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クラクフ観光part4 [ポーランド]

2010年8月20日(金)晴

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クラクフ中央駅から11時10分発の列車に乗ってヴィエリチカに行きます。料金はPLN2.5。
クラクフの南東約15kmにある小さな町です。

列車は亀のようにゆっくり走っていきます。線路のねきを人が歩いていたりとローカル線ならではの風景です。

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座席は2等のみです。プラスチックの椅子でお尻が痛くなります。約25分でヴィエリチカに到着。

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駅から400mほど歩いて岩塩採掘場跡に着きました。
10世紀に岩塩が発見され、1250年頃から本格的な採掘が始まり、14世紀にはポーランド王国の収入の3分の1を生み出し、1950年代まで稼動していました。

見学はガイドツアーのみとなっています。
ポーランド語のツアーにしました。料金はPLN50、カメラ使用料PLN10です。

チケットを購入するのに、またまた長蛇の列です。我慢して並びます。45分ほど並んで、ようやくチケットを手にしました。

入口から階段を380段64m下っていきます。人が多いのでたびたび止まります。止まっているときに落書きするのでしょう。いたるところ落書きだらけです。

下ったところでガイドが登場してツアーの開始です。

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コペルニクスの像です。岩塩で作られています。

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小人の像もあります。

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人形を使って採掘の様子が展示されています。

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下りながら見学していきます。
広い礼拝堂があります。

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シャンデリアが下がっていますが、これも塩の結晶で作られています。

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礼拝堂の壁には宗教的な場面がいろいろと描かれています。最後の晩餐もあります。

売店のある場所があり、そこで小休止です。
アート作品も展示されていました。

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地底湖もいくつかあり、大きな地底湖では光のショーを見せてくれます。

うちのガイドはしゃべるのが長いのか、後ろから他のグループが追いついてきて、せかされているようで落ち着きません。

見学は2時間弱でした。
解散したところからは、お土産物屋や食堂もあります。

地下135mまで下ってきています。
帰りはさすがに歩けとは言われません。リフトがありますが、これまた行列で40分くらい並びました。

それもそのはずで、10人乗りの小さなリフトが2台あるだけですから時間が掛かります。ここでも待っている間に落書きをするのでしょう。白いところを探すのが難しいくらいの落書きです。心無い人が多くて、落書きを見ていると悲しくなってしまいます。

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リフトはあっとゆう間に地上へと運んでくれました。

かなり歩きましたが、坑道のほんの一部です。総距離は300kmに及び、最深部は地下327mになります。1978年に世界遺産に登録されました。


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