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サマルカンド観光 [ウズベキスタン]

2011年1月17日(月)雪後曇

一番楽しみにしていたサマルカンドの観光ですが、雪が降っています。
雪のサマルカンドも、そうそう見られるもんやないと思って観光します。

シャーヒズィンダ廟群に行きます。
ここはティムールゆかりの女性が眠る霊廟が並んでいます。シャーヒズィンダとは、生ける王とゆう意味です。

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入口の門をくぐると、すぐに階段があります。
階段の数を数えて、数が合っていると天国にいけるそうです。

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霊廟がずらりと並んでいます。
青いタイルが非常に美しいです。

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霊廟の中も綺麗です。
ライトアップされている霊廟と、されていない霊廟もあります。

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廟からウズベクの民間人のお墓を通って、アフラシャブの丘へ。
雪が積もっていて、ただの丘にしか見えませんが、かつてはここに町がありました。モンゴルの来襲によって破壊されました。

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そのアフラシャブの丘の麓にある博物館です。
雪がなければ、こんな風に町の跡が見られます。

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ウルグベク天文台跡です。
隣に博物館があるのですが、雪の影響で停電していました。私が持っていた小さなライトを使って、シュンコルさんに説明してもらいました。

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六分儀の遺構です。
かつては、この六分儀は地上部分の11mと合わせて40mの高さがあったのですが、ウルグベクの死後保守的なイスラーム教徒によって破壊されてしまいました。この遺構は地下にあったため、破壊を免れたものです。

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グリ・アミール廟です。
グリ・アミールとはタジク語で、支配者の墓とゆう意味です。ティムールをはじめ、彼の息子たちが眠る霊廟です。

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霊廟内は金がふんだんに使われていて、豪華です。金3kgが使われたそうです。

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ティムールのお墓は、真ん中の黒緑色の軟玉で造られています。
その周りには、息子や孫、ティムールの先生のお墓が並んでいます。これらは墓の位置を印した墓石で亡骸は地下3mのところに葬られています。

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昼食はホテルのレストランです。
メインは大盛のプロフです。ニンジンがたっぷり乗っていて美味しいです。

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サマルカンド、いやウズベクを代表する風景とゆうてもええでしょう。
レギスタン広場です。レギスタンとは、砂地とゆう意味です。私はこの風景を見て、ウズベクに行きたくなりました。曇っていて青の色がいまいちですが、それでも溜息が出るような美しさで感動します。ウズベクに来て、よかったー!

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レギスタン広場には3つの建物があります。一つずつ見ていきます。
17年の歳月をかけて1636年に完成したシェルドル・メドレセです。シェルドルとは、ライオンが描かれたとゆう意味です。ライオンちゅうよりも虎に見えますが・・・。ブハラのメドレセ同様、偶像崇拝を否定するイスラームの教義に反して描かれたので、物議をかもしたことでしょう。

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中庭から見上げたドームです。
微妙な色使いのタイルが綺麗です。

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ウルグベク・メドレセです。
1420年に建てられた神学校です。レギスタン広場では最も古い建築物です。

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中庭です。
ウルグベクは、自身が天文学者であったように、学芸を振興し自らも教壇にも立ったといわれています。ウルグベクの銅像も建っています。当時の神学生の親は、骨は親のものですが肉は先生のものと考えていて、体罰も厳しかったそうです。

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ウズベクの雪だるまは、3段重ねです。
鼻に土で色をつけていて、芸が細かいです。

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最後はティラカリ・メドレセです。
1660年に建てられた神学校です。他の二つとは異なり、ミナレットがありません。

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ティラカリとは、金箔されたとゆう意味ですが、その名のとおりまばゆいばかりの装飾です。礼拝所の横には、ソ連の内戦で破壊された時の写真が飾ってあり、内戦の悲惨さが伝わってきます。

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ビビハニム・モスクです。
かつてイスラーム世界で最大の規模を誇ったモスクの跡です。ここも内戦でかなり破壊されました。現在も修復が続いています。

夕食は外のレストランへ。
シュンコルさんが一杯奢ってくれました。彼は気が利いて頭もよくて、ガイドにしとくには勿体ない人物です。本人も長くガイドをするつもりはないとゆうてましたが、日本とウズベクの架け橋になってくれたらええなと思います。

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サマルカンドのナンは美味しいと評判です。
サラダも毎回違った種類のサラダが出てきて、そしてまた美味しいです。

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餃子が入ったスープ、チュチュヴァラ(ペリメニ)が出てきました。

生ビールを飲みましたが、甘い味がついていて美味しくなかったです。
ウズベクでは、Sarbastとゆうビールがよく飲まれています。味は軽くて薄いですが、美味しいです。飲むなら瓶ビールのほうがええと思います。


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