ベイルート~バールベック移動(セルビス) [レバノン]
2010年10月24日(日)ベイルート曇 バールベック晴
7時過ぎチェックアウト。
フロントは閉まっていたので、鍵はドアの隙間から入れといたんやけど、気付いてくれるかな。
バスでコーラ・バスターミナルまで行こうかなと思ってメインストリートでバスを待っていたのですが、バスの番号は分かれへんし、何分間隔で走っているのかも分かりません。
セルビス(乗り合いタクシー)なら安いかなと思って料金を聞いてみますが、向こうから料金を言いません。こっちが2000LPとゆうとあかんとゆうて、シャール・ヘロウ・バスターミナルにせえと言います。行き先を、お前が決めてどうするちゅうねんと思って断ります。
こら埒が明かんと思って歩くことに決めて、ひたすら歩きます。
タクシーのクラクションもセルビスの声掛けも無視して、ひたすら歩きます。朝早いし日曜日なので車が少なくて、いくぶん歩きやすいです。
50分歩いて、コーラ・バスターミナルに到着。
バスターミナルとゆうても建物があるわけでなし、看板が出ているわけでもありません。
ガイドブックの地図をみて、バスや車がたむろしているので、それと分かるだけです。
行き先はアラビア文字なので読めません。行き先をゆうて車を教えてもらいます。その国の人の親切に頼っての旅です。その点では、感謝感謝です。
バールベック行きの車は、ワゴン型のセルビスです。
満員になるのを待って、8時20分出発です。
ベイルートの町を走っている車を見ていても、運転荒っぽいなと思いましたが、バールべックへ向かう道はさらにひどくて、走行車線を無視して走ってくる車までいてて、命がけです。しかも、なぜか無視している車のほうが強くて、走行車線を守っているほうがよけています。不思議がいっぱいです。
車は1時間くらいでシュトゥーラに着きました。ここで車を乗り換えろと言います。それはええねんけど、料金は両方の車に払えと言います。2重取りやん。親切とゆうたんを取り消したいです。
それやったら最初からシュトゥーラまでと、ゆうてくれてたらよかったのですが。まあ仕方ないです。シュトゥーラまでが4000LPで、シュトゥーラからバールベックまでが2000LPです。
最初は乗客は私1人だけでしたから、ベイルートからのドライバーが嫌がるのも無理はありません。観光客激減のしわ寄せが、こんなところにも及んでいます。
ベイルートから走ってくると、軍隊の検問だらけです。シュトゥーラまでは顔パスでいけたのですが、シュトゥーラからは1回検問で止められました。ドライバーの違いかもしれません。
車に乗ったまま、パスポートチェックです。
厳しいときは、車から降ろされてボディチェックされる国もありますので、まだましかなと思います。
バールベックは、レバノン一の観光地ですが、小さな町です。ベカー高原にあり、標高1160mですのでベイルートよりは涼しいです。
10時10分バールベックに到着。バールベック遺跡のそばで降ろしてくれました。
まずは、宿探しです。
一番近場で安そうな宿にします。
部屋を聞いたら空いているとゆうので、部屋を見せてもらうことに。ええ部屋です。値段を聞いてビックリ。1泊$80です。そんなに金持ちに見えたんかな。一番安い部屋を見せてくれとゆうて、そこにしました。1泊$10です。
シングルでシャワー・トイレ共同です。
ベッドがぽつんとあって、壁は真っ白けで刑務所の独房のようです。冷房はないけどファンはあるし、充分です。
早く着いたので、今日のうちに遺跡を見学して明日は立つことにして1泊だけにします。
荷を解いたら、早速バールベック遺跡の見学です。
宿から歩いて数分でバールベック遺跡です。入場料は12000LPです。
バールベック遺跡の入口から入って、すぐのところです。
かつては幅43mあった階段は、マムルーク時代に石材としてはぎ取られ、狭い階段が付けられています。階段上の石柱は、エジプトから運んだ花崗岩で出来ています。
階段を上がって六角形の前庭を進むと、大庭園があります。長さ150m、幅110mの庭園です。
中央には犠牲を捧げたふたつの祭壇があります。
こちらは大きいほうです。
その左右には犠牲を清めた水槽があります。
大庭園から階段を上るとジュピター神殿があります。
現在は6本の列柱しか残っていませんが、かつては高さ20m、直径2.5mのこの柱が54本も、長さ85m幅47mの基壇に並び、神殿を支えていました。
それを想像するだけで、すごい神殿やったんやなと思います。
ジュピター神殿の東には、バッカス神殿があります。
ジュピター神殿よりは小ぶりですが、彫刻が綺麗に残っています。
どこを見てもすごくて、ホォーとゆうため息ばかりです。
危険を侵してまでレバノンに来た価値があるなぁと思います。時間があったので、入口に戻ってもう一周しました。
バールベック遺跡を出て東側には、ビーナス神殿があります。
入ることは出来ませんので、外から眺めるだけです。
バールベック遺跡の南にも、列柱が並んでいます。
真ん中のアーチが崩れているのが残念ですが。
町中をぶらぶらしてみましたが、特に見るものはありません。
いったん宿に戻って、ネット使えるか聞いたみましたが、使えないとのことで、ネットフェに行きました。ダイエットペプシを飲んでネットを1時間半くらいしたら、6000LPでした。高いのか安いのか、よう分かりません。
接続スピードは、めっちゃ遅くて、1時間半かかって、ようやくブログの記事を一つアップ出来ただけです。レバノンのネット事情は、いまいちです。
バッカス神殿の夜景です。
そんなに蚊は多くないですけど、蚊がいてますので蚊取り線香を焚きます。この旅では初めての使用です。
さあ、明日はうまく国境を越えられるでしょうか。
