SSブログ

ブハラ観光 [ウズベキスタン]

2011年1月15日(土)晴

今日は1日ブハラの観光です。

DSCF2917.jpg
まずはホテルから歩いて、ラビハウズへ。
ハウズは池のことです。オンシーズンなら、この周りにあるチャイハナなど賑わっているのでしょうが、オフシーズンで閑散としています。ヒヴァ同様、貸切状態での観光です。

DSCF2930.jpg
ナディール・ディヴァンベギ・メドレセです。
1622年にナディール・ディヴァンベギによって建てられた神学校です。

DSCF2931.jpg
驚くのは、メドレセに絵が描かれていることです。
偶像崇拝を否定するイスラームの教義に反することですから、当時の人々はビックリしたことやと思います。

2羽の鳳凰が爪で白い鹿をつかんで、太陽に向かって飛んでいます。太陽の真ん中には顔が描かれています。悪いことをしても、神様は見ているよとゆう意味が含まれています。当時の人はその説明で納得したのでしょうか。まあ納得したのでしょう。納得していなかったら、取り壊されていたかもしれません。


ここでいったんホテルに戻って銀行に行きます。
みんな、手持ちのドルが少なくなってきたとゆうより、最初から持ってきていなかったです。オンシーズンなら両替屋で日本円が両替できるようですが、オフシーズンで閉まっています。

私は空港のATMで下ろせばええと考えていたのですが、ATMはありませんでした。町中でもATMは見かけることがなかったです。タシケントでは探せばあるかもしれませんが・・・。

使えるカードはVISAとAMEXです。Masterは使えません。ウズベクの他の町でも同様です。
ビザデビッドはどうかなと思ったのですが、使えました。なかなかやるやんビザデビッド。

もらえるお金は米ドルです。手数料が3%かかります。
利用時にはパスポートの原本と、パスポートとカードのコピーを提出しないといけません。用意のええ人は、予めコピーを持って並んでいます。私たちは、ホテルのフロントでコピーしてもらいました。コピー代は500Cymでした。シュンコルさんがいてたので、すんなりとお金を下ろすことが出来ましたが、一人で行くとなると分かりにくいシステムです。英語が通じるかどうかも分かりませんし・・・。

手数料がかかるので、日本でドルを買うて持ってきたほうが安くつくと思いますし、銀行も小さな町ではないので多めに米ドルを持ってくるのをお勧めします。

後ろに並んでいたおじさんは、いらいらと順番を待っていました。この日本人遅いなと思っていたのでしょう。おじさん、ごめんね。

全員なんとかドルを手に出来て、観光の再開です。

DSCF2972.jpg
マゴキ・アッタリ・モスクです。
砂の中に埋もれていたのを、1936年ロシアの考古学者シシュキンによって掘り出されたモスクです。シンプルですが、フォルムが美しいです。

DSCF2993.jpg
手作りハサミ屋さんです。
他にもハサミを売っているところはありますが、ここの師匠はハサミ作りの名手として知られています。師匠に会えるのを楽しみしていたのですが、タシケントに出張に行っていて留守でした。残念。

DSCF2995.jpg
ハサミの他にも、ナイフなどもええもんが揃っています。
チタンで出来たナイフは切れ味よく、錆びなくて研ぐ必要がないです。1本$100です。買物をするとナイフやハサミに名前や印を、その場で彫ってくれます。

DSCF3064.jpg
ミル・アラブ・メドレセです。
1536年にウバイドゥッラー・ハーンの資金で建てられましたが、ハーンが3000人以上のペルシャ人奴隷を売って資金を作ったので、人々の涙と血と悲しみが土台になっていると記録されています。現在も神学校として使われていますので、中の見学は出来ません。

DSCF3071.jpg
カラーン・モスクです。
カラーンはタジク語で大きなとゆう意味です。その名のとおり大きなモスクで、1万人の信者が礼拝できました。

DSCF3126.jpg
昼食はセルフサービス形式の店です。
サラダは、モロッコのサラダによく似ています。ウズベクの人を見ていると、食べる量は少ないですが、私たちの料理はボリュームがあります。ツアー用に量を多くしているのかもしれません。

