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デリーからアーグラーへ移動(バス) [インド]

2009年12月19日(土)晴

朝6時にピックアップの人がやってきて、
サイクルリクシャー(日本のリンタク)に乗って、バスストップまで行きました。
サイクルリクシャーは初めて乗りましたが、デコボコ道を走るので乗り心地は悪いです。
因みにリクシャーは、日本の人力車が語源になっています。

バスを待っていて乗り込んだのですが、
乗ってからバスが違うと別のバスに連れて行かれましたが、
やっぱり違うと、また元のバスへ。
重たい荷物を引きずって、引っ張りまわされましたが、
もう、おどろかへんよ。けどインドやなー。

バスが走って出発かと思っていたら、少し走って30分ほど休憩?
ようやく7時にバスは出発しました。

そんなにおんぼろバスではなく(あくまでインドレベルで)、
まあまあのバス旅行です。
ただ、途中高速道路のようなところも走ったのですが、
そこでも道はガタガタでした。

画像 001.jpg
デリーからアーグラー移動中の食事風景です。

途中トイレ休憩や、食事休憩(25分間)、
いきなり運転手が降りての休憩(トイレにでも行っていたのかも)等を挟んで、
予定の12時半より遅れて13時に、無事アーグラーに着きました。
これくらいやったら、遅れたうちには入れへんと思います。

バスを降りて、そこから今度はオートリクシャーで送ってくれるとゆうことで、
地球の歩き方に載っていた、サクラに行ってくれとゆうたのですが、
タージ・マハルに近いこっちのホテルがいいと、しきりに薦めてきます。

確かに、宿からタージが見られた方がいいのはいいのですが、
次のカジュラーホーへの鉄道チケットの予約や駅への移動を考えたら、
駅やバススタンドに近いサクラがベターだと思っていたので、
予約しているし、鉄道のチケットも持っている、インドは何回も来ていると
うそをついて、はよそこへ行けとゆうて、ようやく走り出しました。

それでも道中、宿をキャンセルしたらええねんとゆうてくるし、
約束してんねんとゆうと、約束なんか破っても何の問題ないとゆうし、
ほんま、仕事熱心なのには感心します。

サクラへ到着するも、明日も俺のリクシャーに乗れと言って
なかなかドライバーが退散しませんでしたので、
予約をしてへん事がばれたら、どうなるんやろとドキドキしましたが、
別に怒る事もなく、立ち去っていきました。

今日は、宿の近くをぶらぶらと散歩して、
明日は、いよいよインドで一番見たかったタージ・マハルに会いに行きます。


デリー観光part3 [インド]

2009年12月18日(金)晴

今日の観光一つ目は、インド門です。

画像 144.jpg
近くで見ると雄大で凛々しいです。
高さ42m。第1次世界大戦で戦士した兵士の慰霊碑です。
インドは、戦後の独立を条件にイギリスに協力して参戦したのですが、
支払った代償は大きかったです。
壁面には、戦没者1万3500人の名前が刻まれています。

お次は、フマユーン廟です。

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ムガル帝国第2代皇帝フマユーン廟は、その妃が1565年に建造したものです。
庭園の中に廟を置く形式で、後にタージ・マハルも影響を受けています。
タージ・マハルよりは小さいらしいですが、
インド・イスラーム建築の傑作とされています。
1993年に世界遺産に登録されました。


明日は、鉄道チケットが満席でとれなかったので、
バスでアーグラーに向かいます。
12月は、学校が休みに入っていて旅行するインド人が多いので、
鉄道は、なかなかとりにくいみたいです。
まあ、バスもあるし、あかんかったら飛行機でもええし、
なんとかなるでしょう。
そう、インド人のように時間を気にせずに旅を続けます。


デリー観光part2 [インド]

2009年12月17日(木)晴

昨日、よく歩いたので今日は少し楽をしようとバスツアーに申し込むつもりで
早起きをして、アシュラム・マーグ駅から乗りました。
予想通り、混んでいなくてすぐに乗れました。
ニュー駅は長距離列車の発着駅なので、あんなに混雑するのでしょう。

1駅乗ってラジブ・チョウク駅で下車。
政府観光局(DTTDC)を探していると、
公園の職員だと言っていたので、少し油断をしたらすぐに違う旅行会社へ行こうとする。
地図を持っていたので、方角が違うと言ってバイバイしたら、
騙されるとこやったなと声を掛けられた。
なに、DTTDCに行くのか、それはこっちやと、
お前も騙しやないかい!!!

