SSブログ

ストックホルム観光part2 [スウェーデン]

2010年8月3日(火)曇

地下鉄とバスを乗り継いでユールゴーデン島にあるスカンセンへ。
10時開門となっていたのですが、10時前から開いていました。

P8030004.JPG
1891年にオープンした野外博物館です。
スウェーデンが急激な工業化によって古い伝統を失ってゆくのを嘆いた創設者のハッセリウスが、全国から約150棟の伝統的な建物を集めてオープンしました。
建物だけではなく、動物園と水族館もあります。

P8030026.JPG
スウェーデン南部の昔の農家です。

P8030048.JPG
ハッセリウスの生家も、ここに移されています。

P8030042.JPG
スカンセンは高台にありますので、ストックホルムの街並みが綺麗に見えます。

P8030060.JPG
北方民族博物館です。
北方後期ルネッサンス様式の建物です。スカンセン創設者のハッセリウスのアイデアで造られた博物館です。

P8030063.JPG
1階ホールには、スウェーデンを独立させたグスタフ・ヴァーサ王の樫の木の彫像があります。

織物、衣服、家具調度品、農耕具、陶器、住居が時代順に展示されています。
英語の説明があるものとないものがあります。興味を引いてもスウェーデン語だけの表示だとさっぱり分かりません。写真撮影は禁止です。

P8030065.JPG
ヴァーサ号博物館です。
行列が出来ていて20分ほど並びました。
現存する最古の完全船の戦艦ヴァーサ号を展示する博物館です。

船体の引き揚げから復元の過程を追ったドキュメント映画をまず見ました。日本語の上映はないので、フランス語で英語字幕で見ました。

ヴァーサ号は、スウェーデンが強大な力を誇っていたグスタフ・アドルフ2世の治世に建造されました。ドイツ三十年戦争に参戦するため、1628年8月10日に王宮近くの埠頭から処女航海に出ましたが、突風に襲われ、まだストックホルム港内にいる間にあっけなく水深32mの海底に沈没してしまいました。沈没の原因はいまだに不明です。

333年間も海に沈んでいた船を引き揚げるのもすごい事やと思っていましたが、その後の復元の方がもっと根気がいって大変やったとゆうのが映画を見てよく分かりました。333年間も海の底にあったのに95%原型を留めていたとゆうのも驚きです。

P8030126.JPG
ヴァーサ号は全長62m、最大幅11.7m、高さ50m(マスト上部まで)、排水量1300トン、帆の面積1200㎡、乗組員437人。17世紀の軍艦としてはかなりの大きさでした。
間近に見ると迫力満点です。

P8030099.JPG
また、戦艦とはいえ、180に及ぶ彫刻が船全体に施されていて、船尾の部分は壮麗な木彫がすべて金色に塗られていました。木彫を見るだけでも、すごいなと思います。

P8030074.JPG
彩色が施された木彫も展示してあって、当時はすごい綺麗やったとゆうのが想像できます。

ヴァーサ号は世界的に有名な戦艦で観光の名所だそうですが、スウェーデンに来るまで全然知りませんでした。実物を目の前にしたら感動します。なんぼでも眺めていたい気持ちになります。

P8030144.JPG
シェップスホルメン島にある現代美術館です。
モダンアートの展示を中心に、ダリ・ピカソ・マチス等の作品もあります。特にマチスは充実しています。写真撮影もフラッシュを使わなければOKです。

今日の観光は島から島と離れていましたが、ストックホルム・カードで乗~りホーダイ♪なので、ばんばん乗りました。普段なら歩く距離でも乗るとゆうのが貧乏人根性丸出しですが・・・。

P8030001.JPG
ストックホルムの地下鉄の壁面は、コンペで選ばれた芸術家たちの壁画や彫刻で飾られています。地下鉄に乗る楽しみの一つです。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。