DSCF3149.jpg
イスマイール・サーマーニ廟です。
892年から943年にかけて造られた、中央アジアに現存する最古のイスラーム建築です。モンゴル来襲で町が壊滅されたとき、マゴキ・アッタリ・モスクと同様、ほとんどが土中に埋もれていて気づかれなかったそうです。

DSCF3152.jpg
日干しレンガだけで造られているのですが、さまざまな模様に積み上げられていて、見る角度によってすこしずつ表情変わります。イスラーム建築の美意識には感心させられます。

DSCF3201.jpg
イスマイール・サーマーニ廟の周りは、サーマーニ公園になっています。
公園の中に観覧車があるのですが、ゴンドラが素通しになっていて、なんと座席がコーヒーカップのように回ります。5年前にできたとゆう話ですが、とてもそうは見えなくて、ギーギーと軋みながら回転しています。恐るべし、ウズベクの観覧車です。

DSCF3290.jpg
バラハウズ・モスクです。
ハーン専用に造られたモスクです。そのせいか装飾が華美になっています。ブハラでは他には見られないアイヴァン様式です。通常は中には入れてもらえないのですが、シュンコルさんが交渉して中に入れてもらえました。女人禁制のモスクで、よく入れてもらえたもんやと思います。このへんはガイドさんの腕ですね。

DSCF3300.jpg
バラハウズ・モスクの向かいには、ハーンの居城である、アルク城が聳えています。

DSCF3322.jpg
城の中には、謁見の間があります。
謁見した者は、後ろ歩きをして下がったそうです。そうゆう礼儀作法は日本と似ています。

DSCF3346.jpg
ここも城の中なのですが、ソ連時代1920年の内戦で破壊された後です。少しだけ城壁とかが残っています。普段は観光客が入らないように警察官が見張っているのですが、シュンコルさんが交渉してお金を払って入れてもらいました。

DSCF3364.jpg
破壊された跡を見るのは勉強になりますが、ここからの眺めが素晴らしいです。いつまでも見ていたい風景です。

夕食は、美味しかったので昨夜行ったレストランをリクエストしました。シュンコルさんは機転が利くガイドさんなので了承してくれました。

DSCF3417.jpg
いつものようにサラダから始まりますが、サラダも多彩です。米が入ったサラダもあります。
サワークリームのようなものは、ナンにつけて食べます。これがよくナンに合います。

DSCF3419.jpg
メインはラグマンです。
昨日と少し違います。ハンバーグがついています。ライスは油で炒めているようです。ケチャップをつけて食べると美味しいです。ハンバーグも美味しいのですが、豚肉を使っていないので少し硬めです。ウズベク料理美味しいのですが、唯一豚肉がないのがちょっと寂しいです。ムスリムでもアルコールを飲む人はいますが、豚肉は絶対に口にしません。口にしないどころか、触ることさえしません。

ウズベク料理は日本人の口にも合うと思いますが、知らない人が多いのでしょう。シュンコルさんは、トルコ料理が世界3大料理に入っているのは解せないとゆうてました。私はトルコ料理も好きですが、確かに甲乙付けがたいです。

最後にシェフが出てきて挨拶してくれました。
みんなで、マザリー(おいしかった)とお礼を言いました。




nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

坂本 理恵

ご担当者様

突然のご連絡大変失礼致します。Bridgeの坂本と申します。
弊社は旅行系サービスと広告代理事業を行う会社です。(http://www.bridge-world.jp/)

ブログ記事を見てご連絡させて頂きました。
とある旅行系サービスの広告掲載についてご相談させて頂きのでご興味ございましたら下記までメール頂けましたら幸いです。
sakamoto_rie@bridge-world.jp
by 坂本 理恵 (2019-01-28 13:06) 

坂本 理恵

ご担当者様

ご連絡大変失礼致します。Bridgeの坂本と申します。
弊社は広告代理事業を行う会社です。(http://www.bridge-world.jp/)

以前ご連絡させて頂きました、
広告掲載についてご相談させて頂きたいので下記までメール頂けましたら幸いです。
sakamoto_rie@bridge-world.jp
by 坂本 理恵 (2019-02-21 10:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。