけにえの習慣がありました。敷地内からは、炭化した幼児の骨が入った骨壷が発見されていますが、幼児死亡率の高い古代ですので自然死して火葬されたのか、生きたまま首を切られて焼かれ、いけにえになったのか、歴史に埋没して真相は分かりません。
古代カルタゴの港です。
こちらは軍港です。直径300m、220隻の船を係留することができ、ロープなどで船を丘に引き上げる設備も整っていました。
南側には商業港もあり、ふたつの港は幅20mの水路でつながっていて、鉄の鎖で閉ざされる仕組みになっていました。
カルタゴが栄えたのが紀元前3世紀から2世紀にかけてです。当時これだけの人口の港を作ったとゆうのは、すごい技術力だと感心します。
港の中にある小島は陸続きになっています。
団体客が次から次とやってきますが、慌ただしく軍港の写真だけを撮って走り去っていき、島に行く団体は皆無です。
島には港の復元模型が展示してあります。
こんな立派な建物があったなんて、ほんまかいなと思ってしまうくらいです。
カルティエ・マゴンです。
近年ドイツの発掘隊により発見された住居跡で、名前はカルタゴ初期の王の名、マゴから付けられました。
アントニヌスの共同浴場です。
2世紀にローマの五賢帝のひとり、アントニヌス・ピウスにより建設されました。
当時、建物は2階建てで、風呂、サウナ、プール、談話室、噴水など100を超える部屋があり、壁にはフレスコ画、柱には彫刻、床には色鮮やかなモザイクが敷き詰められた贅沢な造りだったそうです。
1階は冷浴室(フリギダリウム)で、この高さが5.6m、その上に復元された円柱の高さが15m、さらに当時はここからドームがせり上がっていたといいますから、天井の高さは少なくとも30mはあったでしょう。
当時の想像図です。
今の時代よりも贅沢な暮らしをしていたように感じます。
ローマ人の住居跡にある、ヴォリエールの別荘です。
床モザイクのパネルが残っています。
パネルは競馬をモチーフにしたものが多いです。約20万人収容できた競馬場あともありますし、当時の人はかなり競馬好きなようです。
ローマ劇場です。
最盛期には1万人を収容しました。修復されて、現在は毎年7~8月にはカルタゴ国際フェスティバルの会場として使われています。
サン・ルイ教会です。
最初に礼拝堂が建てられたのが1840年。現在の大聖堂は、1890年にフランスによって建てられたものです。ここだけ、別入場料でD5です。
教会中は展示会に使われていて、この日は旗に描いたアートが飾られていました。
カルタゴ博物館です。
1890年に建設。アフリカ宣教会の神学校を改造した博物館です。
スフィンクスの形をした壷です。
紀元前7世紀後半の作品です。エジプト王の王冠をつけていて、ポエニ人は異文化を受け入れた多神教でした。
博物館の敷地内には、ポエニ人の住居跡も残っています。
ラ・マルガの貯水池です。
132km離れたザクーアンの泉から水が引かれ、市街やアントニヌスの浴場などに供給していました。当時は縦94×横12.5mのタンクが24個も並んでいました。
円形闘技場です。
ローマ時代の闘技場で、その規模は156×128m、当時3万6000人の観衆を収容できたといわれています。しかし、数世紀にわたって石材が持ち出され、今では基部しか残っていません。
昨夜もコンサートがあって、また寝不足です。
ここの宿はシャワーの使用時間とか規則が厳しいのですが、そういえば宿によく書いてある何時以降は静かにしましょうとゆうのは、なかったです。そりゃそうです、宿が一番騒いでいるのですから・・・。
宿泊客は数名しかいないようですが、そりゃこんなことしてたら客もこなくなります。ミーティング・ルームや廊下は物置と化していますし、チェックアウトしたベッドのシーツは取り替えないし、宿としての経営を放棄しているとしか思えないような状態です。あー夜が怖いです。
TGM(郊外電車)に乗って移動です。
チュニス・マリン駅から乗車です。
カルタージュ・サランボ駅まで、運賃はD0.68です。
20分ほどでサランボ駅に到着。
ここからは、歩いての観光です。
