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ダマスカス観光part1 [シリア]

2010年10月30日(土)曇

10時半くらいにウマイヤド・モスクに行ったら、えらい人だかりです。10時にオープンのはずですが、オープンしていなくて入るのを待っている人達でした。

いつオープンするやら分からず、キリスト教徒地区を先に見学することに。

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聖アナニア教会です。
聖アナニアはダマスカスで最初のキリスト教司教で、新約聖書では失明したサウロに洗礼を授け、彼の改宗を促したとされる人物です。アナニアの家とされる建物が教会となっています。入場料は25SPです。

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地下には礼拝堂があります。
サウロから改名したパウロの、ダマスカスでの回心を含む生涯を描いた30枚の絵もあります。

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バーブ・キサーン(聖パウロ教会)です。
その改宗したパウロがユダヤ教徒からの報復を避けるため、夜陰に乗じてかごに身を伏せ、当時の東門から外へ逃げたとされていますが、それがこの門です。

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現在の門はアラブ建築ですが、中はギリシア正教会が運営する聖パウロ教会となっています。

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オールド・ダマスカスを歩いていると、手の形をしたドアノッカーを見かけます。これは、イスラム教徒にとっての護符「ファーティマの手」です。

ファーティマとはイスラムを説いた預言者ムハンマドの4女で、後に4代目カリフとなったアリーの奥さんになった人です。

ファーティマは理想の女性として敬われ、イスラム教徒はファーティマの手を護符にするようになりました。特にアリーをムハンマドの後継者とみなるシーア派ではこの護符を愛用しています。

ウマイヤド・モスクに戻ってきたら、オープンしていました。
短パンで行ったら、スカートを穿かされました。入場料は50SPです。ウマイヤド・モスクは、ウマイヤ朝の時代、715年に建てられたモスクです。

ここは紀元前2000年頃にはすでに聖域とみなされていた区域で、洗礼者ヨハネ協会を改築して建てられました。建設にあたって、ペルシア・インド・マグレブ・東ローマ帝国からすぐれた職人が招集され、モザイク工は東ローマ皇帝から送られたそうです。

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今までいろいろなモスクを見てきましたが、豪華さではここが一番です。

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モスクの中に入ってみます。
ちょうど信者が祈りを捧げる時間です。多くの信者が祈りを捧げる姿は壮観です。

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中の装飾も見事です。
ステンドグラスも綺麗です。

外に出たらスークです。
モスクの厳かな雰囲気とはガラリと変わって、喧騒の市場です。

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スーク・ハミディーエです。
昨日は店が閉まっていましたが、今日は人人人、顔顔顔ですごい人出です。露天の店もぎょうさん出ています。

クルクルと円を描いていたら幾何学模様が描けるもんや、動くぬいぐるみ、電子キーボードなど、誰が買うねんちゅうようなもんまで、よう売れています。アラブ人の購買力のすごさの一端を見た気がします。

スークはアーケードがあるのですが、上を見たら穴がぎょうさん開いています。雨が降ったら、どうなるんやろう。

新市街にあるネットショップに行きます。
ラップトップを持っていって、LANケーブルで接続しました。接続スピードは速いです。

たまっていたブログの記事を一気にアップしました。
1時間15分利用して、90SPでした。

宿に戻ったら、エンジニアが部屋に入るとゆうてます。なんのこっちゃと思いましたが、改装でもするのか部屋のサイズを測っていました。シリアの測量寸法か、Fとゆう単位が使われていました。1F=30.5cmみたいです。


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