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ラバト観光 [モロッコ]

2010年11月19日(金)曇後晴

駅までは宿から歩いて10分くらいです。
カサ・ポール駅からラバトへ行きます。運賃は35DHです。モロッコの列車は高いです。

8時に列車は出発。
金曜日はイスラームの休日なので、列車はガラガラです。

2等車ですが、乗り心地もよくて快適な列車の旅です。
1時間あまりで、ラバト・ヴィル駅に到着。

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ラバトはモロッコの首都です。
首都らしく綺麗な駅です。

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サン・ピエール教会です。

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中は、いたってシンプルです。

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ハッサンの塔です。
未完のミナレット(尖塔)です。1195年にムワッヒド朝のヤクーブ・マンスールがモスク建設に着手しましたが、その4年後彼の死亡により工事は中断しました。実際は高さ88mになるはずでしたが、未完でも44mの高さがあります。

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ムハンマド5世の霊廟です。
フランスからモロッコの独立を勝ち取った元国王ムハンマド5世の霊廟です。1961年に没後、1973年に完成しました。モロッコの伝統的な建築技術と彫刻が調和した建物です。

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美しい建物ですが、中の装飾も美しいです。

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ウダイヤのカスバです。
17世紀にムーレイ・ラシッドによって建造された城塞です。18世紀に気性の荒いウダイヤ・アフブ族をここに駐屯させたことから、この名が付きました。

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城塞の中です。
新市街とは対照的な町です。新しいもんと古いもんが同居しているのがモロッコの魅力です。

ウダイヤ博物館に行きました。入場料は10DHです、写真撮影は禁止です。あんまり大したもんはないです。モロッコはフランス語が幅を利かせていて、博物館の説明もアラビア語とフランス語はありますが、英語はありません。

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博物館の周りは、ウダイヤ庭園になっています。
ガイドブックにはスペインのアルハンブラに似た造りで、アンダルシア庭園の傑作のひとつと書いてありますが、レベルが違います。最初、これがウダイヤ庭園と気がつかなくて、他の場所を探したくらいです。

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メディナに行きます。
メディナのわりには、整然としています。人が少ないのもあるでしょうが。

7割がたの店は休んでいるので、スークも楽しくないです。
1件だけ開いているレストランがあったので昼食です。

モロッコの代表料理、タジンにします。
タジンは、モロッコ人が毎日食べているといわれる煮込み料理です。厚い陶製の皿に材料を入れ、そこに三角のふたをかぶせて弱火にかけます。

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タジンです。
具は、ジャガイモ、ニンジン、羊肉、トマト、玉葱、グリーンピースです。少し甘味があります。もうちょっとスパイシーなほうが好きですが、美味しいです。料金は25DHです。

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大時計と一緒になったPTT(中央郵便局)です。

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ヤシの並木が綺麗です。
ラバトは別名、庭園都市とも呼ばれています。

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ルフー門です。
ムワッヒド朝の塁壁の中でも、ほとんど昔のままの姿を残している門です。ルフーとは「風」とゆう意味です。門の内部には展示品があるそうですが、入れませんでした。

王宮に行こうと思ったら、警備の人に止められました。
金曜日やからかどうかは分かりませんが。


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コメント 1

履歴書バイブル

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 履歴書バイブル (2013-11-21 11:31) 

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