トフェに到着。
オープン時間より早く着いてしまったのですが、入れてもらえました。
チケットは、カルタゴ地区の遺跡の共通券になっていて8箇所入場できます。料金はD9です。有効期限は1日ですので、頑張って歩きます。写真撮影代はD1です。
殺風景なところですが、ローマ以前のカルタゴの面影を残す数少ない遺跡です。ポエニ時代には墓場と火の神といわれているバール・ハモン(フェニキアの古代宗教神)と、天と豊穣の女神タニト神(カルタゴの守護神)とゆうふたつの最高神が祀られていました。いわば聖域だった場所です。
当時カルタゴでは幼児を殺し神に捧げるとゆう、いけにえの習慣がありました。敷地内からは、炭化した幼児の骨が入った骨壷が発見されていますが、幼児死亡率の高い古代ですので自然死して火葬されたのか、生きたまま首を切られて焼かれ、いけにえになったのか、歴史に埋没して真相は分かりません。
古代カルタゴの港です。
こちらは軍港です。直径300m、220隻の船を係留することができ、ロープなどで船を丘に引き上げる設備も整っていました。
南側には商業港もあり、ふたつの港は幅20mの水路でつながっていて、鉄の鎖で閉ざされる仕組みになっていました。
カルタゴが栄えたのが紀元前3世紀から2世紀にかけてです。当時これだけの人口の港を作ったとゆうのは、すごい技術力だと感心します。
港の中にある小島は陸続きになっています。
団体客が次から次とやってきますが、慌ただしく軍港の写真だけを撮って走り去っていき、島に行く団体は皆無です。
島には港の復元模型が展示してあります。
こんな立派な建物があったなんて、ほんまかいなと思ってしまうくらいです。
カルティエ・マゴンです。
近年ドイツの発掘隊により発見された住居跡で、名前はカルタゴ初期の王の名、マゴから付けられました。
アントニヌスの共同浴場です。
2世紀にローマの五賢帝のひとり、アントニヌス・ピウスにより建設されました。
当時、建物は2階建てで、風呂、サウナ、プール、談話室、噴水など100を超える部屋があり、壁にはフレスコ画、柱には彫刻、床には色鮮やかなモザイクが敷き詰められた贅沢な造りだったそうです。
1階は冷浴室(フリギダリウム)で、この高さが5.6m、その上に復元された円柱の高さが15m、さらに当時はここからドームがせり上がっていたといいますから、天井の高さは少なくとも30mはあったでしょう。
当時の想像図です。
今の時代よりも贅沢な暮らしをしていたように感じます。
ローマ人の住居跡にある、ヴォリエールの別荘です。
床モザイクのパネルが残っています。
パネルは競馬をモチーフにしたものが多いです。約20万人収容できた競馬場あともありますし、当時の人はかなり競馬好きなようです。
ローマ劇場です。
最盛期には1万人を収容しました。修復されて、現在は毎年7~8月にはカルタゴ国際フェスティバルの会場として使われています。
サン・ルイ教会です。
最初に礼拝堂が建てられたのが1840年。現在の大聖堂は、1890年にフランスによって建てられたものです。ここだけ、別入場料でD5です。
教会中は展示会に使われていて、この日は旗に描いたアートが飾られていました。
カルタゴ博物館です。
1890年に建設。アフリカ宣教会の神学校を改造した博物館です。
スフィンクスの形をした壷です。
紀元前7世紀後半の作品です。エジプト王の王冠をつけていて、ポエニ人は異文化を受け入れた多神教でした。
博物館の敷地内には、ポエニ人の住居跡も残っています。
ラ・マルガの貯水池です。
132km離れたザクーアンの泉から水が引かれ、市街やアントニヌスの浴場などに供給していました。当時は縦94×横12.5mのタンクが24個も並んでいました。
円形闘技場です。
ローマ時代の闘技場で、その規模は156×128m、当時3万6000人の観衆を収容できたといわれています。しかし、数世紀にわたって石材が持ち出され、今では基部しか残っていません。
2010-11-15 04:05
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