無視して地図の通りに行くと無事に着けました。
その日のデリー市内半日ツアーがあったので、申し込んで少し時間潰しを。

近くにインフォメーションがあったので、のぞいて待っていると、
そこの職員が席を持っていないだろう、別のオフィスに行こうと言う。
予約済みやとゆうのに行こうとするので、
こいつも詐欺かと疑ったが、向こうの勘違いとようやく解放された。

9時にツアーはスタート。
英語解説のガイドが付きましたが、さっぱり英語は分からず。
1年の勉強の成果は全然やね。

今回のツアーは4ヶ所回りますが、その内の2つが見たい所だったので申し込みました。

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まずは、ラクシュミー・ナーラーヤン寺院です。
歴史的なヒンドゥー建築の少ないデリーでは、ポピュラーなヒンドゥー寺院。
色使いが鮮やかです。
30分の見学と時間は短いですが、これはツアーの宿命ですね。

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次は、見たい所の一つ。
ガーンディー記念博物館です。
綺麗な博物館、しかしガーンディーが凶弾に倒れた悲しい場所でもあります。

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ガーンディーの私室もありましが、実にシンプルです。

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次は、バハーイ・ハウス・オブ・ワーシップ(バハーイ寺院)(ロータス・テ
ンプル)形がユニークです。
宗教と科学の調和を説くイラン起源のイスラーム系新宗教です。
カーストの別なく純粋に祈り瞑想する場を標榜しているらしいです。

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最後が、一番見たかったクトゥブ・ミーナール。
雄大な塔が素晴らしい。高さ72.5mです。
奴隷王朝のスルタン、クトゥブウディーン・アイバクが、
ヒンドゥー教徒に対する勝利を記念して建てたものです。








デリー観光part1 [インド]

2009年12月16日(水)晴

ようやく腰も落ち着き、今日から本格的な観光だと機嫌よく宿を出発。
まずは地下鉄に乗って移動です。
地下鉄の駅で写真を撮っていたら警官に怒られました。
画像を削除したのを確認して事なきを得ました。
インドは準戦闘状態であるのを忘れていました。
テロの問題も多いですし、核保有国でもあります。

トークン(切符)を買うとこまでは、よかったのですが、
改札を通ろうと思うと長蛇の列。
ボディチェックと持ち物検査で時間が掛かっていました。
結局、改札を通れたのは25分後でした。

地下鉄は綺麗で時間通りに運行していました。
システムはいいのですが、それを遥かに上回る人がるいので
こんな混乱が起こるのでしょう。
またすぐに順番を抜かす人が多い。
回りの人も誰も注意をしない。
隙間を作る方が悪いとでも思っているのでしょう。
ですから、後ろからギュウギュウと押してくるのだと思います。

画像 012.jpg
ジャマー・マスジットは大きなモスクです。
インド最大のモスクだそうです。
装飾は質素でした。

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ミナレットからの景色は素晴らしいです。
が、インド人が何をしているのか分かりませんが、
狭い所に屯しているので窮屈でした。

画像 033.jpg
そこから歩いて、ラージ・ガートへ。
ガーンディーが火葬された場所です。

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大理石が安置されていて、そこには
ガーンディー最後の言葉、「へー・ラーム He Ram(おお、神よ!)」
が刻まれていました。

画像 049.jpg
その後、ラール・キラーへ。
広々としていて、天気も良くて、ええ気持ちです。

画像 068.jpg
貴賓謁見の間ディーワーネ・カースの柱に施された細工が綺麗です。




インドに着きました [インド]

