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ベイルート観光 [レバノン]

2010年10月23日(土)晴

歩いての移動ですが、ベイルートは歩道が狭かったりなかったり、信号はないし、あってもほとんど使われていないし、使われていても車優先で渡れないし、車は飛ばしてるし、めっちゃ歩きにくいです。

ガイドブックの簡単な地図しかなくて、通りの名前を見てたどっていけばええやろと思っていたら、通りの名前がRueと数字しか書いてなくて分かりません。

あとは、方角と勘だけで歩きます。
道を聞こうにも英語は通じませんし、どちらかといえばフランス語のほうが通じるようです。

なんか目印になるものはないのかなと思って地図を見ていたら兵隊に、お前は中国人かと聞かれました。日本人やとゆうと、どこに行くと聞かれて、国立博物館とゆうと道を教えてくれました。パチンと合わせた手はごっつかったです。

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1時間半くらい歩いて、ようやく国立博物館に着きました。
博物館の前にも兵隊が一人立っています。兵隊が写らんように写真を撮りました。

1919年に開館した博物館で、レバノン中の遺跡から発掘された遺物を展示してあります。入場料は、5000LPです。

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ビブロスのアヒラム王の石棺です。
紀元前10世紀のもので、フェニキア文字が彫られています。

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こちらは、2世紀の石棺です。
アキレスの人生が彫られています。

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色が綺麗に残っているモザイク画があります。

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金と準宝石のネックレスです。
紀元前20世紀のものです。

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昨日行ったビブロス遺跡から発掘された青銅の兵士像です。
大きなものではありませんが、素晴らしいです。レバノンの国宝に指定されています。

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これよりも小さな兵士像は、数多く発掘されています。

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スフィンクスの青銅像もあります。

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青く彩色されたカバは、エジプトでもありますが、関連があるのでしょうか。

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小さいけど、美しい像があります。

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こちらはジュピターの像です。
力強い作品です。

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表情が面白いです。

博物館を出てサーエブ・サラーム通りを西へ行きますが、この通りは装甲車や兵隊だらけです。博物館の隣は競馬場なのですが、兵隊が駐留して、競馬どころではないようです。イスラームらしい町があるのかなと思っていましたが、近代的な建物ばかりでした。

バスの情報や国境越えの情報を聞いてみようと、インフォに行ったのですが、インフォはなくなっていました。危険やし情報はないしでは、旅しにくいこと、この上ないです。確かに観光客がいなければ、インフォを開いている意味もないですが・・・。

こんな時こそ、宿の情報ノートが欲しいところですが、今の宿には情報ノートがありません。あんまりバッパーが泊まる宿ではないのかもしれません。

中東を旅するのは、ヨーロッパを旅するより3~4倍のパワーがいります。
今日は晴れていて、気温は33℃。歩くだけで疲れます。

いったん宿に戻って、パソコンを持ってハムラ通りに行きます。宿の人にネットカフェがあると教えてもらったので。

しかし探せども探せども、ネットカフェはありません。
ショッピングビルにいた警備員に聞いてみましたが、ないと言われました。いつになったらネット接続できることやら。

宿に戻ったら、やっぱり停電していてファンも回せなくて暑いです。


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