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ウルル観光part1 [オーストラリア]

2010年3月2日(火)晴

まずは、ウルル・サンライズを見に行きます。
5時半のバスにて、サンライズ・ビューイングエリアへ。
バスが走っているうちに、すこし空が明るくなってきたので、早く早くと気が焦ります。
団体としては、一番最後に到着のようです。

今日は、ほとんど雲もなく、サンライズを見るのには絶好の天気です。
気温18℃と少々寒いです。ええツアーで来ている人達は、折りたたみ椅子に座って、熱い飲み物つきです。

サンライズは、6時40分です。
少しずつ、東の空が明るくなるにつれ、ウルルの色が分かってきます。

ビューポインは、広いのでどっから見るかは、好みの問題もありますが、正面からが綺麗だと思いました。

ウルル・サンライズは、写真撮影はOKですが、アボリジニの聖地が含まれて写るため、
公共物への掲載は禁止されています。

6時50分にバスは、ビューエリアを出発。
そこから先は、個人行動になります。

私は、ウルル登山を選択して、登山口で降ろしてもらいました。
その時に、帰りの乗車場所と時間を選ぶことが出来ます。

ウルルは、アボリジニにとって大切な聖地です。そのため、観光客がウルルに登ることを快く思っていません。
登山口にも登らないでくださいと書いてあります。
また、登山は危険で命を落とした人が何人もいますとも書いてあります。
登るか登るまいか迷ったのですが、堪忍してくださいとゆうて登ることにしました。

nnn 069.jpg
最初は急な坂になっていて、鎖が張られています。
鎖の終わったあたりで高さ3分の2、距離3分の1です。

nnn 048.jpg
そこから先は、白いペンキに沿って登っていきます。
足場はよくないので、確かに落ちて亡くなる人もおるやろなと思います。

登ってみると山ではなく岩やとゆうのが、よく分かります。
頂上が近づくと、風がものすごく強いです。歩くのも少しふらつくくらいです。
登るなと怒って、風が邪魔しているように思えます。

40分で頂上に着きました。
周囲9.4km、海抜863m、地上からの高さは346mです。砂岩で出来た岩で、これは6~9億年前にこの一帯が巨大な内陸海であったことを意味します。およそ5億5000万年前に地殻変動によって地上へ隆起し、その後数度の大きな地殻変動を経て、今から7000万年ほど前に現在の形になったと考えられています。

nnn 055.jpg
頂上から見る風景は、少し他の岩群がある以外は地平線です。
地球は丸くて大きいとゆうのが実感できます。

少しすると、団体客が登ってきました。
キャーキャーとはしゃいでいる人が多いですが、私は喜び3割、ごめんなさいとゆう気持ちが7割で、素直には喜べませんでした。

聖地だとゆうのが、よく分かるので、登山禁止にした方がええと思います。
そう遠くないうちに、登山禁止になる予定だとは聞いています。

降りるのも坂が急なので、すべらないように、踏ん張って降りるので結構疲れます。

登山にもっと時間がかかるかなと思っていたのですが、降りてきたら9時半です。
ピックアップは14時に頼んでおいたので、ベースウオーク(ウルルの周りを1周)9.4kmと、ウルル-カタジュタ・カルチュラルセンターまで2kmの合計11.4kmを歩くことにしました。

気温は32℃で、思っていたほど暑くないです。アデレードの方が暑いです。
ベースウオークは、聖なる場所で撮影禁止の場所がたくさんあるので、歩くのが好きな人、ウルルをいろんな角度から見たい人以外は、見どころだけを周るのが、ええかもしれません。

暑いのは、それほどでもないのですが、ハエが多いのには閉口しました。耳の中から、目の中まで入ってきます。ベースウオークする方は、頭に被るネットを用意した方がええと思います。

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洞窟がいくつもあって、中にはアボリジニの壁画が残されています。

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クニヤウオークにある泉、カピムティジュルです。
この泉は1年中枯れることがないそうです。先住民の伝説では、毒蛇男に甥を殺されたニシキヘビ女のクニヤが、その復讐をした場所で、この泉は、亡くなった甥を祀っている場所だといわれています。

ジジィパワーを発揮して、11.4kmを3時間で歩きました。
最後はウルル-カタジュタ・カルチュラルセンターに到着です。

ウルル-カタジュタ・カルチュラルセンターは、この地域のアボリジニ(アナング族)の人々の生活様式や文化を紹介するところです。なかなか興味深い展示もあります。写真撮影は禁止です。

14時にバスを待っていたのですが、外国人男性が声をかけてきて、バスを待っているのか、何時にバスは来るのかと聞かれました。私が、おれへんかったらバスもなくて、どうやって戻るつもりやったんでしょうか。お金を払ってバスに乗れましたが、バスが満席やったらどうするつもりやったんでしょうか。なんとも大胆な、おじさんです。

宿に戻って、天気がええうちに夕焼けも見ようと思って、ウルル・サンセットの予約を頼みました。
17時45分、ウルル・サンセットのバスが出発です。
10人ほどの乗客ですが、全員日本人でした。ウルルは、たぶん日本人観光客が一番多いと思います。

サンセット・ビューイングエリアに行って、19時15分までサンセット鑑賞です。
昼間は綺麗に晴れていたのに、いつの間にかかなりの雲が出ていました。

nnn 171.jpg
ウルルの方に雲があると真っ赤な夕焼けになるのですが、逆に太陽側に雲が多いので、夕焼けが見られへんかなと思っていたら、太陽が沈む前に雲が切れて、なんとか綺麗な夕焼けが見られました。

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帰りのバスからも、地平線に広がる綺麗な夕焼けが見られました。

ほんま、天気運と旅行運には恵まれている人間です。

今日から、同室の人が変わりました。日本人のべっぴんさん2人です。
かなりドミには泊まってきましたが、日本人と同室になるのは初めてです。
Nさんと、Tさんです。ウルルは3泊の予定で、ちょうどええ感じやと思います。


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履歴書バイブル

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 履歴書バイブル (2014-07-31 11:28) 

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