2009年12月14日(月)雨

ようやく、インド(デリー)に着きました。
関空を12月14日午前10時に発って、
デリー着が15日午前2時半(日本時間午前6時)でした。
20時間のフライトは、しんどいです。

でも、ようやくインドに着いたとゆうので気分は上々です。

いつもは遅い荷物のピックアップも今日は珍しく早い。
両替をしようとATMを探したのですが、1台しかないATMは故障中で
仕方なく1万円をルピーに両替しました。

夜中に目的地に着いて宿探しをするのは危険ですし、
空港で夜を明かすのも、しんどいので、日本で宿の予約と空港への出迎えを頼んでおきました。
送迎料金は少し高いかなと思いましたが、安心料だと思って割り切りました。

到着ゲートを出たら、沢山の出迎えの人々が。
さて私の出迎えの人はと、探したのですが見つからず。
遅れて来るのかなと思って1時間ほど待ったのですが、結局来なかったです。

仕方なく、電話を借りて(小銭がないので電話も掛けにくい)
(こんなことなら携帯解約せえへんかったらよかったなと思いつつ)
宿に電話したら、眠たそうな声でごめんごめん、タクシーで来てくれると
言われ、仕方なくプリペイドタクシー(300Rs)で、宿まで送ってくれるよう頼みました。

タクシーに乗るときに、宿の名前と住所をゆうたら、
ノープロブレムとの返事でタクシーに乗り込みました。

しかーし、近くまで来たけど場所が分からないと言い出し、
違うホテルに連れて行って、今夜はここへ泊まれと言い出す始末。
典型的な詐欺パターンに嵌まってしまいました。
(最初から騙すつもりやった感じです)

運転手は、諦めてインフォメーションセンターに行って、
(後でただの旅行会社と分かりました)
ホテルの場所を聞くも、その職員も分からず。
再度、職員がホテルに電話をしたら、私の予約は入っていないとの事。
私が電話したときは、予約は入っているとゆうてたのに。
インドではよくあること、ここは日本と違うと言われても納得いかないので、
宿の住所と地図を見せて、ここの宿に連れていけとゆうたんのですが、
場所が分からんだの、そこにはそんなホテルはないと言われ、
こいつもグルとちゃうんかなと思いましたが、
もうフライトの疲れと寝不足でしんどなってきて、
諦めてそのインフォメーションの紹介する宿に行きました。

予約していたホテルの倍ほどの料金を取られましたが、
とりあえずチェックインしました。

タクシードライバーが帰る時に、チップをくれとゆうたのには、
怒るのを通り越して呆れてしまいました。
自分の仕事を全うしてへんからチップなしとゆうて払いませんでした。

後で考えれば、しんどいけど空港で夜を明かしたらベターやったと思います。
夜中に初めての場所で移動したら、地理は分からへんし治安が悪いので、
トラブっても相手の言いなりになるしかなくなってしまいます。

久しぶりの、ハードな個人旅行で勘が鈍っているようです。

悔し涙を流しながら(うそです)、床に就きました。

良くも悪くも、これがインドやねんなぁーと思い、
いきなりインドの洗礼を受けて、
参ったなと思いつつ、眠りに落ちました。



一夜明け、
納得がいかないので予約していた宿に行って、
再度の予約の確認と、もしキャンセルされていたのなら、
予約金を返金してもらおうと思って、早起きしました。

宿を出ようと思ったら、昨夜できなかったパスポートのコピーをするとゆうことで、
パスポートを渡したのですが、ホテルにコピー機はなく、ホテルの人がどこかに行っていたのですが、
20分ほどしてようやく帰って来たら、コピー屋が閉まっていたとの事。

別のコピー屋に、今度は別の人に一緒に行こうと言われ、
付いて行ってコピーが終わり、デリーの地図が欲しいかと聞くので、
欲しいとゆうて付いて行くと、昨夜のインフォメーションに。
インフォメーションの人やったんかい。
これは、チケットやツアーを売り込む腹やなと思いつつ。

