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カサブランカ観光part2 [モロッコ]

2010年11月20日(土)曇一時雨

観光の前に、CTMバスターミナルに行って、明日のバスチケットの購入です。
CTMは国営のバスです。マラケシュまで90DHです。英語が通じたので楽に買えました。

歩いてハッサン2世モスクに行きます。

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ハッサン2世モスクは、モロッコ最大のモスクです。1986年から8年がかりで1993年8月に完成しました。ミナレットの高さは200mで、世界一の高さです。遠くから見ても高いなと思いますが、近くで見たら圧倒されそうな高さです。

知らなかったのですが、見学はツアー形式になっていて時間が決まっています。いつも無手勝流でいってしまうのですが、間に合ってラッキーです。入場料は120DHです。

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中に入って、まずはそのでかさに圧倒されます。
2万5000人が収容可能です。

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そして、その緻密な装飾にさらに圧倒されます。
モスク内はすべて手作りで、モロッコ全土から職人3300人を動員して造られました。

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床の大理石はモロッコ絨毯の柄を掘り込んでいます。

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地下1階には、参拝客のためのアブルーション(手や体を清める泉)が41あります。

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回廊の地下は浴室になっています。

敷地内には、モスクのほかに神学校や図書館、博物館もあります。
これだけの施設が国民の寄付と税金で建てられました。でも、このモスクのために徴収される高い税金が国民の負担ともなっています。

イスラームの国では社会保障がほとんどない国も多いのですが、富めるものは収入の1割くらいをモスクに寄付して、モスクは貧しい人たちに施しをして、社会保障の代わりとして機能しています。

見学が終わってモスクを出たら、えらい雨です。
大西洋を見ながら散歩でも思っていたのですが、止めました。

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メディナにあるリックス・カフェです。
映画「カサブランカ」の舞台となった店をイメージして造られた店です。中には入りませんでした。

メディナの店も、ようやく開いています。
カサブランカは港町で、ここに来たらシーフードを食べなければ。

とゆうわけで、メディナ内の食堂で昼食です。

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シーフードの唐揚げ盛り合わせです。
白身魚を中心に、イカ、野菜、鳥、が盛られています。レモンを絞っていただきます。ほこほこで美味しいです。パンが付いていて30DHです。メディナの食堂は安くてお薦めです。

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王宮です。
立派な造りではありますが、びっくりするような豪華な建物ではないです。中には入れません。

王宮の近くには、ハッブース街があります。
1923年にフランス人によって造られた新市街です。当時、地方から移住してきた人々を住まわせるために造られた町で、新メディナとも呼ばれています。

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今まで見たスークと違って落ち着いた雰囲気です。
スークとゆうより商店街とゆう感じです。

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石造りのアーケードは綺麗ですが、閉まっている店も多いです。

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タジンを造る器も売っています。

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プランス・ムーレイ・アブダラー通りです。
ブティックや靴屋などが軒を連ねる、カサブラン一の繁華街です。アイスクリーム屋の前は人だかりです。アラブ人は、ほんまにアイスクリーム好きが多いです。

ぶらぶらしていて、アルコールを売っているスーパーを見つけて、ビールを買いました。地元の人も、ぎょうさんアルコールを買いに来ていて、ムスリムもアルコール好きやねんなぁと思いました。

厳密に言えば、アルコール禁止との戒律はないそうです。ただ、犠牲祭のときに書きましたが自分の命さえもアッラーに捧げるくらいの信心をもっていますので、どんどんと戒律が厳しくなるんとちゃうんかなと思います。


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