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シディ・ブ・サイド観光 [チュニジア]

2010年11月15日(月)晴

昨夜はコンサートがなくて安眠できました。たぶん、イスラームの休みに合わせて金曜土曜のみ行っているのでしょう。

早く出かける必要もなくてゆっくり眠りたいのですが、シャワーを浴びたいので早起きしないといけないのが辛いところです。

今日もTGMで移動です。

チュニス・マリン駅からシディ・ブ・サイドに行きます。料金はD0.7ですが、帰りはD0.68でした。

約30分でシディ・ブ・サイド駅に到着。
シディ・ブ・サイドは、チュニジアで最も美しいといわれる町です。

1231年に没した聖者アブ・サイドは、スーフィー教団の導師としてこの地で活動しました。死後、人々が彼の墓に巡礼を始めるようになったのを機に、この地方の太守により墓を包むような形でモスクが建設されました。

シディ・ブ・サイドの地名は、彼の名前に因んでいます。シディは聖人につける称号です。

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駅からすぐのところにモスクがあります。

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緩やかな坂を上っていきます。
町は白壁の家にチュニジアンブルーのドアや窓枠です。

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並木はオレンジの木です。

坂を上がりきったあたりに、ダール・エル・アンナビがあります。
町の富裕層の個人邸を再装飾して一般に公開しています。18世紀に建てられてから20世紀にかけての、シディ・ブ・サイドに住む家族の暮らしぶりを垣間見ることが出来ます。入場料はD3.5です。

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マネキンを利用して当時の生活の一場面を再現しています。
女性のゲストをもてなしているところです。装飾品が豪勢です。

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ハマムに入る前に泥パックをしているようです。

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祈りの間もあります。
壁のアンダルシア風タイルが綺麗です。

部屋の数は50を超えていて、優雅な暮らしぶりが想像できます。
ミントティーがサービスで飲めます。

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シディ・ブ・サイドのランドマークでもあるカフェ・デ・ナットです。

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ドアの模様もいろんなんがあって、そんなんを見ながら散策するのも楽しいです。

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展望台からの眺めです。
まさに一服の清涼剤です。感動的な美しさです。

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青いドアが圧倒的に多いのですが、中には黄色ドアもあります。でも、やっぱり青いドアのほうが綺麗に思います。

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地図も見やんと、ぶらぶらと歩くのが楽しいです。
白い壁、青いドア・窓、眼下にときおり覗く、煌めく地中海。幸福な時間に浸ります。車も少ないので、ゆっくりと歩けます。

チュニスに戻って、夕食です。

マグレブの代表的料理のクスクスにします。
マグレブとは、北アフリカのチュニジア、アルジェリア、モロッコの総称で、「日の沈むところ」とゆう意味です。

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セットメニューにしましたので、まずはスープからです。
白身魚と野菜のスープです。複雑な味わいで、めっちゃ美味しいです。

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メインのクスクスです。
クスクスは小麦粉から作る粒状の粉食で、パスタの最も小さな形です。野菜と牛肉がのっています。具に対してパスタが多いです。パスタをここまで小させんでも、ええやんと思います。味は、まあまあです。

デザートは、季節のフルーツを頼んだのですが、オレンジが2個ころっと皿にのって出てきました。

スープめちゃうま、クスクスまずまず、で最後がこれ?

なんか三段落ちの小話のようなコース料理でした。料金はD5.8です。

スーパーで買い物です。
ビールも売っていましたが、冷やしていません。どこに行ったら冷やしたビールがあるんでしょうか。


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