7時過ぎチェックアウト。
フロントは閉まっていたので、鍵はドアの隙間から入れといたんやけど、気付いてくれるかな。
バスでコーラ・バスターミナルまで行こうかなと思ってメインストリートでバスを待っていたのですが、バスの番号は分かれへんし、何分間隔で走っているのかも分かりません。
セルビス(乗り合いタクシー)なら安いかなと思って料金を聞いてみますが、向こうから料金を言いません。こっちが2000LPとゆうとあかんとゆうて、シャール・ヘロウ・バスターミナルにせえと言います。行き先を、お前が決めてどうするちゅうねんと思って断ります。
こら埒が明かんと思って歩くことに決めて、ひたすら歩きます。
タクシーのクラクションもセルビスの声掛けも無視して、ひたすら歩きます。朝早いし日曜日なので車が少なくて、いくぶん歩きやすいです。
50分歩いて、コーラ・バスターミナルに到着。
バスターミナルとゆうても建物があるわけでなし、看板が出ているわけでもありません。
ガイドブックの地図をみて、バスや車がたむろしているので、それと分かるだけです。
行き先はアラビア文字なので読めません。行き先をゆうて車を教えてもらいます。その国の人の親切に頼っての旅です。その点では、感謝感謝です。
バールベック行きの車は、ワゴン型のセルビスです。
満員になるのを待って、8時20分出発です。
ベイルートの町を走っている車を見ていても、運転荒っぽいなと思いましたが、バールべックへ向かう道はさらにひどくて、走行車線を無視して走ってくる車までいてて、命がけです。しかも、なぜか無視している車のほうが強くて、走行車線を守っているほうがよけています。不思議がいっぱいです。
車は1時間くらいでシュトゥーラに着きました。ここで車を乗り換えろと言います。それはええねんけど、料金は両方の車に払えと言います。2重取りやん。親切とゆうたんを取り消したいです。
それやったら最初からシュトゥーラまでと、ゆうてくれてたらよかったのですが。まあ仕方ないです。シュトゥーラまでが4000LPで、シュトゥーラからバールベックまでが2000LPです。
最初は乗客は私1人だけでしたから、ベイルートからのドライバーが嫌がるのも無理はありません。観光客激減のしわ寄せが、こんなところにも及んでいます。
ベイルートから走ってくると、軍隊の検問だらけです。シュトゥーラまでは顔パスでいけたのですが、シュトゥーラからは1回検問で止められました。ドライバーの違いかもしれません。
車に乗ったまま、パスポートチェックです。
厳しいときは、車から降ろされてボディチェックされる国もありますので、まだましかなと思います。
バールベックは、レバノン一の観光地ですが、小さな町です。ベカー高原にあり、標高1160mですのでベイルートよりは涼しいです。
10時10分バールベックに到着。バールベック遺跡のそばで降ろしてくれました。
まずは、宿探しです。
一番近場で安そうな宿にします。
部屋を聞いたら空いているとゆうので、部屋を見せてもらうことに。ええ部屋です。値段を聞いてビックリ。1泊$80です。そんなに金持ちに見えたんかな。一番安い部屋を見せてくれとゆうて、そこにしました。1泊$10です。
シングルでシャワー・トイレ共同です。
ベッドがぽつんとあって、壁は真っ白けで刑務所の独房のようです。冷房はないけどファンはあるし、充分です。
早く着いたので、今日のうちに遺跡を見学して明日は立つことにして1泊だけにします。
荷を解いたら、早速バールベック遺跡の見学です。
宿から歩いて数分でバールベック遺跡です。入場料は12000LPです。
バールベック遺跡の入口から入って、すぐのところです。
かつては幅43mあった階段は、マムルーク時代に石材としてはぎ取られ、狭い階段が付けられています。階段上の石柱は、エジプトから運んだ花崗岩で出来ています。
階段を上がって六角形の前庭を進むと、大庭園があります。長さ150m、幅110mの庭園です。
中央には犠牲を捧げたふたつの祭壇があります。
こちらは大きいほうです。
その左右には犠牲を清めた水槽があります。
大庭園から階段を上るとジュピター神殿があります。
現在は6本の列柱しか残っていませんが、かつては高さ20m、直径2.5mのこの柱が54本も、長さ85m幅47mの基壇に並び、神殿を支えていました。
それを想像するだけで、すごい神殿やったんやなと思います。
ジュピター神殿の東には、バッカス神殿があります。
ジュピター神殿よりは小ぶりですが、彫刻が綺麗に残っています。
どこを見てもすごくて、ホォーとゆうため息ばかりです。
危険を侵してまでレバノンに来た価値があるなぁと思います。時間があったので、入口に戻ってもう一周しました。
バールベック遺跡を出て東側には、ビーナス神殿があります。
入ることは出来ませんので、外から眺めるだけです。
バールベック遺跡の南にも、列柱が並んでいます。
真ん中のアーチが崩れているのが残念ですが。
町中をぶらぶらしてみましたが、特に見るものはありません。
いったん宿に戻って、ネット使えるか聞いたみましたが、使えないとのことで、ネットフェに行きました。ダイエットペプシを飲んでネットを1時間半くらいしたら、6000LPでした。高いのか安いのか、よう分かりません。
接続スピードは、めっちゃ遅くて、1時間半かかって、ようやくブログの記事を一つアップ出来ただけです。レバノンのネット事情は、いまいちです。
バッカス神殿の夜景です。
そんなに蚊は多くないですけど、蚊がいてますので蚊取り線香を焚きます。この旅では初めての使用です。
さあ、明日はうまく国境を越えられるでしょうか。
2010-10-30 21:01
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