SSブログ

カサブランカ~マラケシュ移動(バス) [モロッコ]

2010年11月21日(日)カサブランカ曇 マラケシュ曇後晴

8時前にチェックアウト。
CTMバスターミナルは宿から歩いて2分くらいのところなので、めっちゃラクです。モロッコのバスは出発時間がアバウトで定刻より早く出てしまうこともあるとゆうので、ちょいと早目に行きました。

飛行機と同じようにカウンターで荷物を預けます。一応、重量を量っていますが、一律5DH徴収しています。よっぽど重いと追加料金があるのかもしれませんが。これも飛行機と同じように荷物タグを荷物につけて、荷物預け券をもらいます。

バスは来ていますが、時間まで待合室で待ちます。
アナウンスがあってからバスに乗りますが、アラビア語の案内しかありませんので、周りの人に聞いて確認します。

バスは指定席になっています。定刻より10分遅れて8時40分出発です。

途中トイレ休憩があるかなと思っていたのですが、ノンストップでした。3時間15分かかって、マラケシュに到着。

宿まで3kmほどありますが、予定より早く着いたし歩いていきます。

今回は宿を予約しています。
メディナ内にある宿です。メディナの中心までは、すんなりと来れましたが、ここからスークの中を通っていくのでややこしいです。何人もの人に聞きもっていきます。でも、チュニスのスークよりは、まだ分かりやすいです。

今回の宿は、Amour De Riadです。
シングル、シャワー・トイレ共同で、1泊165DHです。綺麗な部屋ですが、めっちゃ狭いです。ベッドのほかは、ほとんどスペースがありません。2畳ちょっとくらいの広さです。寝られたらええんで文句はないです。ここの宿はネットが無料で使えますし、充分です。

ぶらぶらと歩いてみます。

PB210007.JPG
メディナの中心にある、ジャマ・エル・フナ広場です。
昼間なので、大道芸とかは出ていませんが、ヘビ使いが何組かいてて、賑やかにヘビ使いの音楽を奏でています。

いっぱい、いろんなヘビがいてます。見たところコブラみたいなんもいますが、大丈夫なんかな。

観光の前に昼食です。
タジンとモロッカンサラダにします。

PB210013.JPG
モロッコ名物のモロッカンサラダです。
ほとんどトマトです。香草が効いていて美味しいですが、ちょっと寂しいです。

タジンの具もチキンとジャガイモだけです。味はラバトのタジンより美味しいのですが。
タジン25DH、モロッカンサラダ4DHです。

腹ごしらえもできたところで、スークをそぞろ歩いてみます。
ジャマ・エル・フナ広場の北側一帯がスークになっています。

PB210018.JPG
天井に日除けのすのこが敷いてあります。

PB210020.JPG
モロッコ名物のバブーシュです。
バブーシュは、モロッコ独自の革のスリッパです。モロッコでは外履きにしている人も多いです。

スークを眺めながら歩くのは楽しいのですが、この狭い道をバイクや自転車がかなり通るので怖いです。

ダマスカスのスークよりは、観光客向けのスークとゆう感じです。実際、買い物に来ている人も地元の人より観光客のほうが多いです。特に欧米人が多いです。ヨーロッパからモロッコは近いですからね。

PB210106.JPG
ベン・ユーセフ・モスクです。
ムスリム以外は中には入れません。

ベン・ユーセフ・マドラサに行きます。
マドラサは神学校のことです。1565年にサアード朝のスルタン、アブダラー・アル・ガリブによって建てられ、1956年まで使用されていました。入場料は、クッバ・バアディンとマラケシュ博物館と共通で60DHです。

マグレブ諸国のなかでも特に大規模なもので、この時代の建築技術の粋を集めた、イスラム建築の最高傑作といわれています。

PB210028.JPG
PB210051.JPG
中庭です。
周囲には回廊が巡らされ、建物の壁と柱は、モザイクタイルと、繊細な幾何学模様の彫刻が施された木と漆喰で覆われています。

PB210087.JPG
回廊脇と2階には、学生の寄宿舎だった130の部屋が並んでいます。
当時の寄宿舎を再現しています。めっちゃ狭い部屋で、いま泊まっている宿みたいです。窓がない部屋もあり、勉強のためとはいえ厳しい生活やったんやろなと思います。

PB210104.JPG
クッバ・バアディンです。
12世紀のムラービト朝時代に建てられた、水利設備です。クッバとは、もともとドーム状のものを示します。敷地内の貯水池の水は、はるか50km南のオート・アトラス山脈から流れてくるそうです。

PB210144.JPG
マラケシュ博物館です。
この建物は19世紀後半に宮殿として造られました。1956年のモロッコ独立後には、マラケシュで最初の女学校として使われていました。1997年に博物館となりました。

博物館では、現代モロッコの芸術家たちの作品が展示されています。かつてのハマムなども展示場に使われていて、建物の雰囲気と相まって面白いです。

マラケシュは観光地料金になっていて、カサブランカより2~3倍物価が高くて、ちょっとビックリです。レストランも小奇麗なところが多くて、大衆食堂のようなところは少ないです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。