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ミングォン観光 [ミャンマー]

2011年1月3日(月)晴

ツーリストボートに乗って、ミングォンに行きます。

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宿から歩いてマヤンチャン埠頭へ。
オフィスでチケットを購入。往復で5000Kと倍近く値上がっていました。

ミングォンの入域チケットが売っているとガイドブックに書いてあったのですが、場所が分かりませんでした。ミングォンでも購入できますので問題はありません。

ツーリストボートは1日1便しかありません。
往きが9時発で、ミングォンからの帰りが13時発です。

ボートのチケットには船の名前が書いてあるのですが、出発時刻が近づいてきても、それらしく船が見当たりません。

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出発時刻も過ぎた頃に、ボートオフィスの人がやってきて船の手配をしています。予定していた船がやって来なかったようです。まあ、こんなこともようあります。

乗客はニ十数名で、最初は小さいボートを何台か手配していたのですが、大きなボートが見つかり全員そのボートに乗りました。

ミングォンまでは10kmほどです。往きはエーヤワディー川をさかのぼっていきますので1時間くらいかかりますが、帰りは川の流れもあって35分くらいです。今は乾季なので所要時間は短いですが、雨季は増水して時間がかかります。

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ミングォンに着いてボートを下りたら、タクシーと声がかかります。ミングォンのタクシーは牛タクシーです。

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サトーヤ・パヤーです。
1811年に建てられたものです。

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ミングォン・パヤーです。
コンバウン王朝のボードーパヤー王(在位1782~1819年)が、世界最大の仏塔を造ろうとした跡です。敷地は一辺140mの正方形です。完成していれば、土台の部分が一辺72m、高さは150m、間違いなく世界一の仏塔になっていました。

残念ながらボードーパヤー王は建設途中に世を去ってしまい、1790年から開始された工事も、王の死去によって中断されました。土台の部分はほぼ完成していたのですが、1839年の地震で大きなヒビが入ってしまい、ところどころ崩れています。

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上部まで上ることが出来ます。
エーヤワディー川の向こうには、霞んでいますがマンダレーヒルが見えています。

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ミングォンの鐘です。
1808年、建設中の巨大仏塔のためにボードーパヤー王が造らせた巨大な鐘です。口の部分の外径が約5m、重量は90トンあり、ヒビの入っていない鐘としては世界最大級です。仏塔が完成しなかったので、仏塔近くのお堂に釣られています。ときどき係りの人が鐘を鳴らしています。

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シンピューメェです。
バヂードー王(在位1819~1837年)が、王子時代の1816年に他界した夫人シンピューメェを偲んで建てさせた仏塔です。スメルー山(須弥山)の山頂に建つといわれるスラーマニ・パヤーを模して建てられました。7段になった回廊は波状の手すりで囲まれていて、これはスメルー山の山並みを表現しています。

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本堂には仏像が安置されていますが、その真後ろにもう1体別の仏像が置かれているのが、面白いです。

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仏教の世界観を具現しています。

宿に戻って明日のタクシーの手配です。
空港まで一人なので、12000Kです。ここでもタクシー代は、先払いです。ヤンゴンでは後払いでしたが、どっちが多いんでしょうか。先払いは、ちょっと不安になります。


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