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サラエヴォ観光 [ボスニア・ヘルツェゴヴィナ]

2010年10月1日(金)曇

ここの宿は朝食付きです。

3番のトラムに乗って移動です。運転手からチケットを買うと1.8KMです。キオスクで買うと1.6KMです。

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スナイパー通りからの眺めです。高層マンションも多いです。

通りの名前の由来は、戦時中この通りにはスナイパー(狙撃兵)がいて、子供や老人、女性と関係なく動くものは全て標的にされたからです。

内戦はどっちが買っても負けても国は衰え、自分自身を傷つけているのと一緒で悲しい戦いです。

トラムに乗っていたら、検札がやってきました。
ちゃんと改札機にも通していたので問題ありませんでした。

イリジャに着いて、そこから歩いてトンネル博物館に行きます。
そんなに遠くないし、地図もあるからと思って歩いていったのですが、地図が間違っていて迷子になりました。

地図を見ていると、どうしたと声を掛けられて、博物館に行きたいとゆうと、車に乗れと言います。全部ボスニア語なので、たぶんそうゆうてるとの想像です。他にも人が乗っていたので大丈夫かと思って乗りました。

英語は話せるかと聞くので、少しとゆうたのですが、話しかけてくるのはボスニア語ばっかりです。

少し走って、博物館の前で下ろしてくれました。おおきに、助かりました。迷子になるのは嫌ですが、人の親切に触れるのは嬉しいです。

博物館のチャイムを押すのですが、誰も出てきません。諦めて帰ろうかと思っていたら、団体客がやってきて、扉が開きました。

個人客は相手にしてへんのかな。

トンネル博物館は、1993年の戦争時に造られたトンネルの一部を公開している博物館です。入場料は5KMです。

戦争時のサラエヴォは、旧ユーゴスラヴィア連邦軍に囲まれて孤立していましたが、飛行場の下に全長800mのトンネルを掘って物資の輸送を行っていました。

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トンネルは戦後ふさがれてしまいましたが、そのうちの25mがここで公開されています。

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コラルさんとゆう家族の家が博物館になっています。トンネルの出口が、たまたまコラルさんの家でした。家(博物館)は銃撃の痕だらけです。

中には、トンネルを利用した人の写真や軍服、銃器や当時使用した物が展示されています。

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家の床には、不発弾が残っています。

団体客の他に、個人でガイドと一緒に来ている人がいて、そのガイドが君も一緒に聞いたらええやんとゆうてくれました。ボスニア人は親切な人が多いのかもです。

ガイドもゆうてはりましたが、安全と分かっている地域以外は歩いたら危ないようです。どこに地雷や爆発物があるか分からへんようです。

親切なボスニア人のおかげで有意義な観光ができました。ありがとう。

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見渡せば、周りはのんびりした風景です。山に囲まれていて、サラエヴォが盆地やとゆうのがよく分かります。

旧市街に戻って、ぶらぶらと散策です。

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スケンデリア(旧オリンピック・スケートリンク)です。1984年に冬季オリンピックが行われた跡です。現在は、地下がショッピングセンターになっていますが、活気のないショッピングセンターでした。

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サラエヴォ事件現場です。現在は、サラエヴォ博物館になっています。

サラエヴォ事件は、1914年6月28日、オーストリア皇太子夫妻がサラエヴォでセルビアの一青年によって暗殺された事件です。この事件が第一次世界大戦の直接的契機になりました。

夕食は、ボスニア料理と思ってレストランに行ったのですが、2品注文して2品ともありませんでした。どちらもボスニアを代表する料理なんですが・・・。仕方なく他の料理を頼みました。

1品は少ししてきました。ビールは大を頼んだのに小がきました。もう1品を待っていたのですが、なんぼ待ってもきません。厨房を見たら料理をしてません。

料理はないわ、注文はけえへんわ、ビールのサイズは間違えるわで、最低の店です。もうええわと思ってお愛想して出ました。

他の店で食べなおしです。
ここでは、ボスニア料理がありました。

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チェヴァプチチです。
小ぶりのソーセージを焼いたものです。かなり塩辛いソーセージです。ナンのようなパンと一緒に食べると美味しいです。料金は小(100g)で4KMです。

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ボサンスキ・ロナッツです。
肉と野菜をトマトで煮込んだ料理です。ボスニア風肉じゃがです。かなり酸味が強いですが、あっさりとした味です。もう少しコクがあったほうが好きです。料金は250gで10KMです。


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