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バールベック~ホムス(シリア)移動(セルビス) [シリア]

2010年10月25日(月)バールベック晴 ホムス晴

9時チェックアウト。

昨日、宿の人に聞いたら国境越えの車は電話して手配してあげるとゆうとったのですが、今日は、その人がいなくて、別の人にゆうたらカラージュ(バス乗り場)まで歩いていけと言われました。

カラージュまでは、それほど遠くないですが、ゆうとったんと違うやんと思いながら歩きます。

カラージュに着いて、ホムス行きの車を探して乗りました。ワゴン型のセルビスです。満員になるまで30分ほど待って、9時半過ぎに出発です。

満員じゃなくて超満員です。3人がけのところに4人座っています。
窮屈な思いをしながら、我慢です。

1時間ほどで国境に到着。
まずはレバノンのイミグレーションです。出国カードに記入して提出します。係員の人は、なにか分かりませんが、必死でいろいろと記入していて、なかなか終わりません。他の乗客はシリア人ばっかりで、簡単に終わっています。ドライバーが、やってきてまだかと催促しますが、もうちょっととゆうて待ってもらいました。

自分一人やったら気にしませんが、乗り合いの場合、他の人を待たすことになりますので気を使います。

全員、車に乗り込んでシリア側のイミグレに向かいます。
かなり走ってシリアのイミグレに到着。

と、そこで全員降ろされました。ホムスまで行くと思っていたので、アララです。宿の人の話とちゃうやんと思い、料金を聞いても言いません。宿の人に聞いていた15000LP払ったら、えらい喜んでいました。

あとから聞いた話では、料金は5000LPみたいです。3倍も払ったら、そら喜びますわな。

シリアの入国審査は、入国カードに記入して提出です。
レバノンでも、そうでしたがホテルの電話番号を聞かれました。欧米では聞かれることはないですが、中東ではそれが当たり前なんかもしれません。それやったら、入国カードにその欄を作っといたらと思うのですが、人種によって聞いているのかもしれません。

禁煙と書いてあるのに係員はタバコを吸いながら、だるそうに仕事をしています。身分
証明証を返すときには、投げて寄こします。

入国審査をしていたら日本人と出会いました。
まさかこんなところで、日本人に出会うとは思いませんでした。彼は、ビザもここで取得して、両替もしていたら、全部の手続きが終わるのに3時間くらいかかったとゆうてました。日本でビザを取っていったほうがベターやと思います。

イミグレを出てから、ホムス行きのセルビスを探します。
イミグレを出てすぐのところにワゴン型セルビスが止まっていて、料金を聞いたら$1と安いです。荷物を置くところがなくて、座席に荷物をおいたので荷物分でもう$1払いました。

ホムスのカラージュに着いて、彼はパルミラ行きで、私はホムス泊で、ここで別れました。

両替できるところがないかと探していたら、USドル払いでタクシーで行けとぎょうさんのドライバーがゆうてきます。

一人ドライバーじゃない人が、セントロへ行ったら銀行があるので、そこで両替せえとゆうてついてこいと言います。タクシーに乗れと言うので、なんぼと聞くとただやと言います。

セントロに着いて、銀行の前まで連れていってくれました。シリアのことはどう思う、ホムスのことはどう思う、俺のことはどう思うなどと聞かれて、つたない英語で感謝を伝えました。お前はラッキーマンやと言われ、確かにそうです。おおきに。

旅行中は、質問は警察官にせえ、ドライバーとかに聞いたらあかんでとゆうてくれました。

シリアのホスピタリティーは世界でも有数やと聞いていましたが、いきなりの親切で、ほんまの話しなんやと感心しました。

ATMでお金を下ろして、宿探しです。
ガイドブックに載っている宿に行きます。

今回の宿は、Hotel AL-Naserです。
シングル、シャワー・トイレ共同で、1泊300SPです。シャワーは水シャワーです。中東の安宿は水シャワーが基本のようです。ホムスは暑いので、大丈夫でしょう。

1SP(シリアン・パウンド)=約2.09円です。

1000SPで払おうとしたら、釣りがないと言われました。

昼食は、シュワルマにします。
シュワルマは、ケバブのようなもので、肉と野菜やソース、チリなどをホブスに挟んで食べます。シュワルマも、たぶん国によって作り方が違うのでしょう。シリアの特徴としては、ポテトフライが入ります。食べ応えがあるようにするためでしょうか。

それを知らんとポテトフライも注文しました。ミックスジュースを頼んで、全部で165SPでした。

ホムスはシリアで3番目に大きな町です。
町を散策してみます。シリアは信号が機能していますし、車よりも歩行者のほうが強いので歩きやすいです。

PA250004.JPG
時計塔があります。

PA250008.JPG
ハーリド・イブン・アル・ワリッド・モスクです。
636年にこの地にイスラム教をもたらした際の軍司令官のものとされる墓があり、モスクの名もそこから来ています。

PA250011.JPG
中は、質素な感じのモスクです。
墓を眺めている人が多かったです。

モスクを出たら、写真を撮ってくれとゆうてくる人がいてて、日本人が珍しいのか、誰にでも人なつっこいのか分かりませんが、今日だけで20人以上の写真を撮りました。

また歩いていたら、ホムスをどう思うと聞いてくる人も多いです。ええ町やとゆうと、嬉しそうに美しい町やろと自慢しています。自分の町をここまで自慢する人が多いのも珍しいです。

モスクのそばにインフォがあるはずなので探していたら、また声をかけられて一緒に探してくれました。

資料は日本語の資料もあります。資料や地図をもらって情報を聞いて、町の南に教会があると教えてくれて、一緒にインフォを探してくれた男性が教会まで行くとゆうので連れていってもらうことにしました。

PA250015.JPG
スーク(市場)です。
かなり古いスーくのようです。日本人が珍しいのか、じろじろと見られます。

スークの南側に教会があると思うのですが、教会に行く気配がありません。ホテルは、どこに泊まっているのかとしつこく聞くので、適当に答えておきました。

なんか、へんやぞと思い始め、挙句には両替屋に連れて行って、両替せえと言います。シリアン・ポンドはあるとゆうと、そしたら金を見せろと言います。見せる必要はないとゆうて、そこで別れました。ちゃんと案内してくれていたら、チップを払ってもよかったけど、それすらせへんで金くれは、無いと思います。

今日は親切なシリア人と親切そうにするシリア人に出会って、ええ経験でした。どこの国でも、ええ人もいれば、そうでない人もいてます。みんなを疑うのは寂しいですし、見極めは難しいですが・・・。

PA250024.JPG
あとで自分で教会を見に行きましたが、閉まっていて中には入れませんでした。

時間があったのでネットしたかったのですが、ネットカフェはありませんでした。


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