デリーからアグラ行きの鉄道チケットを買いたいとゆうと
ネットで探してくれたのですが、満席でした。
代替案としてバスを提案してきたのですが、なんとUS$100(約9000円)。
ええバスなんやろけど、通常のバスやったら200Rs(約450円)くらいです。
20倍もするやんか。
高いのでいらんと断ると、またまた代替案としてツアーを提案してきます。

特に行き先や日程を決めていないとゆうて断りました。

予約をしているホテルに再度確認を取ってくれたら、
予約は活きているとの事、そのホテルに連れて行ってくれて、
今泊まっているホテルに戻ってチェックアウトして、
予約ホテルまで送ってくれるとゆうので待っていたのですが、
待てど暮らせどタクシーは来ず。

いつくるんやと聞くたびに、あと5分とか10分とかゆうて、
1時間ほど待たされて、結局は歩いて泊まっているホテルへ。
事情を話してキャンセルを願い出たら、ボスが話すので別室で待てと言われて、
しばかれるんとちゃうやろかと、びびりながら待っていたのですが、
ボスはよ来いとせかすと折れて、
宿泊代の半金(1250Rs)でいいと言い出したのですが、
私は全額(1840Rs)返せとゆうて、結局その中間(1500Rs)くらいで落ちを着けました。
私にも非があるので迷惑料と思って納得しました。

ようやく、予約をしていたホテルに着いて無事チェックイン。
ちゃんと予約は活きていました。

アグラ行きのチケットを別の会社に探しに連れて行ってもらったですが、
結局そこも最初の旅行会社同様、チケットは持っておらず、
最初の旅行会社同様、バスのチケットやツアーの提案をしてきました。

その勧誘もしつこいです。
早く予約をするからパスポートをと言い出します。
パスポートをうっかり渡したら最後やと思います。
強引に予約を入れるくらいの事はやりかねないと思います。

で、その旅行会社を出たら送って来てくれた人がおらへんのです。
探していると、こっちにおるでと言われ入ってみたら、またまた旅行会社、
もう面白半分で話を聞いたら、まったく同じパターンの勧誘。

サイナラと、そこを出たのはいいものの、
どこにおるかも分からんし、宿からは随分走っていたので、
とりあえず駅を探す事に。

そこにタクシーが声を掛けてきたのですが、
200Rsと吹っかけてきたので無視してたら、
100Rsに下げたので(それでも相場より高いと思いましたが)
寝不足と空腹で早く戻りたかったので、妥協して乗りました。

腹が減っているとゆうと、
俺の弁当を一緒に食べようとゆうてくれたのですが、
さすがにそれは悪いので、量が足らんとゆうて断りました。

そしたら、カレー屋に連れて行ってくれました。
地元の人しか来ていなくて、ベジタリアンカレーが35Rs(約80円)と安くて、
スパイシーで美味しかったです。

その後、ええ店があるからとお土産に1件寄りました。
更に、他にもええ店があるやの、今から観光に行こうだの、
クスリはいらんか、おんなはいらんかと、商売熱心には、ほとほと感心します。
しんどいから早く宿に帰って寝るとゆうと、ようやく宿まで送ってくれました。
タクシーを降りるときには、料金を上げてくれとしきりにねだっていましたが
約束の料金を支払って降りました。

まだ、インドに来たばっかりですが、
インドの混沌とよく言われるとおり、
思い切り洗礼を浴びました。

すんなりと予約をしていた宿に着いていれば、
こんな経験もなかったでしょうから、
ええ経験と勉強をしたと思います。

個人安旅行は、多かれ少なかれこういった経験があります。

それが嫌な人は、ツアーで高級なホテルに泊まっていれば
そういった思いをする確立は低いと思います。

こういった経験をするのは、腹立たしかったりもしますが、
こうゆう国やねんなーとか、そんなんありかとか、
おもろいやんと思える心が必要かなと思います。

インドの混沌に泣き笑いしながら旅を続けます。

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